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〜 大幅高。GDP好調で一気に上昇の巻 〜
TOPIX : 1596.42 (+27.66, +1.76%) |
日経平均 : 16289.55 (+267.06, +1.67%) |
円ドル : 117.75 |
本日の日経平均は大幅反発しています。最近の様子見要因とされてきたGDPが予想を上回る結果だったことを好感、東証1部の9割近くが上昇する全面高商状となりました。一方、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオに変更はありません。
新興市場は日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数共に上昇しました。主力市場の上昇を受け、既に年初来安値圏にあった新興市場でも幅広銘柄に買いが入りました。
直近IPO銘柄も軒並み上昇、ファンドクリエーション、スターマイカがストップ高しました。
◆ 本日の流れ ◆
相場には最近にない強さが伺えました。これまで前場は高くても後場は買い続かない展開が多かったのですが本日は午後に入っても大きく崩れることなく推移したことは、いかにGDPに意外性があって、相場も相当に調整が進んでいたかを示していると言えます。
しかし、一難去ってまた一難ではありませんが、今日はGDPの発表の他にあおぞら銀行が上場しましたが、初値495円となり、公開価格の570円を大きく下回りました。公開価格割れは予想されていたとはいえ多くの投資家が含み損を抱えている状態にあります。
一方では今回のGDPについても市場予想は上回ったとはいえ「国内の最終需要の伸びは鈍っている」として景気の先行きには懸念がつきまとっているとする指摘もあるほか、企業業績に関しても「控え目な見通し通りになる」といった不透明感が残っています。
◆ 明日の展開 ◆
明日以降の展開ですが、GDP、あおぞら銀という2大イベントを通過したことによるアク抜け感や、これまで懸念されていた景気減速や企業業績悪化という懸念が目先遠のいたことは事実であり、テクニカル的な要因も含め(買いの季節の到来)、売り込みづらくなっています。
日経平均もテクニカルの強気サインと共に反発に転じたとはいえ、25日線の16,476円近辺で上値が重くなる可能性が高く、一気に16,500円、16,900円更新とはいかないと思いますが、それでも今日を境に当面は昨日の15,913円が「ボトム」として意識されそうです。
相場環境が「雲一つ無い快晴」というのはそうあるものではありませんし、また、「雲一つ無い快晴」でなければ個別のトレーディングができないということでもないでしょう。少なくともGDPによって相場の下方硬直性が高まったことに注目したいと思います。
◆ 日経平均チャート ◆
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参考にして頂ければ幸いです。
相場を生きる!
◆ まずは一安心てとこですか ◆
今週は暴落と予想した者がいて、結構、本気で、1万5500円になるという意見が蔓延してました。GDPの予想がマイナスとみた証券もありました。実際には、開けてみればプラス2.0%と予想を上回った。
朝から相場は暴騰しました。新興市場株も朝から一斉に戻していました。いきなり暴騰ですから、このような展開は意外に扱い難いものです。落ち着いて、安定してから狙う、ということで良いと思います。慌てて狙っていくと、そこが高値になってしまうリスクがあるからです。
銘柄は、柔道の柔道着のようなもので、試合の時だけ着ればよく、常に着ている必要はない。持たないことが常であり、持つことは試合中を意味する。中には、試合を離れても常に柔道着を着ている人もいますが、着ていないことが基本とした方が良いと思います。
長期方針で7203 トヨタ自動車を買う人、これは別物です。資金があり、持ち続ける余裕の中で持つ。短期ばかりの資金では余るので、長期で狙うという方がトヨタ、ときにウォルマートを信じて西友の安いところを集めておく。これは、資金のない方には無縁の世界です。2、3年、ときに5年かけて狙う。
トヨタが1万円、すぐにつくわけがなく、また、トヨタ短期で狙えるケースはあっても、それならば、もっと有効な株がある(トヨタは、実際には結構短期で利用する人もありますが、それは手腕が必要)と思います。
6752 松下電器は2200円台、下げている時には、あまり良い評価もなく、良いニュースもありません。だから安いわけです。ところが、この株は、本日、大和が今後の期待株として取り上げたように、長期ではここは買い場と見られます。安いところを買っておく。下げるならもって買っておく。あくまでも長期狙い。
短期で資金作っている人は、やはり変動率に重点をおいている方です。つまり、ボラティリティ重視で、業績、材料よりも、動くこと、儲かるものを獲物にする、という考えです。この考えには大筋賛成ですが、反対のところは1点、半端な経験の方が、ボロ株で動く株にひっかかるとやっかいなこと。つまり、損するケースが多いので、低位の特に150円以下の株については注意が必要です。
ここで、IPOは公募割れが多くなってますので、昨年の158本のうち155本が公募より上げた夢のような年とは少し違ってきています。今後、IPOは、しっかり厳選すること。また、別のチャンスとして、スタートが静かに始まると、内容の良い株は安く買えることもあります。しっかり吟味することが重要になります。
◆ 業績好転でこれから見直し買い期待、中期、長期で妙味ある株 ◆
5405 住金 エネルギー関連、自動車関連として注目。
2702 マクドナルド 収益好調、24時間店の拡大。株高期待。
7750 ペンタックス 業績は好調、評価する証券が今後出る可能性あり。
6752 松下電器産業 競争力、今後の収益性期待。長期スタンスで。
4518 富山化 上げたところだけデイトレード。材料思惑大。
8001 伊藤忠 業績拡大、アゼルバイジャン石油開発投資期待。
3110 日東紡 IT需要の拡大と市況回復などから収益力増す。
1911 住友林 建材市況の拡大などから期待、会社計画は保守的。
◆ 本日のチャート ◆
昨日(今朝?)日経平均のヒサモト流トレンドチャートを初公開させていただいたのですが、以外に好評でして、「個別銘柄でなにか見せてくれ!」という要望が多くありました。時々ですが、私が実際に本日使っていたチャートを公開していこうと思います。月足、週足、日足でトレンドラインを引いていますので、参考にして頂ければ幸いです。
本日は、売買代金上位の常連であり話題の中心でもあるソフトバンク(9984)のチャートを公開させて頂きます。このチャートを使いながら節目での売買をおこなっています。また、楽天とソフトバンクは新興市場の牽引役(良い意味でもあり悪い意味でもある)にもなっていますので売買していなくても必ずチェックしています。運用する際の保有期間は数分〜3日位の短期投資のスタンスです。長期投資なんてまったく考えていません。考えるならいつも書いているトヨタやキャノン、松下なんか買っていればいいのです。私の場合は数日で利益が出る銘柄、ボラティリティ(値幅)のある銘柄が中心です。リスクもありますが、ロスカット基準さえ徹底しておけば怖いことありませんからね。
ヒサモト流ソフトバンク月足チャート ← ココをクリック!
殆ど見ることありません。当月の節目を確認するくらいですね。ちなみにこのチャート見てたら1年後が解らん(汗)
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結構見ます。週足には騙しが殆どありません。節目には必ず動きが止まります。節目処は勝負ですね(売りでも買いでも)。また短期でのスイングトレード(1週間程度)する際には役立つと思います。
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かなり見ます。数秒に1一度くらい(笑)節目で勝負をかけ、節目で売る。まだ上がりそう(一段高しそう)だったら節目で再度買い戻し。というスタンスです。また、月&週足チャートとは違い毎日微妙に修正しています。よって、規則性がないと思います。
チャートを見れば何処で買って、何処で売るのか参考になるのではないでしょうか。後、難しいのがロスカット基準となりますが、ここは感情抜きで、自分で決めた基準に達したら自動的にカットすることです。これに尽きますね。売った後に上昇する事はよくあります。しょうがないのです。
ちなみに私に場合は、自分のイメージと動きが違っていたらすぐにカットします。よって同値撤退&2〜3ティック負けのオンパレードです(笑)
また、チャートを見ていて思う事なのですが、力強く上昇する銘柄はきちんと押し目まで下げてくれません。良く上がる株はなかなか買えない。上がらない株は直ぐ買えてしまうって事。また、良く上がる株は上値の節目を簡単に突破するのに弱い銘柄は節目まで届きません。指値で売り注文出していてもそこまで来ないものです。これって皆さんもご経験ありませんか?(笑) これってかなり重要な事だと思っています。
相場トピックス
◆ 注目のGDP発表後の相場は ◆
重要なイベントの一つである7―9月期国内総生産(GDPは予想を上回る結果となりました。内閣府が寄り前に発表した7―9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%増、年率換算で2.0%増となりました。プラス成長は7四半期連続、実質成長率は4―6月期の前期比0.4%増(9月11日公表の0.2%増から改定)、年率1.5%増(同1.0%増から改定)に比べ拡大しています。個人消費がマイナスだったものの、輸出の伸びで外需の寄与度が拡大し、企業の設備投資も小幅な鈍化にとどまっています。
内閣府は今回、総務省が8月に消費者物価指数(CPI)の基準改定を実施したのに伴い、総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターを2005年4―6月期にさかのぼって改定しています。実質GDPを需要項目別にみると、個人消費は前期比0.7%減と、前期の0.5%増から2四半期ぶりのマイナスとなっています。民間設備投資は2.9%増と、10四半期連続の増加となりました。前期の3.5%増からの低下幅は0.6ポイントとなっています。民間在庫は、実質GDP成長率をどれだけ押し上げたかを示す寄与度がプラス0.3%となっています。国内需要全体の寄与度はプラス0.1%となっています。
輸出は2.7%増。控除項目の輸入は0.1%減。輸出の伸びは前期の0.9%増から拡大。輸出から輸入を差し引いた海外需要の寄与度はプラス0.4%。7―9月期の名目成長率は前期比0.5%増、年率換算で1.9%増で、4―6月期の0.2%増、年率換算0.7%増から拡大しています。GDPデフレーターは前年同期比0.8%の下落となりました。マイナス幅は4―6月期の1.2%下落(改定前は0.8%下落)から、0.4ポイント縮小した。GDPデフレーターに対してマイナスに寄与する原油などの輸入品目を除いた「国内需要デフレーター」は0.1%上昇となっています。
問題はこの結果を受けた投資家の相場に対する見通しの変化と言うことになります。GDPの数値については実質成長率(年率)の事前の市場予測の中心値は前期比+1.0%となっていましたから、+2%と言う結果に市場はサプライズと言う動きとなりました。特に昨日までの相場でマイナスを予想する向きも一部では出ていたようで、売り持ちしていた向きもいた様ですから、相場は素直に反応したようです。寄り前の発表でしたから、寄り付きより買い選好の展開となり、更に上げ幅を広げました。一時300円高近くの16300円台まで上げています。25日移動平均線である16476円が上値の壁となっていますから、戻り売りに押されましたが、反発の動きは予想以上に強かったようです。
更に直近で発表になった先週末の機械受注統計など市場予想を下回る経済指標が相次いでいただけに、今回の結果が市場にインパクトを与えるものになったようです。但し、この結果を素直に喜んでばかりは行かないと言う懸念を示す向きも少なくありません。今回のGDPはあくまでも7―9月期の数字で、この結果をもって先行きの景気認識が変わる可能性は小さく、又、中身を見るとそれ程強い内容でないとの見方も出来ます。在庫と外需の寄与度が大きく、個人消費が予想以上に減少しています。設備投資は予想に比べ鈍化はしていませんが、個人消費の悪さを設備投資で補いきれずに、外需に助けられた格好となっています。米景気の減速にもかかわらず、外需主導の成長と言うことになります。一部の見通しになるのですが、在庫に関して次の2次速報で下方修正される可能性もあり、全体の成長率も1次速報を下回る結果になるのではないかと言った予想もあるようです。少なくともこの予想に基づけば景気は減速していることになります。
更に当局の見方も慎重で大田弘子経済財政担当相は閣議後記者会見で、内閣府が同日朝発表した7―9月期の国内総生産(GDP)速報値が、実質で前期比0.5%増、年率換算で2.0%増だったことについて「(景気の)回復は確認されたが、いちばん気になるのは家計消費がマイナスの転じたこと」との感想を述べています。国内景気については「いまのところ腰折れの懸念はない」としたものの「注意してみていかなければならないのは消費とIT(情報技術)関連生産財の在庫の動きだ」との懸念も示しています。又、国内消費の見通しについては「暖冬であり、今後の動きは気掛かり。クリスマス商戦はIT関連の在庫にも影響するため、年内の消費の動きは少し気にかけている」としています。
7―9月期に家計消費が減少した背景としては、天候不順などの影響を指摘したうえで「1人当たりの賃金が伸びていないという点がある。この点は大変注意が必要だ」と語りました。物価動向については「GDPデフレーター依然としてマイナスだが、4―6月期に比べマイナス幅は縮小しており、デフレ脱却視野に入ってきている」との認識を述べたうえで、デフレ脱却の判断について「7―9月期GDPの改定値、07年度の確報などをみて判断したい」との考えを述べました。いずれにしても景気の先行きについて、今回の結果で安心が出来るものではありませんが、但し、株式市場にとってはむしろこの結果は最善のものではなかったのではないかと思われます。
と言うのも、年率2%を超えるGDPの数字となれば、恐らく日銀がどうしてもやりたがっている「利上げ」が年内実施と言う思惑で相場の重石になる可能性があったと言うことです。少なくも今回の結果から見える限りでは年内の利上げ実施は難しく、早くても来年に入ってからと言うことになります。確かに為替相場では強いGDPの数字を受けて円高に振れましたが、日銀の金融政策を直ぐに変化させるものではないようです。問題はこの先の見通しと言うことになりますが、仮に先行き10―12月期の実質GDPも年率換算で2%前後の増加を達成できるとすれば、これまでの景気減速懸念は後退することになります。外需の寄与度が0%程度まで落ち込むものの、内需が回復して補うとみると、設備投資は7―9月期が好調だった反動で伸び悩むものの、落ち込んでいた個人消費が0.5―1.0%増と持ち直し内需全体を押し上げる方向に向かう期待が高まることになりそうです。
従来の予想が弱気に傾いていただけに、今回のGDPの発表は、株式市場にとっては目先下支え要因として強い材料になりそうです。特に海外勢の今後の動向を見極める必要がありますが、12月の日銀企業短期経済観測調査(短観)の内容が堅調であれば、相場は年末高に向けた動きを発進することになりそうです。
◆ 引け後のニュースから ◆
42712 スターバックス(ヘラクレス)
今3月期業績を上方修正、経常利益で41億円予想を前期比14%増の43億円へと引き上げました。夏場に投入の新製品が好調、新規出店も好調で売上を伸ばしています。10月24日には日本進出後初の商品値上げを実施したことも好材料として意識されます。株価は5日移動平均線をサポートに上昇トレンド継続中、引続き上値を追う展開が期待できます。
明日からの推奨監視銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。また、チャートを見て過熱感があるものが多いので、飛び乗りは禁物です。しっかり押し目狙いで取り組みましょう!また、日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
5108 ブリヂストン
全面高商状の中ではブリヂストンも例外なく買われていましたが、原料高で1〜9月期は落ち込んだものの足元で原料高が落ち着き始めていることで単に「戻りを試す」ということではなく「新規資金の流入」に支えられている可能性が高そうです。また、信用取り組み倍率が0.95倍となっており、地合いが強い場合は買い戻しも膨らみやすいだけに、「押し目買い・吹き値売り」に適しているとも言えます。
6305 日立建機
千代田化工が好業績を発表し、コマツなどの関連銘柄も一様に動意づいていますが、やはり、世界的な建機需要というのは「過去形」のものではなく「現在進行形」のものと考えても間違いはないようです。この日立建機もたびたび手掛けられてきた銘柄であり、業績拡大も長期化していますが、さらに長期化する可能性が高いでしょう。株価も10月19日の高値2940円から調整が進んでテクニカル的にも過熱感が薄らいでいます。
6665 エルピーダ
そう大きく調整もしていませんでしたが、かといってテクニカル的にも過熱感はそれほどなく、ここで押し目を拾えれば確率の高いスイング・トレードが狙えそうです。DRAM専業大手の同社ですが、やはり、業績が好調です。特にたびたび指摘されているようにマイクロソフトの新OS「ウィンドウズ・ビスタ」の投入によってDRAM需要がさらに拡大する可能性が高く(メモリだけで少なくとも1ギガを推奨)、外資系JPモルガンも目標株価6500円で強気を継続しています。
8036 日立ハイテク
昨日13日に安値で200日線近辺まで接近し、底入れ感が強まっています。業績見通しは良好であり(半導体メーカーによる積極的な設備投資を受けて半導体製造装置の販売が伸びる見通しにあり、2007年3月期通期の連結純利益は当初の182億円予想から232億円予想へと引き上げられています)、当面は戻りを試す展開が続くと予想します。できるだけ高値を買わず下値を拾えば確率高いスイング・トレードが狙えそうです。
4751 サイバーエージェント
株価は1月の高値35.1万円からライブドアショックを受けて下落、200日線を大きく割り込む動きに。9月に一時的に反発する動きがあったものの引き続き上値の重い展開が続く。大和総研ではバリュエーション面では「誤解」とさえ言える割安感があるとして投資判断を「1」にしている。又、Web2.0関連銘柄が好人気となっており、ブログの普及やネットのプログラム技術の向上で「Web2.0」と呼ばれる新サービスが広がってきたことからも同社株もその恩恵を受ける企業として注目される。人気ブロガーを利用した新しい広告手法の開発や、ブロガーへのポイント還元システムを導入するなど、ブログのページビュー数を収益化する仕組みが整備されつつあることから、アメーバブログの収益化への確度が高まっているとの分析もあり評価は高い。特にアメーバブログのページビュー数が急拡大で、いよいよ次は「黒字化」へとの分析も注目される。
6920 レーザーテック
株価面ではPERはわずか15倍台で割安感が強く、チャート上でも年央に200日線を割り込んだ後、下値を固める展開に。ドイツ証券では投資判断を「Buy」。2008年6月期は半導体向けの伸長で利益率の上昇が予想されている。野村證券でも投資判断を「2」としている。
7735 大日本スクリ−ン
株価はPER20倍台とバリエーション的に割高感はない。年初の高値1311円を付けた後下押しの動きから200日線近辺を割り込む動きから800円台まで下押し、上値の思い展開が続いていたが、今回の中間業績の大幅に上ぶれ、通期予想も190億円から243億円にまで上方修正していることを好感する動きから急反発の動きに。JPモルガンでは、半導体製造装置のニーズが予想以上のスピードで拡大している模様とし、投資判断を「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げしている。 各証券の判断は強弱感が強いようであるが、日興シティグループ証券では業績の上方修正を評価、通期業績も上振れると予想しており、投資判断「1H」目標株価1560円としている。ゴールドマン・サックス証券でも目標株価を1290円としている。弱気の見通しを持つ向きも少なくないが200日線抜けから一段高の動きが期待される。 新光証券ではレーティング「1」目標株価を1560円としている。
明日の上場銘柄
3明日の新規上場銘柄はありません。
◆ 直近の上場銘柄 ◆
3059 ヒラキ(東証二部)公開価格1870円・100株単位
初値は公開価格を8%下回る1720円、その後下落に展示、終値は1615円の安値引けとなりました。今年最大のIPOあおぞら銀行と同日上場であること、東証二部の100株単位銘柄であることなど、人気薄に繋がる材料が多く、当初より公開価格割れが懸念されていました。1足、180円など、格安の靴を通信販売する企業です。商品企画は自社で、生産は中国の協力工場で行い、販路を通信販売主体にしてコストを抑えています。中国協力工場は400社で、20年以上かけてネットワークを築いたものです。今後は、より低コストの中国内陸部に強力向上の拡大を進める方針です。公開価格から14%下げた水準で引けましたが、それほど割安感がなく、手掛けにくい銘柄と言えます。
8304 あおぞら銀行(東証一部)公開価格570円・1000株単位
初値は公開価格を13%下回る495円、初値をつけたあと、517円まで伸びるものの、再び下落で終値は502円となりました。公開株式数6億株超に対し、本日の出来高は1.6億株強と少なく、当面需給面からの売り圧力が懸念されます。旧日本債券信用銀行が前身、経営破たんして一時国有化されていましたが、米投資ファンド、サーベラスが主体となって経営再建、8年ぶりの再上場となります。今年4月には長期信用銀行から普通銀行に転換、車載の発行や個人向け業務強化などを進めていました。同様に経営再建して再上場した新生銀行(旧日本長期信用銀行)のように、特色のある戦略を打ち出せるかが今後の注目となります。
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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