【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.106 2006.06.30
 
 

6月30日(金曜日) 基調判断


本日の日経平均はNYダウが今年最大の上げ幅を記録したことを受けて大幅続伸となり、15,400円近辺に位置している200日線まで回復、高値では15,500円台を記録しています。また、長期の波動が上昇基調を辿っているとするシナリオにも変更はありません。

やはり、NY市場の動向と外国証券の売買動向が与える影響は大きいようです。NYダウはFOMC前の昨日、そして本日と利上げを織り込むかのように続伸となり、一方では8営業日連続で日本株を売り越していた外国証券が2日連続で買い越しとなっています。

もちろん、NY株が高いということだけが東京市場の戻りの要因でもなければ外国証券の買いだけで日経平均15,500円台回復を演じたわけではありません。様々な要因や条件があったからですが、NY株の上昇と外資系証券の買い越しが引き金にはなりました。

従いまして、今日のところは買い方優勢ですが週末のNY市場が急ピッチな戻りに対する反動で下げれば東京も連動しないと予想するよりは連動すると考えた方が直前までの経緯からも自然であり、引き続き地合いについてはNY次第であることは否定できません。

それでも強気が入っている相場です。私は「現在は14,045円からの戻りを試しており、当面は16,100円程度を目指す」といったことを申し上げていましたが、この見通しに大きな変更はありません。恐らく来週のどこかで16,100円にタッチしてくると予想します。

それもまた断定することはできませんが(NY次第であるだけに)、6月14日の日経平均の安値14,045円は許容範囲内ギリギリの「陰の極」であり、「修正高」のスイッチが入った場面でもあり、環境はどうあれ一定水準に戻るまで売り込みづらい状態にあります。

その「環境はどうあれ一定水準にまで戻る」という一定水準が16,100円程度ではないかと私は予想しています。16,100円近辺を回復した後の展開は分かりませんが、今のところ日経平均は週明けも好業績銘柄を牽引役に少なくとも「底堅い動き」が予想されます。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 リスタート 〜

日経平均15000円台回復。相場の位置からみると、この2日は「スピード違反」といえるほどよく上がりました。

では、これからはどの株を狙えばいいのか?という事になりますが、株は永久に上がり続けるものでもありませんので、上がっている株をこれからさらに買うというよりも、昭和電工のように50円高になった結果を大切に考え、着実に利食いしていく時期だと思います。むしろ、どうなるか分からない動きになった時には一旦利食いしておき、無闇にホールドしないことをお勧めいたします。

「買い」で、デイトレードする場合、ここまで寄り付きが高いと利益はなかなか出ません。逆に本日、スイングで利食い出来た方は、今週中盤にリスクをとって勝負した人だということです。

ここまでは「買い方専門」の話ですが、逆に、「売り専門」の方は、今日の動きを見たら、リスクをかけ、来週の初めに1度下げると想定し、上げすぎた株を一時的に空売りされています。この動きは数日前の「買い」と逆の動きでリスクをかけて勝負されているわけです。

この考え方の根底には3500円下げた全体相場がいきなり4月の水準まで切り返すのは無理と思うからです。現実的に考えると、今回の下落を取り戻すのに、3〜4ヶ月程の時間は必要だと考えるのが自然です。実需の崩れで、資金が逃げてしまったのですから、それを再度組み立てていくのは、必ず時間が必要になります。3500円下げて、3500円一気に戻ることはありません。

よって、来週も、日経平均が落ち着くポイントがあると考え、一気には上げきれないと見てよいと思います。個別株では、その落ち着くポイントから再度上がる株と調整する株に分かれていきます。これからは希望だけではなく、一進一退とみた方が無難です。よって「上げた株は空売りでもとれる」という見方を持って「両方建て」で勝負できると利益率がUPするのではないでしょうか。

「私は空売りなんてしない!」という方も沢山いらっしゃると思います。では、これから「買い」で勝負する場合、「割安株」を狙うことになります。上げってない株を徹底的にマークすることです。選別した上で、その場の利益をしっかり掴んで利食いする。そして、どの株に対しても、例外なく、買値から下げそうな株、もしくは下げた株は限度を設けて売る。それは、中期でも限度を設けること。日経平均は上がるだけでなく、今後、米国で何か起ると、ときに調整するリスクもまだ残っているからです。

ここで、真剣に「買い」の銘柄選択。スイングトレードにおいては、かなり下値から見ると上げている株が殆んどなのが現状ですから、ここからは、さらに上がる株をしっかり選別する必要があります。上げ続けるのか、途中で調整入るか、どのパターンでも慌てず、損が出ないように組み立てましょう。

7769 リズム時などの、ここで上げ切れてない株。すでに上げた株の2段上げ、8002 丸紅のようなケース。三菱製鋼、新日鉄のようにすでに上げた株も、さらに狙えるかもしれません。

やや中〜長期的な狙いにはなりますが、下の株は要監視ですね!

7750 ペンタックス
7203 トヨタ自動車
8178 マルエツ
9672 東競馬
7242 KYB
6758 ソニー
6752 松下
8840 大京
6951 日電子
2712 スターバックス
9943 ココス
6674 GSユアサ
3403 東邦テナ
8268 西友
4201 日合成
4272 日化薬


相場トピックス


〜 日米の金融政策 〜

注目されたFOMCですがその中での声明文ではインフレ警戒から今後の利上げ継続の可能性を示唆したものの、景気減速にも言及しています。市場では利上げ休止が早期に訪れるとの期待が広がっています。米国株式市場はこれを好感した格好で、買い優勢から昨日は200ドル以上の上げ、ナスダック指数も3%近い上昇となっています。実は今回のFOMCでFF金利の誘導目標を事前の予想通り、0.25%引き上げられましたが。一昨日の市場では0.5%の引き上げと言う観測も出ていましたから、その安心感も強かったようです。

今朝のトレードの森に掲載した内容になりますがFOMCの結果は次の通りです。米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き上げ、年5.25%とすることを決定、即日実施しています。同目標に1%上乗せする公定歩合も0.25%引き上げ、6.25%としています。FRBの利上げは2004年6月から17回連続で、いずれも0.25%刻みで、累計では4.25%の引き上げとなりました。原油高などによる物価上昇の懸念が強まっているため、金融引き締めの続行を決断しています。

又、注目のFOMC終了後に発表された声明では「必要とされるかもしれない追加的な金融引き締めの時期とタイミングは、インフレと経済成長の見通しの変化に左右される」と指摘しました。物価上昇と景気減速の両方を警戒し、今後も追加利上げの是非を慎重に判断する姿勢を示しています。最近の各種指標は、住宅市場の段階的減速や。金利・エネルギー価格上昇の遅効的影響を一部反映し、経済成長が今年のこれまでのかなり強いペースから鈍化している(moderating from its quite strong pace)ことを示しているとしています。

これまでの声明の表現に一部変更があったようで、タカ派的(物価を重視し利上げを継続する)な姿勢を示す十分な表現はないようです。依然として、指標次第という姿勢を示してはいますが、コアインフレがここ数カ月高止まりしていることに対する一部懸念があり、コアインフレへの影響が小幅にとどまっているとの見方と異なっているようです。しかし一方で、消費者物価指数(CPI)のコア指数が再び0.3%上昇となることがあれば、追加利上げが実施されるとの見方もあるようです。

NY債券市場では買い優勢(金利は低下)となっています。FOMCでの声明で前回5月と同様、経済状況次第で追加利上げする可能性を示唆しましたが、景気減速がインフレ圧力を和らげる可能性に言及したことなどから、FRBの利上げ継続姿勢が市場の想定ほど強くないとの見方が広がり、債券が買われています。10年物国債利回り及び、金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りも低下しています。又、FOMCの決定を受けて、米短期金利市場では追加利上げ観測が後退しており、8月利上げの確率は、FOMC決定発表前の81%から59%に大きく低下しています。

引き続き米国株式市場は経済指標の動向を見極める動きに変わりはありませんが、これまでのようにインフレ警戒からの強い利上げ継続観測は弱まっているようです。仮に8月のFOMCでの利上げが実施されたとしても、その後の利上げは休止されるとの思惑が強まりそうですから、当面の下振れ懸念は後退することになりそうです。

米国と同様に日本でも金融政策については、注目が集まるところです。来週3日の日銀短観発表を受けて、日銀は7月にもゼロ金利を解除する方向にあるようです。特に政治的な絡みもあるようで、その面からも注目が集まるようです。と言うのは現在米国に行っている小泉首相が9月に辞める前に最後の仕上げと言うことで、ゼロ金利解除後に「デフレ脱却」宣言を行い、改革の総仕上げをするということです。日米の政策協調と言う観点もあり、今回の米国訪問ということもあったようです。

その7月3日に発表される6月の企業短期経済観測調査(短観)では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業では3月調査比で横ばいか小幅な改善にとどまるとの予想が多くなっています。設備投資の回復傾向が続く一方、最近の株安や世界経済の先行き不透明感などが景況感の改善ペースを鈍らせているとの事前の予想です。


6月短観のDI予想《全国・業況判断DI》  
    
            前回     6月      9月  
大企業 製造業   20    18-22     17-23  
    非製造業   18    17-19     18-21
中小企業製造業    7     5-9      5-11  
    非製造業   ▲9   ▲7-12    ▲6-10


〜 相場見通し 〜

NYダウが217ドルと大幅な上昇となりましたが、この上げ幅は、2003年3月12日に記録した235ドル以来、約3年3ヵ月ぶりのことだそうです。それだけインパクトの強い上昇と言う事になりましたから、来週以降の日米の市場心理も大きく変化する可能性があります。前場日経平均は400円高の15500円高まで上伸しましたが、200日線を意識した動きや15500円以上の累積売買高の厚さに戻り売りも多く出ているようです。しかし、ここまでのリバウンド的な戻りではなかく、むしろ目先の底入れ感を伴った上昇ですから、決して弱い基調ではありません。個別銘柄で見ても、一旦高値で寄り付いた後、下押しはするものの、大きく下値を売り叩く勢いは無いようです。むしろ押し目を買おうと言う意欲は強いようですから、来週の日銀短観の発表を見極めてから改めて買おうと言う見方が強かったようです。いずれにしてもまだまだ不安定な状況に変わりは無いのかも知れませんが徐々に下値は固まって来ているようです。


〜 引け後のニュースから 〜

9861 吉野家D&C
今2月期の第1四半期決算を発表しました。それによると、経常利益が前年同期比2.3倍の5.28億円へ、最終益は前期1億円強の赤字から2.62億円の黒字へと、大幅な好転が確認されました。新製品投入効果などにより、牛丼関連事業の売上だkが10%増、更に原価率が改善したことが、大幅増益につながりました。また、下期には米国産牛肉輸入再開が見込まれることも支援材料となります。株価は75日移動平均線をサポートにしっかりとした展開です。好業績発表で続伸が期待できます。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

7007 佐世保重工
底堅い推移を続けていますが、間もなくチャートは揉み合いから上放れする可能性が高いと予想します。引き続き業績変化の高さが注目されており、今期は3%増収、最終利益19%増益ですが、来期(四季報予想)は13%増収、最終利益は約3倍(200%増)が見込まれており、来期予想PERは13倍台という低水準にあります。株価200円台という値頃感もあり、来週も堅調な展開が予想されます。買いの狙いは270円〜272円でしょうか。

7202 いすゞ
主力銘柄とは言い切れませんが業界内では大手のいすゞ、チャート的には戻りを試している最中であると考えられます。すでに経営危機で苦しんでいた時代は過ぎており、ファンダメンタルズも改善、業績も国内の特需は一巡しているもののグローバル経済の拡大によって海外の伸びが著しく、前期ほどの伸びではないものの今期も海外に支えられて安定した推移が予想されています。これも佐世保のように値頃感がある銘柄でしょう。買いの狙いは363円〜366円でしょうか。

8905 イオンモール
100株単位。やや高いですが、押し目は積極的に狙っていける銘柄だと思います。既報の通り第1四半期の経常利益は前年同期比11%増とあしもとで好調に推移しており、通期業績、来期業績に関しても2桁の増収増益が見込まれています。グロウス銘柄の割には来期予想PERは20倍を割り込んでおり、特段の過熱感はありませんし、チャート的にも安心感があります。高値を買わずに安値を拾う分には大きな間違いはないと予想します。4740円〜4770円が買いの狙いでしょうか。

9433 KDDI
このセクターでは本日はゴールドマンがNTTを買い推奨したことで(光ファイバーの伸びなどを手掛かりに)、やや水を開けられた格好ですが、引き続き秋のナンバーポータビリティーによる顧客急増(予想)を織り込む動きが続いていると考えられます。新たな業績拡大期に入っていく可能性が高いことで、改めて内外からの投資資金を集めることが十分に考えられます。69.6万円〜69.9万円が買いの狙いでしょうか。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

5486 日立金属   1125円(1000株単位)
日立金属は高級特殊鋼を主力とする企業で、売上の4割を自動車関連が占めています。自動車向けの高級特殊鋼、耐熱鋳物が好調、日立ツールの合理化発現などもあり、今3月期は研究開発費の2ケタ増をこなして、最終利益で前期比22%増、連続の過去最高益更新見通しとなっています。携帯電話、液晶向けの電子材料も回復基調、磁石のネオマックスの増産効果なども業績に上乗せされます。6月6日付けでは、モルガンスタンレー証券が強気の投資判断「オーバーウェイト」継続、目標株価を1400円から1500円へと引き上げています。株価は全体高の中で浮上、抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を抜けて上値が軽くなっています。PER18倍の現水準には割高感もなく、好業績を織り込む形で、1400円台の年初来高値圏に向けた上昇が見込まれます。


明日の上場銘柄


明日の上場銘柄はありません。


〜 直近の上場銘柄 〜

1408 サムシングHD
昨日新規上場の銘柄。昨日の初値は公開価格を40%上回る42万円、その後ストップ高となる47万円の比例配分で前日の取引を終えていました。その流れを受け、本日も買い気配継続、連日のストップ高52万円で比例配分となりました。戸建て住宅の地盤調査と、地盤改良を手がける企業です。需給好調で上値を追う展開です。

その他の直近上場銘柄はパッとしない状態。特に先週上場の銘柄は初値近辺で買った投資家の見切売り継続で、下落が目立っています。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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