【(有)ALP】 Eメールレター 「FP久本の株式情報!」 vol.43  2006.04.24
 
 

4月24日(月曜日) おはようございます


海外市場動向(4/21)

NY株式 ダウ  11347.45ドル(+4.56ドル)

     ナスダック 2342.86 (−19.69)

シカゴCME日経先物  17300円 (大証比 −120円)

NY原油先物価格(期近)  75.17ドル(+1.48ドル)


本日の外国証券の動向。

久しぶりの大量売り越し。月末、決算前の独特の動き。
売り 5030万株 買い 3650万株 差っ引き 1380万株の売り越し。

売り 電機、銀行、不動産。
買い 建設、紙パ、鉄鋼、。
売り買い交錯 化学、薬品、自動車、小売。

おはようございます。先週末の米国株式相場はNYダウは小幅続伸で6年ぶりの高値を更新、一方でナスダック指数はハイテク株の一角に売りが出たことが重しとなり続落となっております。前日夕の決算発表を受けて、複数のアナリストが目標株価を引き上げたグーグルは急伸、ヤフーなどのネット株や、ほかのハイテク株にも買いが先行、逆に前日下げたインテルやイーベイにも売りが出てハイテク株は売られました。原油高も上値を重くしたようです。

ダウ・ジョーンズに拠りますと日興シティグループ証券の特別セミナーで、米国経済は4-6月期を境として、緩やかな減速傾向に入り、米長期金利も緩やかに低下していくとの見通しを示しています。同証券では、米国の利上げは5月10日の連邦公開市場委員会(FOMC)で終了すると予想。米国の住宅投資鈍化、住宅価格の頭打ち、利上げによる個人消費の緩やかな減速を背景としているようです。

一方、国内ではデフレ脱却実現の可能性が高まっていますが、脱却後もインフレが低位にとどまる公算が大きく、日本銀行の利上げは現在、市場が織り込んでいるよりもゆっくりとしたペースとなると考えています。最初の利上げは10月で、2度目は2007年度に入ってからとの予想。また、「現在は正念場」と繰り返し、2006年度の10年国債利回りのレンジを1.35%〜2.10%、2007年3月の水準は2年で0.60%、5年で1.10%、10年で1.60%、20年で2.00%との見通しを示しています。世界的なディスインフレと財政赤字プレミアムの縮小という長期金利低位安定の構図は変わらないと考えているようです。

これは日興シティグループ証券独自のシナリオですから、予想が当たるかどうかは分かりません。個人的には金利動向については少し楽観的過ぎるのでは無いかと思っています。インフレ懸念の台頭については、ある程度市場のムードと言うのが影響しますから、どちらかと言えば一報通行の傾向が強いのではないかと思います。その意味では金融当局や市場関係者のシナリオ通りにいくかどうかは微妙な動きになりそうです。インフレについては景気の拡大とのの関連性が強いだけに国内の景気拡大を予想する上では金融政策と共にその動向が注目されるところですね。


相場を生きる!


日本株の強さを見せる。

日本経済の中枢、東京は朝は雨、昼は青空、最高気温が24度という予想のようです。いよいよ季節は変わる、夏に向かうという感触。人の気持ちも変わるのでしょうか?株式も、ソニー、トヨタ、松下が上がるという動きから、強い動きが5月に起りそうです!

新興市場の件は先週お伝えした内容から、全面暴落、ストップ安続出という感触で、ここで新興市場中心にやっていたプロや、全国のデイトレーダーも、今回の急落は、第二ライブドアショックともいえる動きでしたね。これは、監査法人の問題であり、時間が経つと、新興市場も落ち着きを取り戻してくると思います。また、実力ある株、業績好転期待株や、将来が見えている株も、全体暴落のあおりで例外なく売られていますが、落ち着くと戻りに入ります。それは新興市場株は資本市場にとって今後も必要だからです。目先はどこまで売り込まれるか見ていき、やや極端な表現をすれば、200万円の株が、100万円になる。良い内容の株は下げ止るので、動きをみて、それから買い増ししていくということになります。現状は、良い株も悪い株も関係なく新興株は売られていたのですが、良い株の押し目は買いとなります。


独り言


衆議補選で民主太田氏が勝利しました。株式市場にとって直接影響は少ないと思いますが、それよりも、ポスト小泉が誰になるのかが気になります。日本国民にウケがいい人よりも、外国人から評価される人になってもらいたいです。経済活動にマイナスイメージの人には首相になって欲しくない、というところですね。

トヨタが6950円、ソニーが6200円となっています。短期で利食いという人もそれはそれで良いでしょうし、資金効率という面では、これからいろいろな株が出てきますので、その場、その場の狙いの中でしっかり儲けを出すことが大切となります。また、5月の連休明けはチャンスです!原油価格の浮上は継続されるとの見方ですから、結局、資源関連株などは買われると思います。

3402 東レ 987円 6円安。
先日も書きましたが、外資が買っているとの話があります。今、ソニー、トヨタがなぜ上がったのか、説明するまでもなく、外国証券の買いの力であり、それが「評価 = 答え」なんです。東レも同様で、実力評価、ブランド力を買っているわけです。扱い方ですが、率直に、株価の動きと日柄をみて、投入していくタイプと思います。

また、産業用燃料が全面高しています。原油急騰・製油所事故の響いているようです。21日のNY原油価格が最高値更新したこともあり、タンク関連の石井製鉄所、トーヨーカネツ、日金工も要注意ですね。

何度も書きますが、最近は、ソニーが500円高した相場。ある意味、ソニーが仕手株を超える動きになっている訳ですから、ここは、普段はまず上がらないだろう、という重たいような株も軽くなっている現状が今の相場の特徴となっています。方向性をみて、ソニー、トヨタなどに続き、どのような株が浮上するか見ていく動きとなるようです。

一方、新興株の急落で個人資金はやや慎重ぎみ。材料株、新興株は当面様子見となりそうです。しかし、いつまでも下げ続ける相場なんてありません。復活待ちとなります。しっかりと、相場を見ていくことになりますね。そして、5月の連休明けからは、日経平均18000円を目指す展開が期待されますので、狙いをしっかり定めていきましょう!

本日、外国証券の売り越し。これは、月末という事情ですね。決算の月末。自民党が千葉補選で負けた、それも多少の影響はあるのでしょうが、全体には月末でプロの動きがとれないところで朝に売りが出ているものです。

本日は、朝は様子見ですね。


本日の予定


本日の先物動向。

主力企業の決算発表が相次ぎ予定。内容的には悪くない。ただし、通常決算発表の時期は手控えが起る。このため、一面物色、一面調整で月末、日経平均は一進一退が考えられます。

原油価格の高値更新が重石。
本日より東証が後場の時間短縮を解除。

主要企業の3月期決算など注目です。

・主要銀行貸出動向アンケート調査(日銀、8:50)
・柳沢自民税調会長講演(経団連会館・12:00)
・3月と2005年度の全国スーパー売上高【日本チェーンストア協会・14:00】
・3月と2005年度の全国百貨店売上高【日本百貨店協会・14:30】
・江利川内閣府事務次官会見(内閣府・15:00)
・奥田経団連会長会見(経団連・15:30)
・五味金融庁長官会見(金融庁・17:00)
・細川財務省事務次官会見(財務省)
・自動車大手5社の3月と2005年度の生産・販売実績

・2月期決算
  松竹(9601)
・3月期決算
  花王(4452)、プロミス(8574)、ファナック(6954)

米国
・1-3月期決算
  キャタピラー、ゼロックス



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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