【(有)ALP】 Eメールレター 「FP久本の株式情報!」 vol.37  2006.04.20
 
 

4月20日(木曜日) おはようございます


海外市場動向(4/19)

NY株式 ダウ  11278.77ドル(+10.00ドル)

     ナスダック 2370.88 (+14.74)

シカゴCME日経先物  17460円 (大証比 +70円)

NY原油先物価格(期近)  72.17ドル(+0.82ドル)

本日の外国証券の動向。

日本株堅調。外人買い期待あり。
売り 3440万株 買い 3720万株 差っ引き 280万株の買い越し。

売り 化学、非鉄、商社、消費者金融。
買い 鉄鋼、商社、通信。
売り買い交錯 建設、化学、電機、電子部品、小売。

本日は朝は小幅続伸、ダウは高く始まる予想。米国市場の活況見込みから、日本株も堅調。こじっかり。米国年金、大手ヘッジファンドが日本株に積極的。目先は17500円の攻防、一気には上がらない。当面は、年初来高値17580円狙い。今月末までの目標か。

おはようございます。米国株式相場はハイテク企業の好決算が相次いだことが下支え要因となり堅調な展開となっています。昨日発表されたヤフーやテキサス・インスツルメンツの決算内容や収益見通しが市場予想を上回ったことから、ピークを迎える主要ハイテク企業の決算内容に期待が膨らんでいるようです。但し、原油先物価格が最高値を更新したり、3月の消費者物価指数(CPI)では、変動の大きいエネルギー・食品を除くコア指数が前月比で0.3%上昇と2月の0.1%上昇や、市場予想の0.2%上昇も上回ったことで長短金利が上昇していることを嫌気し上値の重い展開となっています。

市場筋の見方では昨日の3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の公開について、「5月で利上げは終わりと見ていい。市場にはプラスだ」との分析をする向きが多くなっています。インフレ懸念の後退の背景にとして、3月の卸売物価指数(PPI)のコア指数がわずかの伸びとなったこと、今年の新規住宅着工は前年比15%落ちるとの見通しなど、これまでの利上げ継続観測を打ち消す指標が前面に出た格好となっています。議事録の内容から原油高によるインフレ圧力は顕在化していないとの見方がなされ、結果的に「米経済成長を考えた判断が下るはずだ」との見方が大勢を占めたようです。

日経新聞に拠りますと、3月28日のFOMC直後の声明文を境に、金利見通しが狂ったとする投資家は多く、利上げが必要とする表現が残りましたが、それが、今回の議事録公開でその見通しに変化が起こっています。連銀総裁の発言からも「金融当局が意図的に利上げ終了のメッセージを出し始めた」との憶測も飛んでいます。恐らく利上げは次回5月で打ち止めになるであろうと言う風潮が強まっているようです。

ただ、ゴールドマン・サックス証券はこの見通しに異論を唱えています。「(金融政策を見通す)“水晶玉”はもっと曇ってくる」として市場が期待する利上げ終了時期に警戒を示しています。バーナンキ議長は経済指標の動向を見極めて金融政策を決めますが、6月以降の判断に使うのは今はだれも見たことのないデータで、その時の景気実態やインフレ圧力がどうかが重要となります。NYダウ平均の終値はちょうどFOMCが声明文を出す前日の水準に戻っただけで、行き過ぎの修正だけだとの見方をしているようです。いずれにしても今後出て来る経済指標の数字で利上げへの思惑も変化する可能性がありそうです。


相場を生きる!


日本株しっかり浮上か。

NYが10ドル高。ナスダック14p高で終わりました。これは、ある意味理想的といえます。本日日本株堅調が考えられそうです。ただし、全体に買われる展開よりも、狙いが絞られることになりそうですから、ここは慎重にしっかり銘柄を選別しましょう。


独り言


6758 ソニーが5500円から5800円と短期浮上してきました。さらに、5月日経ダウ18000円ですと、ソニーは6300円くらいになる期待。さらに年末までに7500円という書き方をしてきましたが、4/19 つまり昨日、クレディ・スイス証券がOutperform-Mとして、目標株価を7500円としました。へたな株を狙うならば、ソニー一本で行け、これが最近のアナリストの言葉ですが、まさに、今後日本株が高くなる、その中でソニー神話の復活があるのかも知れません。日経ダウが5月18000円チャレンジする時、この動きが起ると、やはり、あれこれやるより、6758 ソニーだけで勝負した方がよさそうです。失敗しても、限度があり、成功すれば500円高。つまり、どうせ、成功も失敗もあるなら、メリハリつけて、堂々とソニーをやる。特に、日本人よりも、外人にとってソニーという株は、存在が大きく、信頼度があります。シャープよりも海外ではソニーなんです。これから液晶テレビ600万台販売計画、さらに後半にはプレステ新型商品を投入します。これはあえて言っておきます。6758 ソニーはデイトレードに使わないでください。特に、5800円で買い、5780円で売る。そんな動きはしないようにしましょう。

5479 日金工、4272 日本化薬、2702 日本マクドナルド、6702 富士通など、一定期間かけてさらに上げていく期待があります。6362 石井鉄工、8236 丸善なども目先だけデイトレードで狙うだけではなく、一定期間の中で、これから株価浮上していくことも考えられます。

ハイブリットカーは石油価格の上昇で、売れています。トヨタのハリアという車のハイブリットカーは600万円、BMWの5シリーズにも匹敵するほど高いのに、今申し込みすると4カ月から5カ月待ちだそうです。大人気なのです。6674 GSユアサ 株価は335円、本日デイトレードで買うと、335円で買って、332円でロスカット、という動きになる可能性があります。このため、デイトレードでは買わない株ですが、この株は、一定時間かけて、つまり中期的には妙味があります。拡大、さらに新型電池、ハイブリッドカー。

日本マクドナルドが24時間店をスタートさせ、さらに、高額商品の販売も行い、同時期に100円の商品も出すというダブルの戦略。私の目からは、都内店は、スタバのようなカフェとの複合店にすれば、良いのにと思ったりしますが、今後マックは収益性重視の姿勢を見せることとなると思います。

6502 東芝と6703 沖電気これらの株も、これから日経ダウが浮上する相場では、浮上する可能性があります。ただし、毎回書くように、デイトレードでは無理があります。373円で仕込み、その日のうちに370円で売るなら、373円買う意味はまったくありませんから、ここはしっかり選別してください。

ダイヤモンド Zai の6月号は 発売されましたが、ネット証券徹底比較、これはなかなか面白い企画になっています。ネット証券のことを比較してみたいという方は、見ると良いと思います。


本日の予定


国内ではHOYAの決算発表に注目です。
13時半に予定されており、本日の株式市場へ影響を与える可能性が高いです。

・3月の貿易統計(財務省・8:50)
・対外・対内証券売買契約状況
  【週間ベース・指定報告機関ベース】財務省・8:50)
・山口日商会頭会見(東商・14:30)
・3月の全国コンビニエンスストア売上高【日本フランチャイズチェーン協会】(16:00)
・細川財務省事務次官会見(財務省)

・3月期決算
  HOYA(7741)、ヤフー(4689)、東京製鉄(5423)

・欧州中央銀行(ECB)理事会

米国
・ブッシュ大統領、胡錦濤中国国家主席会談(ワシントン)
・3月の景気先行指数
・1-3月期決算、
  ゼネラル・モーターズ(GM)、
  グーグル、バンク・オブ・アメリカ、メルク



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
Eメール:info@e-alp.com
Tel&FAX:092-593-5759
〒816-0831 福岡県春日市大谷8-106-1-403

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