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昨日の日経平均は週末ということもあって積極的に買い上がることもなく小動きが暫く続きましたがNYが追加利上げ継続観測がやや交替したことを好感して上昇したことに後押しされて終始底堅い動きを見せました。また、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオにも大きな変更はありません。
やはり、NYの動きと外国人動向に連動する動きが続いています。NYの上昇を受けて朝の外国証券の売買動向も買い越しが予想されましたが差し引きでは720万株の売り越しでした。ところが本日は国際優良株など値がさ株に買い物が集まったせいか金額ベースでは買い越したと市場筋から報じられています。
まさに米国が冷え込めば日本は寒気を感じて震え、NYが手を振れば東京が笑顔で応えるといった感じですが、しかし、私は楽観視はすべきではないと思います。やはり、昨日も申し上げましたように日経平均は14,045円から戻りに転じ、15,710円という「弱め」の波動を描いて一旦天井をつけているからです。
NY株の動きや米国経済の先行きへの安心感から東京市場も上昇することばかりを考えている市場参加者も多いのかもしれませんが、むしろテクニカル的には14,045円からの上昇波動が15,710円で一旦は天井をつけたのだから、これを契機にできるだけ整理を進めて下値固めをすることがより健全だと思います。
そうなることが健全であろうと理想であろうと、それもこれもNY次第(雇用統計を受けた後の動き)であり日本株への外国人の売買動向次第であり、断定できることではありません。それでも、どうなるのか分からないとしてもそのような動き(このまま戻さずに調整に向かう)に傾きやすいのは事実です。
やはり、相場のムードや立ち会い前の環境はどうあれ相場全体は調整に傾きやすいということを想定し、買われる銘柄も特定の国際優良株、特定の好業績株、絞られた材料性の高い銘柄ということをイメージしたいと思います。
本日もそうした観点からいくつか推奨銘柄を選んでみました。
相場を生きる!
〜 来週の急落場面は狙いです! 〜
NYは134ドル安、ナスダックは25P安。土、日曜にテポドンが飛ぶかもしれないので、ホールドして休みを迎えることはできない、ということから、まず普通には金曜日の前場でカットして、資金あけているような動きでした。こうなると月曜日は売り調整スタートとなります。外国証券の朝の売買がその日の日経平均の強さ、弱さを決めている感触なので、月曜日の朝の売り越し、買い越し動向を見定める必要がありますね。
「テポドン怖い」と言っても、いつまでも怯えているわけにはいきません。正直言って北朝鮮は危険で憎たらしいけど外交上手(汗)日本の不甲斐なさだけが目立っています。平和ボケ国の宿命なのですが、私達だけでも負けないように取り組む必要があります。
来週の動きとしては全体的には不安定ですが、日足チャート的には個別では狙える週になると思います。昨日も書きましたが、やはり新興市場の方が日経平均(1部)より先に動いているようで、押し目も早く来そうです。早くて来週の月曜日の日中に底
を打って反発するかもしれません。JQ指数の日足チャートを見る限り上下ともぶれが大きくなる傾向がありますので25日線を少し割り込むライン をメドにしても良いかと思います。しかし、このラインを崩すとテクニカル的には読みづらい展開となります。ご注意くださいね!
日経平均の方は、日足チャートを見る限り、まだ6月29〜30日の間に出来た窓を埋めきっていません。後場(金曜日)の日経先物の動きも、この窓埋めが終わるまで「買い」は入らないようで、売りが進んでいた様に見えます。しかし週末でもありポジションを閉じる動きが2時過ぎから起こり空売り組の買戻しが始まってしまい少し戻したように感じます。金曜日の下げでもまだ窓埋めは終わっていません。よって、月曜日に100円安(15207円)まで下げたら反発する動きが出ると思います。空売りされている場合は手仕舞いラインの目安ですね。また、このラインを割り込んだ場合、日足チャート的に見ると6月14日からの上昇トレンドが崩れる形になりますので要注意です。方向感が見えなくなるかもしれません。このラインを割らなければ強気で押し目狙いでいいと思います。次の抵抗ラインは248円安(15059円)となります。これは週足チャート上での抵抗ラインです。このラインを割り込むと上昇トレンドが崩れますので要注意となります。(ちなみにボリンジャーバンドを見ると最終抵抗ラインは427円安の14880円です。)
月曜日は日足チャートは100円安を安値抵抗ラインとしておいて、オーバーシュートしても248円安と見てもいいかもしれません。ちなみにボリンジャーバンドから見ると427円安まで進むと売られすぎラインなので自立反発が起こると思います。トレンドラインは関係なく買い出動ですね。まずは、米国市場の動きを見て、日経平均の寄り付きを見守ることになると思います。その先に押し目があると思いますので勝負です!頑張りましょう!
〜 空売りのススメ 〜
どの相場になったら買う、また、どの相場になったら空売りする。私の場合、ボリンジャーバンドを見て売りポイントを決めます。空売りについてのリスクも、短期トレードの場合だと買いと同じですから、日経平均が上がらない、その日の朝に外国証券が売り越しというときで、朝から様子見ムードで、日経平均が簡単に上がらなそうだったら前場の小高いところで空売りを仕掛けてみる。とにかく、空売りは短期トレーダーにとっては「買い」と同様、凄く重要だと思います。
仕掛けポイントと時間軸の捕らえ方ですが、空売りは買いと同じようで、同じではありません。少し違うこともあります。買いより、全体の読みが必要です。タイムラグが少しあります。この点をよく見ていき、日経平均が下げるとき、リスクは弱くなるので、そのときにしっかり売る。特にチャートを見ることです。チャートが一時的に崩れて、空売りでは20円ほどの効果を生みます。
空売りが出来るようになると、買いの苦労がなんだったのか、と思うことが必ずあります。空売りは純粋に相場を見ることが出来ると、銘柄選択から、方法まで、実際短期トレードでは有効です。
心配なことは、空売りの失敗したホールドだけです。逆日歩がかかった株を持ったままホールドすると、金利はとられる、さらに株価が上げるリスクで、桁はずれの大損となります。これだけ避ければあとは、「買い」と同様もしくはライバルが少ない分、「買い」よりも有効と思います。
では、実際に最近の動きで説明してみましょう。6203豊和工業、9601松竹、8937Human21、9937セシールなど、チャート崩れを起こす爆上げが起こると、そのままの株価の位置ではないだろうと直感的に感じることが出来るでしょう。下落が始まるまでに若干のタイムラグがあり、これ以上、上がらなさそうだと見ると利益確定の売りが始まり、その後、狼狽売りモードに突入していきます。ロスカットラインを厳格に決めて半分は割り切って空売りを仕掛けることになります。上げている株の実力と、相場の位置、そしてチャートをみること。とにかく空売りは、研究してみてください。これから上げ続けるばかりが相場ではなく、上げも、下げでも同じように狙える。そのためには空売りをぜひ方法として取り入れてみてください。
9601松竹、8937Human21、9937セシールの日足チャートを頭に叩き込んでみておいてください。爆上げパターンの典型例です。この形を頭に入れておくと良いと思います。また、通常の株では、9984ソフトバンク、4004昭和電工、4214昭和高分子、5444大和工業、2873加ト吉の日足チャートを頭に叩き込んでおいてください。どこで仕掛けたら安全なのか、危険なのかが見えてくると思います。(ちなみに昨日大幅下落したソフトバンク。ボリンジャーバンド的には最高の形となっています。今回の急激な下げはレーティング発表というサプライズ効果がありました。週足チャートで見た場合、絶妙なタイミングでレーテイング(下方修正)発表があったのが効いています。ちなみにいつもこのような下落をするとは限りません。こんな事もあるという参考ぐらいにしておいてくださいね!)
私の手法ですが、まず日足チャートで銘柄探し。ボリンジャーバンドを見て買われすぎの銘柄を探し、監視スタート。仕掛けポイントの目安は最終局面では上でも下でもオーバーシュート(行き過ぎ)する傾向があります。また出来高も異常なくらい急増します。そこで思い切って仕掛けてみます。仕掛ける時はまだまだ上がりそうな感じがものすごくありますので勇気も必要です。ここは慣れ(経験)が必要です。その経験を簡単に手に入れる方法は先ほど書いた9601松竹、8937Human21、9937セシール、、9984ソフトバンク、4004昭和電工、4214昭和高分子、5444大和工業、2873加ト吉などの日足チャート(ボリンジャーバンド)や5分足チャートの形をを頭に叩き込むことです。
この手法はあまり公表したくなかったのですが、ご要望がありましたので、今回特別に書いてみました。株は永久に上げ続けるものではありません。必ず下がります。そこを利用するのです。
利益確定ライン(買戻しライン)は各自の自由なのですが、目安として、自分が買いたいと思うライン(押し目近辺)となります。
また、このような銘柄は意外と押し目で反発する傾向があります。理由は注目度の高さから押し目で買いが入りやすいのと、空売りの買戻しも発生するからです。よってドデン買い&売りで対応できます。まずは、空売りから始めて利益が出ている段階で信用売りは確定せず現物買い(つなぎ買い)で練習してみてください。コツが掴めてくると面白くなってくると思います。また、日中だけ勝負したい人はこのつなぎ売り&買いを利用したら翌日に持ち越せれるので有効です。ただし、これは買いでも売りでも関係なく利益が出ている方(慣れてきている方)のみの手法です。慣れないうちからやるとどうしたらよいのか訳が分からなくなります。ご注意ください!
普通の人は、NYが急落した場合、ため息ついて悲観します。ところが空売りできる人は、関係ありません。上げても下げても、狙えるからです。
相場トピックス
〜 人が幸せと感じる時 〜
人が一生を終える時に、自分の人生は「幸せ」だっかどうかを振り返る事になりますが、それぞれ人によってその考え方は千差万別となります。経済的に充足された人生が、幸せだったか、或いは円満な家庭に恵まれて過ごして来た事を幸せと感じるかは人それぞれとなります。独りで孤独に生きたとしても、自分自身が満足行く生き方をすれば良いのであって他人から見れば決して幸せではないだろうと言う人でも、自分自身が幸せと感じればそれで良いと言うことになります。勿論、経済的に充足し、円満な家庭に恵まれて、多くの信頼の置ける友人がいて、そして人に認められる地位を得ていると言うことなどを満たしていれば、自他共に認める「幸せ」な人生であったと言えます。ただ、人は特に意識して「幸せ」になろうとして生きている訳ではありません。生きて来た結果として「幸せ」であったと感じるだけと言う事になります。変化の激しい社会を生き抜く為に、必死で生きている方が多く、実感としては「幸せ」などと感じている場合では無いのかも知れません。個人的に考える事として、人が「幸せ」と感じると言うのは、「今の状態がこのまま続いて欲しい」と思う時ではないでしょうか。その意味では株式相場の現状は決して「幸せ」と言える状況ではないと言うことになりそうです。
〜 各社の注目銘柄 〜
大和證券のレポート、「フロンティアマーケットレビュー」からフロンティア企業注目銘柄
2326 デジタルアーツ
2413 ソネット・王ムスリー
2432 DeNA
2731 ニイウス コー
3727 アプリツクス
4234 サンエー化研
4680 ラウンドワン
4751 サイバーエージェント
4768 大塚商会
4848 フルキヤスト
4849 エン・ジャパン
4966 上村工業
4972 綜研化学
6678 テクノメディカ
7476 アズワン
7717 ブイ・テクノロジー
7730 マニー
7885 タカノ
9845 パーカコーポレーション
日興シティグループ証券のテクニカル分析から見た新興市場注目銘柄
2759 テレウェイブ
6769 ザインエレクトロニクス
2413 ソネットエムスリー
3722 日本ベリサイン
2315 SJホールディングス
6920 レーザーテック
今日の推奨銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
4271 カーリット
特段の新規の買い手掛かりは見当たらないものの、ここもと6月下旬から短期線に下支えされつつ緩やかながらも尻上がりのチャートを描いています。PDP向け光機能材料や導電材料の伸びが続いており、今期業績の見通しはマズマズ。さらにPDP向け光機能材料など関連製品の生産設備を増強することで業績に上ブレ観測も浮上しており、この底堅いチャートも説明ができます。値幅を欲張らなければスイング・トレードは十分に可能と考えられます。
8332 横浜銀行
チャートは高止まっていますが、現在の地点は5日線、25日線、75日線、200日線のいずれをも上回っており、これは素直に上ブレしやすいポジティブな状態にあると考えられます。大手行と同様に量的緩和解除によって好業績に一段と拍車がかかる可能性があり、株価も中期的には4桁指向であることが濃厚です。
8377 ほくほく
その横浜銀行と基幹システムを共同開発することで業務提携を結んでいるほくほく銀行ですが、同様に有力地銀の一角(預金量では地銀2位)として注目したいと思います。やはり、量的緩和解除の追い風を受けやすいほか、地盤の札幌市の地価が上昇していることで不動産担保融資の拡大が見込めるなど環境的にはホットな状態にあります。押し目を拾えれば確率高いリターンが狙えそうです。
9202ANA
6月の上昇で株価の割安感は薄れてきていますが、信頼感の欠如によるJALの顧客離れは予想以上にシリアスなものであり、専門家の間でも「一度顧客離れを起こすと簡単に戻ってこない傾向が強い業界」とされていることで、国際線ともども国内線でのANAの「独走」が始まりつつあるとも言えます。加えて信用取り組み倍率が1.21倍と拮抗しており、好取り組み銘柄としての注目も続きそうです。
4680 ラウンドワン
株価は4月に高値60万円を付けた後、200日線を大きく下回る動きに。同社は再成長期に突入したとみており、中期単独一株利益の成長率は年率30.3%と予想する見方もある。大和総研でも出店ペースは従来の年間14店から20店舗へと加速。出店オペレーションの向上で成長速度は高まるだろうとして、来期PER14倍と割安と解説し投資判断を「1」としている。
7885 タカノ
株価は2月9日の高値3400円をつけた後下押しの動き。200日線に接近する動きであるが徐々に下値を固める展開に。バリエーション的な割高感はなく、再度高値を目指す動きが想定される。大和証券では成長が著しいエレクトロニクス事業を牽引役に新たな業績拡大局面にあると紹介している。新光証券では中小型成長株情報で紹介銘柄として取り上げている。新光証券で投資判断を「1」。大和證券でも新興企業を調査対象とした「フロンティアマーケットレビュー」同社株を投資判断「1」としている。
7717 ブイ・テクノロジー
株価は2月に201万円の高値をつけた後調整、150万円を挟んだ動きが続く。バリエーション的な割り安感はないものの利益成長率を考慮に入れれれば上値余地は大きいと見られる。先の高値を目指す展開に。2005年度以降はCF向けを中心とする修正装置で収益拡大で、2006年度は追加受注獲得の可能性もあると評価している。更に、シャープ亀山第2工場からの受注が拡大していることも材料視される。モルガンスタンレー証券では強気見通し。
4004 昭和電工
株価は4月4日に551円の高値を付けた後、直近で200日線を下回る動きでしたが、HD事業は好調を維持しており、HD事業において、同社は今後3年間で900億円の設備投資を行い、製造能力を向上させる予定であることから、今後も収益ドライバーとして高い成長性が期待できると見られ株価もそれに応じた反応を示すものと想定される。素材平均の2006年度予想PERは23倍程度であり現状の株価水準に割安感が出てきていることも買い安心感が出ている。 日興シティ証券ではテクニカルの投資評価を「買い」から「強い買い」に格上げしている。520円が当面のフシとなるが、先行き650円か740円への上昇余地があると見ている。日興シティ証券での「強い買い」の定義は1年内に40%程度の上昇余地があるとの判断。大和総研では投資判断を「2」目標株価を700円としている。新光証券でも投資判断を「1」電子・情報を牽引役とした成長シナリオに狂いが生じていないと見ている。突っ込み狙い。
明日の上場銘柄
明日の上場銘柄はありません。
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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