【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.131 2006.08.05
 
 

8月 4日(金曜日) 基調判断


金曜日の日経平均は木曜日と同様に小動きでしたが底堅い動きを続けました。週足で見ても今年2番目の上げ幅となった先週の水準を僅かながら上回る堅調な展開でした。また、長期波動が上昇トレンドを形成しているとのシナリオも変更はありません。

今週は先週と同様に決算発表が相次いだことで個別の好業績銘柄への買いに支えられて日経平均も7月高値の更新に期待が集まりました。実際に更新するほど上昇はしませんでしたが、ここでは外国人買いが明らかに積極化してきているという収穫がありました。

報道にあったように7月4週の外国人の売買動向は2524億円の買い越しとなりました。7月31日を含む8月第1週も5営業日中4日間が買い越しとなるなど(昨日の3日だけが売り越し)、株数ベースとはいえ外国人の買い越し基調が続いていることが伺えます。

その割には今週の日経平均は動きが止まったかのように前進がほとんどありませんでした。週明けの月曜日は15,462円で始まり、終わってみると15,499であり、見方によっては7月高値15,710円に接近で戻り売り圧力に抗しきれなかったと見ることもできます。

しかし、テクニカル的にはそうでも現実的に考えれば「来週からの上げ相場の前に上げを抑えた」というのが適当でしょうか。つまり、8月8日のFOMCを前にして余計なエネルギーを使わずに最低限の売り買いにとどめた市場参加者が多かったように思います。

では、本当に8日のFOMC以降は日米共に高いのか?と考えた場合、それは私が決めることではないとはいえ方向としては高くなると予想されます。米国が続けてきた「インフレを抑えつつ景気を後退させず」を狙った金融政策は明らかに転換期に来ています。

つまり、17回も続けてきた利上げによって米国経済はハードランディングすることなく適度に減速もし、それでいてインフレに陥ることなく好調さを保ち、株も過去3年間に渡って「低速走行」を続け、これ以上の利上げの必要が無くなったと考えられるのです。

「利上げ停止宣言」が8日のFOMCで正式になされるかどうかは分かりませんが、すでに最近の日米株の動きは「遅かれ早かれ米国の利上げは停止する」として利上げ停止宣言後の展開を織り込みつつあるか、すでにラリーが始まっているように私には見えます。

たびたび申し上げておりますように東京市場では来週も決算発表が続きます。決算発表第1波の先週、第2波の今週、そして、第3波の来週でほぼ一通り終了です。少なくとも今週目立った外国人買いも好業績株への物色を続け、買い越し基調が続くと予想します。

また、NYなど米国の東部で38℃以上の猛暑になっており、ウォルマートやギャップで家電製品や衣料品の売れ行きが好調との報道がありました。折しも日本でも「この夏一番の暑さ」を迎え、「夏らしい夏」になってきたことで消費関連株も注目されそうです。

ひょっとしたら日米同時株高が始まっている可能性があるのではないかと想定しつつ、来週も好決算銘柄への買いや出遅れ銘柄への新規買いに支えられて総じて地合いは底堅いと予想します。


相場を生きる!


〜 サマーラリーに期待!? 〜

日本株、米国株ともに、反発期待が強まっているようですね。特に日本株は、新興市場が半年振りに下値からの反発期待という見方が増えて、リテールに力をいれる証券では、新興市場の下げすぎという点で積極的な狙いとしているそうです。

証券の格付けが上がったことから、4751 サイバーエージェントなどが人気、Vコマースがストップ高。4788 サイバーCOMなども人気。2929 ファーマフーズは値上がり率トップとなりストップ高。

3778 さくらインターネットは 357000円。ネクストJPNなども人気となっていました。さくらインターネットなどは上げているところを利用できる人、利用できないで損する人など、いろいろですが、買って下げてホールドは一定時間の勝負は良いのですが、下げたら持ち続けないということを守らないと、新興株は扱うことは危険です。

たとえば、さくらインターネットの28万円と、今の35万円の位置ではリスクも違います。結果的に45万円とか50万円の株価になって持続してよかった、というのではなく、最悪下げたときに大きく損しないようにすることです。


相場トピックス


〜 8月相場強気の論拠 〜

先日のこのコーナーで「弱気論者の見通し」を検証したが、結局金利の上昇が経済の成長率を上回れば、自ずと株価も下落することになると言う論拠でしたが、その論拠には現実性の無いものですから、その可能性は低いと予想しました。しかし、この先、懸念事項がないわけではなく、それろ列挙すればキリがありません。例えば、目先的には来週の米国のFOMCでの利上げ継続観測や、中東情勢の更なる緊迫化、延いては北朝鮮問題も最近は音沙汰がありませんが、再燃する可能性も強いようです。特に外部要因を懸念する見方は強いようで、その影響からか外国人投資家の日本株買いが本格化しないことを不安視する投資家は多いようです。毎日毎日朝、寄り前の外国証券の注文状況を一喜一憂する相場が続きますが、本格的に海外勢の日本株買いが復活するにはもう暫く時間がかかるのかも知れません。

特に懸念されているのが中東情勢でイスラエルのヒズボラに対する攻撃は日増しに過激な状況を強めています。世界的に終息するような働きかけをしているにも関わらず沈静化する気配がありませんが、やはり米国のイスラエル寄りの政策が変わらなければ、和平はもたらす事は出来ないのかも知れません。中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇する懸念が強いのですが日米ともにその経済の減速感が強まる可能性があります。ただし過去の経験則からすると、原油価格と外国人投資家による日本株の買い姿勢には連動性が非常に強いと言う関係があるとの見方があります。目先の動きでは一時的に連動性が薄れる局面もありますが、長い期間で検証する場合にはその傾向が非常に強くなっています。原油価格と外国人投資家の日本株買いの連動性の強い背景には原油高で急増したオイルマネーが国内の株式市場に流入していると言う理由が一番大きいようです。この傾向が今後も続くようですと、原油価格の先高感が強いだけに、今後も外国人投資家の買い基調は続くと言うことになります。

海外の要因に相場の変動を強める材料が多いのは事実ですが、国内的にもここから年末までに色々と材料が出てくるようです。今年後半の相場を占う意味でも重要なポイントは9月に実施される自民党の総裁選であるとの見方があるようです。実際に日本の政局の変化を嫌う投資家は多く、それが特に外国人投資家に多いとなれば、当然政局も大きな相場の変動要因となりかねません。自民党の総裁選の日程は9月8日が告示、20日が投票となっています。今回の総裁選の注目点として、特に海外勢が注目することとして、時期首相が既存の構造改革路線を踏襲することが出来るかどうかと言う点と、小泉首相のようなリーダーシップが取れるかどうかと言う点にあるようです。構造改革路線を踏襲する件については、これを外すと来年の参議院選挙に失敗する可能性もありますから、どうしても外せないところです。リーダーシップに関してはどう見ても小泉首相以上の資質がある政治家はいないような気がします。但し昨年の8月の相場上昇の切っ掛けを作った経緯を考えると、同様な政治手法が用いられた場合には株式相場が上昇すると言うシナリオは十分に考える事が出来そうです。

週刊東洋経済によりますと、過去19回の総裁選と株価の関係を調べると、新総裁への期待感から、景気の状況に関わらず、総裁選に向けて株価は上昇する傾向にあるようです。総裁選後は「ご祝儀相場」も終わり、株価が上がりにくくなるという傾向もあわせてあるようです。更に過去13回あった景気の拡大局面においては、総裁選後も引き続き株価が上昇していると言う結果が出ています。今回も景気の拡大局面であるとすれば、過去の経験則だけで言えば株価は年末にかけて上昇すると言うことが想定されます。8月相場はまだ始まったばかりで、来週のFOMCの結果次第で調整する局面も想定する必要がありますが、この外部環境の不透明感がある程度払拭されるようですと、投資家の多くが期待される「サマーラリー」は現実のものになる可能性は高そうです。


〜 引け後のニュースから 〜

2502 アサヒ
今12月期業績を下方修正しました。経常利益で、従来の1045億円見通しを、前期比4%増の950億円へと引き下げています。発泡酒の苦戦と販促費の増加が利益を圧迫しました。しかし、食品や飲料事業の買収効果により増収を確保、採取益は特損減少により従来予想を若干上方修正しました。今期は前期実績と同様の17円配を実施する予定で、1%の配当利回りは評価できるものの、発泡酒の苦戦が明確になったことで、目先の調整は避けられない公算です。


今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

3864 三菱製紙
4日の株価は一時23円高の253円まで上昇。チャート面では年初より高値揉みあいを演じた水準まで到達したことで、ここからは戻り売りの強さも連想されるところ。しかし、ここにきて出来高を膨らませる形で上昇しており、ヘッジファンドによる買い観測も台頭。PER14倍台、信用倍率1.1倍と指標面からも上値余地は残るが、短期的なマネーゲーム銘柄として人気が持続する公算が高まりつつある。

4047 関東電化
決算発表は8月15日。好業績の出遅れ銘柄として非常に注目される存在と言えます。半導体や液晶パネルメーカーの生産拡大を受けて同社の手掛けている半導体・液晶向け洗浄ガス(三フッ化窒素、NF3)の需要が伸びており、4〜6月期業績、中間期、及び通期業績にも「増額修正期待」が根強く燻っています。つい1ヵ月前まで1000円に乗せていた株価は先週706円まで下落、現在は800円台ですが、依然として出遅れ感が強い状態にあると考えられます。

4088 エア・ウォーター
決算発表は8月9日。7月19日の安値981円からは100円程度すでに戻していますが、業績見通しが良好なだけに少なくとも5月下旬につけていた1200円台程度までの戻りがあってもおかしくはないと予想します。好調だった2006年3月期業績に続いて今期も工業ガスの販売数量が堅調に推移するうえ、前期に打ち出した値上げ浸透で利幅も拡大する見通しで好調を持続する予想。来週の四半期決算もほぼ想定通りと考えられ、株価の出遅れを修正する動きが継続しそうです。

6498 キッツ
こちらは8月10日に決算発表を予定しているキッツですが、ここで東洋エンジが主要設備を受注したことで物色されているほか千代田化工が好調な4〜6月期業績を発表したことなど、プラント関連業界に追い風が吹いていることが伺え、来週発表されるキッツの4〜6月期、及び通期業績にも明るい予想が報じられるのではないかと予想します。レシオ面からも出遅れ感が強く、押し目を拾っておく分にはリスクは低いと考えます。

6503 三菱電機
いわゆる「消費関連(家電)」の三菱電機ですが、すでに決算発表を終えています(7月28日)。しかし、依然として出遅れ感が強い状態にあると考えます。報道されているように4〜6月期業績は6つの事業部門のすべてが黒字となるなど好調に推移、通期に関しては3%増収、最終利益5%増と従来予想を変更していませんが、会社側の見方は「控え目だ」との見方が濃厚です。ここで株価が6月安値にほぼ並んだことも「強気見通し」のサインと考えられ、8月相場では5月の1000円への回復が非常に有力と予想します。

4543 テルモ
株価は昨年9月以降上値3600円台、下値3300円近辺の往来相場から下値200日線、75日線をサポートラインにして底固い動きから、4月下旬に高値更新4000円台に乗せているが直近で下押している。バリエーション的にも割高感なく、先の高値奪回から一段高の動きが想定される。信用の取組み面でも0.61倍の貸借倍率は妙味が高い。三菱UFJ証券では目標株価を4500円レーティングを「2」としています。日興シティグループ証券では目標株価を4800円に引き上げ。

4751 サイバーエージェント
株価は1月の高値35.1万円からライブドアショックを受けて下落、200日線を大きく割り込む動きに。調整一巡感から反発の動きを強めるタイミングにあり、大和総研ではバリュエーション面では「誤解」とさえ言える割安感があるとして投資判断を「1」目標株価を30万円にしている。

4004 昭和電工
日興シティ証券ではテクニカルの投資評価を「買い」から「強い買い」に格上げしている。520円が当面のフシとなるが、先行き650円か740円への上昇余地があると見ている。日興シティ証券での「強い買い」の定義は1年内に40%程度の上昇余地があるとの判断。大和総研では投資判断を「2」目標株価を700円としている。新光証券でも投資判断を「1」電子・情報を牽引役とした成長シナリオに狂いが生じていないと見ている。突っ込み狙い。先日の日経産業新聞で「同社はカーエアコン用の熱交換器『NRTV』を増産する」と報じられたことも材料視される。NRTVはカーエアコン内で冷媒を液化するアルミニウム製熱交換器。従来品よりも軽量ながら冷却性能を20%高めた。自動車メーカーからの評価も高く、フルモデルチェンジする車種での採用が見込まれ、2010年までに生産台数を現在の10倍を超える240万台程度まで引き上げる計画。

6471 日本精工
株価は5月に高値1085円を付けた後、下値200日線をサポートラインに反発の動きに。新光証券では産業機械軸受や自動車関連製品が堅調に推移していることから、通期の会社計画は保守的で、2桁増益へ上方修正される可能性が高いと指摘している。更に野村証券では投資判断「2」とし、積極的な投資スタンスを推奨、今期は会社計画比上ブレを見込んでいるほか、来年度営業利益は20%増益を見込むとしている。ゴールドマンサックス証券では投資判断「OP」妥当株価を1200円にしている。トヨタ自動車などの過去最高の増産メリット。信用倍率1.25倍も妙味有り。みずほ証券では投資判断を「2」目標株価1100円としている。ベアリング3社の中でも循環的な需要拡大の恩恵を享受できるものと思われる。生産性の向上と精機の循環回復により、2007年3月期の営業利益は前期比23%増益との予想もある。JPMでは目標株価を1000円に引き上げている。



今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

7272 ヤマハ発動機  
ヤマハ発動機は二輪事業を主力に、マリン、自動車エンジンなどを手がける企業で、売上の9割弱は海外であげています。1日に6月中間期決算を発表、同時に通期での業績を上方修正したことが注目材料です。今12月期は売上が従来予想から700億円増で、前期比10%増の1兆5200億円、経常利益が同100億円増で同21%増の1250億円、最終利益が同110億円増で、同18%増の760億円となります。海外での二輪車好調、対ドル、対ユーロそれぞれで想定為替レートより円安で推移したことが奏功するものです。上方修正を経て、今期予想PERは11倍台となります。株価は今週末で上値メドとなっていた13週移動平均線を突破しており、中期的な上昇トレンドへ転換の動きです。海外での二輪車好調は継続が見込まれており、来期、再来期とも、増収・増益基調継続が見込まれています。好業績が確認されたこと、チャート好転の動きで、3470円の年初来高値更新にむけた上昇が期待できます。


明日の上場銘柄


月曜日の新規上場銘柄はありません。


〜 直近の上場銘柄 〜

3226 日本アコモデーションファンド投信(公開価格)58万円・1口単位

公開価格を1万円上回る59万円の初値をつけました。その後もしっかりで、引けは59万2000円です。三井不動産が組成する住居特化型のREITで、保有資産の8割が東京23区内、その他は地方中核政令指定都市となります。ファンド名にもある「アコモデーション」資産を投資対象としています。アコモデーションの定義はいくつかあるものの、ここでは、賃貸住宅、学生寮、サービスアパートメント、シニア住宅、社宅などを指しており、多種の賃貸形式の住居に投資します。上場時の資産は約1000億円、メインの投資先は大川端リバーシティ21内の高層賃貸棟となります。今期(2006年4月1日〜2007年2月28日)の1口分配金は1万5975円、来期(2007年3月1日〜2007年8月31日)は1万2329円の分配金を予定しています。公開価格から算出する今期の年配当利回りは3%となります。ゼロ金利解除やREITの上場数が増えたことなどから、REITの価格上昇は一段落となっていますが、ブランド力のある物件を持つREITとして注目です。

3041 ビューティ花壇(マザーズ)

直近35万円前後で揉み合っていたものの、本日は前日比4万6000円高の41万5000円まで急反発しました。昨日、前6月期決算を発表、経常利益が前年同期の2.2倍の1.55億円となったことが好感されました。これは従来見通しを600万円下回るものの、公募増資による資本金の増加に伴い、外形標準課税を適用することになったためです。会計処理の問題に過ぎないとして、この点は問題視されませんでした。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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