【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.110 2006.07.06
 
 

7月6日(木曜日) 基調判断


本日の日経平均は続落となりました。前日の北朝鮮のミサイル試射問題で東アジアの「地政学的リスク」を嫌気してNY市場が下落し、東京市場も改めて売られる格好となりました。それでも、長期波動が上昇基調を維持しているとするシナリオに変更はありません。

やはり、NY株の動向や外資系証券の売買動向に反応する展開が続いています。NYダウ、ナスダックの下落を受けて今朝の外資系証券の売買動向は差し引き800万株の売り越しとなり、2日連続の売り越しに反応するかのように日経平均も続落となっています。

この傾向に関しては恐らく明日も同様でしょう。今は北朝鮮のミサイル試射問題の日米株式への悪影響がまだまだ続くのか、それとも織り込み済みなのかといった議論が盛んに交わされている状況ですが、その行方はどうあれ明日もNY株と外国人の動向次第です。

NY株と外国人の動向次第では明日は一気に反発するかもしれませんし3日続落かもしれませんが、一つ言えることはテクニカル的には日経平均は一旦15,710円で天井を打ったと考えられます。16,100円程度の戻りを予想していましたが、伸び切れませんでした。

ミサイル試射問題など原因はどうあれ14,045円からの戻りは予想したほど強いものではなく予想よりも弱い波動で一旦天井をつけたようです。環境次第では先程も申し上げたように反発の可能性はあるものの、天井を打った以上は調整含みと考えるのが基本です。

従って、環境が追い風に変わっても逆風が吹いたままでも調整含みであり、14,045円から15,710円までの上昇に対する修正安が終わるまでは調整含みの地合いが続くと考えられます。下値メドは@15,000円、A14,880円、最大でB14,680円まで下値を予想します。

ここではNY株や外国人の売買動向に一喜一憂しやすい銘柄よりも本日の任天堂のような個別に投資妙味があり材料性が高い銘柄を狙う戦略でしょう。そのため、同じセクター内でも実力差、材料性の豊富さで明暗が分かれる選別色の強い地合いが予想されます。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 買い場到来!チャンス待ち 〜

予想通りと言うか当然というか本日も冴えない日本市場。久々に調整日となりました。ここで注目は新興市場です。日経平均の動きより一足先に動く市場。よって調整場面からの再浮上となると、日経平均より先にチャンスがあると見ています。下の株は、新興市場が再浮上する時に上げると思う銘柄です。この中から好みに合う株を監視してみてください。動きが始まったら利用できるようにマークしておくことをお勧めします。

マザーズ

2351 ASJ
2363 モック
2385 総合医科学研究所
2392 セキュアード
2459 アウンコンサルティング
2652 まんだらけ
3373 リンクセオリー
3745 サミーネット
4308 Jストリーム
4564 OTS
4565 そーせい
4788 サイバーコミュニケーションズ
4824 メディアシーク
6778 アルチザネットワークス
7717 Vテクノロジー
8914 エリアリンク

1部でも新興株でも、常に利用するものを5本から10本ほど用意して、動きを常にマークして利用する。これは、かなり重要な投資方法です。

ソフトバンクならソフトバンクで、利用できる時、その習性(癖)をガッチリ身につけておくことです。このような場面では、この株は利用できる、というものを常にマークできるようにしておくことです。日経平均が上げていると、優良株225関連では下がらなくなる。つまり、損するリスクが少なくなる。逆に、日経平均が下げる時には、優良株は上がらなくなる。すると、空売りに有利になる。いずれにしても、組み立てとしては、損をしないようにするだけ。儲けるよりも損しないことを最優先事項にすることがいいと思います。

はっきりいって、多くの手法や、知識の限りのテクニカルを使うことはあまり有効ではありません。得意なパターンを1つ確立することが先決です。ようするに儲けられれば良いからです。買いで上手くいっている人は買いだけで十分です。買いで上手くいかない人が、空売りをやることもナンセンスです。買いで取れない人は、空売りしてもとれません。まずは、買いで上手く運用できるようになった時、空売りも有効となります。要するに「世の中そんなに甘くはない」という事です。まずは自分の得意技を磨く事。その後、引き出しを増やしていくようにしましょう。

明日の日本市場は、NY次第なのですが、週末でもあるので様子見となりそうです。動いても午前中のみ、後場はあまり動かないかもしれません。さらにテポドンが土、日に追撃で発射があると、来週もかなり相場は乱れる可能性があるため、ここは、手持ちしないで週明けを待ちたいところです。日経平均の日足チャートを見ていても、6月29日と30日に間に出来た窓埋めもまだ終わっていません。もう少し落ち着きを待ってからの参戦でも良いかと思います。ここは、慌てないことです。よほど自信がある方は別ですが、そうでない方は、いつミサイルが発射させるか分からない情勢なので「買い」はやらないほうが無難かと思います。


相場トピックス


〜 地政学的リスク 〜

7月5日の北朝鮮によりミサイル発射は日本中を震撼とさせましたが、一日に7発も発射して、更に後2、3発、発射される可能性があると言うことのようです。米国株式市場もそのようでしたが、地政学的リスクに敏感になるが所以に積極的な売買が仕掛け辛い展開となります。北朝鮮情勢がより深刻化した場合のポイントとしては、投資マネーの円やアジア通貨建て資産離れがどの程度進むかであると日経新聞では見ているようです。海外の長期資金引き揚げにつながるようなら為替相場では円が売られる、日本売りに繋がる懸念が強まることになります。今回のミサイル発射の影響を「一過性」とするか、「尾を引く」とするかについては、市場ではまだ見方が分かれているようです。発射回数を巡る報道が、時間を追って増え、北朝鮮の狙いを探りかねたためで、「7発も発射した裏では、内部体制が一段と軍部主導の色彩を強めていることが考えられ、今後、内紛説も浮上するのではないか」との裏読みもあり、北朝鮮情勢の変化が今後も続くようですと、「地政学的リスク」と言う懸念材料は暫く株式市場の上値を抑える材料となりかねません。
 
日経新聞から、最近の北朝鮮リスクが伝わった直後の取引、1週間、1カ月間の日経平均の騰落状況は以下の通りです。

直後の取引日    北朝鮮の動き        直後   1週間    1カ月
1998年 9月 1日 弾道ミサイル発射       1.86     4.84   ▲4.97
2002年12月13日 核施設の再稼働を宣言  ▲2.21   ▲3.69   ▲2.74
2003年 1月10日 NPT脱退を宣言       ▲0.32     1.31   ▲0.59
2003年 2月25日 地対艦ミサイル発射    ▲2.39   ▲0.87   ▲1.52
2006年 7月 5日 ミサイル発射        ▲0.73


〜 ゼロ金利解除 〜

北朝鮮ミサイル発射問題が急浮上しましたから、先週までマスコミに叩かれていました、福井日銀総裁の村上ファンドへの資金拠出問題は一切、報道されなくなっています。福井氏にとっては「ラッキー」と言うことなのでしょうが、マスコミとはこうもいい加減なものかと思ってしまいます。時間に制約がありますから、仕方がないと言えばそれまでですが、その都度視聴者に興味のあるものだけを取り上げて、視聴率を稼ぐと言う行為に、公共の電波を使って、「知る権利」を主張するテレビ局には少し違和感を覚えてしまいます。あまり批判的な事を書くとお叱りを頂戴しますので、これくらいにしますが、いずれにしましても、日銀の福井総裁の問題は横に置かれた感じとなり、その先に見えてくる、「ゼロ金利解除」と言う問題も現実的なものになりそうです。


〜 エタノール関連銘柄 〜

昨日米国市場で原油価格が上昇、バイオエタノノール車の普及促進策が取られるという見方で、原料のサトウキビが食品業界と自動車ガソリンで奪い合いになり、砂糖の市況も上昇するという期待が出ています。国内でも注目が集まっており、バイオエタノールの市場拡大が期待されています。二階経済産業相が小泉首相に、沖縄県訪問中に参加した「新エネルギー・シンポジウム」の内容と、バイオエタノール対応車の走行の実証実験を視察した結果などを報告。これを受けて、小泉首相は「日本の新エネルギーの活路を開く意味で大変素晴らしいことだからしっかりやってもらいたい」と指示しています。

エタノール関連銘柄

1963   日揮
6332  月島機
2109 三井製糖
2108  甜菜糖
2107  東洋糖


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

1332 日水
水産株というディフェンシブ性から日経平均やTOPIXのゴールデンウィーク以降の下落トレンドに逆行するような動きを辿ってきましたが、依然として株価には割安感もあり(PER17倍台)、売り込みづらさが漂っています。NY市場の動きや外国人動向が「主力株狙い」となればディフェンシブ性が強いだけに見送られる可能性もありますが、主力銘柄を中心に相場全体が高くなれば空売り(信用倍率0.61倍)も入っているだけに買い戻しも入りやすいと考えられます。地合いに関わらず底堅い動きが予想されます。

6326 クボタ
1000円割れというクボタとしては異常事態が6月は続きましたが6月の調整で下値は固まったと想定、依然として株価には割安感があることで割安を修正する動きが今後も予想されます。新興経済国を中心とした農機需要はワールドワイドかつ長期的なものであり、押し目に関しては買いが入りやすい銘柄と考えられます。時期的な予想は難しいものの4月、5月の高値というのは結局のところ「通過点」となると考えられます。

6502 東芝
午前中はシッカリする場面もありましたが、さすがに買い続かず伸び悩みました。それでも、原子力事業(ウエスチングハウスの買収)や本日の石炭火力発電設備の受注など米国が危機感を感じている「エネルギー問題」に大きく関わっていることは外国人投資家も意識しやすい銘柄であり、半導体とエネルギーという分かりやすい大きなテーマを背景に物色が続く可能性が高いと予想します。

2759 テレウェイヴ 
純粋持ち株会社。中小企業へのITインフラ構築など経営支援が主力。同社の2006年3月期連結決算は、純利益が前の期比77%増の23億9800万円。主力の営業支援事業で小売店や工務店などとの契約数が増えた。売上高は54%増の203億円。営業支援事業はショッピングサイト運営者向けの出店支援など小売業向けが68%増、データ管理など医療機関向けが72%増で、契約件数が1万8121件になった。採算がよい営業支援事業が伸びたことで原価率が低下。営業部隊強化のために採用した新卒150人強を含む人件費負担増を吸収した。経常利益は79%増の43億100万円。営業支援事業の契約件数が2万6000件超になるとして、2007年3月期の売上高は前期比55%増の315億円、純利益は65%増の39億5000万円となる見込み。 株価はPER面では割高感を感じるが成長性を考慮すれば現在の株価には割高感はない。1月に高値118万円(株式分割修正株価59万円)を付けたがライブドアショックを受け急落、75日線を下回り、その下200日線をも割り込む動きに。2006年3月1日付で1株を2株に分割をした後、4月に安値をつけたがその後は反発の動きに。コスモ証券では利益率の高いソリューション事業の好調に加え、今期よりさらに利益率の高い経営支援サービスが増加する見込みから、中期的に利益拡大ペースが加速すると分析している。目標株価を40万円〜45万円としている。日興シティグループ証券でも4月の安値が底値となり反発の動きを強めると見ている。

4684 オービック
独立系SI。中堅中小から大企業向けにサポート拡大。持ち分会社に著名会計ソフト『OBC』。同社の2007年3月期の年間配当は、今期見通し(160円)に比べ20円増の180円となる公算が大きい。主力の中堅企業向け統合業務ソフト「OBIC7ex」シリーズが、新バージョンの投入効果で伸びる見通し。単独ベースの配当性向20%を目標に、3期連続で配当を引き上げる。同社は連結決算を採用しているが、配当金額は単独ベースの純利益をもとに決める。2007年3月期は、今年1月に発売した中小零細企業向けの「OBIC7exR」が通期で寄与。パソコンなど情報機器販売の落ち込みを吸収し、単独純利益は今期予想比11%増の88億円程度となる見込み。配当性向20%を基準に、年間配当は180円となる見通し。今期の期初時点では、2006年3月期の配当性向を17%、2007年3月期は20%と2カ年で段階的に高める計画だったが、今年1月に計画の1年前倒し実施を決定。2006年3月期の年間配当予想を140円から160円へと上方修正した。2007年3月期は大規模な設備投資を予定していないことなどから、期中に配当性向目標を引き上げることで、年間配当を180円から上積みする可能性もある。 大和総研では投資判断を「1」、成長路線回帰を評価している。ドイツ証券では同社のレーティング「Buy」を継続し、目標株価を2万7100円としている。課題の東京地区が回復基調を評価。株価は1月末の高値27700円から下押し、200日線である20万円近辺で下げ止まり反発の動き。先の高値奪回を目指す展開に。クレディ・スイス証券では投資評価を「NEUTRAL」から「OUTPERFORM」に引き上げた。2008年4月からの施行が決定した日本版SOX法により、バックオフィス系業務パッケージソフトへの需要が今後、拡大する。目標株価は26000円。JPモルガン証券でも投資判断「オーバーウェイト」目標株価27000円としている。

4307 野村総合研究所
野村証券系SI。コンサル・システム構築・運用までの一貫体制に特色。金融・流通業に強い。2007年3月期の連結純利益は前期推定比10%増の230億円程度になる見通し。金融機関向けのシステム開発が好調で収益を押し上げる。順調な業績拡大を受けて、年間配当は前期に比べ20円増の160円とする公算が大きい。4期連続で増配となる。売上高は9%増の2950億円になる見通し。野村証券グループ、セブン&アイグループの2大顧客向けの大型開発案件は一巡するものの、証券会社のシステム投資需要は今年に入ってから強まっており、受注状況も好調。業種別売り上げでは、金融機関向けの比率が10ポイント近く伸び70%弱まで高まる。セキュリティー強化や災害時の安定稼働に対する意識の高まりでデータセンター運用も伸びる。株価は1月に15710円の高値を付けた後、200日線を下回る動きから反発。大和総研では投資判断「1」目標株価19100円としている。モルガンスタンレー証券でも「Overweight」目標株価16500円に引き上げている。JPモルガン証券では投資判断を新規「Overweight」に設定し、目標株価は15500円としている。今後2〜3年間は金融業界からの堅調な需要により恩恵を受ける可能性が高く、前年比7〜8%の増益を目指している。押し目狙い。

6301 コマツ
UBS証券では、日立建機とともに新規にカバレッジを開始。同社の投資判断を「Buy 1」とし、目標株価は時価を大きく上回る2800円に設定している。同証券では「建設機械はサブセクターとしても、機械の中で相対的に投資魅力は高い」と指摘。中期的に米国市場の成長率鈍化が明確になるなか、中国、インドをはじめとする新興国市場での需要拡大が見込まれ、同地域でシェアの高い国内メーカーは世界シェアを上げるチャンスとみているもよう。なかでも第3次排ガス規制機種への取り組みや、値上げ効果の収益貢献といった観点から同社が優位としている。
株価は続落で5日線と75日を割り込む形状となっている。しかし、直近空けた「窓」を埋め、一目均衡表の転換線付近で下げ止まったことで目先の下値目標に到達したとの見方も。明日以降の動きが短期的な焦点とはなるが、仮に下値トライ継続となった場合も直近の戻りの半値押しである2100円前後の押し目買いスタンスが功を奏しよう。

8583 UFJニコス
上限金利引き下げの影響について、ドイツ証券ではノンバンクセクターが「大規模な利鞘縮小と信用収縮に見舞われる」と指摘。一方では「厳しい環境をくぐり抜ける強い顧客基盤を有する会社は、プレイヤーの減少で量の拡大による高成長を実現できる可能性がある」とも。MUFGグループの同社に対しては相対的な選別余地は残るものの、当面は90年代後半の建設セクターに対する信用不安のように、セクター全体に売り圧力がかかる展開は避けられそうにない。信用倍率8.69倍、1175万株の売り残高と需給面でも整理が必要とみられ、当面はトレンドを切り下げる展開が想定される。6日の株価は地政学的リスクの高まりもダブルパンチとなり、大陰線で年初来安値832円をつけた。ここ最近は900円前後をサポートラインとする頑強な動きを示してが、早期に切り返す展開とならない限り、新たな下落局面に突入したとの見方が強まりそうだ。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

5713 住友金属鉱山   1565円(6日前引け)(1000株単位)
銅、ニッケル、金の総合非鉄の大手です。足元非鉄市況の上昇を受け、今期業績上ブレの公算が高まっています。今期業績は市況を慎重に見ており、最終利益で前期比16%減見通しとなっています。しかし、足元市況は好調、会社想定を大きく上回っていることから、大幅な上方修正はほぼ確実視されています。株価は1100円台まで調整したところから急速に切り返し、75日移動平均線を抜けて底固い展開が続いています。週足ベースでも今週末に上値メドとなっている13週・26週線抜けの公算が高まっており、1800円台へ向けた上昇スタートが期待できます。


明日の上場銘柄


当初予定されていたエコロジー・リート投資法人はREIT市場の地合いが悪いことから上場延期としています。更に日本ビルドも店舗賃貸顧客からの提訴を受け、3日に上場中止を発表しています。7日は3銘柄が上場予定でしたが、1銘柄へと縮小です。

7772 ナノテックス(アンビシャス)公開価格12万5000円・1株単位

光学レンズ向けの測定、検査装置のメーカーで、フォトニクス(7708)が親会社となります。光学的伝達関数の測定装置は国内で独占的に製造・販売しています。1台4000万円〜1億円で、国内で100台超を出荷しています。その他、大量のレンズの良否を調べる検査装置も製造・販売、カメラ付き携帯電話向けのほか、車載カメラ、ハイビジョン対応の監視カメラ向けの販売を伸ばす方針です。
前6月期は経常利益で前々期比27%減の1.1億円見通しです。精密計測機器は好調ながら、情報機器の減収が影響したものです。当面は経営体質強化のための資金確保のため無配、配当開始時期は未定です。上場に伴う調達資金約2.5億円は工場の拡張などの設備投資、借入金の返済に充てる、としています。公開価格のPERは38倍台です。前期減益見通しながらPERに割安感がないこと、ベンチャーキャピタルの保有が多いことなどが懸念材料です。但し、アンビシャス上場で公開株数も3000株と少ないことから、需給面からの人気化が見込まれます。初値予想:17万円〜20万円

〜 直近の上場銘柄 〜

3810 サイバーステップ(マザーズ)公開価格30万円・1株単位

5日に上場、上場2日目の6日、公開価格の3.2倍、95万円の初値を付け、直後にストップ高となる105万円まで上昇しました。しかし、その後は軟調な動きです。パソコン向けオンラインゲームの開発を手掛ける企業です。現在運営中のゲームは2本となります。主力は最大8人まで参加可能な対戦型格闘ゲーム「ゲットアンプド」で、日本では5月から試験サービスを開始、その他韓国、中国、タイ、インドネシア、台湾でサービスを提供しています。オンラインゲームで独自の技術を持っており、上場前より人気化が見込まれていましたが、成長期待はそれほど大きくなく、今後は軟調な値動きの可能性が高まります。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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