【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.94 2006.06.14
 
 

6月14日(水曜日) 基調判断


本日の日経平均はNY市場の下げを受けて昨日の安値14,218円を割り込み、14,000円割れ目前となる14,045円をマーク、その後は突っ込み警戒感から買いが入り、底堅く推移しました。長期のトレンドが上昇基調を辿っているとするシナリオも変更はありません。

依然として外資系証券は売り越し基調であり(本日は1480万株の売り越し)、また、東京市場の下げの根源であるNY株も落ち着きを見せたとは言えないだけに本日の地合いが明日に引き継がれるのかどうかは何とも言えません。ただムードは底入れ感があります。

底入れ感が強まった大きな要因としては信用買い残の整理が進んだことでしょう。報道にあったように3市場の信用買い残が半年ぶりに5兆円の大台を下回ったことです(2月10日に5兆9836億円だったのが直近の9日時点で4兆9390億円と1兆円程度の減少)。

それでも依然として5兆円規模の信用残があることには変わりありませんが、戻り売り要因が薄らいだことによって買い安心感が戻ってきたことと、本日の日経平均の安値となった14,045円でほぼ当面のボトムが決まったのではないかとの見方が広がっています。

無論、外部環境は予断を許さない状況ですし、環境次第では明日は一転して本日の戻りから一斉に利益確定売りで始まる可能性もありますし、まだまだ満を持して仕込める状況ではありません。それでも本日の動きからも戻りやすい状態にあることが分かります。

たとえ予断を許さない環境にあっても日経平均が14,000円を割って13,900円台、13,800円台となっていくのは余りにも実体経済からの乖離が拡大していくことになるだけに、本日の動きによって14,000円という水準の「信頼感」がグッと高まったと考えられます。

昨日まではNY株の動きや外資系の売買動向次第では14,000円が支えられるのかどうか全く分からないという「不信感」があったわけですが、今日の動きによって不信感がやや薄らぎ、14,000円への信頼感が少なくとも昨日よりは高まったことは事実でしょう。

ここでは「仮に」という段階ですが、本日6月14日の14,045円で5月からの「ベア相場」はボトムを確認したとして、戻りを試す展開が続くことを想定したトレーディングを狙うべきでしょう。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 頑張れ 米国!その2 〜

今回の暴落の原因は、世界同時株安。特にNY株の下落です。金利上昇懸念、インフレ懸念、景気失速との見方から、株式市場から資金の逃げが始まり、米国株は暴落してします。これは米国だけでなく国際的に起きています。

ただ言えることは、米国株がこのままいつまでも売られ続けるわけではなく、景気減速分を先取りして、相場にブレーキをかけさせたような展開だと思います。これは、バーナンキ氏も、グリーンスパン氏も同様、シンクタンクそのものが発した調整との見方です。米国では、何十人も経済、金利を考える人がいて、それの総意をバーナンキが語る仕組みとなっています。ところが、バーナンキ氏は、気弱く、声は震え、手も震えるというタイプ。メリハリがなく、弱気がさらに弱気に響いてくるのでタチがわるいのです。

中途半端な反発ならば、この際、一気に下げてくれたほうが良いと思います。米国株については、そんな見方もあるそうです。特に、今回の下落の中で、安易な調整ではなく、かなり資金の入れ替えも起ったようです。米国では、お金は紙になり、銀行が大量に崩壊した金融恐慌があったので、お金よりもカード、さらに、株の方が信用度があります。ところが、それだけ信用している株を手放す人も出て、日本以上に深刻さがあったようです。

それでも、この暴落が、いつまでも続くことはないと思います。米国株は、目先の下値判断はまだ分からないものの、反発に向かいます。世界に対する影響が強いのも分かっている。それで、米国株の反発が起ると、今度は世界のマネーが株に向かう、そんな動きが夏までに一度は起る可能性があります。したがって、ここは、日本株の戻り期待。本日の新興株の急騰は試金石、テストパターンでした。

枯れた草に火を放つと一気に燃えるように、反発に転じると新興市場株は全面高でした。当然のように、戻れば短期資金の利食い売りもあり、実際には米国株がまだ不安定だと、すぐに売られてしまうリスクもあります。しかし、株価は一度壊れて、3分の1になってしまったような株も多いので、今日は揃って戻りました。これらの利用方法は、割り切って短時間で利用してホールドはせず、とにかく、その場の短時間で利食いして回転。回転で儲けることです。

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日銀福井総裁も、村上ファンドに1000万円の拠出だけであれば、辞任はないと思います。さらに問題があるとすれば、早期に辞任でしょうが、他に問題はないと思います。この点は、偽メール問題の民主党のようなオソマツな対応はないと思います。村上ファンドについては、財界の著名人も資金投入した人は多く、もともとオリックスが背景にスタートしたファンドですから、当初、信用してしまっても仕方がなかったと思います。

村上ファンドが、いつからファンドから総会屋的なことになってしまったのか。物言う株主であり続ければ良いものを、文句を言って株券を高く引き取らせるという行為は悪徳総会屋のやることであり、おそらく、外資が大量に入って、パフォーマンスを求められてからおかしくなったのだと思います。資金の性格です。澤上氏のように、長期で個人の資産を集めるようなファンドであれば何の問題もなかったものが、9割が外資ですと、かなり要望そのものが厳しかったのだと思います。

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今日のような動きが起きると、スイングで狙いたくなりますね。しかし、何かが起こると、日経平均1万4000円割れとなる可能性も多大にあります。「奈落の底に落ちたらどうしよう...」という不安が常にあります。結局、NYの戻りが本物か、本物でないのか、まだまだ日柄をみて、結論を待つ必要があるからです。したがって、今は仕込み場であり、狙わなければならないのですが、下げリスクが怖くてなかなかスイング的に踏み込めないのが現状です。ある意味、根性で、下げるところを集めてしまう資産家タイプの張り方をするのか、リスクとらないで、短時間だけでやるのか、もしくは、上げがはっきりするまで休むのか...。プランニングとしては、ご自身の資金、性格をよくよく考えた上で組み立てる必要があります。私が考えるところ、ここは、短時間しか出来ないと思います。それは、損する事が嫌いだからです。日に3万円も、4万円も簡単に損することは、とんでもないことです。とにかく、損しないようにすることが一番大切だと思います。そのためには、リスクは取りたくありません。

要するにスイングでは、資金が少ない方は、当然下げたらロスカットも最悪必要となりますので、損したくない方は、もう少しNYが安心して見られる状況になるまで待ちましょう。デイトレードできる人は、短時間投資で狙うこととなります。

新興株の戻り期待。(スイング的な扱いでは、下げについては必ずロスカットの株価を決めないといけません)

3780 メビックス
2450 一休
2459 アウンコンサルティング
3756 豆蔵
7829 サマンサタバサJP
8922 IDU
2440 ぐるなび

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今日は、ちょっと遅くなってしまいましたので、今、NYダウの動きを見ています。まずは反発スタート。本日のアジア市場は、インドは反落、ロンドンは前日終わり値前後の動きとなっています。その中で、NYが反発しています。本日終わり値で高いと、ようやく、明日の日本株、朝から外国証券筋の買い越しがあるかも、そんな期待もあります。しかし、朝、目覚めるとガッカリすることばかりですから、期待しないで寝る事にします(汗)本日の日経平均は、90円高の14309円。まずまずの引けでした。特に新興市場株は、全面高、暴騰でした。一気にこのまま上がるとは考えず、どこかで再度、急落があるという考えも必要でしょうが、それでも、NYの反発が数日続くと、新興株は、銘柄によっては3分の1になっているため、戻りはおいしいと思いますね。

現在、NYダウは60ドル高。NYが暴騰となり引けてきた場合、調整を続けた日本株ですから、さらに300円も400円も上がる可能性もあります。しかし、現実的に考えると、朝からカイ気配となり、寄り天井になる場合も考えられます。それではなかなか手を出せません。冷静になって、朝、方法を考える事となりそうですね。朝、NYの結果や、外国証券の売り買い動向を見て考える必要があります。



相場トピックス


〜 外国人投資家動向 〜

本日の寄り付き前の外国証券の注文動向は15営業日連続の1480万株の売り越しとなっています。これは2002年9―10月に記録した16日連続以来の記録ということになります。米国株が大きく調整し、リスク許容度が低下していることで、海外勢の日本株に対する資金の振り向けも極端に縮小しているようです。米国株の下落以外にも原油や金など商品相場も総崩れで、世界的なリスクマネー収縮を警戒した売りが続いています。

「売られ過ぎ」と言われてから何日か経ちますが、日経平均構成銘柄の予想PERは昨日時点で17.45倍と、政府・日銀が景気の踊り場脱却を表明した2005年8月9日以来の水準まで低下しています。本来であれば、景気や企業収益の改善見通しを前提にすると下値は売り込みにくい状況のはずです。それでも下値を売る姿勢には、やはり外部環境の先行きに対する不安心理が強いのかも知れません。外国人投資家が買わなければ日本株は反発しないと思っていますし、実際にそうなのでしょう。

ところが、その外国人投資家動向のリアルタイムな指標となっている先ほども説明っしました、「寄り付き前の外国証券の注文動向」ですが、この数字について信憑性がないと批判する意見もあるようです。エコノミスト誌に拠りますと、外国人投資家の委託売買シェアが現物市場で50%、先物市場で80%にまで近づき、日本株市場における存在感がここに来て一段と増しています。日本株相場の予測に、外国人投資家動向を正確に分析する必要があるのですが、株式市場には多くの外国人投資家の動向に対する間違ったコメントが存在すると言っています。

東証寄り付き前の外資系証券12社の売買注文状況(万株)
月/日 売り 買い 差引 月/日 売り 買い 差引
6/14 5440 3960 -1480 5/31 4000 3640 -360
6/13 6380 3400 -2980 5/30 1930 1240 -690
6/12 5540 3510 -2030 5/29 4410 2910 -1500
6/9 7460 4100 -3360 5/26 4810 2770 -2040
6/8 4290 2730 -1560 5/25 4020 2890 -1130
6/7 4990 2530 -2460 5/24 2940 5020 2080
6/6 3450 2580 -870 5/23 5420 1810 -3610
6/5 2760 2490 -270 5/22 3590 3630 40
6/2 7210 4890 -2320 5/19 3180 2670 -510
6/1 4350 3000 -1350 5/18 5040 3640 -1400

それが、先ほども申し上げた寄り前の外国証券の注文動向で1480万株の売り越しとなったと言うコメントです。我々が外国人投資家の動向を知る為には最も手っ取り早い指標となります。しかしこのコメントに信憑性がないということが指摘されています。同じ金額を値嵩株から低位株に入れ替えるだけで、株数ベースでは買い越しになります。又、逆の場合には売り越しになります。しかも朝方の注文動向はオーバーナイトで発注される欧州からのものだけで、場中に発注される米国やアジアからのものは入っていないのです。この情報はある意味正しくないと考えた方が良いのかも知れません。そもそもこの数字は外国証券のトレーダー達が個人的な情報交換するために作成したものです。極端な言い方をすれば、根拠のない数字が集計され、いつの間にか公式発表の注文動向として独り歩きしているということのようです。

又、ヘッジファンドについてのコメントとしても間違いがあるとも見られています。5月に相場を押し下げた大きな要因に「5月はヘッジファンドの決算期で売りが出易い」と言うことがよく出ていました。これも間違っていると言うのです。ファンド数が1万本を超えたヘッジファンドは毎月どこかが決算しているし、ポジション解消が決算期に集中することもありません。しかもロングポジションの解消こそ売りになるのですが、ショートポジションの解消は買いになるということです。3年連続で急落した5月相場の犯人にヘッジファンドを仕立て上げようとする動きがあるようです。

更にここでよく出てくるコメントして「投機筋の売り仕掛けにより先物主導で下げた」というのも間違いであると言うものです。先物市場を主導しているのは、先物だけで運用するコモディティ・トレーディングアドバイザーズと呼ばれるヘッジファンドです。分析ツールの類似性から売買タイミングも重なり易いのですが、金融工学を駆使した最先端の先物売買となります。それが「投機筋」と言う言葉に置き換えられていると言うことになります。

このように株式相場を説明するコメントについて、我々自身も良く使う言葉ですが、実態とその表面に出てきている言葉とは大きくかけ離れたものが少なくないと言うことになります。確かに朝の外国証券の注文状況などは当日の相場の動向を占う意味でも重要な指標となっていますので、この数字に信憑性がないとなれば、投資家は見直す必要があるのでしょうが、それでもその間違いがあると分っていながらも、リアルに外国人の動向を知るのがこの数字しかないとなれば、これも相場を予想する材料として受け止めざるを得ないと言うことになるようです。いずれにしてもこのような数字を見るときには裏の事情があると言うことを十分に認識してみる必要があると思われます。

〜 引け後のニュースから 〜

8880 飯田産業
前4月期業績を発表しました。既に5月2日に大幅下方修正した内容に沿ったもので、経常利益で前々期比8%減の74億円強、最終益で同7%減の40億円強などとなりました。しかし、今期見通しが経常益で前期比63%増の120億円、最終益で同57%増の64億円弱と、大幅な増益転換を見込んでいます。業績下方修正以来下げ幅を拡大、年初来安値圏に沈んでいる株価反転のきっかけとなると見られます。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

4204 積水化学
200日線の866円をすでに割り込んでおり、すぐに急騰する雰囲気ではありませんが、信用倍率が0.42倍と売り長であることもあって内需株物色の裾野が広がってくれば浮上の可能性も高いと予想します。今通期に関しても住宅は横這いながら配管と高機能樹脂が伸びることで増収増益予想、来期も増収増益が見込まれており、来期予想PERは16倍程度と特段の過熱感はありません。買いの狙いは851円〜854円でしょうか。

5411 JFEHD
100株単位。本日はザラバで200日線に相当する4050円近辺の4090円まで安値をつけ、その後は全体の戻りに合わせて反発、チャート的には底入れ感を漂わせています。このセクターは全体的に米国の景気減速懸念を嫌気して景気敏感株という見方で売られていたわけですが、国際比較でも下落率が非常に大きい日本株の下げの牽引役でもあったことで、「底入れ感」が強まれば最も戻りやすいセクターでもあると考えられます。ここでモルガン・スタンレーが5700円目標を継続していたことも下支え要因として注目したいと思います。買いの狙いは4190円〜4230円でしょうか。

6503 三菱電機
200日線の841円をザラバで割り込みましたが、今日はモルガン・スタンレーの1030円目標への引き上げが朝方から各所に伝えられ、全体の戻りも手伝って底堅い推移を続けました。モルガン・スタンレーによれば「他社にない多くのキャッシュカウ事業を改めて見直す必要があろう。設備投資下降局面でも他のキャッシ ュカウ事業が利益下支え要因になる。収益性、財務内容は総合電機5社の中でもトップクラス。他社の成長性が総じて低下する中で、同社の成長力が相対的に浮上しよう」と高く評価しており、現在のPERも17倍と割安感があります。すぐに4桁は無理でも底堅い動きが今後も予想されます。買いの狙いは837円〜840円でしょうか。

6762 TDK
100株単位。特に新味のある手掛かりが出てきたわけではありませんし、米国のナスダック市場、ハイテク銘柄も不安定感を残しているものの、チャートは明らかに売られ過ぎ状態。相場全体が仮に本日で底入れしたとすれば指数を構成する主要銘柄の一つでもあり、業績見通しが明るいことからも(今期、来期共に増収増益予想)、少なくとも底堅い動きが予想されます。PERもすでに17倍まで低下しています。買いの狙いは7990円〜8050円でしょうか。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

4331 テイクアンドギヴ・ニーズ 
株価は12万円割れまで調整したところから反発、14日には大陽線を引いて上昇を試す展開です。邸宅風の式場での結婚式、「ハウスウエディング」の先駆け企業で、全国に直営の施設を多数展開ていします。今3月期は直営店を13出店、既存店の稼働率も高く、経常利益で前期比28%増、最終利益で同44%増見通しと順調に業績を拡大しています。6月5日付けでは、野村證券が小型・成長株の割安銘柄としてレポートに取り上げていることも注目材料です。新規事業としては、溶岩浴エステを軸に美容事業を強化、今期6店舗を開設する計画を先月の決算説明会で発表、新たな収益源の確保と共に、本業のハウスウェディングとの相乗効果が期待できます。株価は本日の上昇で目先の抵抗ラインとなっていた5日移動平均線を突破、25日線を目前にしています。株価は既に大幅な調整を経て割安感が出ていること、チャート好転の動きで、16万〜18万円台を狙う展開が見込まれます。


明日の上場銘柄


2486 フリーワーク(ヘラクレス)公開価格40万円・1株単位

製造業の工場などに人材を送り込むアウトソーシング事業を展開している企業です。特に、半導体、電子デバイスの組立て・加工請負に強みを持っています。本社は大阪で、近畿、山陰などに生産拠点を持つ、三洋電機や富士通の生産子会社約30社に1000人強の作業者を提供しています。また、子会社では、事務系、技術系専門作業員、ホームヘルパーの派遣も手掛けており、幅広い分野での人材を提供しています。今9月期は経常利益で前期からほぼ横ばいの2.2億円を見込んでいます。事業拠点の新設により売上は増えるものの、人件費の増加が利益を圧迫します。今期配当は、内部留保優先のため無配の予定ですが、中期的には配当性向30%を目指すとしています。上場に伴う調達資金約3.3億円は借入金の返済などに充てる、としています。公開価格のPERは34倍台となります。類似企業にはアウトソーシング(2427)のPER30倍などがあります。株価には特段の割安感がないこと、人材アウトソーシング事業は市場の拡大などが見込まれるものの、同社の業績への寄与度は不透明なことなどもあり、業績面からはそれほど評価できない状態です。しかし、公開株数が2000株と少なく、需給面からの人気化が期待できます。

初値予想:58万円〜70万円



〜 直近の上場銘柄 〜

3437 特殊電極(ジャスダック)公開価格350円・1000株単位
公開価格を5円上回る355円の初値をつけましたが、その後値ごろ感から買われ、高値は400円、終値は371円と堅調スタートとなっています。鉄鋼、自動車などの工場で使う金属部品に耐性を持たせる溶接剤の生産・施行を手掛ける企業です。特に「肉盛り」と呼ばれる特殊な溶接法を使っています。顧客数は3600社で、溶接材料メーカーの工事事業では国内シェアの半数近くを握っています。


8985 日本ホテルファンド投資法人(東証)公開価格48万円
公開価格を2万円上回る46万円でスタートしましたが、これを高値に、終値は44万7000円と公開価格を割り込みました。投資対象をホテルに絞ったREIT(不動産投信)です。投資物件は東京23区内が投資金額の過半数を占めており、その他、沖縄、新潟など主要都市に物件を保有しています。REITは高利回りが売りですが、現在は価格自体の割安感がそれほどないこと、多数のREITが上場されていることで人気も分散しています。




記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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