【(有)ALP】 Eメールレター 「FP久本の株式情報!」 vol.42  2006.04.23
 
 

相場を生きる!


設備投資増加が牽引役に!


4/24号の「日経ビジネス」では黄金の10年「先導役はここだ!」として設備投資に積極投資をする企業に注目しています。来週から本格化する決算発表ですが、今2007年3月期業績が好調な企業も恐らく設備投資に力を入れる企業と考えても大きな間違いはないでしょう。

【設備投資をテコに2007年3月期以降、高い成長が期待できるランキング】
※日経ビジネスが野村の協力を得て作成

1)6113アマダ
2)1812鹿島
3)6383ダイフク
4)6273SMC
5)2897日清食品
6)7272ヤマハ発
7)8035東京エレク
8)7459メディセオ
9)4021日産化学
10)6141森精機
11)9783ベネッセ
12)6326クボタ
13)6841横河電機
14)2267ヤクルト
15)5801古河電工
16)2871ニチレイ
17)8002丸紅
18)4185JSR
19)5471大同特鋼
20)6702富士通
21)6301コマツ
22)7203トヨタ自動車
23)4043トクヤマ
24)4507塩野義
25)6594日電産

記事ではベスト100位まで掲載していますが26位以降は割愛させていただきました。

ちなみにクボタは目先、談合で嫌気されそうです。


独り言


日経平均は目先、視界良好と見て間違い無さそうです。月曜日もそう反動安は起きないと予想します。主力が高いのでTOPIXよりも今は日経平均がリードする可能性大。月曜or火曜に4/7高値17,563円の更新は「内定」のようですです。来週中に17,950円と予想します。18,000円に僅かに届かず。そんな展開でしょうか。

月曜からの監視銘柄としましては…

1332 日本水産
2053 中部飼料
2809 キユーピー
2897 日清食品
4047 関東電化工業
4514 あすか製薬
4922 コーセー
6417 SANKYO
6768 タムラ製作所
6923 スタンレー電気
7261 マツダ
7483 ドウシシャ
7956 ピジョン
8180 すかいらーく
9669 オークネット


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

1605 国際帝石
1株単位。本日は原油先物がNYで反落、金相場が急落するなど商品市況に関連する銘柄は総じて軟調でした。しかし、短期的な急騰に対する利益確定売りが膨らんだためであって、依然として原油価格の先高感は強いままです。従って売られれば買いが入って高値を更新するという従来のパターンを考えれば石油関連株の押し目は狙いでいいのではないでしょうか。国際帝石は4月3日の上場以降、7日から10日にかけて窓を開けており、この窓を埋める115万円、116万円あたりが買いの狙いではないでしょうか。

6101 ツガミ
決算発表は5月19日ですが、工作機械業界は引き続き良好な経営環境が続いており、同社の2006年3月期業績は自動車業界の生産増を背景に最高益の予定。今期についても自動車関連が牽引することで増収、営業増益が見込まれています。当面は4桁を意識した展開が予想されます。買いの狙いは939円〜944円でしょうか。

6305 日立建機
値がさ株として定着していますが売買単位は100株です。やはり、決算への期待があります。来週の26日に決算発表を控えており、好決算に期待した現実的な買いが膨らんできているようです。この動きは1月の高値3440円更新を狙う動きと素直に考えたいと思います。ただでさえ2007年3月期業績の変化率の高さが注目されていますが期待以上の見通しが報じられる可能性高いと予想します。3190円〜3230円が狙いでしょうか。

7220 武蔵精密
100株単位。ホンダが買われたことでホンダ系の同社も自ずと意識されたようですが、やはり、決算期待でしょう。この武蔵精密も来週の26日に決算発表を控えており、2006年3月期は経常減益となったものの過去のことであり、すでに現在は増収増益が見込まれている2007年3月期業績を買っている時間帯でしょう。ホンダが上場来高値を更新し、8000円台を推移していることを考えれば今年の高値3850円に対して出遅れ感もある同社の上値余地はまだあると考えていいと思います。3170円〜3210円が狙いでしょうか。

8166 タカキユー 756円
紳士衣料品主軸の企画・販売会社。イオンとの提携で経営再建が完了、積極姿勢に転換へ。本日発表した2006年2月期の単独決算は経常利益が前の期比2.2倍の9億6000万円だった。同時に示した2007年2月期の業績も経常利益が前期比15%増の11億円となる見通しで、収益の拡大を好感した買いが集まっている。夏の「クールビズ」効果で新規顧客の開拓が進み、前期末にかけては個人消費の回復を背景に紳士服の売り上げが拡大したという。売上高が伸びたことに加え、粗利益率改善や経費削減なども大幅増益につながった。4Qにおいても防寒衣料を中心に好調だったほか、期中で追加投入した商品の販売が順調で上方修正に至った。株価は昨年末に816円の高値を付けた後、ジリ貧の状況が続いたが、75日線を割り込み、下値200日線である400円半ばをサポートラインにして反発の動きを強めている。業績上方修正を受けた反発の動きが強まる可能性が出てきた。メリルリンチ証券も要注目。

6472 NTN
軸受け大手3社の一角。自動車用等速ジョイント、アクスルユニットを世界戦略商品。同社の2005年10―12月期の連結業績は、経常利益が前年同期比7%増の77億円。自動車に使われる軸受けや等速ジョイント(CVJ)が日本や欧州で好調に推移した。即時納品にかかる想定外の物流費用や鋼材高が利益を圧迫したが、増収効果で補った。4―12月期累計の経常利益は1%増の218億円。10―12月期の売上高は13%増の1079億円。主力の軸受けは12%増。自動車向けのほか、建設機械や工作機械に使われる大型製品が日米で好調を維持している。精密機械は7%減。営業利益は15%増の97億円。純利益は6%増の52億円。 通期では連結売上高前期比10%増の4270億円、経常利益で同9.2%増の310億円、最終利益で同19%増の200億円を見込む。米デルファイが連邦破産法の適用を申請したことで、同社株に、中期的にポジティブな影響をもたらすとみられている。過去3年間にわたる構造改革で収益性は大幅に改善し、来期以降も高い成長率が期待できる。ドイツ証券が投資判断を「Buy」目標株価を1050円。トップラインの成長についてCVJの伸びを支えに、高まってきており、来期は今期に効果が小さかった生産性向上のプラスが拡大するなどして、再び利益成長率も上がってくると見ている。株価は1月10日に高値988円を付けた後、下押し、75日線を割り込み800円台前半まで押している。相場全体の落ち着きを待って再度高値を目指す動き。新光証券では、「2+」の投資判断。ベアリング事業で仏ルノーと提携交渉を開始したとの報道も材料視される。日興シティグループ証券でも投資判断「1H」を継続している。丸三証券では新規「1」。「日経」の「同社が独自動車部品メーカーのイファ・アントリーブステヒニックを買収する」との報道も材料視される。

5851 リョービ  845円
ダイカスト専業トップ。自動車向け主体。事業圧縮し再建ほぼ完了。2006年3月期の連結営業利益は、前の期比20%増の130億円と過去最高を更新した。ダイカストの原材料となるアルミニウムの価格が昨年末から高騰し、生産コストは上昇。それを利益率の高い印刷機器事業の好調や生産ラインの効率化など原価低減策で補った。売上高は8%増の1711億円。税効果会計を適用した関係で、純利益は28%増の84億円となった。自動車向けダイカストの伸長に加えて、印刷機器も予想を上回って推移していること、為替の円安進行などが増額修正の要因となっている。大和証券では会社の業績見通しは控え目で保守的で上方修正の可能性が高く自動車業界向けダイカストが好調で、印刷機器も成長を牽引しているとして注目している。株価は25日、75日線を挟んだ動きとなっているが、下値固目から反発の動きに。PER19倍台と言うレベルは依然割安感は強い。中国・大連での今秋の金型工場稼働に続くダイカストの生産開始が注目される。 又、三菱UFJ証券では「自動車軽量化関連は成長中」というレポートでアルミ部品の増加で恩恵を受ける企業として注目している。又、コスモ証券では投資判断を新規「A」としている。ダイカスト事業の拡大が連結利益を押し上げる可能性が高いと評価。 立花証券でも「強気」の投資判断、業績好調から過去最高益を更新と予想。2006年4月期の期末配当を前の期比2.5円増やし、10円にすると発表した。主力のダイカスト製品が国内自動車メーカーの好調で伸びたほか、海外での印刷機器販売も堅調で前期は営業最高益を更新。好業績を受け、株主への利益配分を厚くすることも材料視される。


今日の推奨銘柄 (中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

7731 ニコン   2185円(1000株単位)
半導体製造装置ステッパーとデジタルカメラを収益源とする企業です。前3月期はこの主力2事業が共に増加、2001年のITバブル以来の回復が確認されました。3月末に行われた中期経営計画では2008年度に売上高9000億円、営業利益900億円以上を目標としましたが、足元の状況から達成の可能性が高いとして、市場関係者らからの高評価を受けています。
ステッパーでは単なるシェア拡大をやめ、販売台数こそ当初予想を下回るものの、単価の高い高機能機種ではシェアを拡大、また好採算の一眼デジカメに強みを持つなど、内容面での質が大きく変化してきています。株価は下値を切上げる展開で年初来高値の2290円に接近、成長性が期待できるものの、PER27倍程度と割高感もなく、高値更新、2500円〜2800円どころを目指す展開が見込まれます。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
Eメール:info@e-alp.com
Tel&FAX:092-593-5759
〒816-0831 福岡県春日市大谷8-106-1-403

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お世話になっております
  


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