【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.142 2006.08.24
 
 

8月24日(木曜日) 基調判断


本日の日経平均は軟調な展開でした。NY株が景気減速懸念で下落、朝の外資系証券の売買動向も最近は売り越し気味であることなどで全体的に売り物が膨らんだ格好です。しかし、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオに変更はありません。

すでにテクニカル的には日経平均は過熱ゾーンに入っているということを16日から申し上げてきましたが、その16日以降、上値の伸びが鈍いことからも相場に調整が必要だったことが分かります。NYの上げ止まりなどといったキッカケ待ちだったとも言えます。

今日の場合はアムステルダムにテロの疑いで米国旅客機が緊急着陸をしたことも一つのキッカケでしょうか。8月21日の安値15,936円を本日はザラバで割り込んでいますので、こうなった場合は日経平均は暫く「調整含み」の展開が続くことを想定すべきでしょう。

良好なファンダメンタルズと好調な企業業績を理由にNY株とは連動しづらい「NY離れ」が指摘されていましたが、それも米国経済やNY株の行方に極端な不透明感が感じられないという「支え」があったからでしょう。しかし、状況はやや変わったようです。

状況がやや変わったことを手掛かりとして東京市場の投資マインドも弱気優勢となり、調整含みの動きが続くことによってテクニカル的な過熱感も解消されていく、そのような展開が考えられます。ただし、値幅よりも日柄の整理が意識される調整を予想します。

ここで日経平均は25日線と75日線とがゴールデンクロスを示現していますが、一般論であるとはいえ中期的な上昇トレンドを示唆することであり、ここから予想される調整含みの動きも高値16,244円をいずれは更新するまでの一時的な調整場面となりそうです。

米国経済やNY株の行方が「弱気シナリオ」を選択し、状況がやや変わったとはいえ、良好なファンダメンタルズと内需を中心とした主要企業の業績に極端な狂いは生じないことで、一時的な相場全体の調整はむしろ「買い場」と考える市場参加者が多いからです。

そうは思えないとしても現実に米国経済やNY株の行方に関係なく好業績を維持・拡大できる企業が多いわけですから、仮に株価が一時的に調整してもその事実に収斂していくはずだからです。今は弱気に傾きがちですが、買い場を探るチャンス到来と考えます。

日経平均は16,000円を割り込んだことで、次に意識される下値水準は@15,860円±10円、そして、A15,500円ということになります。先程も申し上げたようにNY株の行方に関係なく好業績を維持・拡大できる企業の中にリバウンド狙いの銘柄があると思います。


相場を生きる!


〜 低位株が熱い! 〜

やっと調整らしい調整がありましたね。ちょっと一安心です。このまま上げ続けられたらまったく買えませんからね(汗)ちなみに米国が調整するとすぐに日本も調整。ここでは、日本株は外国証券の売り越しという事情から、調整色が強まっています。ただし、この数日、後場に入ると先物主導で大口の買いが入り、相場を下げさせませんでした。

それが、国家的な資金なのか、米国の資金なのか、資金の解明しないまま、ここでは調整になっているわけですが、基本的には上昇相場における調整と見られます。外国証券、国内証券ともに強気であり、特に日興シティーの今後高くなる理由8個に、今後の株価の強気が伺えます。

今までの全体浮上から、これからしばらくは個別物色で幕間をつなぐ動きになりそうです。つまり、トヨタが一時的に調整して、材料株や仕手色の強いような株が浮上する環境となりそうです。また、過熱感のあった優良株も、やっと安くなるわけですから、しっかり押し目を狙っていきましょうね!

230円以下の株を探してみました。各銘柄のチャートの形など研究し、買いポイント(押し目)を設定してみてください!

1503 住友石炭鉱業
1518 三井松島産業
1792 みらい建設グループ
1815 鉄建
1888 若築建設

1893 五洋建設
1929 日特建設
2052 協同飼料
2107 東洋精糖
2211 不二家

2286 林兼産業
3009 川島織物
3202 大東紡織
3529 アツギ
4007 日本化成

4611 大日本塗料
5009 富士興産
5142 アキレス
5196 鬼怒川ゴム工業
5391 エーアンドエーマテリアル

5804 三菱電線工業
5805 昭和電線電纜
5807 東京特殊電線
5913 松尾橋梁
5936 東洋シヤッター

6217 津田駒工業
6375 日本コンベヤ
6445 蛇の目ミシン工業
6765 ケンウッド
6771 池上通信機

6796 クラリオン
6955 FDK
7769 リズム時計工業
8013 ナイガイ
8020 兼松

8025 ツカモトコーポレーション
8074 ユアサ商事
8090 昭光通商
8101 GSIクレオス
8260 井筒屋

8611 コスモ証券
8835 太平洋興発
9205 日本航空
9232 パスコ
9675 常磐興産


これらの中で、特にマークしたい銘柄

1518 三井松島産業
5009 富士興産
2286 林兼産業
9123 太平洋海運
7769 リズム時計工業
1503 住友石炭鉱業
6445 蛇の目ミシン工業
8835 太平洋興発
8074 ユアサ商事


新興市場株では

8922 IDU
2450 一休
2326 デジタルアーツ
2461 ファンコミ
2409 ネクストジャパン

この5本は今後もマーク。


全体は調整モード突入ですので、ここは次なる浮上のために重要な仕込みの日々となります。リスクをとらないと、次の浮上で利益がありません。リスクとらなければ損はないのですが、利益もない。この点では、短期のみ割り切ってやる方と、ある程度のリスクを覚悟してスイング、中期で狙う方、これからの展開では、とにかくリスクとりながら狙う。その場合にも、必ず買う時に、リスクの限度、つまり、ストップロスをしっかりして狙ってください。


まともな株で押し目狙いする場合は、

7203 トヨタ自動車、7201 日産自動車、6752 松下電器産業、6758 ソニー、9983 ファーストリ、5713 住友鉱、4543 テルモ、2267 ヤクルト、5401 新日鉄、8267 イオン、5711 三菱マ、5302 日本カーボン、5631 日製鋼、5632 菱製鋼、4022 ラサ工、7522 ワタミ、2712 スターバックス、4756 CCC、1334 マルハ本、2779 三越などなどでしょうか。


相場トピックス


〜 米国株相場見通し 〜

昨日朝のテレビ東京のモーニングサテライトに登場していた大和総研の成瀬氏の米国株の今後の見通しについて、比較的大胆な予測として妙味ある見方をしています。彼によると具体的な日付を上げて米国株の上げ下げを予想しています。米国株は9月の20日までは上昇局面が続き、その後、11月7日までは一旦調整局面が来て、それ以降本格的な上昇局面に入って行くと言うものです。

まず9月20日までの上昇については、9月20日はFOMCの開催日で金融政策が決定される日となります。ここまでは米国の景気の減速がプラス材料となります。利上げが休止なのか打ち止めなのか分らない状況で、景気が減速すれば利上げ打ち止めに傾きますから株価は上昇します。但し、9月20日のFOMCを境に金融政策がどちらに傾いても悪材料になるのではないかと言うことです。利上げしようがしまいが悪材料となります。勿論利上げすれば悪材料となりますが、利上げしない場合にでも2回連続で利上げ休止となり利上げ打ち止め感から、好材料出尽くしとなると言うことになります。即ち、9月20日以降は景気が減速すると言う経済指標が出ると米国株は下がると言ったようにそれまでの状況とは一変するのではないかと言うことです。

その下落局面が11月7日までと言う理由としては3つ上げられます。11月7日は中間選挙の日です。現在は与党である共和党が劣勢を伝えられていますから、与党の議席数が減少すると予想されています。又、場合によっては過半数を割る可能性もあり、政局の不透明感が非常に強いと言うことです。

第二に投資信託であるミューチャルファンドが10月の締めとなります。配当を支払うために株を売却して現金を作る必要が生じます。株式投信であるミューチャルファンドが毎月どの程度株式を購入しているかを見ると、過去5年間で毎年10月にはマイナス、売り越しとなっている年が4回あります。米国の場合に401Kなどの積立金が毎月資金が入ってきますが、その中で株式を購入するかどうかとなれば、10月は現金を作るために売却するケースが多くなっています。需給面での悪化が懸念されることになります。

最後の理由として業績面で見ると、景気が減速する中で丁度10月の中旬から11月の上旬にかけては決算発表が集中し悪材料視されることが多くなります。と言うことで11月7日までは下落、調整のリスクが大きいということになります。

11月7日から上昇すると言うことになりますが、仮に中間選挙で与党共和党が負けたとしても、過去の経験則から、議会と大統領が割れていると言うことでバランスが取れ、米国の景気は逆に非常に良くなると言う経緯があります。更に株式関係の減税措置が既に決定していることで2010年までは株式の減税が続くことになり、今回の中間選挙の結果はあまり関係がないと言えます。又、ミューチャルファンドも季節要因として11月になれば再度株式を購入することになり、そして決算関連でも11月初旬までに悪材料が出たとしても11月下旬になれば、クリスマス商戦に入りますから、実際には決算はそれ程悪くないと言うことになります。

米国の景気は「ソフトランディング」と言う見方が大勢を占めることで楽観視されることになります。結果的には米国株式相場は冬から来年の前半にかけては大幅高になる可能性が高いと言う事です。当然、米国株と連動性強い日本株にとっての影響を考えれば、彼のシナリオを信じるのであれば、9月20から11月7日までの下落局面においてはリスクを意識する必要があると言うことになります。個人的にもほぼこのようなシナリオになるのではないかと思っていますが、ただ来年にかけての大幅な上昇局面を想定した場合にはそこが絶好の仕込み場と言うことになりそうです。


〜 相場見通し 〜

米国景気の減速を懸念する動きが徐々に強まることになりそうです。住宅市場の減速から米国の消費減退を警戒する動きになりそうです。景気の後退によりインフレ懸念は後退し、利上げ打ち止め観測が強まるのは株式市場にはプラスに働くのですが、一方で景気の減速を嫌気する動きが今度は台頭することになります。確かに現状の日本経済が米国市場以外に中国などのアジア市場の影響を受ける傾向にあり、懸念されるほど米国市場の影響を気にする必要はないとの意見もありますが、しかし東京市場の主力銘柄においては多くは米国株連動性の高い銘柄が多く存在することも確かです。経済においてもまだまだ依存度は高く、米国市場の影響を考えずに濃くない要因だけで相場が成り立つほど、日本市場は自立していないということになります。

ただ、米国市場の影響を懸念して相場が下振れすると考えるのも間違いのようで、仮に米国景気が減速してもそのスピードに問題があります。実際に住宅市場の減速は避けられない状況に陥っており、かってのバブルに近い状況から見れば間違いなく減速する傾向にあるのは確かです。但し、今月、FRBが利上げを見送り、更に来月のFOMCで再度利上げが見送られると言うことになれば、ここまでの金融引き締めの転換が図られ、来年に向けて逆に金融緩和策へ市場の見方が変わってくることになります。この流れが続くとなれば、恐らく市場が期待する「ソフトランディング」と言うことになりますから、米国経済は正当な「減速」と言うことになれば、日本国内の景気にも逆に良い結果をもたらすことになります。米国経済のソフトランディングで日本の企業業績面でも、下期の業続が増額される可能性が高くなると見られています。結論から言えば、米国経済の減速も現状ではそれほど懸念する必要はないと言うことになります。

〜 引け後のニュースから 〜

1808 長谷工コーポレーション
長谷工が第1四半期決算を発表、経常利益で108億円を達成しました。四半期ベースでの開示は初めてで、前期との比較は出来ませんが、会社側では順調に推移しているとして、経常利益で前期比5%を見込む通期業績を据え置きとしています。直近の株価は戻り歩調で下値を切上げる展開にあります。概ね好調ながら、大きなサプライズもなく、株価は直近の揉み合い圏での値動き継続が見込まれます。



今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

4047 関東電化
メジャーな企業とは違いますが業績好調であり、なおかつ割安感も残っていることで押し目場面は狙える銘柄でしょう。半導体・液晶用特殊ガスの三フッ化窒素や配線用ガスの六フッ化タングステンが計画通りに推移したほか、基礎化学品も見込み通りとなったことで第1四半期業績は大幅増益となり、先行きの見通しも良好です。先週、950円台、960円台へと突っ掛けて現在900円台前半です。ほどよい底堅さを維持した押し目買い場面と考えます。

5301 東海カーボン
中間期の業績報道を受けてコスモ証券、三菱UFJが相次いで1300円程度のターゲットプライスを掲げたことが「引き金」となって急騰しましたが、4桁以上の株価目標を推奨するだけの根拠は実際にあります(主力製品が好調に推移していることやファインカーボンの新製品の大型化が見込まれることで収益拡大局面に入るとの見通し)。また、2010年に年間で120億円売上を目指して量産化を計画している厚さが従来の半分以下の「燃料電池に使う炭素系セパレーター」も株価の下支え要因として調整局面では意識されそうです。今のところ急伸に飛びついた買い方のロスカットが五月雨的に出ているようですが、ここからは信用の取り組み妙味にも期待があることで、売り一巡後の巻き返しを想定しておくべきでしょう。少なくともマークしておくべき存在と考えます。

6504 富士電HD
特段の目新しい買い手掛かりは見当たらないものの、これも好業績銘柄の押し目買い場面と考えます。すでに報じられていることですが、前年同期比13%増と売上高が拡大した4〜6月期決算に加え、9月中間期に関しても産業向けの電気設備やハードディスク駆動装置の中核部品であるハードディスクなどが好調で、期初計画を上回る着地となる模様です。今のところ通期業績、来期業績に関しても連続増収増益が見込まれており、業績には極めて安心感があります。

6988 日東電工
これも上記の関東電化、富士電機と同様に好業績銘柄、中長期的に業績拡大が見込める銘柄の押し目買い場面到来と考えます。4〜6月期決算の発表と同時に9月中間の業績下方修正を発表していましたが、すでに下期の回復を見込んだ買いが流入して「織り込み済み」と考えられ、中長期の業績拡大トレンドは揺るぎそうにないだけに、今後も底堅い動きが予想されます。また、今月の初旬に開発が報じられた「液晶テレビ画面を斜めから見ても鮮明に見えるように、コントラスト(明暗比)を従来品の約1.5倍に高めた光学フィルム形成技術」についても光学フィルムの単価下落を食い止めるだけの高い需要が見込めるとされており、株価の下支え要因として注目されます。

6305 日立建機
モルガンスタンレー証券では同社目標株価を3800円、投資判断を新規「Overweight」としている。中国とアジアの堅調な建機需要や、鉱産資源の需給逼迫・資源価格上昇に起因した鉱山投資の活性化が受注拡大に結びついている。バリュエーションでも、業界および過去相対比で割安感があると分析している。株価は4月に3320円を付けた後200日線を割り込む動き。クレディ・スイス証券ではロシアなどの新興市場での拡大、値上げ浸透による収益性改善、製品構成の拡充などを評価し、投資判断を新規に「Outperform」としている。リバウンド狙いであっても4月の揉み合いのレベルである3000円台を回復する動きが想定される。ゴールドマン・サックス証券でも業績上方修正や配当利回りの増額時期も迫りつつあり、それに伴い株価も切り上がり傾向を強めていくと予想しており、投資判断「買い推奨」を継続している。

4751 サイバーエージェント
株価は1月の高値35.1万円からライブドアショックを受けて下落、200日線を大きく割り込む動きに。調整一巡感から反発の動きを強めるタイミングにあり、大和総研ではバリュエーション面では「誤解」とさえ言える割安感があるとして投資判断を「1」目標株価を30万円にしている。又、Web2.0関連銘柄が好人気となっており、日経新聞でブログの普及やネットのプログラム技術の向上で「Web2.0」と呼ばれる新サービスが広がってきたとの報道が材料視されている。更に同社が8.24%出資するミクシィが9月14日に東証マザーズ市場に上場することが承認されたことも材料視されている。又、新興市場でここまで売り込まれていた銘柄を再評価する流れが強まってきていることも注目材料視されている。

4182 三菱瓦斯化学
株価は2月に1442円の高値をつけたあと、下値200日移動平均線を割り込んだレベルで下げ止まる動きから反発に転じている。立花証券では今・来期ともに最高益更新を続ける見込みとの評価。CSFB証券が投資評価「アウトパフォーム」を継続、目標株価を1400円に。メタノール市況が足元で急騰、再び同社が投資対象として注目されてくると評価。メタノール上昇によって、少なくても持分利益は30億円程度上乗せされる見通しとしており、今期経常利益は会社予想の500億円に対して550億円程度には達する見込み。

6920 レーザーテック 
PERはわずか16倍台で、チャート上でも25日移動平均線に続いて75日移動平均線をも回復、反騰態勢を整えていることで強気姿勢で対処すると言った見方も浮上している。6月のもみ合いゾーンを上抜けて来た為に4,5月の高値レベルである4000円台を目指す動きに。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

4116 大日精化工業
樹脂、合繊向けの顔料、着色剤を主力に、印刷インキも手掛ける企業です。8月初旬に発表された第1四半期決算では経常利益で前年同期比27%増の30.55億円と好調スタートが確認されています。数量増と共に、利益率の高い着色剤の伸びが業績を牽引しています。9月中間期業績に対する進捗率が68%に達していることから、中間期及び通期業績に対する上方修正の可能性は非常に高くなっています。今期は前期から1円増の年9円配を予定しており、配当利回りは1.4%と比較的高水準にあります。また業績上ブレの可能性が高く、配当についても更なる増配余力があるとみられることも評価できます。株価は550円までの調整を経て反転、抵抗ラインとなる水準を順次抜けて下値を切上げる展開のほか、足元では25日・75日移動平均線の乖離が縮小、ゴールデンクロスに向けた動きにあることも支援材料です。業績上ブレ期待と好調なチャート展開を背景に、704円の年初来高値更新、更に上値を試す展開が期待できます。


明日の上場銘柄


2496 アルク(ジャスダック)公開価格5万5000円・1株単位

語学学習商材の制作、販売を主力とする企業で、デジタルガレージ(4819)の完全子会社です。通信教育型の英語学習教材「ヒアリングマラソン」、月間英語学習雑誌「イングリッシュジャーナル」などを展開しています。主力の通信教育講座では英語以外の語学も含め、40コース以上を提供しています。その他、留学斡旋、、辞書などの出版、企業向け海外赴任研修なども手掛けています。今5月期は経常利益で前期比14%増の6億円を見込んでいます。今期配当は300円を予定しています。上場に伴う調達資金約5億円は社内業務システムの投資、新教材の開発などに充てる、としています。公開価格のPERは17倍台となります。同業他社と比較すると割安感のある水準です。ベンチャーキャピタルの保有の比率が少ないこと、親会社、関係会社に対してはロックアップがかかっており、需給面からの不安材料も少ない状態です。

初値予想:8万円〜8万5000円



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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