【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.99 2006.06.21
 
 

6月21日(水曜日) 基調判断


本日の日経平均はNY株の上昇を受けて小高く始まりましたが戻りに力が無く、前日に続いて軟調な展開でした。全体は出来高も少なく、値下がり銘柄も連日の1000超となっています。それでも長期のトレンドは上昇基調を辿っているとの観測は変わりありません。

日経平均は先週の14,045円の安値から戻りを試す過程にあると考えられていたのも束の間、早くも14,045円を再び試す(W底?)かのような動きになっています。米国ではFOMCを控えて株価も上値が重い展開ですが、東京も金融政策に関心が集まっています。

報道にありましたように日銀の福井総裁が金融政策運営について「早めに、小刻みに、ゆっくりと政策対応していく」と発言し、ゼロ金利の早期解除に前向きな姿勢を示したことから先頃の会合で見送られたゼロ金利解除が「7月にも」という見方に傾いています。

無論、これは原油価格の上昇(高止まり)による様々な物価の上昇や景気が安定的に拡大していることに対応したものですが、一方では朝方発表された4〜6月期の法人企業景気予測調査で大企業全産業の景況判断指数が1〜3月期に比べて大きく悪化しました。

様々な物価が上昇をしてインフレの芽が育ち、景気も安定的に拡大し、ゼロ金利解除も時間の問題であるという日銀の認識とは別に実際の景気は足下で減速感が表れてきている、つまり、「本当にゼロ金利解除をしていいのか?」という疑問が生じてきています。

すでに米国でも指摘されているスタグフレーション(経済活動の停滞と物価の持続的上昇が共存する経済現象)に日本経済も入りつつあるのではないかとの観測も広がってきています。米FOMCを始めとして日米の金融政策に神経質な地合いが暫く続きそうです。

しかし、物色されている銘柄もありますので全く為す術がないという相場でもありません。たとえ日経平均が先週の安値で完全に底入れしたかどうかがハッキリしていなくても、買った株を長期で保有するような楽観論に安住した運用をしなければ利益は作れます。

「森を見ずして木を見る相場」と言われるように銘柄選択には神経を使う相場ですが、時流に沿った業績好調な銘柄を選べば大きな間違いは起きない相場でもあると考えられます。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 ジェットコースター 〜

最近の相場は、たった5時間足らず(朝の9時から昼の3時10分まで)なのにホント疲れますね。引けた後、グッタリしてしまいます。精神が擦り減るとはこの事なのでしょうか。まぁ、今はどっちにいくか分からない相場なので乱高下するのも無理はないのですが、結局のところ、日本株は一定の期間はかかりそうですが、浮上することになると思います。4/7から6/14の2ヶ月の間で一気に3500円下げました。これからの戻りは日柄調整を入れながら、7〜8月で15500円処でしょうか。後はいつも書いていますが、NYがどうなるかによってシナリオが変わっていきます。現時点では今日のザラバでも押し目近辺ではきっちり上げています。これは買い方の人が積極的に買い上がっていったと言うよりも、空売りしていた人達が買い戻したと考えられます。空売りする人達もこれまでの2ヶ月間とは違いそこまで強気ではありません。(日経平均の日足チャートを逆さまにみるとどれだけ行き過ぎているか分かると思います。)よって、これからは下値固め(確認?)しながら徐々に反発の方向で進んでいく期待があります。

「朝焼けを褒めるには夕暮れを待て!」というように、朝が良くても夕方になるとどうなるか分からない激しい相場です。午前中2万円高だったのに後場が引けたらマイナス3万円なんてことも良くあります。このような激しい展開では、デイトレードとスイングトレードの考え、銘柄をしっかり区分けして臨む必要があります。

今のような全体がなかなか上がらない地合の場合は、個別株攻撃が始まります。新興市場では業績好転、今後期待のある株、東証1部銘柄も同じですが、それぞれスイング的に使える株を絞る必要もあります。

6674 GSユアサ
2712 スターバックス
2450 一休
4404 ミヨシ
5631 日製鋼
4004 昭和電工
3404 三菱レ
7750 ペンタックス
4611 大日塗
7242 KYB


相場トピックス


〜 日銀の2つの懸案事項 〜

日銀の福井総裁が村上ファンドに資金を拠出していた問題が直近の話題になっています。今朝のマスコミ、特にテレビの報道などを見ていますと、福井日銀総裁への風当たりは強く、辞めるのが当然といった風潮となっています。確かに彼の立場を考えると自己資金を高利回りのファンドに預け、庶民的に考えれば、銀行預金がゼロに近い水準でありながら、自分達だけおいしい思いをしているという嫉妬のような気持ちが生じてもおかしくありません。みのもんたなどはボロクソにこき下ろしていたようで、中央銀行の総裁たるものがするべき行為ではないと言ったようなコメントを出しています。心情的にはよく分りますが、ただ、批判も村上ファンドに資金を拠出し高利回りの資金運用を行っていたからに他ならないように思います。日銀総裁と言う立場がどのようなものかと問われた場合には、このような資金運用を行っていた場合には確かに批判されても致し方ないのですが、ただ、日銀総裁といえども、自分の資金を運用する権利が全く無い訳でもなく、法的にも何の問題もないと言う事になります。

仮に村上氏の逮捕が事前に分っていて、関連の銘柄を売り抜けていただとかの「インサイダー的」なものがあれば当然問題があるのですが、そうでなければここまで批判の矢面に立たされるのも少しかわいそうに思われます。ましてや、日銀総裁に就任する前の投資であって、日銀総裁になってから特に活発に売買をしていると言う訳でもないようですから、個人的には大きな問題ではないように思われます。現在の超低金利で庶民が苦しんでいるのに、金融当局のトップだけが儲けていたことに批判が集中しているということのようです。結果的に福井総裁は世間の批判に打ち負けて辞めることになるかも知れませんが、海外からの見方は意外で、どうして彼が責められる必要があるのかと疑問の声が上がっているようです。特に国内でこのように日銀に対しての信頼を薄らぐようなニュースばかり流していると、海外市場から日銀への中央銀行としての立場が弱いと見られて、日本市場から資金を引き上げる要因とされる可能性もあります。

どちらに傾いても仕方がないとしても早期にこの問題は解決するべきであろうかと思われます。実際に日銀の福井総裁は村上ファンドへの資金拠出の混乱を招いた責任を取って月200万円の報酬の30%を7月分から6カ月間、自主的に返納する考えを明らかにしています。資金の運用状況は鮮明にする必要はありますが、それ以上の責めはこのくらいにしておき、早期に日銀の信頼を取り戻す手立てを図るべきであると思われます。

この問題よりも日銀にとっては目先重要な政策変更に最大の注意を払っているようです。昨日も福井俊彦総裁が、今後の金融政策運営について「早めに小刻みに対応する」と述べたのを受け、市場ではゼロ金利政策が7月にも解除されるとの見方が再び強まってきています。外国為替市場で円高・ドル安が進み、長短金利も上昇(債券価格は下落)、日経平均株価はこの影響を受けて下落しています。当初4月時点ではゼロ金利の解除は6月と見られていましたが、世界同時株安などから相当実施時期がずれ込むとの観測が強まっていました。しかし、ここに来て日銀は早期にゼロ金利の解除を目論んでいるようで、7月にもゼロ金利が解除される見込みです、折りしも日銀総裁の村上ファンドへの資金拠出問題でもめているのですが、日銀もゼロ金利解除の時期を考えあぐねているのかも知れません。

ゼロ金利の解除によって、金利が上昇する懸念が今後強まることになります。金利上昇により当然、負債の多い企業については収益を圧迫することになります。更に過剰流動性相場が終焉を迎えることで、リスクマネーの縮小が進むことになりますから、ファンダメンタルズの良くない銘柄については注意が必要になります。金利差拡大の恩恵を受けるという意味では銀行セクターに妙味がありそうです。東京三菱UFJやみずほFGなどアナリストの判断が引き上げられる可能性がありそうです。目先、この金融引き締め観測を株式市場がどの程度懸念材料として受け止めるかということになります。村上ファンドへの資金拠出問題とゼロ金利解除の問題は目先の日銀にとっての最大の懸案事項と言うことになりそうです。

〜 引け後のニュースから 〜

4842 USEN(ヘラクレス)
2005年9月-2006年5月期業績を発表、経常損益が21億円の赤字となりました。無料動画配信サービス「GyaO」の先行投資費用を回収できなかったことが大幅赤字の要因となります。「GyaO」の市長登録者は16日で1000万人突破が報じられており、順調な増加が確認されています。通期では経常利益で10億円の黒字予想を据え置きとするものの、やや不安感のある内容です。株価は下降する25日移動平均線が抵抗ラインとなって上値の重い状態です。再び年初来安値圏への停滞の可能性が高まります。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

6674 GSユアサ
「ハイブリッド車向け電池参入」で週明けは急騰、その後は市場全体が続落していることもあって伸びがありませんが、この材料への評価は高いものがあると考えていいでしょう。実際に量産化に成功して2015年には600億円〜700億円の売上が見込める公算となれば現在の株価水準には割安感があるだけに、今後も下値には引き合いが集まりやすいと考えられます。高く買わなければスイング・トレードは十分に可能でしょう。286円〜288円が買いの狙いでしょうか。

6704 岩崎通
純粋な投資対象としてはお奨めできるものではありませんが、本日の急騰した井筒屋の背景には買い残の大幅減少が指摘されています(601万株の減少)。この岩崎通も469万株の買い残が減少しており、貸借倍率も6.58倍から4.06倍へと接近。これだけで株を買うわけにはいきませんが、井筒屋の連想を働かすことはできるのではないでしょうか。業績悪化を織り込んで今期は2期ぶりの復配(2.5円)を計画するなど、ファンダメンタルズ面も改善しています。押し目狙いであればスイングは可能でしょう(ボロ株だけに取り扱いにはご注意下さい)。208円〜210円が買いの狙いでしょうか。

7752 リコー
特別な新規の買い手掛かりが出てきたわけではないものの、前期に続いて今期、来期共に連続して過去最高の業績を更新する見通しにありながらPER15倍台、来期は13倍台という水準は割安過ぎるでしょう。いくら外部環境や投資家心理がネガティブな状況とはいえ、この割安状態は修正必至と考えられます。スイング・トレードを狙ってみる価値はあると思います。2090円〜2110円が買いの狙いでしょうか。

9983 ファーストリテイ
先日は東レと開発・生産で提携といったことが報じられたことを材料視する場面がありましたが、しかし、チャートを見れば分かるように株価水準は出遅れ感が強い状態にあります。現に外資系大手のUBSも株価の調整によって割高感が解消したことやあしもとの業績も好調なことなどを背景に投資判断を引き上げてきています。相場の地合いが不安定なだけに短期間での大幅なリバウンドは臨めないもののスイング・トレードは十分に狙えそうです。買いの狙いは9200円〜9230円でしょうか。


ドイツ証券が最近一ヶ月間の株価下落率が13%以上で、同時に6月5日以降にアナリスト・コンセンサスでみた営業利益の今期予想が上方修正され、今期予想PERが平均値以下と言う条件に合致した銘柄をピックアップしています。以下はその銘柄。

1729 三光ソフラン
4106 ケムキャット
4271 カーリット
4527 ロート
5706 三井金
5713 住友鉱
6481 THK
6765 ケンウッド
6798 SMK
7220 武蔵精密
7731 ニコン
9058 トランコム
9788 ナック
9824 泉州電
9956 バロー


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

7956 ピジョン
ピジョンは育児用品ではトップ企業、更にマタニティ、介護用品を手掛ける企業です。6日に今1月期の第1四半期決算を発表、営業利益で前年同期比17%増と好調が確認されたことが注目の材料です。特に前期不振だった国内育児用品事業が回復が評価できます。病院へのマーケティング活動、マタニティスクールの開催件数の増加などの複数の策が奏功して売上を伸ばしました。通期では営業利益で前期比17%増、経常利益で同18%増などが見込まれていますが、好調スタートを受け、上ブレの可能性が高まっています。新たな動きとしては、上海に10億円を投じて新工場を建設、来年4月からベビーローションなどの幼児用製品を生産することです。高所得者層向けに市場を開拓、2010年には注g工での売上を現在の2.5倍、50億円に引き上げるとしています。6日付けでは、コスモ証券がやや強気の投資判断「B+」を継続、今期業績が上ブレする可能性を指摘、株価には割高感がないとしています。株価は1600円台の揉み合い水準から一段高の動きで徐々に下値を切上げる展開です。0.81倍台の取組面からも注目です。業績好調を織り込み、1900円〜2000円台を目指す上昇が見込まれます。


明日の上場銘柄


2488 日本サード・パーティ(ジャスダック)公開価格20万円・1株単位
外資系企業が販売したIT機器の保守点検の代行を手掛ける企業です。サン・マイクロシステムズ、日本ヒューレット・パッカードなど大手企業と安定的な取引がある点が強みとなります。機器の保守だけでなく、IT機器を引き渡す際に必要なプログラムの作成などを手掛けています。更に、顧客の企業が日本で販売するソフトウエアの技術テキストの翻訳などを新たな収益源として育てる方針です。今3月期は半導体製造業向けのソフト開発が好調で、経常利益で前期比91%増の5.2億円を見込んでいます。今期配当は2500円を予定しており、今後も配当重視の方針を継続していくとしています。上場に伴う調達資金約5億円は、3億円を借入金返済に、2億円を設備投資に充てる、としています。公開価格のPERは14倍台となります。大手企業と取引のある安定性、成長期待からみて、割安感のある水準です。公開株数は4200株と需給面からもそれほどの重さはありません。初値予想:28万円〜35万円


〜 直近の上場銘柄 〜

6656 インスペック(マザーズ)公開価格55万円・1株単位
公開価格を12%上回る61万8000円の初値を付けたものの、その後は急速に下げ、引けは公開価格を割り込む53万円となりました。半導体関連部品の外観検査投資メーカーです。装置本体、搭載のコンピューター共に自社開発しています。液晶用半導体に使うTABテープの検査用では国内シェア5割を握っています。ベンチャーキャピタルの保有が多いことなどもあり、需給面から軟調な値動きが予想されます。

8734 アストマックス(ジャスダック)公開価格9万円・1株単位
公開価格は公開価格を67%上回る15万円となりましたが、その後は急速に下げ、大引けは11万9000円となりました。内外で顧客資金及び自己資金を商品、株式、外国為替などで運用する投資顧問会社です。商品先物大手のエース交易が設立した企業で、商品投資顧問としては初の上場となります。業種的に、人気化はやや見込みにくい状況です。

2489 アドウェイズ(マザーズ)公開価格140万円・1株単位
20日に新規上場、誤発注から初値が147万円に抑えられ、初日はストップ高のまま引けました。上場2日目となる本日もストップ高となる197万円で買い気配のまま取引不成立となりました。もともと初値からの人気化が見込まれた銘柄であると共に、誤発注のカラ売りに伴う買戻し期待が買い物殺到に繋がっています。引続き株価位置を探る展開が見込まれます。インターネット広告の中でもアフィリエイト(成果報酬型)広告の仲介サイトを運営する企業です。ネットの閲覧者がアドウェイズの会員サイトを経由して広告主の商品を購入すると、広告主から会員へ成果報酬が支払われますが、その成果報酬の2〜3割がアドウェイズの仲介料となります。パソコン向けのほか、携帯電話用サイトも手掛けています。4月時点で広告主数は約1300、会員サイトは11万サイトにのぼります。2005年には中国向けの仲介サイトを開設、事業を拡大しています。社長の年齢が上場時で26歳2ヶ月と、最年少記録を更新することでも話題です。


記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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