【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.81 2006.05.27
 
 

5月26日(金曜日) 基調判断


昨日26日の日経平均は米国株の上昇を受けて高くスタートして前場は堅調に推移、午後は前場の反動で揉み合う場面もありましたが、総じて堅調な展開が続いたと言えるでしょう。また、引き続き長期のトレンドが上昇基調であるとするシナリオも変更はありません。

波乱に富んだ今週も日経平均の格好としては水曜日の安値で底入れしたかのように見えます。しかし、そう見えるだけであって昨日(26日)の時点ではまだ断定することは難しいでしょう。水曜日から戻りに転じたと確信できないのは外国人の売買動向が一つの理由です。

売り越し株数で今年最大となった火曜日、そして、水曜日に一転して2080万株の買い越しに転じたかと思えば木曜日は1130万株の売り越しに転じ、昨日(26日)はさらに売り越し株数が増えて2040万株の売り越しです。売り買いしている中身はどうあれ不安定な状態です。

少なくとも今年の中でも相当な安値圏にあるにも関わらず今週の外国人の動向は買い行動よりも売り行動が目立ったのではないでしょうか?下落して株価水準は低下したものの外国人の眼には日本株が割安で魅力的な投資対象とは映っていないのかもしれません。

日経平均が格好だけは底入れしつつあるように見えても外国人という買い主体が積極的でなければ個別の値動きにしても反発したかと思えばすぐに売られる落ち着きのない動きが続くことが予想されます。今日の地合いも週明けに引き継がれる保証はありません。

また、高水準に積み上がった信用買い残や裁定取引の買い残の整理が進んでいないことも懸念要因を無理に意識するつもりがなくても事実として懸念される要因です。買い残の整理が進むには株価上昇よりも強制的に「投げ」が進む急落が好ましいとも言われます。

その意味では急落でアク抜け感(買い残の整理が進捗)で戻る、しかし、戻れば高水準の信用買い残と裁定残とで売り圧力がかかって売られる、日経平均はそのような動きが週明けも続きそうです。来週は下値15,500円〜上値16,100円のボックスが予想されます。

相場全体が「本格反騰」となったことが確認できるまでは個別株も神経質な売り買いが予想されますが、引き続き狙いは売られ過ぎた銘柄や業績変化率の高い銘柄に戻りの妙味があると予想します。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 来月期待ですね! 〜

4〜5月と、波乱の中での運用は、買い主体で動くにはかなり難しい環境でしたね。(私も勉強させられました。)そのため、長期保有する人も目減ってしまい、さらに中期的なトレードでも、9割以上もの銘柄が下げてしまった展開では損切りとなり、効率が上がらない相場だったと思います。

長期運用の方は、ここでの下げは慌てる必要もなく、余裕がある方は、トヨタでも松下でも、ソニーでも買い増しされている事でしょう。いずれ日経平均が上がればみんな上がる展開と思います。仮にここから下げても慌てなくていいと思います。私には出来ませんが、「下げたら買い増しあるのみ!」ですね!GDPがプラスで、今後の企業業績の行方を考えると、長期で考える場合、内容の良い株を持ち続けることで効果がでてくると思います。

スイングトレードする場合は「損も出る可能性を承知した上で持ち越す覚悟」が必要になります。まだまだ市場は不安定です。このような時期は上げたとしてもすぐ利食い売りがおこります。よって、スイングの魅力である値幅を狙えません。絶対損したくない方は、もう少し確率がアップする地合を待つ必要があると思います。まずは、日経平均、特にNYダウの動向が落ち着くのを待つ必要がありそうです。ちなみに私の場合、今はスイングしません。世界株の動向(特にNYダウ)や外国人の売り買い動向次第で大幅GDもありえるからです。実際、10人やったら8人儲かる相場が、年間に何度かやってくるそうです。今の地合は乱高下が激しすぎるので、こんな時期に取り組んで損したらお金がもったいなく思います。損したくない方はひたすら、時期を待つことですね。当たり前のことですが、買わなければ損はしません。

トヨタやソニーは、短〜中長期では、なかなか上がってこないと思いますが、結局のところ日経平均が乱高下しながら浮上していき、日経平均が2万円になった時点で上がっている。という筋書きが浮かんできます。ソニーも上がると思います。

今後期待できる銘柄です。 ご参考にしてみてください!

2056 日本配合飼料
2109 三井製糖
2353 日本駐車場開発
3002 グンゼ
3349 コスモス薬品
3713 ネットマークス
4022 ラサ工業
4004 昭和電工
4201 日本合成化学工業
4506 大日本住友製薬
4516 日本新薬
4674 クレスコ
4692 アルゴ21
4722 フューチャー
4848 フルキャスト
5011 ニチレキ
5214 日本電気硝子
5453 東洋鋼鈑
5938 住生活グループ
5988 パイオラックス
6355 住友精密工業
6368 オルガノ
6406 フジテック
6419 マースエンジニアリング
6473 ジェイテクト
6768 タムラ製作所
6911 新日本無線
6951 日本電子
7242 KYB
6985 ユーシン
7270 富士重工業
7724 金門製作所
7704 アロカ
7616 コロワイド
7943 ニチハ
7873 アーク
8088 岩谷産業


相場トピックス


〜 外国人投資家動向 〜

米国株動向が現状の日本株を最大に左右する要因です。実はそれ以上に影響を及ぼしている最大の主力投資家が外国人とすれば、外国人投資家の動向がそれ以上に影響を及ぼしているといえます。その外国人ですが東京証券取引所が先日発表した5月第3週(15―19日)の投資部門別売買動向(によると、売越額は3597億円と4月第2週の3961億円に次ぐ今年2番目の高水準に膨らんでいます。

売り越し基調に転じた4月第2週からの売買は累計で7198億円の売り越しと、今年と同様に相場が下げ基調を強めた2004年、2005年の同時期を大幅に上回っています。例年4―5月は外国人が日本株を売り越す傾向が強くなっています。上場企業の3月期決算発表シーズンで決算の内容を見極めたいとして積極的な買いが手控えられるほか、海外ヘッジファンドが5月の決算期末を前に利益確定などの売りを出すことが背景とされています。実際に2004年は4月第4週から4週連続で売り越し、累計の売越額は4367億円に達し、2005年は売り越し基調に転じた4月第2週から9週間の売買が3668億円の売り越しとなっています。

また、外国人投資家による日本株の売り買いも過去最高となっており、東京証券取引所の5月第3週(15―19日)の東京、名古屋、大阪の三証券取引所の合計売買代金は、ライブドアショックが生じた今年1月第三週以来のことだそうです。外国人投資家の日本株の売り買いが相場に大きな影響を与えている事は投資家の多くが感じ取っているのですが、実際に相場を牽引している外国人と個人投資家の売買の割合を見ると以下の通りの数字となっています。

投資家別の株式委託売買代金ベースのシェア推移(%)
期間  個人 外国人 法人・
機関投資家
法人・
投信
2001 18.0 51.8 22.0 2.8
2002 23.1 49.5 19.1 2.3
2003 27.4 46.1 17.2 2.1
2004 31.8 47.9 12.1 2.3
2005 38.0 45.1 9.9 2.6
2006年4月 37.2 49.1 7.5 2.6
5月第1週 35.7 52.1 7.4 2.4
5月第2週 29.5 57.9 7.9 2.4
5月第3週 27.0 59.4 8.9 2.3

今月第三週の外国人投資家の売買動向の数字を挙げると、売りは約6兆6795億円とこれまでの最高に比べ6.8%増え、買いも約6兆3198億円で、同じく0.7%上回っています。売り越し基調が続いているのですが、5月の第三週で言えば東証1部の売買代金ベースでも外国人の売りがこれまでの過去最高に比べて6.6%、買いの方でも同じく0.7%多くなっており、2週連続での更新となっています。先ほども言いましたが、外国人投資家の売りが続いている最大の要因は5月は日本株に投資している投資信託(ファンド)が決算期であるところが多く、利益確定の売りが多くなっているからであると見られています。そのため市場の期待は6月以降になれば、株価は回復するということがあるようです。

 外国人投資家の次に影響の大きい主体が個人投資家ということになりますが、東証の売買代金シェアで見ると、個人投資家のシェアは2000年以降着実に増えてきているのが表でも明らかです。2001年と2005年の年間平均シェアを比較すると、個人投資家は2割以下から2005年は4割近くに達しています。「貯蓄から投資」へという政府の方針の下、特に2005年移行はネット取引が増加したことがシェア拡大の要因となったようです。

 ただ、ここに来て少し様子が変わって来ているようで、5月の三市場の週別シェアをみると、個人投資家第二週以降シェアが三割を切っており、株価急落に伴い売買高げ減少している傾向にあります。外国人投資家の売り越しに加えて、個人投資家の市場参加が減少していることが最近の株価下落の主たる要因であると見られています。

 特に個人投資家の売買シェアが8割に及ぶと言われている新興市場株が5月に入って各指標が年初来の安値を更新し、極端な下げを演じる銘柄も出ていることなど、個人投資家が大きな役割を果たしているようです。個人投資家の売買が減少している件について、保有株を担保にして取引している投資家が、株価の下落により、株式口座の保証金が不足し、保有株を売って口座に入れる証拠金にするのではないかとの懸念が出ているからであると見られています。

 実際に米国株市場の動向次第では6月の外国人投資家の動向も分からない面もあり、外国人の売買シェアがこのまま上がり続けるのは些か、相場を不安定にさせる要因にも成りかねません。むしろ相場の落ち着きによる、個人投資家の復活から相場を下支えすることがより望ましい動きであるように思われます。当然新興市場の盛り返しが必要になりますが6月はIPOも多くなると言うことで、その面からの個人投資家の復活を期待したいところです。今後もこの売買シェアには十分に注意を払う必要がありそうです。

〜 引け後のニュースから 〜

73315 三井鉱山
三井鉱山が前3月期業績を発表しました。経常利益で前々期比16%減、最終利益では同98%減と大きく落ち込みました。また、今期見通しも、売上は前期比20%増を見込むものの、経常利益は前期比62%減と大幅減益見通しとなっています。コークス価格の下落などが影響するもので、予想以上の減益幅となります。一方で最終利益は特別利益の計上もあり、前期の34倍、77億円見通しとなっています。株価は下降トレンド継続で、年初来安値圏に低迷しています。ただ、前期で負の遺産処理終了となったこともあり、目先の株価反発が期待されます!


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

2109 三井製糖
ここもと小幅なが続伸歩調で強含んでいますが、チャート的にも安心感があり、今後の活躍に再び期待が集まっています。すでにたびたび材料視されていることですが海外では石油代替燃料としてガソリンにエタノールを混合していることからエタノールの原料となるサトウキビの需要拡大に関心が集まっており、やや思惑先行かもしれませんが世界的なエネルギー不足という環境を考えれば人気再燃の可能性も十分にあります。買いの狙いは499円〜502円でしょうか。

8227 しまむら
100株単位。今週は日経ビジネスの5月22日の特集を受けてスタートしましたが相場全体が波乱の週だっただけに特に大きな上げはありませんでした。それでも、内容は文句なしの企業であり、ここから新規投資をする分には今週の全体の波乱の展開はむしろ好都合だったと言えます。昨年末の17,000円台はやがては更新されると予想しますが、当面のターゲットは4月の15,000円台でしょうか。ということは今の13,000円台は素直に仕込んでいけると考えるのは楽観的すぎるでしょうか。買いの狙いは13,370円〜13,420円をお奨めします。

9020 JR東日本
「売られすぎている銘柄」と言えば、このJR東日本はチャートからも出遅れ感が非常に強くなってきているだけに、ここからは戻りを狙っていけそうです。強気をしている外資系大手によれば会社側の鉄道収入予想は控え目ではないかとしており、チャートの出遅れ感もありますが時価の81万円台はお買い得水準と考えられます。当面は5月の急落前の90万円台、ロングランでは株価100万円台がターゲットではないでしょうか。ディフェンシブ、内需といった切り口とは関係なく出遅れです。買いの狙いは81.3万円〜81.5万円でしょうか。

9433 KDDI
25日線(704880円)を大きく上回り上昇トレンドをキープしている状態で、押し目買いで素直に臨める銘柄の一つと考えられます。特に新規の買い手掛かりが出てきたわけではないですが(ソニーと携帯共同開発といったことが報じられたあとは)、「携帯」という市場の「勝ち組み」として大きな存在であることは間違いなく、特に外資系大手の一角では2008年3月期の伸びが業界内でも最も大きなものとなるだろうとしており、株価の上値余地は大きいとしています。PERも割安感があり、現在の水準で仕込む価値は十分にありそうです。買いは73.0万円〜73.2万円でしょうか。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

2503 キリン
来年7月に持ち株会社への移行を発表によるグループ経営体制の構築と、今12月期の第1四半期決算が好調にスタートしたことが注目材料となります。ビールは横ばいながら、第3のビール「のどごし」がフル寄与、発泡酒「円熟」の好調もあって、第1四半期は売上が前年同期比12%増、営業利益が同3.2倍と絶好調スタートとなっています。5月発売の「お茶のチューハイ」など新ブランドも注目です。来年7月の持ち株会社化に向け、キリンビバレッジは完全子会社し、医薬事業を分社化するなど、積極的で迅速な投資が可能となることが一番の注目材料となります。国内の酒類市場は人口減少に伴う縮小が見込まれており、これを医薬品、海外事業などへの積極的な投資を通して促す方針です。各調査機関の評価が高まっていることも支援材料です。11日付けではメリルリンチ日本証券が強気の投資判断「買い」継続で目標株価を1700円から2400円に引き上げ、12日付けでは、みずほ証券が投資判断を中立の「3」からやや強気の「2」に引き上げ、目標株価を2100円に、15日付けではモルガン・スタンレー証券が強気の投資判断「オーバーウェイト」継続、目標株価を1790円から2020円に引き上げています。株価は25日移動平均線を強力なサポートラインに上昇トレンドを継続しています。12日に付けた年初来高値1915円からやや調整したことで過熱感も後退しています。来期に向けた業績拡大期待から2000円の大台乗せを目指す展開が見込まれます。


今週の気になる銘柄!


〜 マルハG本社が意外高 〜

千葉・銚子漁港に上がった真イワシのセリで通常値の10倍の値が付いた、と報じられ驚天させられたがイワシだけでなく、鮮魚卸値が引き締っている。前述イワシは東京の寿司ネタ向けと伝えられたが景気がよくなっているのと肉に比べ健康志向がサカナに向っているものとおもわれます。
その辺りから外資系大手JPモルガンがマルハグループ本社(1334)をカイ推奨を始めています。地合いが悪いので株価にさしたる動きがなかったものの日経平均が反発に転じた5月24日に300円を付け、今年の高値のフシ目に到達。昨年7月に338円、同9月に321円の高値があり、この二つのフシを抜ける公算となってきています。市場の目がこれまで買われなかったセクションに向いており、しかも円高有利の業種のトップメーカーということで意外高狙い。マルハG本社は塩水溶精糖を完全に手放すとともにペットフードへ再参入した。競争過多の砂糖から原料事情の分るペットフードの成長を取った模様。
今期は得意のすり身が伸び、また円高により赤字であった合弁などでのエビ輸入の収益が改善。また、今期に含められているM&A(合弁と買収)事業での成果も期待できそうです。加えて5月22日に打出した7つある荷受け会社の統合も合理化と規模拡大による売上げ増を可能にすることで注目されています。

〜 三菱ガス化のレシオ20倍台割れ 〜

三菱ガス化学(4182)の業績好調が注目されていたがさすがに5月中旬の全面安で反落した。5月8日の1610円の高値から 日(水)には1328円と11%の押しを入れました。
主力メタノールや高機能樹脂の伸びが続く公算で同社は今期から3年間で設備投資を過去3年比4割増やす。1年に400億円投資することとなり、主力メタノールの内外の工場増設やポリカーボネイト等の樹脂の生産増強をして需要増に応える。同社は総資産に占める借入金等有利子負債の比率は06年3月期(前期)で30%と中間目標に掲げた同35%を下回わり、財務の改善も進んだ。このため積極投資へ転換。
今期の業況も明るく、ポリカーボネイト樹脂が液晶部材に伸び、プリント配線基板材の電子材料も好調だ。医薬品原料等のメタノールはブルネイ国営企業と合弁で新プラントが来年にも稼働。そのため今期の需要増には市況高の恩恵をは受け模様です。
また、紙パルプの無公害標白剤である過酸化水素の需要も環境重視から伸びており、好調の3本柱(メタノール、電子材料、高機能プラスチック)につぐ収益寄与要因となっています。
好業況により、今期のEPS(一株利益)は71円(前期71.5円)が最低線で見込めそうです。時価1320円台はレシオ19倍と第1部平均(22倍)以下であり、絶好の押し目買いではないでしょうか。

〜 トレイダーズ証券は妙味増す 〜

円高に始まる外為市場の活況で一般顧客の外国為替証拠金取引が急増していると伝えられた。ここ数年来、個人による外為証拠金取引が増え出したのであるが4月下旬以来の円高転換期に株式低迷が強まったこともありネット投資家が外国為替市場に向ったのではないかとみられています。5月下旬発表の某経済誌はまるごと外為証拠金取引の全容を特集。先物取引の中でも同取引は分かり易く、たとえ損をしても5〜15%で済むので今後、人気は定着していくのではないでしょうか。
その点で専業で数少ない上場会社のトレーダーズ証券(8704・ヘラクレス)に注目。時価は130000円台(1株売買)で今春1対3の分割後妥当地170000円のはるか下値に落ち込んでいる。100000円台を割る場面もあったが5月19日に今3月期の好決算見通しを発表したのを好感し急反発。
同見通しは営業収入69億円4000万円と前期54億4000万円の27.4%増、経常利益16倍9000万円と前期の7億5000万円の2.2倍となる。EPSは3990円で800円配当(前期500円)の方針。配当性向を20%としているので利益が上乗せされれば増配しそうです。
この好見通しは慎重予想の多い今期決算で外為証拠金取引が当分おさまらないとみるのと日本の大証の日経225先物・香港のハンセン指数なども含め、今年は同社が得意な先物がブーム状態となる公算を映したものだ。実勢はもっと良いのかも知れない。
同社株はちょうど時価から倍の260000円まで上げると昨年高値780000円と権利落ちを埋めることになります。そうなると2株がまるまる含み益となる。好実態であり、9月の中間決算が出る頃には200000円台に乗るのではないか。今後、楽しみな株ですね!

〜 ネットビレッジを狙う 〜

IT(情報技術)でモバイル(携帯製品)サービスが伸びているネットビレッジ(2323)が注目される。主業の携帯電話でPCメール利用可能な「リモートメール」を核とした携帯向け事業とゲーム機ソフトを展開して来たが今3月期は「リモートメール」会員増でモバイルサービスが想定上回わるスタート。
また、関係会社3社を連結するとともに人件費を増やさないで営業力を強化し増収を図かる。まだ期初に繰越損8億円があるが収益力強化で期間収益で解消を図かっています。
株価的には人気圏外にあるが300000円台割れし290000円処が当面の底となるのではないか。
同社株には筆頭株主など大株主何人かが株式を手放す意向を見せているとされ、これが近く決まり、新たな大株主が登場するとの見が市場の一部にある。
新興市場は相場が崩れ、買いづらい時であるが玉移動後アク抜け感で株高となる公算大。一説には420000円処が玉移動値とされる。ここは目の放せない株となりそうです。

〜 ルネサンスがW杯で急浮上 〜

ワールドカップサッカー・ドイツ大会が迫って来た。日本は6月9日初日にオーストラリアと対戦。決勝リーグに駒を進めると一層盛り上って来ると思われます。株式市場は同サッカー関連として、オフィシャルスポンサーのキリンビール(2503)、テレビのスカパー(4795)、フジテレビ(4676)、電通(4324)、近畿日本ツーリスト(9726)などひととおり買ったフシは見受けられます。
ただ、ここにきてルネサンス(2378)が買われ出しています。同社はスポーツクラブを全国展開する高成長、好収益企業。今期は浦安市(千葉)など7出店し合計85店舗となる。予想EPS(一株利益)は89円で前期を10ポイント以上、上回わる。ワールドカップにより、スポーツ熱が高まり、スポーツジムなどクラブ施設利用者が増えるというのがチャームポイント。ほぼ1ヵ月の同期間中にレシオ30倍の2700円はあると市場筋は期待している模様です。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
Eメール:info@e-alp.com
Tel&FAX:092-593-5759
〒816-0831 福岡県春日市大谷8-106-1-403
FP久本の全てがわかる!?
「保険見直しを成功させるヒント,実践のポイント」
無料Eメールセミナー随時配信中!(PC専用)
今すぐクリック!
 ↓↓↓↓↓
http://www.e-assistlive.com/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
   
     
お世話になっております
  


過去の記事
  
13.2006.04.07
14.2006.04.07
15.2006.04.08
16.2006.04.08
17.2006.04.09
18.2006.04.09
19.2006.04.10
20.2006.04.10
21.2006.04.11
22.2006.04.11
23.2006.04.12
24.2006.04.12
25.2006.04.13
26.2006.04.13
27.2006.04.14
28.2006.04.14
29.2006.04.16
30.2006.04.16
31.2006.04.17
32.2006.04.17
33.2006.04.18
34.2006.04.18
35.2006.04.19
36.2006.04.19
37.2006.04.20
38.2006.04.20
39.2006.04.21
40.2006.04.21
41.2006.04.23
42.2006.04.23
43.2006.04.24
45.2006.04.24
46.2006.04.25
48.2006.04.25
49.2006.04.26
51.2006.04.26
52.2006.04.27
54.2006.04.27
55.2006.04.28
56.2006.04.28
57.2006.05.01
58.2006.05.01
59.2006.05.02
60.2006.05.02
61.2006.05.05
62.2006.05.07
63.2006.05.08
64.2006.05.08
65.2006.05.09
66.2006.05.09
67.2006.05.10
68.2006.05.10
69.2006.05.11
70.2006.05.12
71.2006.05.15
72.2006.05.16
73.2006.05.17
74.2006.05.18
75.2006.05.18
76.2006.05.19
77.2006.05.22
78.2006.05.23
79.2006.05.24
80.2006.05.25