【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.137 2006.08.12
 
 

8月11日(金曜日) 基調判断


昨日の日経平均はNY市場がテロ未遂を跳ね返して堅調に終わったものの前日と同様に小動きでした。週末ともあって上にも下にも大きく動かずに狭いレンジでの推移でした。また、長期波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオにも変更はありません。

結論から申し上げまして週明けの日経平均も小動きが予想されます。週末のNYの動きや様々な外部環境の変化などは考慮する必要はあるものの、週明けも日経平均の動きに期待するよりは急騰が続く日本製鋼所などのように「局地戦」を想定すべきだと思います。

一番の話題と言えば(社会的には)英国の旅客機を狙ったテロ未遂でしょう。しかし、諜報機関の活躍で未遂に終わった安堵感やNYがテロ警戒レベルの引き上げを織り込んだかのような動きをしたため、東京も相場への影響はほとんどありませんでした。

これまでもそうであったように日本は中東のテロリストの攻撃対象には今後もならないとの見方があり(なっても一番最後)、ここで日本株買いを進めている外国人も(本日の外資系証券は1280万株の買い越し)、テロと無縁の日本株を見直す可能性があります。

しかし、積極的に上を買えないというのも現実でしょう。朝方発表の4〜6月期のGDP速報値がデフレ脱却に一段と前進した内容を示したものの、伸び率は0.2%増と1〜3月期の0.7%増に比べると勢いが鈍化、7〜9月期も天候不順の影響が予想されます。

7月28日に発表された米国の4〜6月期GDP速報値も2.5%増と1〜3月期の5.6%増から急激に鈍化、日米共に景気に減速感が生じてきていることからも株価の上昇を過信するのは禁物でしょう。国際的に見ても225銘柄のPER19.21倍にも割高感を感じます。

とはいえ、昨日も申し上げたように好調な4〜6月期の企業業績、あるいは機械受注、昨日のGDP速報値も鈍化はしたものの減速ではないプラスであることやファンダメンタルズは引き続き良好であるだけに、主力銘柄を積極的に売り込んでいくことも困難です。

また、今週は弱含みの展開が続いたNYダウも2日前の97ドル安の際に25日線で下げ止まったように週末も25日線の11,070ドル近辺が意識されたようです。相変わらず「利上げ懸念」が燻っているとか企業業績に一喜一憂といった状況は恐らく週明けもそう大きく変わらないと思います。NYの後押しを東京は期待しない方がいいのではないでしょうか。

とはいえ、東京市場も徐々にNYダウとのディカップリング(連動性の薄れ)の傾向が顕著になってきており、NYの後押しは期待しないものの波乱の展開も起きにくいと思います。現状、外国人も主力銘柄を中心に日本株買いに積極的になってきていると聞いておりますし(市場筋からは)、また、日経平均も8月9日の75日線回復が効いているように思います。

現状は7月4日の高値15,710円、200日線の15,703円、一目均衡表の雲の上限である15,762円といった、15,700円前後に阻まれている格好をしています。しかし、テクニカル的にはそうであっても「脱デフレ宣言が大詰め」であるとか機械受注、GDPなどから日本のファンダメンタルズが良好で企業業績も9月中間や通期業績に「上ブレ期待」が根強いことからも今週と同様に底堅い動き、あるいは目前に迫っている上記フシ目を呆気なく上回って上に抜ける可能性も高いと想定しておきたいと思います。

ちょうど昨年の6月15日に一目均衡表の雲抜けを示現し、その後はご承知の通り、狂気の2005年夏相場・秋冬相場が到来したことはご記憶に新しいと思います。そこまではならないまでも、火が着いた内需株や個別株物色をバネにして来週はどこかで日経平均16,000円接近もあるのではないか!?そのように今は予想しています。

試しに「来週は売って儲けてみよう」という側の気持ちになってみて下さい。勝算は大いにありますでしょうか?銘柄によっては勝算はあるかもしれない、しかし、総じて売り込みづらく、むしろ、第2第3のアーム(日本製鋼所)の登場を待つ市場参加者が多いとすれば、売り方が居心地の悪さを感じる時間帯が続くと思います。


相場を生きる!


〜 期待株を探ってみましょう 〜

9984ソフトバンクは期待株として注目を集めています。また、10社以上もレーテイング(格付け)を発表し、そのうちの殆んどの会社が30万円以上の目標にした4676フジテレビ、これは異常なことです。

5631日製鋼は、三菱UFJが1560円目標してストップの勢いで暴騰。この株は、野村が強気すると上がるのでマークしましたが、三菱UFJが好タイミングで強気。5632三菱製鋼までも急騰しました。


7007 佐世保
要マークです。前の相場では値幅こそありませんでしたが、しっかり上がったイメージがあります。この銘柄には、外国資金が入っているそうです。

9984 ソフトバンク
決算良く、設備投資もまずまず抑えた。問題は、10月からの番号持ち運び制に対して、どこまでボーダフォンが伸びるのか。ここから業界は戦々恐々。それでも、結果前にプロ筋がソフトバンクをここで強気しているのは、目標株価で2800円というような狙いや、日興シティの8/9の3800円の狙いが大きい。

7122 近畿車
商い出来ないので狙いにくい面もありますが、来週戻り期待のある株の1本です。

4004 昭和電工
500円突破しましたが、550円から580円を着地点として狙う、というスタンスで証券界はみているそうです。実際に外国人も好む銘柄らしく、リチウムイオン電池の向けのカーボン・ナノファイバーの生産能力を、現在の40トンから07年度には100トンに向上させる計画もあります。

1334 マルハ本社
今週は、8/10に335円があります。その時の商いは19199千株でした。本日は310円台まで下げました。もう一度、335円突破くらいの動きが出るのではないか、と予想します。業績が良いことや、取り組みが良く、踏み上げ狙いでは地場がこの手の株を放置しないのです。だから再浮上の可能性ありだと思います。

3404 三菱レ
ドイツが1300円目標した三菱レ。目先は利食い売り調整となりましたが、実力株です。来週は戻りが期待されます。


相場トピックス


〜 米国金融政策、利下げ論もあり 〜

米連邦準備理事会(FRB)は8日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置き、2年にわたる利上げに休止符を打ちました。ただ、FOMC声明文の中ではインフレ警戒を継続、今後の政策はデータ次第だとしたため、市場には「年内にも利上げを再開する」と解釈する向きがあるようです。しかし、再利上げをするにはそれなりの背景が必要であるとの見方も一方であるようで、野村證券ではその根拠をFRBの本音から見た論拠を解説しています。

FRBには、早期に利上げを再開する意志は乏しいとして、市場の信認を十分に勝ち取っていないバーナンキ新FRB議長にとって、小刻みに「ストップ&ゴー」を繰り返す政策運営はあまりに危険が大きいと思われます。新議長は4月末の議会証言後に市場のリスクプレミアム急騰を招いた経験が身にしみているはずだと言うものです。利上げ休止後、数カ月で再利上げすれば、市場は今回の利上げ休止を失敗と見ることになります。特に中間選挙前後のタイミングでもあり、政治配慮で利上げを先送ったと受け止められかねません。

確かに前グリーンスパン議長と比べると今のところバーナンキ現議長は市場からの信任は受けていないと言うことになります。その彼のこれまでの発言から市場の混乱を招き、株式市場を中心に金融市場を気迷わせた大きな原因を作ったと言うイメージが定着してしまっています。中央銀行の使命は金融市場や景気を安定した動きに誘導するべきものですから、その意味では現在のFRBは使命を果たしているとは言い辛くなっています。

そこで、FRBが再利上げを迫られる根拠になるのは、景気再加速の兆候が強まった場合に限られるに違いありません。ただ、先日も米高級住宅建設大手のトール・ブラザーズが第三四半期の契約額が前年同期比45%減となったことなどもその兆候を鮮明にしているのですが、住宅部門が予想以上に下振れており、その直接効果だけでも、2%台の成長へ減速する可能性が高くなっています。FOMC声明文では景気認識の表現を「減速しつつある」から「減速した」へと変えています。景気の再加速リスクが低いとみるFRBの自信が表れているところです。

クリスマス商戦に向けて「利上げ論」よりもむしろ、「利下げ論」が力を増してくるとの見方が浮上しています。景気後退は利下げの必要条件ではないことが重要です。現在と同様、労働分配率が低下基調にあり、結果的に景気がソフトランディングした86年や95年もFRBは利下げしています。利下げにより景気後退を未然に回避するメリットがインフレを再燃させるデメリットを上回ると判断すれば、FRBは利下げに踏み切るだろうとの見方が出来るようです。

更にロイターの報道によりますと、米市場関係者の間で、はFRBの利下げ時期をめぐる議論が巻き起こっているようです。米経済成長率は、第1・四半期の前期比年率5.6%から第2・四半期に2.5%に減速し、市場では、FRBが景気減速に対応するため、今年第4・四半期から来年半ばにかけて利下げを開始するのではないかとの見方が浮上しています。しかし、物価上昇という問題が残されており、先行きは不透明。米経済がどこまで減速するかが議論の的になっています。

ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は、先週末発表の7月雇用統計が「第2四半期のGDP以降初めて、FRBの景気減速シナリオを裏付ける統計となった」と指摘しています。現在FRBは、主として今年下期に経済成長率がトレンドを下回ると予測しています。この予想が楽観的すぎるとの見方が一部である一方、物価圧力の後退につながるほど景気が減速するのか、との声も出ています。金利先物市場は、利下げが遠くないと予想しており、2006年9月限と2007年9月限の金利差はマイナス33ベーシスポイントで、来年9月末までに25ベーシスポイントの利下げが1回か2回実施されるとの見方を織り込んでいるようです。

いずれにしても今後の経済指標の内容次第とFRBが言っているように、米国の金融政策は指標の結果を待つしか先を読めない状況と言うことになります。ただ、先ほども申し上げましたように再利上げの確率が徐々に低下する動きである様子ですから、市場内には安心感が広がることになり、市場の関心事は目先他に移ることになります。特に大きな材料もないだけに、目先日米の株式相場は好調な企業業績を背景にして底固い展開が想定されることになりそうです。


営業利益予想が大幅に上方修正された銘柄からアナリストの投資推奨コンセンサスも同時に格上げされた銘柄をピックアップしています。(ドイツ証券)

1332 日本水産
1334 マルハ本社G
2212 山崎製パン
3110 日東紡績
4042 東ソー
4739 伊藤忠テクノサイエンス
5288 ジャパンパイル
5444 大和工業
6773 パイオニア
8056 日本ユニシス
9477 角川グループHD

〜 引け後のニュースから 〜

9204 スカイマークエアラインズ
第1四半期決算を発表、あわせて通期業績を下方修正しました。今3月期は経常利益で従来予想14億円を9億円下回る5億円へと引き下げています。燃料価格の上昇、他社との競争激化、整備ミスに伴う国交省の業務改善勧告による顧客離れなどが影響するものです。業績下方修正は予想されたことではあるものの、年初来安値圏で停滞する株価はもう一段の調整の可能性が高まります。


今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

1808 長谷工
外資系クレディ・スイスが「東京バブル拡大」と題して大手ゼネコン4社の投資判断を引き上げたことで(四半期決算も絡んではいますが)、建設セクターが動意づいています。また、4〜6月期GDP速報値は伸び鈍化ながらもデフレ脱却の下地がより固まったことを示す内容となったこともマンション建設大手の同社に吹いている追い風を改めて意識させるものと言えます。まだチャート的にも過熱感は特にありませんし、押し目を拾えれば確率高いリターンが狙えそうです。

7007 佐世保重工
ここで個別の材料株物色の流れに傾きつつあることで改めて見直され始めたようで、本日は今週の中で一番の出来高となり、また、最も高い水準で引けています。日本製鋼所のような大きなサプライズを伴った手掛かり材料は見当たらないものの、引き続き来2008年3月期の高い業績変化率に対する評価が続いているようです。中低位の株価水準も「手掛けやすさ」として意識されそうです。

7269 スズキ
すでに十分に知られていることではありますが、ここで2009年度の世界生産を2006年度見込み比3割増の300万台に引き上げる計画を発表し、会社側も2007年3月期の収益予想を実質的に上方修正する発言をしたことが材料視されていましたが、決して株価は上げきったとは思えません。インドなど高成長経済国の需要を取り込んで長期的にも収益拡大が続く見通しにあることで、押し目があればリバウンド狙いの買いも入りやすくスイング・トレードは十分に可能と考えます。

8905 イオンモール
テクニカル的にはやや過熱した状態ですが(一目均衡表では雲を抜けてきていることで上げの勢いは感じられます)、一連の内需株物色の流れに乗って来週も堅調な展開が予想されます。業績見通しは引き続き好調です。テナント専門店の売上高が伸びたことなどを受けて第1四半期の連結経常利益は前年同期比11%増、2007年2月期通期に関しても15%増収、経常12%増益、最終11%増益と高い伸びが今のところ見込まれています。また、同社の場合は信用取り組み倍率が0.61倍と「売り長」であり、売り方のロスカットが一段と膨らむことも想定すべきでしょう。

6622 ダイヘン
株価は2月の高値697円以降上値の重い展開が続く。200日移動平均線を下回る水準ではバリエーション的な割安感も強く、押し目買いが入る展開に。

2759 テレウェイヴ   
株価はPER面では割高感を感じるが成長性を考慮すれば現在の株価には割高感はない。1月に高値118万円(株式分割修正株価59万円)を付けたがライブドアショックを受け急落、75日線を下回り、その下200日線をも割り込む動きに。2006年3月1日付で1株を2株に分割をした後、4月に安値をつけたが、直近で再度下値を試す動きに。コスモ証券では利益率の高いソリューション事業の好調に加え、今期よりさらに利益率の高い経営支援サービスが増加する見込みから、中期的に利益拡大ペースが加速すると分析、目標株価を40万円〜45万円としています。日興シティグループ証券でも4月の安値水準である25万円台が底値となり反発の動きを強めると見ている。

9831 ヤマダ電機
株価は1月10日の高値15590円を付けた後下押し、75日線、200日線を割り込む動きとなっている。引き続き好調なAVデジタル家電などの販売状況などを評価する見方から、再度高値を目指す動きが期待される。9月から10月にかけて日経平均の定期入れ替えが実施される予定であり、野村証券、大和証券などでは、採用候補として予想していることも材料視されています。

8815 東急不動産
11日の株価は1015円でスタートした後、利益確定売りに押し戻される展開となった。しかし、週末ベースでは週足の一目均衡表の雲上限を突破したことで来週以降に期待の残る形状となっている。また、毎年9月から10月にかけて日経平均株価の定期入れ替えが実施されるが、野村証券では10日付レポートで新規採用候補銘柄の一角として同社を紹介していることにも注目したいと思います。

9984 ソフトバンク
株価はこれまで3度跳ね返されている13週移動線まで接近している。テクニカル的には重要な節目に到達したといえるが、週足の一目均衡表転換線を越える形状で引けている点がこれまでと違うところ。アヤ戻しの限界ともいえる転換線を上回ったことで、“4度目の正直”となることを期待したいところですね。



今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

6278 ユニオンツール
ユニオンツールはプリント配線板用穴あけPCBドリルで世界シェアの3割、国内シェア6割超を握る企業です。微細な穴を開ける技術に強みを持っており、他社の追随が困難な製品の量産を可能にしています。7月19日に5月中間期決算を発表、営業利益が前年同期比49%増の40億円強を達成、従来予想を上回る好決算を達成しました。合わせて通期業績を上方修正、経常利益で84.28億円予想を前期比24%増の87.32億円へと引き上げています。しかし、電子機器の普及に伴い、PCBドリルの需要は引き続きの拡大が見込まれています。上方修正の数字も、中間期決算と足元好調からすると保守的な数字であり、再度の上方修正の可能性も高まっています。直近の株価は5000円割れまでの調整を経て反転、25日移動平均線前後での揉み合いが続いています。時価水準のPER23倍台には割安感があるほか、引き続きの成長期待からみて、株価は大幅な水準訂正が期待できます。25日線近辺から上昇、目先6000円台、更に上値を試す展開が見込まれます。


明日の上場銘柄


14日、15日の新規上場銘柄はありません。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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