【(有)ALP】 Eメールレター 「FP久本の株式情報!」 vol.39  2006.04.21
 
 

4月21日(金曜日) おはようございます


海外市場動向(4/20)

NY株式 ダウ  11342.89ドル(+64.12ドル)

     ナスダック 2362.55 (−8.33)

シカゴCME日経先物  17325円 (大証比 −25円)

NY原油先物価格(期近)  71.95ドル(−0.22ドル)

本日の外国証券の動向。

本日は外国証券売り越し。NY高で朝は堅調か。
売り4420万株、買い3610万株、差し引き810万株売り越し。


おはようございます。米国株式相場は主要企業が相次いで好決算を発表したことを好感する動きとなっています。6四半期連続で赤字決算となったゼネラル・モーターズ(GM)は、赤字幅が予想以上に大幅縮小しています。バンク・オブ・アメリカなども好決算を発表した事を受けてNYダウは堅調に推移しましたが、ナスダック指数は反落、インターネット競売大手のイーベイの決算内容を嫌気した格好となっています。日本のハイテク株にも影響のある米グーグルが取引終了後、決算を発表しましたが、予想を上回る内容で時間外取引で上昇しています。

3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の公開以降、利上げ観測を巡る動きに変化が生じているようです。米サンフランシスコ連銀のイエレン総裁のテレビでの発言で、2004年6月から続く金融引き締めについて「終わりに近づいている」と述べ、更に「過度の利上げを強く警戒している」と話しており、利上げの早期停止を重ねて示唆しています。総裁は1―3月期の米実質経済成長率が前期比年率で5%近くに加速するとしながらも、利上げの累積効果が景気を徐々に減速させると指摘しています。物価上昇の懸念はなお残るが、経済情勢に大きな変化がない限り、利上げ停止の条件が整うとの見方を示しています。

又、米ダラス連銀のフィッシャー総裁は、米住宅市場の一部でバブルが生じていることを認めています。ただそれでもインフレ動向は国内まちまちで経済成長に対する深刻な懸念材料では無いとの認識を示しています。英調査会社エクスペリアンと米調査会社ギャラップが19日に発表した全米の成人1004人を対象とした最新の合同世論調査によると、米国の消費者のうち70%以上が1年以内に住宅バブルが崩壊し、住宅価格が暴落すると考えているようです。その一方、56%が自分の住む地区ではそのような事態は生じないと考えていることが明らかになっています。今回の調査によると、住宅市場はバブルがあり今後12カ月以内に崩壊する可能性があるとの回答が71%を占め、バブルが崩壊しないとの答えは24%に過ぎないようです。

住宅市場の動向については一部でバブルが生じていると言う見方もあり、その辺りをFRBがどのように判断するかで今後の金融政策にも重要なポイントになりそうです。その意味でも雇用情勢など経済指標の発表などが注目されるところです。


相場を生きる!


NY6年ぶり高値更新。

週末、NY6年3カ月ぶりの高値更新。日本株反発期待がある日です。

ハイテク株さらに浮上か。また、7203 トヨタ自動車がこれから5月浮上予想。強い展開となりそうです。急落の新興株はいろいろな事情があり、売り圧力が強まったものですが、さすがに下げすぎ、という株もありますので、そろそろ反発するものも出る可能性あります。もっとも、あれこれ、心配して買って持っているなら、7203 トヨタ自動車を買っておいた方がよい、そんな相場となります。ソニーは利食い、トヨタ買い。

それと、NYで原油が一服ですから、本日は、資源、原油、非鉄は一服かも知れませんので、昨晩、狙いとした中で、石油関連、非鉄がらみは、朝の狙いから一時的には外してもよいかも知れません。本日はこの関連のみ様子見。


新興市場株は、監視強化と、やはり、ライブドア監査法人の解散の影響で大手監査法人が一斉に監査内容の再検査、ということから、昨日、時価総額の大きいものから株価調整があったのは、その証明とのことです。全体には、見せ玉、株価操縦に対する規制強化もあり、すでに2000を上回る取調べ銘柄と、ネット証券に商い注意が下ったことも影響してますが、この動きは一過性であり、新興市場株は戻ります。それはなぜか、今後もIPOはどんどん公開されてきますが、その必要条件は新興市場の活況がないといけないからです。本日IPOは4本とラッシュ、地味な株ばかりで本日の妙味はありませんが、今後も、IPOは魅力あり、このためにも、新興市場人気がないと、今後の株式市場そのものはむずかしいため、調整は一時的であり、再度、活発な動きが戻るものと予想されます。


独り言


決算発表の時期

決算では、織り込み済みとして売られるケースと、サプライズあり、として買われるケースありますが、この時期は、決算前後で株価上下しても、結局は、株価は業績を映す鏡ですから、決算内容その本来の内容を重視して、目先の動きを短期でやる場合には決算前後はそれらの株は物色範囲から外して良いと思います。


本日の予定


・2月の第3次産業活動指数(経産省・8:50)
・政府税制調査会総会・基礎問題小委合同会議(財務省・14:00)

・2月期決算
  東急ストア(8197)、ベスト電器(8175)
・3月期決算
  光世証券(8617)、カブドットコム証券(8703)

・7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
・南北閣僚級会談(平壌・24日まで)
・WTO紛争処理機関会合(ジュネーブ)

・米国1-3月期決算
  フォード・モーター、ナスダック・ストック・マーケット



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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