【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.104 2006.06.28
 
 

6月28日(水曜日) 基調判断


本日の日経平均はNYダウの3桁の下げを受けて大幅反落し、15,000円の大台を割り込みました。値下がり銘柄数も大幅に拡大し、買い方が手を出しづらい展開が続きました。それでも、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオには変更ありません。

FOMCを前にしてNYでは投資心理が冷え込み、朝方の外資系証券の注文動向も430万株の売り越しとなり、売り越しは先週19日から数えて8営業日連続です。国内に関しても日銀の金融政策を左右する日銀短観を控えて機関投資家も買いを入れづらい状況です。

加えて短期筋にとっては月末接近ということで買い進むにしても売り崩すにしても積極的には動きづらく、朝の時点で地合いが弱いとなれば一日中弱いままという妙味に欠けた地合いが続いています。しかし、引き続き相場は戻りを試している途中だと思います。

少なくとも日経平均が6月21日の安値14,482円を割り込まない間は、14,045円安値から戻りの一つのメドである16,100円程度を目指すシナリオの中にあると考えられます。ただ、今の市場参加者の心理は買っていいものかどうかでグラグラと揺れているのは事実です。

国内の景気や企業業績は悪くないので今の相場の下げは単純に「押し目買い場面」と考えていいのか?あるいは、少しでもNYが下落すれば一緒になって下落する脆弱さは先々の相場の上値の重さを暗示しており、買ってはいけないのではないかと迷っています。

しかし、それは短期的な売り買いをしている場合であって、純粋な投資先として今の東京市場を考えればそれほど迷うべきものでもなく買いで臨むべきでしょう。不透明要因はあっても良好な経済環境の中での日経平均が大きく調整した後の戻り局面にあります。

短期的には手掛けづらく売り買いしづらい地合いだが、純粋な投資対象と考えれば魅力的な銘柄が増えており、本日見送った大口筋も本日の下げを見て明日の環境や地合いはどうあれ明日から買ってくる可能性が高く、明日は高くなる銘柄が増えると予想します。

つまり、短期筋にとっては手掛けづらく売り買いしづらくても長期投資家にとっては今の景況感であれば日経平均が14,800円台は魅力的であり、長期投資家の買いが流入しやすい銘柄の株価は必然的に底堅くなるはずで、スイング・トレードも可能と考えられます。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 明日はどっちだ!? 〜

全体はかなり不安定な展開。いつまでこのような不安定で落ち着きのない相場を続けるのでしょうか。ハラハラドキドキの展開なのですが、これは日本だけではなく全世界的に起こっていることです。この点では、何度も書いてますが、要するに米国株の動向次第なのです。米国株が下がれば日本も下がる。上がれば日本も上がるということです。まさにアメリカのコピー相場(汗)よって、日本株を扱う場合は、NY、外国人の動向を見ながらの展開となります。

ちなみに現状の地合で投資する場合、NYダウが少しでも安定しそうな展開の時に、その場、その場で材料株を狙い追いかけることです。日数的には2〜3日の回転がいいかもしれません。また、下げてる時は買いポジを持たず様子を見る必要があります。ちなみにスイングOR、中期で狙う場合は、自分で決めたロスカットライン以下になりそうな時や、特に今後の日経平均が読み切れないと感じた場合は、ポジションを手仕舞って様子を見ることをお勧めします。

書いてる事がチグハグかもしれませんが、リスクを覚悟の上で投資が出来る方にはこのようなシナリオも視野にいれることが出来ます。「日経平均の今後の展開としては、7/3に日銀短観が発表されますが、ひょっとしたら今の下落局面が絶好の仕込み場であり、7月の日銀短観以降は上昇する」というシナリオです。なぜなら、最近の日本株はかなり打たれ強くなっているような感じがするからです。多分、下値には買いが入るようになってきているからでしょう。よって、これまたいつも書いていますが、「皆が弱気の時は強気。強気のときは弱気」という考えを前提に下値は買い向かう方向でもよさそうです。当然のことですが、その時に狙う株はしっかりした内容のものや業績変化のしっかりしたものを狙いましょう。それと、チャートや業績、また、値動きなどもしっかり見ながらのスイング狙いということです。

5351 白煉瓦
6674 GSユアサ
7769 リズム時
4756 CCC
8306 三菱UFJ
8002 丸紅
3002 グンゼ
8178 マルエツ
4041 日本曹達
7750 ペンタックス
4022 ラサ工


相場トピックス


〜 外国人投資家動向 〜

今朝の寄り付き前の外国証券の売買注文が8営業日連続の売り越し、引き続き外国人投資家は売り姿勢を続けています。5月10日のFOMCでの利上げ継続を切っ掛けにした今回の米国株調整に端を発した調整局面ですが、タイミングが悪いことに、「村上ファンド」によるニッポン放送株のインサイダー取引事件で、同ファンド前代表、村上氏が逮捕されたこと、更に日銀の福井総裁が同ファンドに資金を拠出していた問題がボディブローのように効いているのか、上値の重い展開を余儀なくしています。実際に外国人投資家は売り姿勢を続けているようです。財務省が発表した5月の対内・対外証券投資によると、外国人投資家の日本株売越額は5319億円となり、2005年1月の統計開始以来、初めての売り越しとなっています。一方、債券への投資は中長期、短期ともに過去最高の買越額となっています。世界同時株安などを背景に、外国人投資家の資金が株式から債券にシフトしたようです。

このようにこれまで日本株を牽引してきた売買主体である外国人投資家は現在売り越し基調を続け、日本株を売り切ったままで現金を大量に抱え込み、次の投資機会を探っているとの見方が強まっています。日経平均が終値ベースで14218円まで急落した6月13日以降の株式市場をこう論評する外資系ストラてジストがいるようです。現金化した外国人投資家の投資スタンスが何時日本株にシフトするか、或いはしないかと言ったところが、国内の投資家の最も注目するところになります。外国人投資家の動向のカギを握るのは当然、米国株式市場次第ということになります。その米国株式市場は今晩から始まるFOMCでの利上げを巡る金融政策を見極める動きとなっていますから、この重要なイベントを通過っしなければ安定した動きにならないことになります。

FOMCでの利上げ継続に関する見方についてはいろいろな見方があるようです。 今朝の記事にも書きましたが今回のFOMCでは既に0.25%の利上げは事前の予想通りとなっていますが、最大の注目は29日の政策決定後の声明となります。8月8日開催の次回のFOMCでも利上げを継続するのかどうかが市場が最も知りたがっていることです。インフレを抑制することがFRBの最大の目的と成りますが、それ以上に政府からは景気を失速させない事を重要な使命として圧力が掛かることになります。日本と違って米国ではFRBの独立性が保たれていますから、直接の影響はないと思いますが、それでも11月の中間選挙を控えて、利上げをやり辛い状況になる可能性はあります。

大和総研では米国では11月7日に中間選挙が実施されるために、政治に対する金融政策の中立性の観点から、9月20日と10月14日のFOMCではよほど経済指標の数字などでインフレ懸念が高まらない限り、利上げは見送られる可能性が高いと分析しているようです。株式市場としては期待感も含めて8月の利上げも止めてもらいたいところですが、インフレに対するFRBの姿勢は厳格なものがあるようですから、現状のインフレ指標からすると8月も利上げを見込むべきなのかも知れません。しかし、8月で利上げが休止されるという確かな方向性がFRBの要人の発言から窺い知ることが出来るようであれば、6月の急落した株式相場とは状況を一変する可能性はあります。このような見方が8月のFOMCに向けて出てくるようであれば株式相場が上昇する確率は今後高まることになるということになります。いずれにしてもこの利上げを巡る攻防が落ち着きを見せない限り外国人投資家も安定した動きにならないのではないかと見られています。

最も外国人投資家の中には日銀総裁の村上ファンドへの資金拠出問題は長らく尾を引いているようで、マスコミや世論から辞めろの大合唱となっています。個人的にはそこまで叩かれる必要があるのか不思議なのですが、一般庶民からすれば、儲けたことに対する妬みから来ているのかも知れません。ただ、この問題は国民からの日銀への信頼を失う可能性がありますから、正しいとか間違っているとかのレベルではなく、金融行政を司る日銀の信頼感と言う重要なポイントになります。金融の正常化を探る意味でも早期の解決が重要です。法的に問題が無ければ、日本の金融市場のためにも早期に問題を修復しなければ、少なくも海外からの目は日本市場への不信感につながり、先に申し上げました外国人の資金ポジションも何時までたっても株式にシフトしないことになります。小泉首相が言っているように「日銀総裁は辞任する必要はない」と言っているのですから、その流れで事を進めるように期待したいものです。


〜 相場見通し 〜

FOMC待ちの状態ですが、イベント終了までは動きが取れない状況であるものの、通過後は相場の回復を予想する向きは増えています。実際にFOMCで利上げが実施され、継続されるにしても今までの状態と同じですから、少なくとも目先の懸念材料が一つ払拭されることになりますから、株式市場にとっては短期的にはプラス要因となります。日経平均は昨日25日移動平均線を一旦越えましたが、目先達成感となってしまいました。ただ、5日の移動平均線が25日の移動平均線を下から上に突き抜ける短期のゴールデンクロスが達成されそうですから、目先内外の環境が落ち着けば再度買われる可能性が高いように思います。月末と言う特殊要因もありますが、需給面で言えばボーナスシーズンを控え投信の設定が多いようで、下値を固める展開になりそうです。


〜 引け後のニュースから 〜

5016 新日鉱HD
新日鉱HDは7月に7000万株の公募増資と1000万株を上限としたオーバーアロットメントによる売出しを発表しました。調達額は最大で756億円、株数は最大で発行済み株式数の8%に相当する大規模増資となります。調達資金は全額を設備投資に充当するとしています。28日の株価は25日移動平均線を割り込んで調整基調へと転じています。需給悪化懸念と1株利益希薄化懸念から当面調整基調の株価推移が予想されます。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

3002 グンゼ
一部有力証券がグンゼの高い業績変化率を評価して強気のレーティングを付与していましたが、今期業績は主力の繊維事業が体型補正下着の伸びが期待できることや不動産事業などの非繊維事業の拡大も予想されることで連結経常利益16%増、営業利益22%増、純利益は35%増と大幅増益が見込まれており、PERからも割安感があると考えられています。ややボトムから株価は立ち上がった感はありますが、押し目に関しては狙っていけるはずです。653円〜656円が買いの狙いでしょうか。

7741 HOYA
100株単位。チャートは6月14日で底入れしていますが、まだ、それほど大きくリバウンドしたわけでもなく、ここの揉み合い場面は狙いだと考えます。連結営業利益が1000億円を突破した前2006年3月期に続いて今期に関してもアイケア部門の収益性が向上していることもあって増収増益基調にあり、過去最高益更新は必至です。ここで先週の24日にゴールドマン・サックスが「買い推奨」としてきたことも株価の下支え効果として期待できそうです。3860円〜3890円が買いの狙いでしょうか。

8038 東都水産
この株に関しては主力株とはかけ離れた存在であり、むしろ「ボロ株」と呼ぶにふさわしい銘柄であり、業績面もファンダメンタルズからも普通には買えない銘柄です。しかし、株価200円台でPER15倍台という「低位」「割安」という点と実際に小幅ながらも6営業日続伸という「買われている」という現実があります。外資系証券の売り越しが続いていることから主力株の上値が重く、目先資金が仕手系株へ資金シフトしている動きを反映したものと考えられますが、つまり、明日も外資系の売り越しが続けば7連騰もあるのではないでしょうか(割り切った対応で臨む銘柄ですが)。256円〜259円が買いの狙いでしょうか。

8411 みずほ
引き続き「7月4日に公的資金を完済」といったことを手掛かりに短期筋の売り買いが活発ですが、狙う水準を大きく間違わなければスイング・トレードも十分に可能でしょう。ここでは野村のレーティング引き上げも話題になっています。一言で言えば量的緩和解除によって金利上昇が収益を一段と押し上げることで市場のマインドが回復すれば見直されやすい銘柄と言えそうです。93.1万円〜93.4万円が買いの狙いでしょうか。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

4151 協和発酵 
協和発酵は発酵化学ではトップ企業、バイオ、化学、医薬品、食品など多方面で展開している企業です。主力の医薬品は薬価改定や、収益源の医薬品の後発品登場などで減収となります。しかし、今後の期待材料として、抗パーキンソン薬が米国で臨床フェーズ3を終え、下期にも製造申請される見通しです。今後は研究開発費負担が軽くなることから、来期からの急激な収益改善がきたいできます。21日には、富士工場内に臨床試験用の抗体医薬を製造するプラント設備の新設を発表、2009年第1四半期に稼動させる予定としていることも注目材料です。モルガンスタンレー証券では8日付けで、中立の「イコールウェイト」継続ながら、目標株価を760円から820円へと引き上げています。今3月期は経常利益で前期比11%減の250億円を見込みますが、来期は経常利益で3割程度の増益など大幅増益が見込まれます。株価は2月初旬から下降トレンドに転じていたものの、700円台前半までの調整で下げ止まり感が出ています。今期予想PERで25倍程度ですが、来期予想PERでは15倍程度と非常に割安感のある水準となります。来期業績回復を織り込む形で、ここから、800円台回復、更に900円台に向けた上昇が期待できます。


明日の上場銘柄


1408 サムシングホールディングス(ヘラクレス)公開価格30万円・1株単位

戸建て住宅用地盤の強度を調査、更に調査で地盤が弱いと分かった場合には、地盤改良工事を手掛ける企業です。関東、東北、東海地方で事業を展開しています。1件あたりの単価は、地盤調査が2万5000円〜5万円、地盤改良が50万円〜200万円で、顧客の7割が地場工務店、大手ハウスメーカーで、残りの3割がパワービルダーとなります。地盤調査のための機械は大型で、一式6000万円することから、新規参入しにくいと会社側では見ています。また、この機会を効率的に利用するため、機械の稼働率を高めるために、工程管理表を作成して無駄をなくす努力をしています。今8月期の経常利益は前期比65%増の1.8億円見通しです。今期配当の予定はなく、配当の開始時期も明確にはしていませんが、中長期的には配当性向20%を目指すとしています。上場に伴う調達資金約3億円は借入金の返済、設備投資、運転資金に1億円ずつ充てる、としています。公開価格のPERは20倍台となります。足元の成長性は高いものの、営業地域が狭いことから、どこまで成長を継続できるかには疑問が残ります。地盤改良と言う地味な業種でもあり、過熱的な人気は見込みにくい状況です。初値予想:37万円〜43万円

3809 バリオセキュア・ネットワークス(ヘラクレス)公開価格38万円・1株単位

企業にネットワークのセキュリティーサービスを提供する企業です。機器の開発、監視、保守サービスまでの一貫して手掛けており、低価格と全国を網羅する保守サービスを強みとしています。機器を利用した監視の自動化、保守・監理の外部委託により原価の低減を実現しています。保守拠点は全国に33箇所、トラブル発生の場合は4時間以内に顧客企業に向かう体制を敷いています。
今5月期は経常利益で前期推定比19%増の2.5億円を見込んでいます。今期配当の予定はないものの、時期は未定ながら、今後は積極的に株主への利益配分を検討していくとしています。上場に伴う調達資金約6億円は運転資金及び研究開発費に充てる、としています。公開価格のPERは48倍台となります。類似企業で26日に上場したセキュアヴェイル(3042)の公開価格も49倍スタートでこちらが参考になります。セキュアヴェイルの初値は公開価格を36%上回る23万2000円、PERで67倍でした。初値予想:50万円〜55万円



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
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