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〜 方向感の掴めない展開ですね(汗) さぁ、明日はSQ&機械受注発表です! 〜
TOPIX : 1589.06 (-8.44, -0.53%) |
日経平均 : 16198.57 (-17.17, -0.11%) |
円ドル : 117.80 |
今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び小幅売り越し(3590万株売り/3170万株買い)。東証1部出来高は前日比1億6299万株減の16億5507万株、売買代金は同1313億円減の2兆3824億円。東証1部で値上がりは1130銘柄、値下がりは469銘柄で、全面安ではないものの、指数以上に弱さを感じる数値。
本日の日経平均は小甘い展開でした。NYは堅調ですが、景気景気の先行きや株式需給に対する不安感から様子見ムードが続き、昨日の安値である16,199円を割り込んでいます。一方、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオに変更はありません。
新興市場は日経ジャスダック平均が下落、マザーズ指数、ヘラクレス指数は反発。マザーズと、ヘラクレスでは大引け前に時価総額の高い銘柄に買い物が入ったことが反発につながりました。14日まで新規のIPOがないこともあり、直近IPO銘柄は上昇銘柄が目立ちました。
今日の流れですが、朝から方向感の乏しい状態・・・というか、今日はドカーンという感じはなかったものの、下向きの方向感は否定出来ない状況(^^;。でも、朝方はプラスで始まったんです。米国株が堅調だったし…でも、インパクトは今一つで、その後は前日終値近辺でのもみあいに秀氏。後場に入って、昼休み立会外バスケット取引が売り越しとの観測が広がるに連れてジリ貧状態。後場最後の45分ほどで戻ったものの、ちょっと情けない相場でした。ファクターで見ると、今日もバリューはそれなりに堅調だったので、機関投資家的には「悪くない相場」だったと推察しますが、全体感はパッとしない状態が続いています。
個別には、妙に通信株が堅調だったことと、自動車株も昨日ほどの勢いは無かったにしろ堅調継続。ヤフーもなぜか大幅高。その一方で、銀行株はメガバンクから地銀までかなりボロボロだったし、不動産も大幅安。消費者金融や証券も駄目駄目マーク点灯状態で"内需"系試練の日。
一方、今日の中小型株はさすがにマシな値動き。マザーズやヘラクレスはプラスで終わっています。でも、楽天のチャートをちらっと見ると、何とも言い難い格好です(ソフトバンクも似ていると言えば似ている)。決して楽天は中小型株ではないのですが、中小型株の値動きを象徴する銘柄なのは違いありませんから、どうしても注目せざるを得なくなります。いずれにしろ、もう少しチャートだけでも何かの変化を示唆するようにならないと、腰を入れてロングにするのは難しそうな雰囲気です。
今日に限ったことではないのですが、あちこちの"相場解説"を読むと、「先物に仕掛け的な売り」という記述が多かった印象を持つのですが、今日はザラ場では所々では300〜500枚の売り買いがあったものの、そんなに巨大な砲弾が飛び交っている状況ではなかったのです。それでもこういう言い方をせざるを得ないというのは、それだけ下落の"本当"の要因が見え難いという裏返しでしょうかね。今日は銀行、不動産、証券、消費者金融などの「内需」系がボロボロだったのですが、何か理由があったかと聞かれれば、「うぅ〜〜ん」って感じ。「利上げの可能性」、「証券税制」などは、それなりに綺麗な後付け理由だとは思いますけど、ちょっとわざとらしいですね・・・(^^;。
それにしてもNYダウが再び史上最高値を更新しても東京市場は世界から孤立するかのように逆行安が続いています。確かに上がらない理由はあります。
それは昨日も言われていたように裁定取引に伴う現物株の残高が5兆円超と依然として高水準に達していることや10日にオプションSQを控えていることもあって先物の価格に神経質になっていることは否定できません。加えて国内景気への懸念も浮上しています。
また、内閣府が前日発表した9月の景気動向指数(速報値)で先行指数が2005年2〜4月以来となる3カ月連続の50%割れを記録、これまでの東京市場が「日本のファンダメンタルズは良好」ということが上昇基調の前提だっただけに雲行きがやや怪しくなっています。
さらに外資系証券がNYダウ・最高値更新にも関わらず売り越してきたことも(数量、金額ベース共に)、投資マインドをナーバスにさせています。値下がり銘柄数が連続して1000超となり、新安値銘柄も多いことからも調整が現在進行形であることが伺えますね。
225のPERが19倍割れ目前になっていることや騰落レシオも「売られ過ぎ」を示す80ポイント割れとなっているとはいえ、自律反発の力も弱く、下げが下げを呼ぶスパイラル的な下げ相場が進行していると言えます。まさに「売りの季節」の特有の現象です。
NYが史上最高値でも反応は限定的で午後になると売り優勢と、ある意味では分かりやすい展開が続いていますが、同時進行的に「売りの季節」も終盤に差し掛かっており、昨日と今日の動きはセリングクライマックスが近いことを臭わせるような下げと言えます。
宣言はできませんが「買いの季節」は確実に近づきつつあることだけは間違いありません(事実として)。16,200円を割ったので次の下値メドは16,040円と予想します(9月安値〜10月高値迄の上げ幅1388円の61.8%に相当する857円を16,901円から引いた水準)。
さて、明日は「皆が恐れるSQ」(何でかいな!って感じですけど・・・(^^;)、つまり11月限オプションSQです。オプションの清算指数を計算するというよりも、オプションをやっていようがいまいが、流動性の高まる1日として利用価値の高い1日。事前予想はどうせ当たらないので、「コンセンサスの逆」ってことにしておきます(^^;。ミスプライス狙いで逆方向の指値(お薦めは"寄限"条件付!)を入れてくる向きが結構あるでしょうから、究極的には、SQがそれほど大振れすることはないと考えています。ただ、時々あるのはギリギリに注文を入れようとするあまりに、「寄付ミスった」というやつ(^^;。これがあると、意外にブレたりすることもあるので、一応、為念。
また、機械受注が午後2時発表予定。SQ日の後場のイベントとして定着しているし、かなりのパワーを持っているイベントでもあります。Bloombergのコンセンサスは+1.8%(MoM)、ロイターだと+1.9%(MoM)のコンセンサス。Bloombergのエコノミスト予想の分布を見ると、メディアンは+1.8%だとしても、上は+10.3%から下は−4.5%まで(^^;。これを書いている時点で、最大予想値はNLI
Research Center(日本生命?)で、最小予想値はドイツ証券が出しています。
もう少し詳しく数字を見ると、Bloombergでは、メディアン+1.8%に対して、平均値は+1.3%でサンプル数は32。予想数値ですら、これだけ上下にブレているのだったら、実際の数字がどこまでブレたらサプライズになるのか分かりません(^^;。内容や数字の解釈についてはエコノミスト諸氏にお任せですが、コンセンサス数字だけは、それなりに頭に入れておきましょう。マーケットが動くかもしれませんもんね。
相場を生きる!
〜 次なる環境待ち 〜
バフェットのように、わずかな資金から世界で2番目の資産家になるような凄い人もいれば、人知れず、損をして、100万円が50万円になって、株の世界から消えてしまう人もいます。
株で儲ける人で、億を作る。それは、昔の常識では、何かドカーンと当てて儲けた感触ですが、今の時代では、儲けている人は、情報通や政治的な人ということではなく、相場技術と勘で儲けている人。
普通過ぎるほど普通の人が儲けている。凄いスポーツカーを買うでもなく、ブランド品に身をつつむわけでもなく、ダイエーの服と、カップヌードルと、一般的な車に乗り、そしてゲーム感覚で儲けている人がいる。
結局、方法が正しければ儲けはなくならずに拡大し、どんどん勝負して方法が不安定な人は、新興株大相場で500万円が2億円になっても現実には2000万円くらいまでの資金になり、撤退した人までいます。その時だけうまくいった人です。
本日の相場、朝1時ほど様子を見て、それからお出掛けしても良い相場。つまり、開店休業。やるだけ無駄な調整日。動けば動くほどロスが出る。半端な動きで、本日は空売りも効果が出ない。相場とは、こんな日に資金を磨り減らさないこと。どこまでやらないことを明確に判断するか、しっかりすることでもあります。儲かりそうもないと決めたら、一切やらないことです。やらなければ損はありません。
7717 Vテク 532000円 50000円高
2389 オプト 290000円 20000円高
4813 ACCESS 783000円 41000円高
4788 サイバーコム 162000円 15000円高
これらの動き見ていると、新興株の中でデイトレーダー好み、人気のつきやすい株が、待ちきれないで上げてきた、という感触です。マネーゲーム化した、2120 ネクストも30000円高。その他では、2497 ネットエイジ、3373 リンクセオリー、3793 ドリコムなど人気でしたね。
1部、新興市場ともに、次なる展開では、組み立て直して、再浮上に行かせる動きの中で狙うことになります。これは、今年何度も繰り返してきた動きです。
〜 儲けているトレーダー 〜
「儲けている」トレーダーの考えの基本は非常にシンプル
10の技法より、2つほどの技法を徹底している。特にトレンドフォロー式が多い。
◎ 動きの早いものを買いで攻める。
◎ 損切りの速さ、見切りが徹底している。
◎ トレンドフォロー、逆張りは基本的にしない。
◎ 新興市場株を多く使う。
これらの傾向があります。
また、個人ディラーになって、儲けている元証券マンのインタビュー記事を読んだのですが、「生きるためにどうするということになると、やはり、株式を立派な事業として組み立てるのは、運とか、不安だけでは生きられず、儲からなければ生きていけないので、勝つ投資の組み立てをしっかりして、やるとき、やらないときのメリハリをはっきりさせておく。100回やったら90回勝つ。そのくらいの考えでないと、やる意味がない。本心としては100回やったら100回勝つ確率のときしかやらない。」ということだそうです。
実際に「儲けている」トレーダーは、スゴイ専門家でも、研究家でもなく、自分にあった「コツ」を掴んだ人。
このようなときに投資すれば、儲けられる。このようなときには、やらない方がいい。「トータルでプラスになる」運とか、不運ではなく、しっかりと、儲かるときだけやる、儲かる株だけをしっかり選択する。そして、儲かるようにトレードする。
このような内容は漠然としていても、現実に、やはり、株式で儲けている人、諦めないで、自分なりの「コツ」を掴んだ人だけが、資金を何倍かにしているという現実があります。
「15分以上持たない」この言葉の意味、儲けている人は、よーく分かるはずです。儲けられない方、分かるようで分からないはずです。100回やって、損を10回までにおさえる。それも、儲かる人は分かるはずです。儲けられない方は、理解できるようで、実際には分からないはずです。儲かる株、損しないタイミングの売り買いが、身についてくると、分かるようになります。
初心者(取引を始めて2〜3カ月くらい)の方からの質問bP
「なぜ、儲からないのでしょうか?どうすればよいのでしょうか?」
気持ちはとても分かります。儲けたいから、株式をやっている、スタートさせた。それでも、現実には儲けられない。焦りが生まれる。自分はこのままやり続けていいのか、不安に思う。
そんな時期は、必ずあります。100%です。
ひたすら諦めないこと。すぐに「儲かる」答えはありません。人それぞれの性格があるように運用スタイルも人それぞれ。コツコツやっていくうちに、習字のように、柔道のように、半年、1年でだんだん身についていく、したがって、今はひたすら損をしないように注意しながら、この時期、諦めないで、大きな額を投入しないで、運用を積み重ねていくことです。
最後に... 「儲けている」トレーダーに共通することがもう一つあるそうです。
それは、株を始めて、すぐに儲けてないということ。1年間はどの運用者も殆ど利益になってません。
大化けは早い人で2年目から、遅い人で3年、4年目からだそうです。
ここで ネクスト、GCA、スターマイカ、アクロディア、アルファックスなどを集中的にやってい人も多いと思います。とにかく、上がる株に対する、臭覚、そして、利用できる力、時間をかけてもしっかり磨いていくしかないようです。
〜 引け後決算発表 明日の株価に影響がありそうな銘柄 〜
上方修正予想
6767 ミツミ 3連最終 36億円⇒64億円 ◎
5801 古河電工 3連最終 150億円⇒200億円 ◎
5541 大平金 3連最終 53.47億円⇒214.51億円 ◎
7294 ヨロズ 9中連最終 7.7億円⇒17.9億円
9475 昭文社 9中連最終 1.3億円⇒3.1億円
8129 東邦薬 3連最終 55億円⇒64億円
6134 フジキカイ3連最終 88億円⇒98億円
5451 淀川製鋼 9中連最終 18億円⇒30.5億円
8754 日本興亜 9中連最終 45億円⇒66億円
5453 東洋鋼鈑 3連最終 13億円⇒18億円
6742 京三製作 3連最終 12億円⇒14億円
6147 ヤマザキ 3連最終 6000万円⇒1.6億円
6393 油研工業 9中連最終 4.8億円⇒6.9億円
6294 オカダアイ9中連最終 1.55億円⇒3.15億円
8705 岡藤HD 3連最終 2.8億円⇒7.98億円
相場トピックス
〜 ソフトバンクの決算発表 〜
個人投資家の注目する銘柄、或いは短期売買の中心的な対象銘柄としての存在価値の大きいソフトバンク(9984)が昨日決算の発表をしています。
9月中間期の連結営業利益は、携帯電話事業が加わったことで、前年同期の25倍の1125億円に拡大した。最終損益も144億円の黒字と、前年同期の41億円の赤字から黒字に転換した。同日発表した9月中間決算によると、携帯電話事業の営業利益が566億円の黒字を確保した。10月24日のナンバーポータビリティー(番号継続)制度の開始を控え、解約率が低下。コスト削減も進んだ。
孫正義社長は中間決算発表の席上、携帯電話事業の2007年3月期下期の業績について「先行投資はあるが(営業利益は)四半期ベースで赤字にはならない」との見通しを明らかにした。顧客獲得競争に伴う費用の増加で、収益の悪化を懸念する投資家に配慮した発言とみられる。4月にボーダフォン日本法人を買収。買収資金は、事業のキャッシュフローを裏付けにした証券化で1兆4500億円を調達することを決めている。
この決算内容だけを見れば株価が上昇に転じても不思議ではないのですが、特に大きな動きはないようで、発表翌日11月9日の前場の動きも小幅高と言う展開となっています。各方面でソフトバンクに対する今回の決算内容について分析がなされていますが、総じて様子見を決め込む内容が多くなっています。先日発表されました携帯電話の新料金体系の導入やその後のトラブルで「予想外」を連発する同社に対して、アナリストなどはやや不信感を持って見ている様な気がします。個人的に自分の携帯電話を現在のNTTドコモからソフトバンクに変更する気など毛頭ないというからでは無いのですが、個人的な見解で申し上げましても、あまり高い評価を施すのはまだ時期尚早のような気がします。
アナリストが今回の業績も見ても先行きを勘案すると手放しで喜べない理由として次の要因を挙げています。主力の携帯電話事業が黒字化に貢献しているとはいえ、7―9月期の1契約当たりの月間収入(ARPU)は5700円と前年同期比4%下落しています。4―6月期と比べると持ち直したものの、KDDIやNTTドコモを約15%下回る水準で、苦戦ぶりは明らかなようです。UBS証券の乾牧夫アナリストは「競争力強化には、まず基地局の増強による通信網の整備が求められる」と強調しています。「予想外」の料金制度導入という奇策だけでなく、地道な事業活動を継続する必要があるというわけです。
正に奇策で顧客が満足する訳でもなく、基本的に携帯電話の本質部分は「繋がり易い」と言うのが顧客の最大の要求する事項となりますから、この本質部分を疎かにして他の部分で客を増やそうなんてことを考えるのは本末転倒と思われます。更にソフトバンク株の場合に各アナリストが評価を下し辛く、各社判断が分かれる理由として、同社の場合には主力事業が定まらないため収益が安定せず、伝統的な投資尺度であるPER(株価収益率)が通用しないことにあります。そのため、ヤフーなど保有株の価値に割引キャッシュフロー(DCF)法などで算出した各事業の価値を加味する方法が一般的ですが、「個人投資家には分析しづらく、目標株価が1人歩きする」ことになります。証券各社による目標株価が2000円から3000円の間に分散されていますが、株価もその間で上下する動きとなっています。
先日の決算発表をしたソフトバンクの孫社長は「番号継続制度の草刈り場になる可能性があったが、善戦と言えるのではないか」としてナンバーポータビリティー(番号継続)制度開始直後のシステム障害など予想外のトラブルで、不安があったもののその割には善戦したと自負する発言をしています。尤も、前回の記者会見に比べるとやや強気のトーンが落ちたものの依然として強気の口調に変わりはないようです。決して自らを否定しない、反省しないで、良い部分だけを全面に押し出して、アピールする手法は正にアメリカナイズされたやり方と言えますが、日本人としてはやはりもう少し謙虚に自らの過ちを認め控えめな姿勢が好まれるようです。日本人としては孫社長の強気の姿勢には少なからず嫌悪感を覚えるところです。
その強気の内容となった開始前日に発表した奇策の一発逆転を狙った「¥0」の料金プランですが、同日発表の10月の携帯電話契約者数は2万3800件の純増どまりでKDDIの20万600件、NTTドコモの4万800件に後れを取っています。ある外資系証券の分析では「株主から見た携帯電話事業の企業価値はゼロ」としています。根拠は「事業の証券化」という携帯電話事業の買収資金の調達手法にあり、携帯事業を切り出すことで低金利の資金調達を可能にしたが、その事業が生み出したキャッシュフローは返済に優先的に充てられるからだそうです。ディスカウントキャッシュフロー(DCF)法による企業価値は、毎期生み出すキャッシュフローの現在価値に割り戻して合計します。経営陣の計画では7年で返済する予定ですが、最長期間は13年です。それまでに生み出したキャッシュフローは株主には帰属しません。ローン返済を終えた時点で携帯電話事業がなくならなければ、企業価値を計算することは可能ですが同社のように「予想外の¥0プラン」といった奇策だけで、携帯電話事業が今後継続的に利益を上げられる事業に発展するかどうか、投資家は懐疑的になっていると言えます。もう少し地についた戦略を打ち出す事を相場全体に与える影響が大きいだけに同社には期待したいところです。
今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。また、チャートを見て過熱感があるものが多いので、飛び乗りは禁物です。しっかり押し目狙いで取り組みましょう!また、日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
1925 大和ハウス
25日線はすでに割り込んでいますが、ここでは75日線の1990円近辺が意識されやすいと予想します。業績はマズマズで、先の9月中間期も経常利益で4期連続の最高益を達成、通期に関しても下期は戸建て住宅の建築販売が本格的に復調する見通しにあることで据え置かれた通期見通しには「増額修正」の可能性が高いとされています。決して割安感はないものの時価水準から下値には売り込みづらい銘柄と言えそうです。
5301 東海カーボン
業績好調、チャートもアップトレンドなだけに強含んでいますが、高く買わなければ十分にスイング・トレードは狙えそうです。業績は好調に推移しており、ファインカーボンなど好調だった上期業績を受けて通期業績を増額修正、中長期的にもファインカーボンの新製品投入効果で収益拡大が続くとの観測から株価4桁方向を予想する声が増えています。NY株など外部要因の動きにも抵抗力の強い銘柄としても注目したいと思います。
5938 住生活G
業績に安定感があることで少なくとも時価から下の水準での「下方硬直性」には期待ができそうです。すでに報じられていることですが、好調だった9月中間期に続いて通期業績も若干の増額修正となる売上高6%増の1兆1200億円、営業利益が26%増の550億円、純利益が58%増の350億円が見込まれています。また、一方では有料老人ホームの運営事業にも参入するという新たな手掛かり材料もあることや、信用倍率が0.40倍と株不足になっていることも浮上しやすい要因として意識すべきだと思います。
3404 三菱レイヨン
株価は5月10日の高値1170円をつけた後、調整200日線を割り込む動きに。好業績株としての存在価値は高く早晩反発の動きを強める可能性は高いと思われる。UBS証券では投資判断を「Buy2」1150円目標、又、ドイツ証券では投資判断「BUY」目標株価1300円を継続、セクタートップピックとして推奨している。日興シティグループ証券でもターゲットプライス900円、投資判断「2M」としている。通期業績は据え置いているが増額修正の公算は大きい。炭素繊維は高水準操業で、今後は航空機向けも期待され、設備増強を計画などを材料視する向きから戻り歩調を想定する。立花証券でも投資判断を「強気」に。大和総研でも上方修正余地の大きい銘柄として同銘柄をリストアップしている。三菱UFJ証券では足元のMMA関連の高環境に加えて、現状の株価に割安感があるとして、投資判断を「2」に引き上げている。
6326 クボタ
株価は業績の上方修正を好感して4月に1370円高値を付けたが、その後は200日線を割り込む動き。PER16倍台とバリエーション的な割安感もあり、大和総研は北米向けを中心とするトラクター販売が好調で欧州やタイといった新しい地域向けにも伸び始めていると高評価。 モルガン・スタンレー証券では、目標株価を1340円に。北米内燃機器の底堅さへの期待は不変で、直近の株価下落により押し目買いの好機到来と判断している。投資判断は「Overweight」継続している。日興シティグループ証券は投資評価「1H」を継続、ターゲットプライスは1400円。 ゴールドマン・サックス証券では今期会社計画は超過達成すると予想している。チャート的には7月の戻り1100円以降上値を抑えられる格好で形は悪くなっているが下値固目から徐々に切り返す展開が想定される。ドイツ証券でも「BUY」UBS証券でも海外メーカーとの比較で同社の投資魅力が増していると評価している。又、リーマン証券では投資判断「1-オーバーウエイト」目標株価1350円としている。UBS証券では投資判断「BUY」で目標株価1300円。米国トラクタシェアの上昇や株価の割安感を評価。大和證券では「2」。
6472 NTN
株価は年初来高値を更新する動きから先月末に4桁乗せの展開。大和総研では4月と7月に欧州でM&Aを発表し、低コストの生産拠点や欧州市場における新たな販売先の確保が見込まれ、更に各事業における「グローバルトップ」に向けた「攻め」のステージへとシフトすることや、仏ルノー子会社の軸受けメーカーのSNR社の買収計画で、フル連結される2009年3月期も利益成長が期待できることを評価し投資判断を「2」にしている。 ドイツ証券でも投資判断を「Buy」トップラインの成長についてCVJの伸びを支えに、高まってきており、来期は今期に効果が小さかった生産性向上のプラスが拡大するなどして、再び利益成長率も上がってくると見ている。業績の上方修正を評価する動きから再度4桁乗せから一段高の動きが想定される。
5480 日本冶金工業
10月13日に今3月期の9月中間期連結業績を上方修正。売上高は従来計画770億円から840億円へ、営業利益は同47億円から68億円の大幅な修正となり、株価は堅調に推移している。ちなみにコスモ証券ではレーティング「A」を継続中で、目標株価を今期予想PER10倍の1000円に設定している。通期の会社計画は中間決算発表時に見直されるが、同証券の予想では今07年3月期の連結営業利益を会社計画115億円に対し215億円としている。さらに「ステンレス値上げが順調に浸透しており、会社計画を大幅に上回る公算が大きい」と指摘しており、来08年3月期についても215億円と今期水準が続くと予想している。株価は今期予想PER5倍前後と割安感は顕著。無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を踏まえた潜在株式を考慮した場合でも6倍程度であり、上値余地は大きいと判断できる。株価は昨年来高値644円を奪回し、短期では700円を目指す展開が想定されよう。
7733 オリンパス
同社は11月7日に9月中間決算を発表。営業利益は前年同期比2.5倍の421億円で着地する好決算となった。しかし、クレディスイス証券では、「今期上方修正で当面の好材料は出尽くし」とし、目標株価4000円に接近していることも理由に投資判断を従来の「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ引き下げた。こうした背景から、株価は年初来高値4060円をつけた11月7日以降、株価は3日連続で陰線引けとなった。しかし、これまで25日線にサポートされて上昇してきたパターンを踏まえれば、そろそろ押し目買いのタイミングは近そうだ。現在、25日線は3770円処を推移しているが、この水準は一目均衡表の基準線とも重なる重要な節目でもある。ここ数日間は全般調整下にあるが、国際優良銘柄には押し目買いも散見され、25日線までタッチすることなしに上昇へ転じる可能性も十分に高いといえよう。信用倍率は0.21倍と需給不安も少ない。バリュエーション面からも割高感はなく、中期のN計算値である4200円トライが有力視されよう。
明日の上場銘柄
明日の新規上場銘柄はありません。
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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