【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.52 2006.04.27
 
 

4月27日(木曜日) おはようございます


海外市場動向(4/26)

NY株式 ダウ  11354.49ドル(+71.24ドル)

     ナスダック 2333.63 (+3.33)

シカゴCME日経先物  17110円 (大証比 +20円)

NY原油先物価格(期近)  71.93ドル(−0.95ドル)

本日の外国証券の動向。

5日ぶりの買い越し。本日は反発色強い。
売り 2830万株  買い 3200万株 差っ引き 370万株の買い越し。

おはようございます。米国株式相場は好調な企業決算の発表を受けて買い優勢の動きとなっています。金利上昇懸念は依然強いのですが、昨日の下げの反動からの自立反発の買いが入ったことや、米耐久財受注額やベージュブックなど強い経済指標の発表などから堅調な展開となっています。

米国の利上げ継続、日本のゼロ金利解除と日米とも金利動向に神経質な展開が続いています。その金利動向を見極める意味でも週内に重要なイベントが両国で実施される予定です。まずは米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、27日の上下両院経済合同委員会での景気見通しに関する証言をしますが、その場において「かなり強気な判断」を明確な表現で示すだろうとゴールドマン・サックス証券では見ているようです。又、同証券は、しかしFRBがいつ引き締め政策を止めるかについての手掛かりを求めようとするならば、金利政策の判断は指標次第になっているので、期待はずれに終わるだろうと指摘しています。「市場心理からみて、こうした透明性の欠如は、金融緩和期待派の材料よりも、引き締め派の材料になりやすい」とも語っています。

一方で、日本銀行は28日に4月の「経済・物価情勢の展望」所謂、「展望レポート」を公表します。日本経済の下ぶれ要因として、石油価格の上昇が悪循環につながることに注目するだろうと日銀に近い関係者は見ているようです。石油価格の上昇が米国の消費支出を損ない、米国の経済成長を減速させる。これが結果としてドル安と長期金利の上昇につながり、長く続く日本の景気回復を妨げることになります。一方、ゼロ金利政策による景気刺激効果により、国内経済が強まり、物価が上昇することを、上ぶれ要因とするかもしれないが、こうした両方のリスクが、28日の展望レポートでは示されることになるだろう。と見ているようです。いずれにしても両国のそれぞれのイベントを注視する姿勢に変わりはないようです。


相場を生きる!


反発期待強まる。

NY市場はダウはしっかりしているものの、ナスダックは小幅高。CME Nikkeiも大阪比 20円高の17110円。海外も日本市場はGWモードか?と思ってるのか、それともアメリカでもっとも有名な日本企業、ソニーの決算を待っているからでしょうか?

思えば3年前、ソニーは決算発表した翌日、あの有名なソニーショックを演出したどの銘柄よりも日本経済に影響力のある企業なんです。今日はそれに尽きると思います。確かにTVは松下、シャープが先行し、音楽はipod、ゲーム機に関してはリード役ながら任天堂に猛追を受けています。どの分野においてもしのぎを削って頑張っています。外資系の売買動向はわかりませんが、おそらくインパクトのある買い越しではないでしょう。ソニーの決算を見て、外資も動く。大げさに言っても、決して外れではないと思います。あとこの材料が刺激になればの希望ですが、昨日ホンダが株式分割を発表しています。決算の数字だけの発表なら、そうだろうなという認識程度でしたが、相場全体がこれから以降押し上げる材料になるとすれば、高株価の国際優良株にインパクトはでるのか?東証が分割を促進しているなら、その他の企業も同様です。

新興市場はリバウンドが持たず、テクノマセマティのような銘柄に下方修正が出るときつい。もう少し時間をおいてのタイミングでしょう。その他では蝶理の監理ポスト行きの影響に炭素繊維関連で値を飛ばした東レの動向が注目されます。

今日のポイントは国際優良株の動きがでるか?長期ならともかく決算発表銘柄のポジションは軽くしておきましょう。


本日の予定


主要企業の決算が続きます。

・4月上旬の貿易統計(財務省・8:50)
・対外・対内証券売買契約状況
  【週間ベース・指定報告機関ベース】(財務省・8:50)
・4月の中小企業月次景況観測【商工中金】(日銀・14:00)
・細川財務省事務次官会見(財務省)
・3月期決算
  日興コーディアル(8603)、JFEHD(5411)、
  神戸製鋼(5406)、日立(6501)、三菱電機(6503)、
  ソニー(6758)、東京ガス(9531)、JR東日本(9020)、
  三菱自動車(7211)、デンソー(6902)、
  パイオニア(6773)、富士写真(4901)、富士通(6702)、
  京セラ(6971)、コマツ(6301)
・1-3月期決算
  キヤノン(7751)、ヤマハ発動機(7272)

米国
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長証言

・1-3月期決算
  マイクロソフト、ゲートウェイ、エクソンモービル、ダウ・ケミカル



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
Eメール:info@e-alp.com
Tel&FAX:092-593-5759
〒816-0831 福岡県春日市大谷8-106-1-403

FP久本の全てがわかる!?
「保険見直しを成功させるヒント,実践のポイント」
無料Eメールセミナー随時配信中!(PC専用)
今すぐクリック!
 ↓↓↓↓↓
http://www.e-assistlive.com/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
   
     
お世話になっております
  


過去の記事
  
13.2006.04.07
14.2006.04.07
15.2006.04.08
16.2006.04.08
17.2006.04.09
18.2006.04.09
19.2006.04.10
20.2006.04.10
21.2006.04.11
22.2006.04.11
23.2006.04.12
24.2006.04.12
25.2006.04.13
26.2006.04.13
27.2006.04.14
28.2006.04.14
29.2006.04.16
30.2006.04.16
31.2006.04.17
32.2006.04.17
33.2006.04.18
34.2006.04.18
35.2006.04.19
36.2006.04.19
37.2006.04.20
38.2006.04.20
39.2006.04.21
40.2006.04.21
41.2006.04.23
42.2006.04.23
43.2006.04.24
45.2006.04.24
46.2006.04.25
48.2006.04.25
49.2006.04.26
51.2006.04.26
52.2006.04.27
 
  
  
推奨銘柄の経過
  
42.2006.04.14掲載分
44.2006.04.17掲載分
47.2006.04.18掲載分
50.2006.04.19掲載分