【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.105 2006.06.29
 
 

6月29日(木曜日) 基調判断


本日の日経平均は反発です。NY株が反発したことや外資系証券が買い越しに転じたことで買い安心感が広がり、昨日とは一転して値上がり銘柄数も拡大、15,000円を回復しています。また、長期の波動が上昇基調を辿っているとするシナリオも変更ありません。

今日はNYが高かったことで昨日の反動が生じたと考えられますが、やはり、外国証券の動向も影響したと考えられます。本日は僅かに160万株の買い越しだったとはいえ、6月16日以来となる9営業日ぶりに買い越しに転じたことで買い安心感を与えたようです。

しかし、明日も外資系証券が若干であっても買い越しが続き、本日のように買い安心感から値上がり銘柄数が1000超となるかどうかは何とも言えません。ご承知のように日本時間の明朝3時過ぎにFOMCによる利上げに関する声明文の発表が注目されています。

利上げをするのかしないのか?その声明文によってNY株がどのように反応するのか?それを受けて東京市場での外国証券の注文動向はどうなるのか?外国証券の売買動向を受けて市場はどのような反応をするのか?今は関心がFOMCに絞られている状態です。

そこまで関心が高いのは日本株が大きく売られたからでもあります。明日のFOMCとNY株の動き次第では日経平均は月曜日の高値15,216円を更新し、現在は14,045円からの戻りを試していることが再々確認されて当面は16,100円程度を目指すと考えられます。

ところが、明日のFOMCが市場の期待を裏切るようなものとなって米国株が急落するようなことがあれば日経平均は再び15,000円を割り、21日の14,482円をも割り込むことになれば6月14日の安値14,045円に対する2番底を試す、そのような展開も予想されます。

つまり、明日のFOMCとその後のNYの動き次第では東京市場の方向感が強まる可能性が高いということです。まさに地合いの「明暗」を分けることになりそうな明日のFOMCとNYの動きですが、個人的には相場は引き続き上を目指していると予想します。

すでに相場はFOMCや日銀短観によってもたらされる株へのマイナス材料を大幅な調整によって「織り込み済み」であると考えられます。従って「イベントの通過」によるアク抜け感が勝り、売られ過ぎた主力株などを牽引役に全般底堅い動きが予想されます。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 一歩先行く新興市場 〜

本日の新興市場は、猛烈な買いが起こりましたね。6カ月近く下げ続けていた新興市場ですが、ここでアク抜けという判断から、一斉に浮上してきました。この背景には、新興市場には信者が大量にいるので、日本全土のトレーダーが本格的に動きだしているのでしょうね。

ちなみに新興市場の銘柄を扱う場合(スイングの場合)

〇 どの程度の相場になるか想定。
〇 マネーゲームとして人気が集まるのか想定。
〇 実態株価と妥当値など、想定する。
〇 人気があるうちに利食い、冷める前に利食いする。
〇 間違っても、買い値から下げて持続はしない。

これらを頭に入れたトレードをする必要があります。

あとは、運用する側の扱える力、経験によって差がでてきます。はっきり言うと、10人居たら6人は扱えないのではないでしょうか。そんなに新興株の波乗りは簡単ではありません。分単位の売買ならその時の勢いに乗れればいいのですが、スイング的に使う場合は、しっかりした見極めが必要になります。

一方、東証1部市場では、一気の戻りはありませんが、波乱含みの米国株を気にしながらも、米国、日本ともに今後戻りに入る可能性があります。まず最悪なことがあっても、下げはある程度決っていて、あとは戻るだけですから、3000円高の位置と、今の3000円安の位置のリスク度をよく考えると、下げてもあと1000円(最悪の場合の想定)とみれば、個別株では280円の株が250円になる、それだけを覚悟すれば350円になる相場が想定されます。

すでに、6月初旬の底値から9割の株が切り返し、350円は400円、200円は230円、400円は440円というような変化になっているのですから、ここからはジリジリと上げていき、個々の銘柄は半値戻りの展開になっていくことが予想されます。ここは、出来るだけ業績好転株、先行きがしっかりした成長の見られる株をピックアップすることが大切です。

8002 丸紅
8178 マルエツ
4041 日本曹達
6951 日電子
7750 ペンタックス
6674 GSユアサ
6621 高岳製
6508 明電舎
8303 新生銀
5351 白煉瓦
6331 三菱化工機
5302 日本カーボン
6507 神鋼電
7242 KYB
7756 電産コパ
3402 東レ
4004 昭和電工
3403 東邦テナ


相場トピックス


〜 景気拡大 〜

景気の拡大が続いていますが、戦後最長の景気拡大であるいざなぎ景気を今年の11月に達成しますが、これが微妙な状況になっているとの見方があるようです。4月の景気動向指数は50%を上回り、景気上昇を裏付けています。2002年1月を「谷」とする今回の景気上昇期間は今年の5月で51カ月となり、バブル期の平成景気と並んでいます。個人的には現状の日本経済について悲観的な見方は特に存在しないことから、いざなぎ景気を超える可能性は高いのではないかと思われます。最近の論調を見ても景気が内需を中心に堅実に拡大しているとして、米景気の減速懸念や株安などのリスクは出てきているものの、個人消費と企業の設備投資の基調は強いと見られています。株安などが深刻でなければ、日本経済は11月に戦後最長の「いざなぎ景気」である57カ月を超え、息の長い成長を続けると見られています。

一方で否定的な論調がない訳でもありません。実体景気は足元好調ですが、夏から秋口にかけて反転し、後退に向かう可能性が強まっているというものです。10月まで上昇を続ければ戦後最長のいざなぎ景気の上昇期間と並ぶが、「いざなぎ超え」は登頂寸前で未達になる恐れがあるというものです。景気情勢には、2つの下押し要因が強まりつつあるというものです。短期的には経済がこの逆風に抗し切れず、近い将来に下方屈折する可能性が強まってきたとみています。第1のマイナス要因は、交易条件の大幅な悪化。今年1―3月期の原油輸入価格は前年同期比64%、輸入物価全体でも23.5%上昇、この間国内総生産(GDP)の0.9%に相当する所得が海外に流出した計算になります。

第2の景気下押し要因は、需要減速の懸念が出てきたことです。景気は昨年夏に「踊り場」を脱し、上昇軌道に復帰しました。これには輸出の反転増加、電子部品関連の在庫調整一巡も寄与していますが、それとともに金融機関による信用供与の拡大効果が大きかったというのがこの考えです。2003、2004年の大規模な外為市場介入に伴う対政府信用拡大の反動の一巡、財政融資資金特別会計の日銀運用資金引き揚げによる日銀の対政府資金供給拡大などが、信用拡大に寄与しました。ところが、その後の展開を見ると、輸出の伸びも2002年、2004年に比べ力強さに欠け、今年3、4月には早くも頭打ちの兆しが見え、電子部品・デバイス業の在庫も年明け後増加しつつある。さらに、国債発行の減少から再び銀行の対政府信用が縮小に向かい、民間向け貸し出しは回復しているものの、総体として信用創造拡大が止まり、マネーサプライの伸びが低下しています。

「踊り場」脱出を演出した要因の働きが尻すぼみになっています。これらの推進力の弱まりの結果になりますが、1―3月の全産業売上高は前年同期比5.0%増とやや鈍化しており、一度は反転した総需要の伸びに早くも頭打ちの兆しが見えています。以上の交易条件悪化、総需要の減速の動きは、近い将来、企業の生産活動に影響を与える可能性があるというものです。
 
実際に本日発表された5月の鉱工業生産指数は前月比1.0%低下しましたが、市場予想平均の0.1%低下を大きく下回っています。但し、6月予測が2.7%の上昇となり、4―6月の前期比伸び率が当初予想通り1%を超えるとみられています。生産活動は堅調であることに変わりがないとの見方もあるようです。企業の2006年度の設備投資計画に与える影響もないとの見方です。来週発表の日銀短観にも大きな影響は及ぼさないとの見通しです。尤も懸念材料もあり、5月の全体の在庫指数は低下していますが、電子部品・デバイス工業ではサッカーのワールドカップ商戦が期待値より良くなかったことから在庫は増えています。同部門は7月の生産指数が前月比7%の大幅上昇を見込んでいますが、下方修正される可能性が高くなており、7―9月に減速感が出てくる公算が大きいとみられています。このため景気は9月にかけて下方屈折する可能性が出てくることになります。その場合でも、調整が短期間で終了すれば、今回景気上昇局面で3度目の「踊り場」を形成、景気後退と認定されないかもしれませんが、調整が長引けば「いざなぎ超え」は難しくなるというものです。

景気の拡大を押し上げる要因の一つに消費拡大が継続されるかどうかと言う問題も大きいようです。経済産業省が発表した5月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比0.1%増の10兆5640億円となり、2カ月ぶりに増加しています。小売業の好不調が今後の景気の拡大を占う意味でも重要なポイントになりそうです。日経流通新聞MJよると、そののような中にあっても営業利益率での伸びの顕著な銘柄をリストアップしています。

営業利益伸び率ランキング(小売業)

順位 コード 銘柄名 伸び率 営業利益率 売上高
1 9832 オートバックスセブン 82.3 13637 203056
2 9831 ヤマダ電機 79.2 44395 1264235
3 8282 ギガスケーズデンキ 49.5 6431 353335
4 8235 松坂屋 48.7 6474 300109
5 2670 エービーシー・マート 43.9 14038 62307
6 8267 イオン 39.7 24297 1892909
7 3382 イトーヨーカ堂 37.2 12072 1493605
8 7453 良品計画 36.1 14923 127495
9 8214 AOKIHD 35.4 6209 71666
10 8266 イズミヤ 33.1 4763 330180
11 8186 大塚家具 32.9 5350 69649
12 8238 伊勢丹 32.8 20019 445920
13 2685 ポイント 31.8 9807 48571
14 8252 丸井 31.3 33544 496869
15 8287 マックスバリュ西日本 30.7 6215 175571
16 ---- フランドル 30.5 4777 63083
17 8185 チヨダ 30.3 4739 130790
18 9951 カーマ 27.2 6095 121981
19 9843 ニトリ 25.6 17082 154038
20 8227 しまむら 24.9 29213 327939
21 8194 ライフコーポレーション 24.1 6799 398319
22 8196 カスミ 24 4391 174493
23 7445 ライトオン 23.8 9313 83842
24 ---- オーケー 23.5 5565 125722
25 7606 ユナイテッドアローズ 23.1 7487 52610
26 7649 スギ薬局 17.5 5942 122929
27 7545 西松屋チェーン 16.6 9890 95135
28 7937 ツツミ 15.1 6064 29519
29 8273 イズミ 15.1 17244 3562705
30 7416 はるやま商事 15 4714 56593


〜 引け後のニュースから 〜

8233 高島屋
今2月期の第1四半期決算を発表しました。売上は前年同期比2%増を確保したものの、経常利益は同4%減と落ち込みました。広告宣伝費など先行投資費用の増加が影響しました。ただ、四半期ベースでの目標は達成しているとして、通期で前期比2%増の売上、経常利益で同6%増の見通しは据え置いています。直近の株価は下降する25日移動平均線を前に上値は重く、年初来安値圏に沈んでいます。28日発表の5月の商業販売統計速報では、百貨店の全店ベースの売上が前年同月比1.8%減だったものの、高島屋は販売促進策等が奏功、売り上げ増を確保したことが評価できそうです。ただ、チャート的に上値が重い展開の中、流れを変えるほどの材料ではないとみられます。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

3401 帝人
特に目新しい手掛かり材料は乏しいものの200日線の726円近辺を依然として下回っており、出遅れ感が強い状態にあります。今期予想も化成品の減速が見込まれているとはいえ、全体では前期に続いて増収増益が予想されており、来2008年3月期も増収増益予想にあり、来期予想PERは13倍台(四季報予想)と割安感があります。200日線回復までは200日線が戻りのフシとして意識されるとはいえ、現行水準を仕込む分には大きなリスクはないと考えられます。693円〜696円が買い狙いでしょうか。

4063 信越化学
100株単位。先日も取りあげましたが、押し目を狙うスイング・トレードであればまだまだ妙味はあると考えられます。電子材料中心に足下の業績も好調に推移していることで想定以上の増益が見込まれており、今期の増収増益に続き来期も高い伸びが見込まれています。目先的な値幅妙味もさることながら来期予想PERが17倍台と割安感があることもあってロングランで狙う資金流入によって底堅い動きが当面予想されます。5950円〜5980円が買いの狙いでしょうか。

7261 マツダ
6月14日の600円割れから戻りを試す展開が続いており、依然として株価に割安感があることで上値余地はあると考えられます。好調だった前期に続いて今期も最高益が見込まれていますが(来期も増収増益予想)、あしもとでも5月の国内生産が北米向け新型車の生産開始など輸出が牽引して前年同月比19.3%増となっており(7カ月連続で前年同月実績を上回る)、好調な業績見通しを裏付ける内容。押し目を拾えれば確度の高いリターンが得られそうです。675円〜679円が買いの狙いでしょうか。

9202 ANA
決して割安感はありませんが、やはり、先日のJALとの国内旅客数が3年ぶりに逆転したという報道はインパクトがあります(ANAが約4547万人、JALが4384万人)。市場全体の投資マインドが回復してくれば買われやすい銘柄の一つと考えられます。特に国際線の顧客による評価ではJALを圧倒、業績も2004年3月期に営業黒字を回復して以来増収増益が続いており、前期には営業利益で過去最高を記録。今後もJALとの格差拡大が続く可能性が高いだけに株価も底堅い動きが予想されます。買いの狙いは428円〜531円でしょうか。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

3407 旭化成  
旭化成は繊維、化学、住宅、建材、電子材料から医薬と多方面へ展開している企業です。前期は営業・経常減益に転じたものの、今期は電子材料の販売好調や、不採算事業の整理などの構造改革が一巡、負担が軽くなることもあり、増収・増益に転じる見通しです。最終益も伸び、3期連続の増配で年11円配当を予定しています。
6日付けで、モルガンスタンレー証券が投資判断を中立の「イコールウェイト」から強気の「オーバーウェイト」に引き上げたことも支援材料となります。株価は600円台半ばまでの調整を経て反転、下値を切上げる展開で、上値メドとなっていた25日移動平均線を回復してきています。今期予想PER16倍台、配当利回り1.5%台と、株価は魅力ある水準となっています。チャート的にも抵抗ラインを上抜けたことで、ここから800円台、更に上値を試す展開が期待できます。


明日の上場銘柄


明日の上場銘柄はありません。


〜 直近の上場銘柄 〜

1408 サムシングホールディングス(ヘラクレス)公開価格30万円・1株単位

初値は公開価格を40%上回る42万円、その後ストップ高となる47万円まで上昇、大引けで比例配分となりました。IPO銘柄上昇の波に乗ったものとみられます。サムシングホールディングスは戸建て住宅用地盤の強度を調査、更に調査で地盤が弱いと分かった場合には、地盤改良工事を手掛ける企業です。関東、東北、東海地方で事業を展開しています。1件あたりの単価は、地盤調査が2万5000円〜5万円、地盤改良が50万円〜200万円で、顧客の7割が地場工務店、大手ハウスメーカーで、残りの3割がパワービルダーとなります。


3809 バリオセキュア・ネットワークス(ヘラクレス)公開価格38万円・1株単位

初値は公開価格の2.2倍の83万円、直後に87万円まで上昇するものの、その後は失速、76万円の安値引けとなりました。企業にネットワークのセキュリティーサービスを提供する企業です。機器の開発、監視、保守サービスまでの一貫して手掛けており、低価格と全国を網羅する保守サービスを強みとしています。機器を利用した監視の自動化、保守・監理の外部委託により原価の低減を実現しています。保守拠点は全国に33箇所、トラブル発生の場合は4時間以内に顧客企業に向かう体制を敷いています。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
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