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     「FP久本の株式情報!」 vol.117 2006.07.18
 
 

7月18日(火曜日) 基調判断


本日の日経平均は5日続落です。前週末のNY株の下落を受けて14,700円台前半でスタートしたものの寄り付きが本日の天井水準であるかのように終日上値が重い展開でした。また、長期波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオには変更はありません。

今日に関しては日経平均も安く寄りついた後も「いいところなし」といった終日に渡る軟調な推移となりました。今日は前週末のNY市場の下落を受けて一段と外国証券も売買注文が弱気となり、差し引きで2880万株の売り越しとなったことも影響したようです。

同じ全面安商状であっても先週の金曜日にはまだ下げ過ぎのハイテク株の下値に大口投資家の買いも散見されましたが、今日は日経平均もザラバで目立ったリバウンドが見られなかったことからも揃って大口筋や長期投資家は様子見に徹したという格好でしょうか。

日経平均に関しては下値メドは14,680円と予想していましたが、アッサリと寄り後に割り込んでいます。こうなった場合の次なる下値メドは14,045円のザラバ安値をつけた6月14日の終値、@14,309円でありまた同日の先物の終値14,270円ということになります。

あるいはA14,020円(6月14日の先物安値)、14,045円(6月14日の日経平均安値)ということになります。無論こうした下値メドも環境次第であることは言うまでもありません。環境が一転して改善すれば戻りますし悪化すればさらに下値メドを割り込みます。

環境が一転して改善すれば日経平均は本日の安値14,480円をボトムにして浮上することとなり、反対に環境悪化が続けば@14,270〜14,309円、A14,020円〜14,045円、そして、以前にも申し上げましたがB13,890円を今のところ下値の最大目標値と考えています。

それでも、すでに割り込んでいる14,680円は「ややオーバーシュート気味」であることは間違いありません。なぜなら、14,680円はたびたび申し上げましたように14,045円から15,710円までの上昇のバランスの良い調整水準であり、これ以下は売られ過ぎなのです。

ですから、環境的に特別な悪材料が重なることがなく自然体であれば相場は下がりやすいのではなく上がりやすい状態にあるはずです。何がキッカケになるかはハッキリしないまでも今のところは来週から本格化する4〜6月期決算は大いに意識される要因です。

好業績が予想されている主力銘柄の中から4〜6月期決算の好内容に期待して狙われてくる銘柄もそろそろ出てきても不思議はないでしょう。本日の任天堂などがその一例ではないかと思います。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 全体調整 続行中 〜

日経平均は続落スタートですぐに下げ幅を拡大、後場に入って買い戻す場面もあったものの、前日比408円安の1万4437円の安値引け。地政学的リスクの拡大が重しとなる中、前週の米国株式市場の急落したことなどが影響、調整色を強める展開となっています。ゼロ金利政策の解除は既に織り込み済みとの見かたが強いものの、地合いの悪い中、改めて今後のリスク材料として捉えられている面もあります。東証一部の出来高は20億6384万株、売買代金は2兆5139億円と共に高水準まで伸びています。約1600の銘柄が下落する全面安の展開です。新興市場は主力市場下落に押され全面安で、ジャスダック指数、マザーズ指数、ヘラクレス指数ともが年初来安値を更新。「買い方」にとっては最悪の展開といってもいいでしょう。

では、日本株。反発の合図は何か?毎日のように書いていますが、NY株の反発と外国人の日本株離れが止まる事。これが合図です。では、明日の朝の対処方法となりますが、仮に明朝、NYダウが急反発した場合、日本株は殆ど買い気配になり寄り天井になるリスクがあります。つまり、下値を買いたい時には買えない、というジレンマが生まれます。だからといって、暴落している最中の押し目を狙うと、さらに下げてしまうリスクもあり、恐くて買えない。非常に方向感の掴めない展開です。株式取引は1日で終わるものではありません。明日も明後日も続きます。資金が豊富で下値を幾らでも買い集めれる方(例えば低位株であれば、180円を仕込み、170円も160円も覚悟して、2回、3回買うつもりで投資する)は別として、そうでない方は、明日も様子見ということです。

なぜ今、様子見なのかというと、損したくないからです。結果として損はしないでしょうが、下げている中で持つことは心理的には楽しくなく、そのような時間を過ごすのはイヤですから、普通は下げているところでは狙いたくない、というところです。ただし、ザラ場を見ることができない人は、日の変化に対応できませんから、覚悟して下値を狙う、というケースもあると思います。

その場合には、半端な株価の位置ではやらないことです。特に、信用残高が多い株は、これから一般の投売りが出てくるリスクもあり、予想以上に下げてしまうリスクがあります。本日の日本製鋼所、東邦テナックスも、買いの投げ、一般の投げで急落してました。買い付きが多い株が下げて、ようやく投げ売りが出てきたのです。

逆に、「空売り」をされる方は、本日のような日が一番おいしい日です。投売りが出る時、チャートが崩れて株価が下げてしまうところ、そこを狙って仕掛けます。「買い」でいえば、全体暴騰の時と同じ効果が、本日は空売り側に来たわけです。日経平均がどう見ても上がらない時、チャートが崩れている時、信用残高、空売り残高の比率崩れ、一般がギブアップする時、空売りは儲ける事ができます。

ここは、良い株も悪い株も、成長性も材料性も関係なく全面暴落ですから、こんな時には、自分で気にいっている株、将来に賭けたい株を長期で狙う人は、これからは絶好の仕込み場になってくると思います。2712 スターバックスの下値はどこだろうか。1万円から強気した株が7万円近くになり、今は4万円台。46000円で行くのか、4万円割れなのか、下値を見ていき、仕込みをするような展開です。

「全体の調整は1万4000円割れもある」という見方も出てきています。日柄的にも、ここまで壊れてしまったら、まだまだかかる、という見方もあります。相場は、地政学的なリスクで壊されてしまいました。ただし、だからそのまま永遠に下げ続けるということでもありません。ブラックマンデーを乗り越え、NYテロを織り込んだNY株。湾岸戦争も経験、さらに、あらゆるリスクとも戦ってきた相場です。

ここでは、押し目から復活する見込みの株をマークしておき、あとは、全体を見て、その日の変化で少しの利益でもリバウンドをとる、それが買いの方の運用方法となります。買いも空売りも出来る方は両面とれますが、空売りも一定のところまで下げてしまうと、今度は反発リスクが生まれますから、今後についてはノンビリは出来ません。ここでは、ポジション建てての外出はしないようにしましょう。


相場トピックス


〜 ゼロ金利政策解除 〜

先週末、日銀が5年4ヶ月続いたゼロ金利政策の解除を決めました。ゼロ金利政策の解除自体は既に半年以上前から何時のタイミングで行われるかが問題であって、株式市場などには9割9分織り込み済みと言うことになっていました。問題は実際に解除された後、その後の日銀の利上げのピッチの早さを見極めると言うことになっているようです。追加利上げが市場が予想しているような速さで進むのか、或いは景気を減速させてしまうようなピッチで追加利上げが実施されるのか、日銀の今後の手腕に市場が注目することになります。

専門家、特に専門家と言ってもその予想が当たる訳でもありませんが、今後の利上げのピッチについては、今年末から年明けに追加利上げがあるとの予想が多くなっています。ただ、日経平均株価に関しては来年3月末に向け1万8000円を目指すと予想する声が目立っていると新聞のアンケートには出ています。楽観的な見通しに過ぎませんが、利上げの見通しとして景気の減速などで、追加利上げは来年度以降にずれ込むと見る人が多くなっています。尤も日銀の福井総裁事態も「連続利上げは意図していない」と表明していますから、その言葉の通りを受けると来年3月ころまでに、0.25%程度の利上げが実施されると言う予想に至った訳のようです。

株式市場にとって重要なことは、景気が腰折れせずに利上げが実施されることです。景気回復の牽引役である企業業績が強い基調を持続させることが株式相場の上昇を演出ことになる訳ですから、日銀が物価か景気かどちらに軸足を置いた金融政策をとるかが重要なポイントになります。勿論金融政策が景気に軸足を置いたものであっても、国内の景気が回復基調を続けるかどうかは別で、最大の要因としてはやはり米国の景気動向次第と言う声もあります。カギを握るのは米国景気であるとして、ハイテク企業など米企業業績に陰りがみえることから、仮に米景気が失速すると、年内利上げ見送り派が勢いを増すと言う見方が強まっています。

先ほどの日経金融新聞のアンケートによりますと来年3月末までの日経平均株価の予想として、上値を1万7500―1万8500円と予想する向きが多く、上昇余地が大きいとみているようです。追加利上げがあっても、企業業績と外部環境の好転が相場上昇のエンジンになるとの見方です。中間決算の発表される10―11月には、通期予想の上方修正が相次ぐとの期待が強く、8月に米利上げの打ち止めが決まれば、調整色を強めている米国株が再び上昇に転じるとの思惑と言うか期待が強いようです。

更に、ゼロ金利政策も株式市場にとってプラス効果となるとの楽観的な見方もあり、「ゼロ金利政策の解除は景気回復の象徴。今後は海外資金の流入に弾みがつく」と言う見方をしている向きもいるようです。勿論、デメリットも当然割るわけで、信用取引を手掛けている個人投資家にとって、逆風になる公算が大きいのは、信用取引は証券金融会社がコール市場で資金を借りて、証券会社を通じて個人に貸し付ける比率が大きく、ゼロ金利解除で短期金利が上昇すれば個人の負担も増え、信用取引の縮小につながる恐れがあるとする見方もあるようです。但し、このデメリットは相場全体に与える影響は限定的のようであると思われます。

もう少し日銀側の立場で突っ込んで考えると、実は日銀の以降は別のところにあり、景気も重要ですが、自分達の金融政策を少しでもやり易い状況に持って行きたいという気持ちが強いようです。と言うのはこのままの状況ですと、仮に米国の景気が減速に傾き、日本経済に影響を及ぼした場合には、再度ゼロ金利、更には量的緩和策と言った政策に戻らざるを得ないと言うことになります。週刊エコノミストの論調によりますと、これを「すごろく」にたとえ、スタートが「量的緩和策」、先週までの状況ですと、スタートから1個目となりますから、何か異変がありますと、直ぐにスタートである「量的緩和策」に戻されてしまいかねないということになります。その意味でゼロ金利を解除し金利0.25%への進んだことで、「金利ののりしろ」が確保されたと言うことになります。但し、こののりしろも薄っぺらいもので、金利での調節を目指す日銀としては、もう一歩こまを進めておきたいと考えている訳です。もう一歩進めておくと、仮に異変が生じても金利だけによる調節が可能になります。その意味では日銀は景気の回復が鮮明になっているような経済指標がでれば、市場の予想を超えるピッチでの利上げを実施する可能性は十分にあると考えて良い様に思われます。いずれにしても、米国のFRBの金融政策に注目が集まったように、今後は日銀の金融政策にも目を配る必要が生じたということのようです。

〜 相場見通し 〜

金融政策が景気への影響を強めることは人的な行為として政策として如何にうまくやりこなすかで決まりますから、理解出来るのですが、今回の北朝鮮のミサイル発射や中東情勢の緊迫化などは、国の政策でどうにかなるものではなく、又、突発的な出来事して、株式相場は受け入れざるを得ません。地政学的リスクがあるからと言う理由で相場が押し下げられるということになれば、投資家としては指を加えて見ているだけと言う事になります。正に現状はそのような状況に陥っており、様子見姿勢からの売りに相場が下押しされているという展開です。恐らくこの状況を打破する為の最高のシナリオは時間が経過するということになろうかと思われます。目先どうなるかはその日その日の動きを見極めるしか方法がありませんから、どうしようもありませんが、もう少し長い目で見れば、日経平均の14000円台はほぼ確率高く買い場になると思われます。

〜 三菱UFJ証券の信用需給の良い銘柄、悪い銘柄 〜

信用需給の良い銘柄

2002 日清製粉
4507 塩野義製薬
6965 浜松ホトニクス
2801 キッコーマン
4204 積水化学
4114 日本触媒

信用需給の悪い銘柄。

1801 大成建設
6701 NEC
7911 凸版印刷
9831 ヤマダ電機
7012 川崎重工
5110 住友ゴム

〜 引け後のニュースから 〜

4919 ミルボン
6月中間期決算を発表、営業利益が前年同期比1%増、経常利益が同2%増など増益を達成しました。白髪染めが伸びたほか、トリートメント、スタイリング剤などヘアケア用剤部門が2ケタ増収となったことが業績を牽引、新工場の消却負担増をこなしての増益達成となりました。美容サロン向けのヘアケア製品専業でトップ企業で、通期では経常利益で前期比7%増を見込んでいます。直近の株価は25日移動平均線をサポートにしっかりの展開。株式市場の地合いが悪い中、目先は利益確定売りに押される展開も懸念されるものの、中長期的な株価上昇期待の銘柄です。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

5812 日立電線
特に目新しい新規の買い手掛かりは見当たらないもののフジクラ、古河電工、住友電工の電線大手3社に関しては情報通信事業など「脱ケーブル」によって業績の回復が進んで業績好調であることが報じられていますが、この日立電線に関しても半導体実装材料TABが好調なことや電線・ケーブルも高い需要の伸びに支えられて今通期業績も増収増益、来期も連続して増収増益が見込まれています。チャートを見ると折しも一山を駆け下りた格好をしており、買い安心感があります。

6502 東芝
特に新規の買い手掛かりは出てきていないもののチャートからは6月14日の安値652円に対する「2番底」を探りにいっていることが伺えます。本日の前場は200日移動平均線である674円に迫る675円の安値を記録、午後に入ると一時688円まで買われる場面がありましたが売り物に押されて再び670円台に押し戻されています。今日で下げ止まったのかどうかは何とも言えませんが、ここからは下げても限度があると予想、押し目を狙ったスイング・トレードは十分に有効ではないかと考えられます。

6762 TDK
100株単位。本来であれば売り込まれるような銘柄でもなく、あくまでもNY市場が軟調であるとかハイテク銘柄が安いとか外国人が日本株を売り越しているといった外部環境が悪く、TDKそのものの固有の悪材料で下げているわけではありません。6月14日には一時8000円を割り込む7990円を記録しましたが、現在の水準も売られ過ぎ感が強い状態です。押し目を拾えれば確率高いスイング・トレードが可能と考えます。

9022 JR東海
環境不透明が続くという想定をすればディフェンシブである同社は注目されるはずでしょう。万博終了後も大企業の業績好調を受けてビジネス需要や景気回復によって個人の需要も堅調、今期も輸送は順調に推移しており、2007年3月期通期の業績見通しも来期業績も安定感があります。弱気材料を探すのが難しい銘柄でもあり、相場全体がボトムに近いとすれば時価水準からの株価の下方硬直性にも期待があります。

6914 オプテックス   
株価は1月の高値3510円を付けた後下押し、200日移動平均線も下回る動きとなっているが、防犯カメラなどの需要増加への期待が広がっていることで、下値固めから反発の動きに転じると想定される。立花証券では強気見通し、4月からセンサ技術を武器に自動車のドライブモニタ分野に参入し、新製品投入効果と欧州立て直しにより、会社計画を上回る業績拡大へとの評価。 自動ドア用センサーでも海外での需要拡大など事業機会は多いとの見方です。

2389 オプト    
株価は年初の高値86.5万円から急落、75日線、200日線で反発の動きに。同社社長のインタビュー記事が報道されており、電通との事業提携を通じて、2007年12月期に連結売上高412億円(前期推定比2.3倍)、経常利益33.5億円(同4.1倍)を目指す予定。メルマガ広告の新会社を設立したとの報道も材料視される。この電通との提携などから今期の会社計画が達成可能であり、同社の戦略的な施策が評価される。三菱UFJ証券では投資判断を「1」にしている。電通との提携でナショナルクライアントからの受注が期待されています。

9989 サンドラッグ    
株価は年初の3850円の高値より上値の重い展開となっているが、200日移動平均線割れから下値を固める動きで反発のタイミング待ち。メリルリンチ証券では、目標株価を3600円、投資判断「買い」としている。業界平均を上回る中期成長性からプレミアムを付与している。クレディ・スイス証券では「OUTPERFORM」目標株価を3600円としている。メリルリンチ証券では「買い」としています。

8166 タカキユー  
株価は4月に800円の高値をつけたが、全体相場の影響で下押し、200日線を割り込む動きであるが、業績が上向いていることや、バリエーション的な割安感もあり、再度高値を目指す動きに転じるものと思われます。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

3404 三菱レイヨン  
MMA樹脂では首位、炭素繊維では3位の企業です。合成樹脂に強みを持っており、足元では、液晶パネル向けの輝度向上用プリズムシートの需要増などが業績を牽引しています。プリズムシートは6月から生産能力を5割増に拡大、需要増に対応しています。他社では1ユニットに対し2枚のシートが必要なものの、三菱レイヨン製品は1枚で済むことから、シェアが拡大している商品で、再度の増産期待も出ています。今3月期は経常利益で前期比47%増、最終益で35%増の利益急増が見込まれるものの、退職金給付会計における数理計算差異の消却に伴うものですが、実質ベースでも増益は確保、更に足元好調を受け、業績上ブレの可能性も指摘されています。株価は全体安の中、調整中ながら、直近安値775円が下値メドとなります。時価水準でPER14倍台と非常に割安感があるほか、1円増の年10円配が予定されており、1.3%の利回り面からも注目です。株式市場の地合い好転と共に、1000円の大台を目指す展開が期待できます。


明日の上場銘柄


3811 ビットアイル(ヘラクレス)公開価格55万円・1株単位

ネットでゲームや音楽を配信する企業にサーバー設置の専用ラックや電源設備を提供する、インターネットデータセンターを運営する企業です。データセンターは筆頭株主である寺田倉庫の倉庫を改修して利用しています。賃料が安く、低価格でのサービスが提供できるほか、設備の拡張性が高いことが強みとなっています。コンテンツの大容量化に伴い、既存顧客からの設備拡張が続いており、今7月期は経常利益で前期の4.5倍、4.52億円が見込まれています。資本の充実を優先するとして、当面配当は見送りの方針です。上場に伴う調達資金約14億円は、現在焼く50億円を投じて拡張している設備投資に充てる、としています。公開価格のPERは36倍台となります。この水準には割高感はなく、高い成長性と事前の人気から、初値の上昇率は高い銘柄です。しかし、株式市場が全面安と地合いが悪い中、ロックアップのかかっていないベンチャーキャピタルの保有が多いことが懸念材料となり、株価の伸びが抑制される可能性が高いです。初値予想:90万円〜100万円



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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