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本日の日経平均は小幅ながら続伸しました。昨日と本日とで月曜日の500円近い下落を取り戻すまでの反発はしていませんが、外部環境に特に追い風が吹いていない中では強い地合いです。引き続き長期のトレンドが上昇基調であるとのシナリオも変更ありません。
個別には高い銘柄も目立ち(KDDI、エルピーダなど)、内容は決して悪くありませんが、本日26日は実質5月相場入りとなったものの盛り上がりは今ひとつです。昨日と同様に主力投資家のマインドはすでゴールデンウィークに入っているのかもしれません。
その原因の一つは依然として外国人が積極的に買ってきていないことです。本日も外国証券は売り越しとなり(差し引き890万株の売り越し)、週明けから月曜、火曜、そして本日と売り越しが続いており、国内の大口投資家も恐らく買いを手控えているはずです。
KDDI、日産自と好業績銘柄が買われ牽引したことで内容は決して悪くないとはいえ、一方で同様の好業績銘柄を見るとソニー、トヨタ、あるいは大手都市銀が軒並み安など足並みが揃っていません。つまり、内容は悪くないようですが売り買いは目先なのです。
相場全体の地合いはそこそこ保たれ、値上がり銘柄数も値下がり銘柄数とほぼ同数ぐらいの活況な展開とはいえ、同じ好業績株でも明暗を分けるということは売り買いの中心が短期の利ザヤ稼ぎが目的であるディーラーや目先筋であるということが分かります。
ゴールデンウィーク明けの好業績株を中心とした物色意欲の盛り上がりには依然として根強い期待があり、また、日経平均とTOPIXの戻り高値更新もゴールデンウィーク明けには見込まれているわけですが、まだ今の段階では長期資金の流入は期待できません。
大型連休を目前にし、手掛けるにしても少しでも新鮮味のある銘柄を狙い(同じ好業績銘柄でも)、少しの値上がりで投資を完了する短期の売り買いが一段と週末にかけて激しくなっていく(売り買いの主体)ことが予想されます。225も戻りが中途半端です。
月曜日の1日の下げ幅に対して直後の2日間の戻りがあまりにも小さいこともあって、明日あたりはどこかで先物に仕掛け的な売りが発生する可能性もあり(週末には買い戻されると予想しますが)、相場全体の地合いは17,000円を挟む小動きが予想されます。
ここでは狙うにしても大型連休が近いということもあり、水準訂正が期待できそうな好業績銘柄の戻り、あるいはチャート的に下値不安の乏しい銘柄などを個別に狙う戦略でしょうか。本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。
※明日は25日線に接近したトヨタ(7203)の動きには注目したいと思います。
相場を生きる!
実力株を狙う。
連休、決算前、さらに信用委託保証金率の上げ&月末と重なり、なかなか買い難い展開となっていています。プロの方々のは、もう連休前は無理しないとしている人もいるようです。確かに、大型連休でみんな海外に行きそうな勢いですね。カーバイドに特定資金が入ったという情報があり、朝から買いが入っていました。最初は良かったのですが、上げきれなくて、ガッカリして見ていましたが、それでも買いが続いているようです。しかし、空売りも結構入っているみたいです。ここまで出来高が増えてしまい、売り買いが拮抗してしまいますと、「本当に上がるのか?」と、様子を見てしまいます。手がける場合は、結構リスクがありますので、堅実派の方はこの手の株は敬遠したほうがいいでしょうね。一方、新興銘柄は下げてしまい、狙いにくい状況です。いい生活、クオール、そーせい
など上げていましたが、昨日上げた株は総じて利食いされ調整されているように感じました。今日のところは日経平均株価の浮上と、新興株全体の浮上を待つしかないようです。これからの注目銘柄は、トヨタ、ソニーなどの、日経平均株価が上がると一緒に浮上する株ですね。6502 東芝なども一服しているようなので注目です。今日のところは日産自動車と東レだけが元気が良くて、連れて炭素繊維関連で東邦テクナックスが1000円をつけました。この株は、1300円狙いでしょうか。
他にも注目しておく銘柄は、
6975 NEOMAX
レーティング発表からいきなり急騰して、プロ筋も安いところを買い増ししたいようでしたが、押し目がなかなか現れませんでした。なぜ注目かと言いますと、材料はハイブリッドカーに使用する磁石です。後の拡大狙いとして、みずほ証券が5800円目標、モルガンが3600円目標と本日発表しました。2社の目標株価に2200円の差がありますので注意してください。
3403 東邦テナックス
本日は、東レなど炭素繊維企業の浮上がありました。これは「朝一情報」で炭素繊維関連株が取り上げられたのが原因のようです。3408 サカイオーベも人気となり、この関連に買いが入っていました。ちなみに、東邦テナックスは世界2位の炭素繊維企業です。需要拡大と、さらに応用範囲の拡大など想定されます。
6502 東芝
日経平均株価が次に浮上してくるタイミングでは、7203 トヨタと6502 東芝ではないでしょうか。ソニーもそのうち上げるでしょうが、まずはトヨタと東芝でしょう。業界では買いの状況で考えると、この2本が有力との見方のようです。ソニーは?と言うと、現在、意見が2分しているんです。猛烈に高いとみる外資と、まだまだ狙いという外資があるようです。ソニーについては意見が分かれているようなので、後回しでしょう。しかし、それでもソニーは中期で考えると、結局上がっていると予想します。
新興株での注目株は、2459 アウンコンサルティング、2450 一休、3770 ザッパラス、4741 インターネット総合研究所(IRI)、2702 マクドナルド、2712 スターバックス、2688 レックスHD、7717 ブイ・テクノロジー でしょうね。
相場トピックス
先日のG7でも声明として出されましたが、国際不均衡が題材として取り上げられ、ドル売りが加速しています。円ドル相場でも1ドル114円台までの円高に進行し、今後円高・ドル高が進むのではないかと言った観測が強まっています。中国人民元に対して切り上げを求めた声明からも、米中の不均衡問題が国際的に問題となっていることで今後米国では中国に対して強行な姿勢に転じるものと思われます。米国と常に同調する日本にとっては、ドル安を促進させる動きにあわせる格好で円高ドル安と言う形で支援することも想定されます。まだ方向性が出ている訳ではありませんから、何とも言えませんが、為替相場で一定の方向性が出て来るような事になれば、投機資金などを巻き込んでやや波乱含みの為替相場の動きと言う事になりそうです。
仮に円高が今後も進行すると仮定すれば、目先好調な企業業績を示している国際優良株など輸出比率の高い銘柄に対しては売りが続く事になる可能性が高まりそうです。その動きを先取りする格好で、市場での物色の矛先が中小型株に向かう展開になっているとの観測が出ています。一部機関投資家の中で、これまで最も優れた上昇を示した株式を売却して、最も下落の激しかった銘柄を買う手法が取られています。この運用手法を「リターン・リバーサル」と呼んでいるようです。好調な企業業績を期待した動きが先行したセクターである自動車株や機械株などを売って、新興市場株やソフトバンク関連株などを買う動きを取る手法のことです。機関投資家の過去の手法でどれが最も好パフォーマンスを得たかを見れば以下のような内容になるとの見方があります。
実際の株式運用において、どの手法を使えば、最も効率的に資金運用が出来るか、つまり高いパフォーマンスを得ることが出来るかが投資家が最も知りたい事ですが、「ファンドマネージャーの株式運用戦略」で1986年6月末を100として1998年1月末時点の累積リターンの数値とランキングが出ています。それに拠ると
1位 3ヶ月リターン・リバーサル 756点
2位 低EV/EBITDA倍率 561点
3位 低PBR 556点
4位 低位株 426点
5位 低PER 377点
6位 高ROE 138点
1986年6月末の日経平均と言えば17、654円でしたが、丁度その時はバブル相場真っ盛りの時期で、上昇相場を謳歌した時期です。1989年12月末に日経平均は38、915円を付けている。このような相場の上昇局面におけるパフォーマンスの比較であるだけに、現状、17000円台前半の局面においても、有効に機能する可能性は高いかも知れません。1986年6月末から1996年6月末頃までは、リターン・リバーサル、低PBR、低位株の「バリュー系」の投資尺度が総じて安定して好パフォーマンスを上げています。
1位のリターン・リバーサル運用とは、先行する一定期間に相対的にリターンが悪かった銘柄に大きなウェイトを掛けて投資する投資戦略のことです。いわゆる「逆張り」の投資戦略となります。リターンリバーサルは銘柄相対間の逆張り戦略で、基本的に逆張りの戦略ですが、全体の平均的な値上がりが大きい場合には、値上がりした銘柄を買い増すこともあり、あくまでも相対的な差が問題となるようです。過去上昇した銘柄やある一定の業種がその後下落に転じる、あるいは、反対に、過去下落した銘柄やある一定業種がその後上昇するという傾向があります。この傾向を利用して、相対的に売られ過ぎたと認められる業種の比重を引き下げ、買われ過ぎと認められる業種の比重を引き下げるという運用システムのことをリターン・リバーサル・システムと呼んでいるようです。
以下は27日(木)の決算発表のスケジュール。
コード 会社名 上場場所
1767 沖ウィンテック(株) 東証
1775 富士電機E&C(株) 東証
1913 旭ホームズ(株) JASDAQ
1948 (株)弘電社 東証
2714 プラマテルズ(株) JASDAQ
2737 (株)トーメンデバイス 東証
2801 キッコーマン(株) 東証
3116 トヨタ紡織(株) 東証
3341 日本調剤(株) 東証
3534 NBC(株) 東証
3745 (株)サミーネットワークス 東証
4065 (株)紀文フードケミファ 東証
4118 (株)カネカ 東証
4204 積水化学工業(株) 東証
4307 (株)野村総合研究所 東証
4312 サイバネットシステム(株) 東証
4549 栄研化学(株) 東証
4739 伊藤忠テクノサイエンス(株) 東証
4793 (株)富士通ビー・エス・シー JASDAQ
4832 JFEシステムズ(株) 東証
4838 (株)スペースシャワーネットワーク JASDAQ
4901 富士写真フイルム(株) 東証
4911 (株)資生堂 東証
4951 エステー化学(株) 東証
5001 新日本石油(株) 東証
5204 石塚硝子(株) 東証
5406 (株)神戸製鋼所 東証
5411 ジェイ エフ イー ホールディングス(株) 東証
5449 大阪製鐵(株) 東証
5471 大同特殊鋼(株) 東証
5482 愛知製鋼(株) 東証
5706 三井金属鉱業(株) 東証
5726 住友チタニウム(株) 東証
5908 日鐵ドラム(株) 東証
5977 コマツ電子金属(株) 東証
5989 (株)エイチワン JASDAQ
6201 (株)豊田自動織機 東証
6301 (株)小松製作所 東証
6501 (株)日立製作所 東証
6503 三菱電機(株) 東証
6504 富士電機ホールディングス(株) 東証
6506 (株)安川電機 東証
6508 (株)明電舎 東証
6516 山洋電気(株) 東証
6585 日本サーボ(株) 東証
6702 富士通(株) 東証
6717 富士通アクセス(株) 東証
6730 (株)アクセル JASDAQ
6755 (株)富士通ゼネラル 東証
6762 TDK(株) 東証
6773 パイオニア(株) 東証
6779 日本電波工業(株) 東証
6792 日本ビクター(株) 東証
6807 日本航空電子工業(株) 東証
6902 (株)デンソー 東証
6911 新日本無線(株) 東証
6921 東光電気(株) 東証
6925 ウシオ電機(株) 東証
6955 FDK(株) 東証
6967 新光電気工業(株) 東証
6971 京セラ(株) 東証
6988 日東電工(株) 東証
6991 松下電工(株) 東証
7212 (株)エフテック 東証
7221 トヨタ車体(株) 東証
7223 関東自動車工業(株) 東証
7224 新明和工業(株) 東証
7229 (株)ユタカ技研 JASDAQ
7259 アイシン精機(株) 東証
7260 富士機工(株) 東証
7282 豊田合成(株) 東証
7298 八千代工業(株) JASDAQ
7582 富士通デバイス(株) 東証
7893 亜細亜証券印刷(株) 東証
7960 パラマウントベッド(株) 東証
7970 信越ポリマー(株) 東証
8015 豊田通商(株) 東証
8092 (株)富士通ビジネスシステム 東証
8096 兼松エレクトロニクス(株) 東証
8218 (株)コメリ 東証
8473 SBIホールディングス(株) 東証
8512 大阪証券金融(株) 東証
8565 三洋電機クレジット(株) 東証
8572 アコム(株) 東証
8573 三洋信販(株) 東証
8603 (株)日興コーディアル グループ 東証
8607 みずほインベスターズ証券(株) 東証
8609 岡三ホールディングス(株) 東証
8625 高木証券(株) 東証
8701 イー・トレード証券(株) JASDAQ
9020 東日本旅客鉄道(株) 東証
9021 西日本旅客鉄道(株) 東証
9022 東海旅客鉄道(株) 東証
9061 富士物流(株) 東証
9069 センコー(株) 東証
9368 キムラユニティー(株) 東証
9379 三洋電機ロジスティクス(株) JASDAQ
9508 九州電力(株) 東証
9531 東京瓦斯(株) 東証
9630 (株)アップ 東証
9638 情報技術開発(株) JASDAQ
9660 (株)CRCソリューションズ 東証
9719 住商情報システム(株) 東証
9799 旭情報サービス(株) 東証
9865 日商エレクトロニクス(株) 東証
9889 JBCCホールディングス(株) 東証
〜 引け後のニュースから 〜
6753 シャープ
前3月期決算を発表、ほぼ従来予想通りのないように落ち付きましたが、同時に発表の今期業績見通しが、経常利益で前期比13%増の1700億円としています。大画面を中心に液晶テレビの販売好調が続くほか、11月のナンバーポータビリティ制度をきっかけに携帯電話の需要増も期待できるとのことです。配当は前期実績から2円増の年24円予定としています。株価は2000円前後での小動きが続いていましたが、今期の業績好調見通し、更に増配予定を受け、2185円の年初来高値に向けた上昇スタートが期待できる流れです。
今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
5105 東洋ゴム
決算発表は5月16日ですが冬タイヤが伸びたことで増収だが原料高が利益を圧迫といった内容が予想されています。それでも国内、及び海外での安定的な伸びが今2007年3月期も見込めることで株価には割安感が感じられます。特に本日の三菱自動車もそうですが、昨年11月高値の期日が連休明けの8日に到来することで、期日明けを狙った買いも膨らんできそうな気配です。売られるよりも戻りやすい状態にあると予想します。
7203 トヨタ自動車
本日は嫌われたトヨタですが、しかし、売り買いの主体が短期筋だと考えれば今日の人気となった好業績銘柄も明日は嫌われ、反対に今日の嫌われ者のトヨタが明日の人気となる可能性が高いと考えられます。特に今日は25日線の6610円近辺で(午後2時近く)下げ止まったことからも25日線を支えにした明日からの戻りを示唆するものと私は考えます。トヨタの上昇トレンド、そして日本株全体が上昇基調を継続しているとすれば25日線に接近した今のトヨタは買いであり、ここから割り込んでいくのであれば「連休明けまでいいとこなし」と諦められると思います。
7952 河合楽器
決算発表は5月19日ですが、再び河合楽器の買い場が到来していると考えられます。ここで発表されたこととしては、製造原価低減のためにインドネシアのピアノ生産工場を拡張するとのことで、コスト削減に期待した買いが今日は少し膨らんだようです。一方、電子ピアノが前2006年3月期に続いて2007年3月期にも伸びが期待できることで業績面からの買い安心感もあります。特に最近の下げでテクニカル的にも下値不安が遠のきつつあります。
9119 飯野海運
100株単位。決算発表は5月11日。調整で75日移動平均線まで接近しており、自律反発期待の買いが入ってきそうです。業績はケミカル船やばら積み船の輸送が好調で連結経常利益は創業後初めて100億円を超える見通しで、記念配当3円も実施します。2007年3月期に関しても海運部門が好調なほか、不動産収入も拡大する見通しで買い安心感があります。
今日の推奨銘柄 (中期編)
中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。
2593 伊藤園
伊藤園は緑茶飲料「お〜いお茶」を主力に、清涼飲料水を販売する企業です。4月期決算企業のため、25日が配当・優待の権利落ち日となり株価は下げたものの、サポートラインとなる25日移動平均線の水準は維持、底固さが確認されています。主力のお茶は好調継続、更に健康志向の高まりで、野菜飲料の伸びも業績を牽引しています。今期は数量増と合わせて原材料コストの削減が見込まれることから、引続き利益の2ケタ増益が見込まれます。4日付けでは、コスモ証券がやや強気の投資判断「B+」を継続、目標株価を4500円としています。チャートは25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続、成長期待の中、直近の調整で値ごろ感が出ており、年初来高値の4500円台を目指す展開が見込まれます。
明日の新規上場銘柄
3804 システム ディ(ヘラクレス)公開価格1450円・100株単位
大学など学校法人向けの業務ソフトウェア開発、販売を主力とする企業です。帝京大学、上智大学への納入実績があります。このソフトは、大学が独自にシステム構築する場合と比較すると、コストを5分の1から10分の1に抑えられるのが強みとなっています。規模は学校法人向けの3分の1程度となるものの、フィットネスクラブ向けの業務ソフトも開発、販売しています。こちらは中高年の健康ブームに伴って出店が増えていることで、今後も受注拡大が見込まれています。ソフトは同社のシステムエンジニアが設計、プログラミング作業は外部委託しています。外部委託コストの増加が収益を圧迫する要因となりかねないところが業績面での懸念となります。今9月期の経常利益は前期比18%増の3.4億円見通しとなっています。今期10円の配当を予定しており、配当性向を安定的に高めていく方針です。上場に伴う調達資金約6億円はラーメン店など扱う品目の少ないチェーン店向けの業務ソフト開発に充てる、としています。公開価格のPERは21倍台となります。他の業務支援パッケージを手掛ける企業と比較すると割安感のある水準です。ロックアップのかかっていないベンチャーキャピタルの保有比率が20%を超えており、需給面からの不安材料となりますが、業績面からは買い期待の高い銘柄です。
初値予想:2700円〜3000円
6260 アドテックエンジニアリング(ジャスダック)公開価格1700円・100株単位
電子回路を樹脂基板に焼き付けるプリント基板露光装置メーカーです。基幹部品も自社製造していることから、顧客の細かい要望に応えた製品を開発できるのが強みとなっています。他社に先行して1994年ごろから台湾や韓国で主力のプリント基板露光装置を販売、作業を自動化したところが評価されており、韓国市場はほぼ独占しています。プリント基板は複雑化、微細化が進んでおり、4年程度で新製品の需要があることから、定期的な受注獲得期待があります。上記のように顧客の細かな要望に対応することで、継続利用につなげています。今9月期は経常利益で前期比23%増の9.1億円を見込んでいます。今期は無配の予定ですが、上場を機に配当を実施、配当性向20%を目指すのが基本姿勢となっています。公開価格のPERは17倍台。割安感はあるものの、公募売出株数が230万株と重く、大幅な初値上昇率は見込みにくい状況です。マーケットメイク方式ののため、9時直後には初値が付くため、その後のザラ場での乱高下も見込まれます。
初値予想:2000円〜2500円
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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