【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.113 2006.07.11
 
 

7月11日(火曜日) 基調判断


本日の日経平均は前日の上げた分の反動安が生じたようです。ザラバでは値下がり銘柄数も1200超となるなど売り優勢の展開が続きました。主要銘柄も9割近くが下落しています。しかし、長期波動が上昇基調を描いているとするシナリオには変更はありません。

昨日は午前は低迷しましたが午後からは一転して強気優勢となるなど日経平均は午前中の15,100円割れから午後には15,500円台まで戻すというボラティリティの高い動きを見せました。市場参加者の多くが「上がれば結果はオーライ」と考える人が多いものです。

ですから、たとえボラティリティが高くても方向感が定まらなくても全般的にシッカリしていれば強気で臨もうとする人が多いものですが、ここではボラティリティの高さが読みづらさにつながっていることに注目すべきでしょう。非常に予測困難な地合いです。

例えば昨日の場合は先週末のNYダウ134ドル安を受けて外資系証券の注文動向も1730万株もの大幅売り越しとなったことで午前中の全般軟調な展開が終日続くと考えるのが自然でしたが、実際には1730万株の売り越しは金額ベースで小幅買い越しだったようです。

その「金額ベースでは買い越し」というサプライズに機械受注が重なって朝方の予想が覆されたわけですが、予想が覆されたのは本日も同様です。本日はナスダックは小幅マイナスだったもののダウはプラス、外資系証券も金額ベースでは買い越しと聞いています。

いくら昨日の反動も考えられたとはいえ下げれば昨日と同様に大口資金に買い支えられると考えるのが自然でしょう。なぜなら昨日の機械受注の発表前の日経平均は15,300円台で推移していたのですから15,300円台まで下げれば下方硬直性に期待ができるからです。

ということは普通であれば下がると予想された昨日は大きく上昇し、大きく下げることはないだろうと予想された本日が全面安となるのであれば、環境的に下げが予想される時に買い出動をすればいいということになります。しかし、それも定かではありません。

NYダウが下落し、外資系証券の注文も大幅な売り越しとなり、東京市場も終日戻すことなく全面安で推移することだってあり得るはずです。従いまして、今は朝の環境からザラバが高いのか安いのかが読みづらく個別のトレーディングも手掛けづらい状況です。

ここでは地合いの先行きが不透明なだけに、地合いを左右しがちな主力銘柄は避け、材料性が豊富な非主力銘柄の戻りに期待した戦略が有効ではないでしょうか。

本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。


相場を生きる!


〜 全体調整 〜

福井総裁の問題で自民党がピンチだったのですが、テポドン2号騒動で救われた形となりそうですね。ホントに最後まで強運な小泉首相。恐れいります(汗)

さて、日本市場の動きですが、昨日は誰も予想できなかった程の猛反発。3日分ぐらいの上昇を後場だけで演じた日経平均。その反動は当然、翌日以降におこります。本日は、NYダウが微妙な引け方で終わり、外国証券も若干の売り越し。この様な日はまず上がりません。逆に、今の株価を維持できるかに注目していましたが、前場は下げるに下げない展開で、モヤモヤしていたのですが、後場にきっちり下げて、寄付き時点で測定した反転ポイントである15330円にタッチするとしっかり反転開始。ほぼ理想的な引け方だったと思います。この戻りは今の地合を現しており、売り方も安易に持ち越さない。当日で手仕舞う傾向が見られています。その為、しっかり株価は戻ります。ただ、買い方が完全に様子見展開だっただけに上値を狙う展開にはならなかったようです。一方、新興市場は粉飾決算絡みの悪いニュースが市場に流れており、株価は前面調整。力なくズルズル下げる展開でした。私は1部より一足先に上昇すると思っていましたが、先日のソフトバンクショックと粉飾決算事件に揚げ足を取られてしまった展開となり、新興市場の資金が1部に流れた格好となったようです。こんな展開だと、新興市場の株はホールドできません。やはり、新興株は上げている時に短期で利用する形がよいですね。

日経平均の今後をテクニカル的観点から予想すると、月足ベースでは5〜6月の下降トレンドから脱却しており、ボックス及び上昇トレンドに変わってきている展開です。7月の下値は15079円。上値は9ヶ月移動平均線にあたる16000円前後と思います。チャート的には17000円まで考えられるのですが、今の出来高から見てもここまで上げる力はないと見ています。よって、7月は15000円〜16000円の間を行ったりきたりの展開となりボックス相場となる可能性が高いと見ています。裏づけとして、下値の節目である15079円に先日(10日)タッチした途端、急上昇していきました。このようにしっかり反転した訳ですから15079円を下値メドで考えても良いでしょう。週足ベースで考えると今週は上値で15900円までありますが、地政学的リスクなどありますので考えづらいと思います。先日の高値15555円がピークと考えても良いと思いますので、これからの3日間はモヤモヤした展開(ボックスレンジ)が考えられます。再び15200円割れの展開が起きたら積極的に買い向かっても良いと思います。

一方、新興市場の方ですが、JQ指数で見る限り、月足ベースでは下降トレンドの真っ最中であり、予断できない地合となっています。次から次に出てくる悪材料と戦っている状態です。上昇トレンドに転換するはずの下値抵抗ラインの98.36ポイントを本日割り込んでしまいました。よって、どこまで下げるのか読みづらくなっているのですが、このまま下げ続けるとは思えないので、最悪でも下値メドは94.36ポイントと見ています。
高値メドは103ポイント前後でしょうか。週足ベースでみると下値余地がまだあり、96ポイントまで行って来いの状態になっています。高値は100ポイント前後です。取り掛かるには慎重な対応が今後も続きそうですね。

これからマークの株。

8267 イオン 調整の押し目は狙い。売上げ好調、スケール大きい。
2712 スターバックス 調整完了から5万円狙い、これからの押し目狙い。
7242 KYB 業績好転、ジリ高の展開が予想される株。
5602 栗本鉄工 マスコミ注目で、押し目だけ狙い。高いところは買わない。
6674 GSユアサ 業績、材料性ともに良し。押し目は狙える株。

いつも書いていますが、高値掴みしないように押し目狙いです。頑張っていきましょうね!


相場トピックス


〜 北朝鮮問題 〜

北朝鮮が5日の未明に日本海にミサイルを発射、世界中の非難を浴びる格好となっています。長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を含めた7発のミサイルを次々と発射し、東アジアの国際情勢は緊迫の度を増しています。国連安保理事会では日米を中心に、対北朝鮮決議が提出されましたが中国の働にかけで決定を見送ることにされたようです。中国にとっては世界的に批判の高い北朝鮮を抑える大役を果たせば、国際的にも評価を高めることになるとの思惑も働いているようです。更にロシアも棄権するという風に国際的に見てもかっての純然たる社会主義政権が、現在の国債社会の中にあっても、破綻を来たしてきているようです。実際に昨今の中国の経済の拡大は、経済面では既に資本主義的なシステムになっており、既に実際には共産党一党独裁のシステムから逸脱していると言っても過言ではないようです。ロシアもまたしかりですが、基本的には社会主義が破綻したといっても良いのかも知れません。

大和総研では今回の北朝鮮によるミサイル発射は日米両国が弾道ミサイル防衛(以下、BMD)システムの構築を進めつつあるなかで起こったことで、現段階では迎撃ミサイルはまだ配備されておらず、弾道ミサイルの迎撃は困難であると見ています。しかし今回、両国政府はミサイルの警戒・監視手段として先んじて整備を進めてきたイージス艦や地上レーダーを前倒し的に運用し、事態の把握に努めたようです。今回の事件は両国政府にBMDの必要性を改めて認識させたと思われるようです。

日本の導入するBMDは、弾道ミサイルを中間段階(大気圏外)で迎撃するイージス艦搭載のSM−3ミサイルと、終末段階(着弾直前)で迎撃する地上発射の新型ペトリオットミサイルPAC−3による二段構えの防御となっています。これにシステムの「目」や「耳」となるセンサー類や、全体をコントロールし、「脳と神経」の役割を果たす指揮統制・通信システム(次期自動警戒管制システム等)が加わり、BMDシステムを構成しています。BMDシステムは既に04 年度から整備に着手している。06年度末には最初のPAC−3部隊が配備され、11年度中にはシステム全体が本格稼動する予定です。ただし今回の北朝鮮ミサイル発射を受け、政府はシステム導入を前倒しで進める模様であると見ているようです。

以下はその関連銘柄です

6502 東芝      
日米共同研究では最重要部品のミサイルの赤外線追尾装置担当

6503 三菱電機    
FPS−XX開発試作機の主契約社。イージス防空システムを一部ライセンス生産。日米共同研究では最重要部品のミサイルの赤外線追尾装置担当(備考:03式中距離地対空誘導弾等を開発した日本有数のミサイルメーカー)

6701 NEC
次期自動警戒管制システムの主契約企業(総額700億円)

6702 富士通
ミサイルの日米共同研究に参加

6703 沖電気
イージス防空システムを一部ライセンス生産

6946 日本アビオニクス
イージス防空システムを一部ライセンス生産(備考:過去の自動警戒管制システム開発に参加)

7011 三菱重工
08年度よりPAC−3を08年度よりライセンス生産(初年度売上約500億円)日米共同研究の日本側主契約企業。イージス防空システムを一部ライセンス生産、「あたご」型・「こんごう」型イージス護衛艦を建造。

7012 川崎重工
ミサイル日米共同研究に参加

7013 石川島播磨重工
「こんごう」型イージス護衛艦を建造。日米共同研究ではミサイルの第二段ロケットモーター担当


〜 引け後のニュースから 〜

3382 セブン&アイHD
3-5月期の決算を発表しました。2005年9月発足の為、前期実績はないものの、経常利益で667億円と、イトーヨーカ堂の前年同期と比較すると16%増を達成しました。ミレニアムリテイリングの子会社化による増収効果、中国でのスーパー事業の拡大などが奏功しました。セブン銀行など金融事業のほか、コンビニ事業では自社開発製品の伸びにより増益を確保するなど、各事業友がしっかりの内容となりました。今2月期通期では売上で前期比33%増の5兆2000億円、経常利益で19%増の2950億円の予想を据え置いています。直近の株価は3500円台までの調整から、25日移動平均線を回復しての戻り歩調にありますが、引続き4000円の大台を目指す展開が期待できます。


今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

4091 大陽日酸
業界最大手であるため決して非主力銘柄とは言えませんがいわゆる指数に影響する主要銘柄ではありません。決して割安感が強いわけではないものの株価の足取りが示すように底堅く推移しており、下値を拾う動きが続いています。業績見通しは今期も増収増益予想と順調ですが、長期的にもM&A戦略を通じて拡大基調にあります。先日、米工業ガス大手のリンウェルドを約300億円で買収すると発表したのもその一環です。押し目を拾えれば確率高くリターンが狙えそうです。

6588 東芝テック
好業績かつ割安株なのですが主力株の陰に隠れて埋もれた感があります。しかし、今の地合いであればリバウンド狙いも十分に期待できそうです。好調だった前期に続き、今期も見通しは良好。赤字が続いていた家電事業が黒字転換するほか欧米での直販網の整備でカラーのデジタル複合機の販売が伸びるとのことで増収増益予想、増配の公算も濃厚です。

7007 佐世保重工
チャートをご覧いただければ分かりますように引き続き市場の関心と買いを集めている状況が続いており、4月の高値を更新したというのは非常にポジティブな現象と考えていいでしょう。度々取りあげられているように2008年3月期の業績変化率が極めて高く、来期予想PERは10倍〜11倍台と大手証券でも試算、押し目はまだまだ狙えると考えられます。

9675 常磐興産
中低位、そしてPER14倍台、さらにPBRも1倍を割り込む0.94倍と割安感が強く、非主力銘柄を狙う場合の銘柄としては適当かと考えられます。景気回復による個人消費の伸びや関連の映画の公開による特需もあって集客が伸びており、一部報道ではホテルを増築しないと宿泊者が溢れるような状況になっているとの見方もあり、足下で急速に業績が伸びている模様です。仕手性も強い銘柄であり、不透明な地合いの中で異彩高が期待できそうです。

5985 サンコール 
株価は2月7日の高値1058円をつけた後下押し、200日線のレベルで下値固めの動きとなっている。バリエーション的に反発の動きが期待される。今2007年3月期の経常利益は前期比5.9%減益の31億5千万円、1株利益は54円78銭だが、一部経済研究所では経常利益は前期比6%増の35億5千万円、1株利益は58円73銭と予想している。小型で軽量なエンジン用の弁バネは自動車軽量化の流れの中で採用が拡大している。足元の好調な業績を考慮すると、業績は更に上振れする可能性が高株価も再度上値を目指す展開が想定される。

6952 カシオ計算機
株価は4月高値2360円を付けた後、上値を重くする展開から1770円まで下押したが、直近で反発して来ている。メリルリンチ証券では、レーティング「買い」戦略的製品を持ち、長期的なグローバル展開が可能になってきたことなどを評価している。野村証券では「2」を継続、前期は想定どおり営業10%増益になった模様としているほか、今期はベストシナリオなら20%以上の増益も可能と指摘している。再度先の高値奪回から一段高の動きが想定される。野村証券の「Nomura21」の新規銘柄に採用されている。大和証券では強気見通しに。日刊工業新聞で、「同社は06年度中に中・小型アモルファス薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルの出荷個数を月間300万個から同500万個に増強する」との報道も材料視される。ゴールドマン・サックス証券では、「強い買い推奨」に採用。薄型テレビの価格競争に巻き込まれずに、独自の利益成長が可能であると指摘している。

6871 日本マイクロニクス
株価は1月高値3240円(6月27日1:2株式分割修正価格)を付けた後下押し、2000円台(6月27日1:2株式分割修正価格)での動きだか全体調整する中で頑強な動き。バリエーション的な割安感はないが、業界平均を上回る成長性に再度高値を目指す動きが想定される。青森工場にアドバンスト・プローブ・カード増産のための新棟建設の報道も材料視される。出来高も増加しており、先の高値奪回の動きが期待される。来9月期も2桁の増収増益が見込めることも支援材料となる。大和證券では中小型株の好業績銘柄群〜DIRフロンティア企業業績見通しより増額修正ランキングの上位銘柄として注目。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

7272 ヤマハ発動機   3240円(100株単位)
二輪事業のほか、マリン事業、自動車エンジンなどを手掛ける企業で、海外売上比率が87%に達しています。上期は円安効果で販促費を吸収、下期は1ドル112円前提ですが、足元の為替動向はこれを上回る円安水準で推移しています。既に、6月中間期決算については、増額修正の観測報道が出ており、日経新聞では、営業利益で前年同期比15%増の650億円前後になったもようとの報道をしています。これを受け、三菱UFJ証券では、10日付けで、投資判断を最上位の「1」で継続、目標株価を3500円としています。株価は2600円近辺から反転、25日・75日移動平均線を順次突破して下値を切上げる展開です。週足ベースでのサポートラインとなる13週移動平均線(3000円近辺)が抵抗ラインとなっていますが、今週末には同線を抜く公算が高まっています。好業績プラス好チャートながら、PER14倍台の現水準には割安感があります。中間決算発表時の通期業績上方修正期待が高まる中、引続き上昇トレンド継続、3470円の年初来高値更新に向けた上昇が見込まれます。


明日の上場銘柄


明日の上場銘柄はありません。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
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