|
|
|
本日の日経平均は小幅ながらも連日の堅調な動きとなりました。大型連休を控えていることや決算発表が相次いでいることもあって総花的な物色ではありませんが地合いは堅調です。引き続き長期のトレンドが上昇基調であるとするシナリオに変更はないようです。
徐々に大型連休が迫っていることもあって個別の動きも日経平均の動きにも積極的に上値を狙おうとする動きは見られません。今日は外国証券が買い越しとなったことも好感されたようですが(370万株の買い越し)、それほど売り買い株数共に多くはありませんでした。今のところ月曜日の急落の戻りを試す展開が続いているようにも見えますが、明日は大型連休を前にした週末でもあり、週明けも立ち会いが2日間しかないことを考えれば積極的に買い進もうとする動きは限定されそうです。個別も値動きの荒い展開が予想されます。
また、月曜日の日経平均の下げ幅489円に対して直近の3日間でおおよそ半値(200円)を戻していることもあり、主力株には週末を控えていることもあって火曜日以降の戻り局面で最も「ヤレヤレ売り」が出やすい可能性もあることを想定しておくべきでしょう。
たびたび繰り返して申し上げてきましたようにゴールデンウィーク明けの相場の上昇には根強い期待があります。NY市場などの外部環境の好転に加え、内外の主力投資家が好業績銘柄を対象に積極的に日本株に資金を振り向けてくるとの見方をされています。そのため、たとえ明日28日、あるいは週明けの1日2日であっても特段の環境悪化や悪材料(急激な円高や外国人売り、原油高など複数の悪材料が重なるようなこと)がない限りは基本的には売り込みづらい相場です。つまり、下げても浅く、すぐに戻す相場です。
しかし、昨日も申し上げましたように狙われている銘柄に入っている資金でさえ短期的な性質が強く感じられます。たとえ優良株でも上昇する場面では持ちきらずに利食い優先が肝要でしょう。本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでいます。
相場を生きる!
優良株と材料株
相場は落ち着いてきましたね。「NYが上がると日本株は安心する」そんな感触でした。連休明けには、日経平均株価指数の戻りも十分考えられます。あとは、狙う株ですね。6502 東芝などは、結局、500円が今では700円突破。つまり、あれこれやるより、東芝やトヨタ、ソニーで良いわけです。では、ここから重要な話です。おそらく、東芝は、今後とも浮上する可能性があります。7203 トヨタも浮上すると思います。昔、トヨタが4000円の時、「やがて7000円になる」と言われていました。その時には笑い話でしたが、今では現実として7000円に手が届くとこまで来ています。すでに射程圏です。ここでは、狙える株を吟味しましょう。日経平均株価指数は18000円、年末2万円という説も多くなりました。それぞれの解説レポートなどをみてみると、日本景気の好転、企業業績の好調などを背景に日本株が高くなると、それはごもっとも。確かに強くなりそうです。私もそう思っています。あとは、長く持って良い株の選択。そして、今は300円くらいの株が500円になる、そんな時代がやってくると思います。
私は言うのも変ですが、資金の少ない方が1、2年かけて300万円が500万円になる。その2年は本当に有効だったのか。それは、ウインタートゥールや澤上ファンドに300万円預けると36万円膨らむ、そんなことも素晴らしいことだと思います。しかし、ホンネを言いますと、もっと有効なものは、配当でもなければ、2年で倍でもないのです。やはり、短期的なメリハリのある利食いが一番。1%の利食いでも、重ねていけば300万円を3カ月で600万円に出来ます。それは、どうすれば良いか。損を大きくさせないように徹底することです。あとは、1%の利食いでも、ループトレードできれば利食いを重ねることが出来ます。現物で上手くいくようになったら、信用取引も併用させ、かつ、空売りも取り組んでいけば効率は格段と上がるでしょう。その代わり、甘い考えは捨てなければなりません。現実的に、1万株単位で運用し、利食い6円、損切り2円のルールを決め、月間で20回だけ取引した場合、10回成功で60万、10回の損切りでマイナス20万、トータルで40万。取引が上手い人は勝率が70%前後ありますので、80万程稼げます。要するに損しなければ利益が生まれてくるのです。当たり前と言われればその通りなのですが、この当たり前の事を殆どの方が出来ないのです。だからこそチャンスなんだと私は思っています。
明日は連休前ですから、手控えかも知れません。しかし、かなり相場のムードは良くなってますから、暗いことにはならないと思います。ここは、手持ちを空けておくのも良し。もしくは、一定期間持つという場合には、仕込みチャンスの株が生まれてくると思っています。6502 東芝、6758 ソニー、7203 トヨタ、この3本は中心になる可能性がありますね。連休明けの動向を見ましょう。材料株では、新しい動きの株をマークしていきましょう。
相場トピックス
〜 金融政策 〜
日米ともに金利動向が目先注目される材料となっています。米国は利上げが何時打ち止めになるのか、日本ではゼロ金利の解除 が何時になるのかということですが、いずれも金融当局の金融政策の舵取りを市場が図る動きとなっています。海外市場のコメ
ントとして以下の内容が言われています。
米国の利上げ継続、日本のゼロ金利解除と日米とも金利動向に神経質な展開が続いています。その金利動向を見極める意味でも 週内に重要なイベントが両国で実施される予定です。まずは米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、27日の上下 両院経済合同委員会での景気見通しに関する証言をしますが、その場において「かなり強気な判断」を明確な表現で示すだろうとゴールドマン・サックス証券では見ているようです。又、同証券は、しかしFRBがいつ引き締め政策を止めるかについての手掛かりを求めようとするならば、金利政策の判断は指標次第になっているので、期待はずれに終わるだろうと指摘しています 。「市場心理からみて、こうした透明性の欠如は、金融緩和期待派の材料よりも、引き締め派の材料になりやすい」とも語って います。
一方で、日本銀行は28日に4月の「経済・物価情勢の展望」所謂、「展望レポート」を公表します。日本経済の下ぶれ要因と して、石油価格の上昇が悪循環につながることに注目するだろうと日銀に近い関係者は見ているようです。石油価格の上昇が米国の消費支出を損ない、米国の経済成長を減速させる。これが結果としてドル安と長期金利の上昇につながり、長く続く日本の景気回復を妨げることになります。一方、ゼロ金利政策による景気刺激効果により、国内経済が強まり、物価が上昇することを、上ぶれ要因とするかもしれないが、こうした両方のリスクが、28日の展望レポートでは示されることになるだろう。と見ているようです。特に日本の場合は日銀の展望リポートで、短期金利をほぼゼロ%に抑える「ゼロ金利政策」の解除について、時期のめどを示さない方向で調整するとの報道がされています。その要因として、具体的に言及すれば、金融政策の機動性が損なわれかねないためだということだそうです。これは、景気が回復を続け物価が緩やかに上昇するシナリオを示し、利上げの必要性が次第に高まっていく可能性をにじませると言う事ですが、市場が余り金利の先高感を意識しないような配慮を当局がしていると言うことなのでしょうか。
昨年10月の展望リポートは量的緩和政策の解除時期について「可能性は2006年度にかけて高まっていく」と具体的に言及 しています。市場関係者はこれに沿って解除時期を予想し、準備を進めたため、日銀が3月9日に量的緩和を解除しても混乱は最小限に抑えられています。しかし今回の展望リポートではゼロ金利政策の解除時期を極力ぼかすとみられています。日銀はゼロ金利の解除について「経済・物価情勢をみて総合的に判断する」との姿勢を強調し、金融政策の機動性を確保するためにも、時期に触れるのは得策でないと判断しています。
早期のゼロ金利解除観測を背景に、長期金利や円相場は上昇傾向を強めています。展望リポートで解除時期を示唆すれば、市場 が過剰反応する恐れがあるということです。日銀総裁は「物価の上昇圧力が抑制された状況が続くと判断されるのであれば、極めて低い金利水準による緩和的な金融環境を当面維持できる」と説明しています。新聞報道では今回のリポートではこうした方針を改めて示すと同時に「金融政策面からの景気刺激効果が一段と強まれば、経済活動の振幅が大きくなる」といった先行きのリスクにも言及し、市場のゼロ金利解除観測をあおりも、抑えもしないようにする公算が大きいと観ています。
いずれにしても金利動向を巡り市場が今後どのように判断をするかが最大の注目材料となります。特に日銀はこれまで為替相場に介入していなかっただけに金利政策で為替相場動向にも影響を及ぼすことを考えれば、その舵取りが非常に重要なポイントになります。10年もの長期国債の利回りが2%を超えて、金利先高感を市場が一層感じる動きとなっているだけに
その市場の動きを牽制する政策を日銀がどのように取るのかが注目されます。ゼロ金利を解除したいのはやまやまですが、一方で金利があまり急激に上昇するのも困ると言うことで、方や為替相場も気になると言う訳で、何年かぶりに日銀の腕の見せ所と言う事になりそうです。バブルを作り、バブルを崩壊させるような大失態を演じさせた最大の犯罪者である日銀が過去の失敗を繰り返さないような政策を取って欲しいものですね。
〜 相場見通し 〜
株式分割を発表したホンダが大幅高となりましたが、同社が四半期決算の導入を発表したことも他の優良株に好影響を及ぼしているようで、全般堅調な地合いになっています。2006年3月期の決算発表がピークを迎えていますが、同社株に象徴されるように主要企業の決算内容が好調なものが多くなっていますから、投資家の間では好業績銘柄に対する株価の先高期待が高まっ ているようです。その動きを下支えの要因とし、日経平均は市場参加者の多くが目処としていた25日移動平均線である17122円を上回り、基調の強さを意識させる動きとなっています。また、週末から気分はGWに入ると言うことですから積極的な買いを取り辛いと言う見方もあり、むしろGW明け後の相場に期待して押し目を丁寧に狙う動きとなっています。金利動向や原油価格などの懸念材料があるだけに簡単には反発の動きにはならないとは思いますが、「5月相場での日経平均18000円台乗せ」と言うシナリオが依然強い事からすれば、連休中の押し目は絶好の狙い目になりそうです。
以下は28日(金)の決算発表のスケジュール。
コード 会社名 上場場所
1939 (株)四電工 東証
1983 東芝プラントシステム(株) 東証
2327 新日鉄ソリューションズ(株) 東証
2768 双日(株) 東証
2914 日本たばこ産業(株) 東証
3325 ケンコーコム(株) 東証
3332 JFE商事ホールディングス(株) 東証
3403 東邦テナックス(株) 東証
3783 (株)ナノ・メディア 東証
3861 王子製紙(株) 東証
3865 北越製紙(株) 東証
3893 (株)日本製紙グループ本社 東証
4082 第一稀元素化学工業(株) 東証
4151 協和醗酵工業(株) 東証
4225 筒中プラスチック工業(株) 東証
4228 積水化成品工業(株) 東証
4313 (株)アイ・エックス・アイ 東証
4348 インフォコム(株) JASDAQ
4471 三洋化成工業(株) 東証
4537 エスエス製薬(株) 東証
4551 鳥居薬品(株) 東証
4561 デンカ生研(株) JASDAQ
4692 (株)アルゴ21 東証
4743 (株)アイティフォー 東証
4846 三井情報開発(株) 東証
5332 東陶機器(株) 東証
5401 新日本製鐵(株) 東証
5405 住友金属工業(株) 東証
5457 住友鋼管(株) 東証
5458 高砂鐵工(株) 東証
5476 日本高周波鋼業(株) 東証
5566 中央電気工業(株) 東証
5612 日本鋳鉄管(株) 東証
5657 鈴木金属工業(株) 東証
5713 住友金属鉱山(株) 東証
5803 (株)フジクラ 東証
5807 東京特殊電線(株) 東証
5819 カナレ電気(株) JASDAQ
5970 菊池プレス工業(株) JASDAQ
5992 中央発條(株) 東証
6211 倉敷機械(株) 東証
6222 (株)島精機製作所 東証
6355 住友精密工業(株) 東証
6370 栗田工業(株) 東証
6470 大豊工業(株) 東証
6502 (株)東芝 東証
6586 (株)マキタ 東証
6588 東芝テック(株) 東証
6591 西芝電機(株) 東証
6621 (株)高岳製作所 東証
6715 (株)ナカヨ通信機 東証
6737 (株)ナナオ 東証
6752 松下電器産業(株) 東証
6823 リオン(株) 東証
6981 (株)村田製作所 東証
6995 (株)東海理化電機製作所 東証
7011 三菱重工業(株) 東証
7012 川崎重工業(株) 東証
7261 マツダ(株) 東証
7269 スズキ(株) 東証
7278 (株)エクセディ 東証
7283 愛三工業(株) 東証
7408 (株)ジャムコ 東証
7412 (株)アトム 東証
7527 (株)システムソフト JASDAQ
7560 (株)ユニマットライフ 東証
7575 日本ライフライン(株) JASDAQ
7646 (株)PLANT JASDAQ
7732 (株)トプコン 東証
7842 (株)セガトイズ JASDAQ
7862 トッパン・フォームズ(株) 東証
7896 セブン工業(株) 東証
7920 三浦印刷(株) 東証
7942 (株)ジェイ エス ピー 東証
7951 ヤマハ(株) 東証
8001 伊藤忠商事(株) 東証
8005 (株)ムトウ 東証
8012 長瀬産業(株) 東証
8014 蝶理(株) 東証
8031 三井物産(株) 東証
8053 住友商事(株) 東証
8056 日本ユニシス(株) 東証
8058 三菱商事(株) 東証
8113 ユニ・チャーム(株) 東証
8583 UFJニコス(株) 東証
8592 住商リース(株) 東証
8593 ダイヤモンドリース(株) 東証
8604 野村ホールディングス(株) 東証
8606 新光証券(株) 東証
8611 コスモ証券(株) 東証
8613 丸三証券(株) 東証
8614 東洋証券(株) 東証
8616 東海東京証券(株) 東証
8622 水戸証券(株) 東証
8624 いちよし証券(株) 東証
8628 松井証券(株) 東証
8700 丸八証券(株) JASDAQ
8708 藍澤證券(株) JASDAQ
8738 ひまわりホールディングス(株) JASDAQ
8801 三井不動産(株) 東証
8803 平和不動産(株) 東証
9202 全日本空輸(株) 東証
9301 三菱倉庫(株) 東証
9321 (株)アイ・ロジスティクス 東証
9366 (株)サンリツ 東証
9477 (株)角川ホールディングス 東証
9507 四国電力(株) 東証
9532 大阪瓦斯(株) 東証
9533 東邦瓦斯(株) 東証
9698 (株)クレオ JASDAQ
9760 (株)進学会 東証
9814 アシックス商事(株) 東証
9952 (株)ドトールコーヒー 東証
9991 ジェコス(株)
〜 引け後のニュースから 〜
4676 フジテレビ
前3月期業績を上方修正、売上高で従来予想5883億円から前々期比24%増の5934億円へ、経常利益で495億円予想から前々期比13%増の503億円など、それぞれ上乗せされました。3月のスポット広告収入の伸びや、「THE有頂天ホテル」のヒットなどが奏功したものです。株価は直近の調整基調から反発が予想されますが、29万円台に位置する25日移動平均線を抜けるかどうかが注目となります。
今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
3103 ユニチカ
繊維・紡績セクターが物色されていますが、今日は日東紡が高値に接近したこともあり、同様に「非繊維事業」の伸びが業績に貢献しているユニチカも意識されつつあります。決算発表は連休明けの5月12日ですが、前期に続いて2007年3月期も増益が見込まれており、チャートも出遅れ感が強いこともあって当面は底堅い動きを予想します。下値不安はそれほどないと考えていいでしょう。
6445 蛇の目 特に新規の買い手掛かりはありませんが、それでもチャート的には下値が固まりつつあります。連休明けの9日の決算発表を前に株価254円、255円程度の下値が固まりつつあり、安心感を漂わせています。ファンダメンタルズは改善途上であるだけに、よほどのサプライズのある決算が発表されない限りは自然には上がらない株ですが、それでもチャートが下に届いた可能性が高いことと前期増益、今期も増益見通しが発表される予定の決算発表を前に、ちょっとした買い場が到来しているようです。
6590 芝浦メカ 今期の業績への期待感とPERの割安感から注目します。先に報じられた2006年3月期は前の期に売上高が急増した反動もあって減収、減益となりましたが、今2007年3月期は国内のみならず海外も伸びが期待できることで18%増収、経常26%増益と急回復が見込まれています。一方、本日の一部報道では2009年3月期までの3カ年で総額114億円の研究開発投資を実施する模様で(2006年3月期までの過去3カ年で累計68億円程度だった)、開発重視の経営体制への転換にも注目が集まっています。また、ドイツ証券が1930円目標としていることも参考にしたいと思います。
8815 東急不動産
これもユニチカと同様に5月12日に決算発表を予定していますが、先の報道によれば不動産賃貸業が好調なことなどで連結純利益が80億円予想から100億円に上方修正、前の期に続いて増収増益となります。今期については前期に計上した販売用不動産や子会社株式の評価損といったものがないことで純利益は大幅に拡大し、EPSも急伸。また不動産セクター全体が欧州の機関投資家などが注目しているとの観測があることで買われやすくなっていることも意識すべきでしょう。
今日の推奨銘柄 (中期編)
中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。
4063 信越化学
信越化学は塩ビ、半導体ウエハ、シリコン樹脂で世界的な企業です。前3月期に続き、今期も業績拡大基調、半導体シリコンウエハー事業が業績を牽引し、前期より増益幅を拡大しての着地が見込まれています。300ミリウエハの増強を前倒しするほか、メチルセルロースの独子会社を今秋増強予定など、増益に向けた動きが続いています。12日付けでは、野村證券が機関投資家向け参考ポートフォリオに信越化学を新規組み入れしたことも注目材料です。株価は直近の調整局面も25日移動平均線が強力なサポートラインとなって下値の固さが確認されています。今期予想PER22倍台と割高感もなく、ここから上伸、7000円台を目指す展開が見込まれます。
明日の新規上場銘柄
2483 翻訳センター(ヘラクレス)公開価格35万円・1株単位
企業から翻訳を請け負う企業で、医薬メーカー、金融機関、特許事務所などからの受注を取っています。顧客企業から原稿を受け取り、約2400人の登録者から適切な翻訳者を選んで井粗い、更にこれを校正して納品する体制を取っています。校正作業はパートや嘱託社員に依頼するほか、顧客情報などを一括管理する業務システムを独自開発してコスト削減を進めています。優秀な翻訳者の確保には、翻訳者養成学校と提携して、卒業生を登録試験に招待するほか、業界誌などへの募集広告を積極的に行っています。今3月期の経常利益は前期推定比17%増の3.6億円です。今期1500円の配当を予定しており、中期的には配当性向15〜20%を目指すとしています。上場に伴う調達資金約3億円はネットセキュリティの増強などに充てるとしています。公開価格のPERは21倍台。この業界では初の上場となりますが、飛躍的な拡大は見込みにくい業種でもあります。公募売出が2175株とそれほど重くないことから、需給面での人気化が期待できます。
初値予想:50万円〜60万円
〜 本日上場銘柄の結果 〜
3804 システム ディ(ヘラクレス)公開価格1450円・100株単位
初値は公開価格の2倍、2900円、その後3200円まで上昇するものの、大引けはストップ安の2500円、大量の売り物を残して引けました。上値の重さが意識され、売り物が殺到したもようです。大学などの学校法人向けに業務ソフトウェアを開発、販売する企業です。ロックアップのかかっていないベンチャーキャピタルの保有比率が高く、引続き下値模索の展開が予想されます。
6260 アドテックエンジニアリング(ジャスダック)公開価格1700円・100株単位
公開価格を28%上回る2190円で初値を付け、その後2450円まで上昇しましたが、大引けにかけては上昇幅を縮小、2100円で引けました。マーケットメイク銘柄のため9時には初値を形成、取引が活発で、初日で公開株数の2.5倍の出来高を記録しました。回転が聞いており、引続き売り買い活況が見込まれます。
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
Eメール:info@e-alp.com
Tel&FAX:092-593-5759
〒816-0831 福岡県春日市大谷8-106-1-403
FP久本の全てがわかる!?
「保険見直しを成功させるヒント,実践のポイント」
無料Eメールセミナー随時配信中!(PC専用)
今すぐクリック!
↓↓↓↓↓
http://www.e-assistlive.com/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ |
|