【(有)ALP】 Eメールレター シリーズ
  
     「FP久本の株式情報!」 vol.124 2006.07.27
 
 

7月27日(木曜日) 基調判断


本日の日経平均はNYがダウ・ナスダック共に小動きだったことで寄り後はややマイナスに転じる場面がありましたが前引け近くから上昇に転じ、午後は一段高の展開となりました。また、長期波動が上昇基調を辿っているとするシナリオにも変更はありません。

日経平均が210円高と急伸した火曜日の15,078円、これを若干上回る15,108円を昨日はつけましたが、さらに本日は15,108円も更新しています。やや意外感はありますが、これによって14,437円からの戻りを試す展開が依然として続いていることが確認されました。

しかし、あまり想定していなかった相場の上げが起きたということは、その反対に明日のNYがシッカリして外部環境が追い風となっても想定していなかった急反落もあり得るということは十分に想定する必要はあると思います(本日は売り方が失望したように)。

本来は「月初」という事情から何もなければ積極的に好決算銘柄を買うという明るいムードで始まるはずだったでしょう。とはいえ、昨日も指摘されていたように相場の足を引っ張っていた新興市場がさらに低迷が続くのではないかという懸念があったわけです。

ところが、前場中頃から新興市場が賑わいを始めたことでムードが一変。新興市場の反発をキッカケに後退していた投資意欲も改善し、1部市場でも好業績銘柄を中心に主力株に買いが入り、月初ながら様子見をしていた向きが慌てて買ってきたという格好です。

つまり、本日は新興市場が反発するという「キッカケ」さえあれば月初で買い意欲も旺盛になっている時だけにムードは好転する可能性はありましたが、実際に新興市場が反発して本日のような展開になることを予想して行動をしていた人は少なかったはずです。

ですから、今日の相場を終えて多くの市場参加者は「日経平均は戻りを試している」「NYが小動きでも外資系が売り越しでも関係なく強くなってきた」「新興市場はもう底入れして戻りが始まった」などと考えているはずですが、それも実際には分からないのです。

本日は下げ過ぎていた新興市場が戻ったので投資心理が全体的に改善したとすれば、明日は少し新興市場が戻ったからさっさと戻りを売って逃げようという動きになれば(ならないとは限りませんし、そうなると考えるのも自然かもしれません)、また全面安です。

決して「楽観したくない」とか「悲観に傾くべきだ」と言っているのではなく方向感があるようでない展開が長く続いてきたわけですし、戻り売り圧力も依然として強い相場ですし、外国証券も4日連続の売り越しですし、バランスを欠くべきではないと思います。

ひとまず日経平均は25日線の15,100円を一気に回復したこともあり、この25日線水準が早くも下値支持として意識されます。しかし、以上のように「マインドは変化しやすい」ということを考えれば同じ好業績株でもより出遅れ感がある銘柄を狙うべきでしょう。


相場を生きる!


〜 反発の動きをどう見るか 〜

今日の寄り付き前に今日の反発を予測した人は少なかったのではないでしょうか。本当に読みづらい相場です(汗)まぁ、この様な反発を起こせるチカラがある事を確認できたので良しとしなければいけませんね。ただ、本日のような反発相場、いつまでも続くと本当に良いのですが、最近は2日続けて良いことは続かず、逆に悪いことも2日と続かない動きです。二番底、悲観は買い場、楽観は売り場、最近の動きは逆であり、その日のうちに動いてもなかなか取れない。リスク覚悟で勝負して、安くて買えない時に買えば上げて利食い。逆に、上げてる時に空売りすれば、結果的に儲ける相場になっています。

それでも、機械的にそのような動きを出来る人は殆んどいません。ただし、リスク覚悟でやった人だけが本日は喜べたと思います。実際に今日の前場の突っ込み場面での買いは出来ませんでした。リスクをとりたくないからです。したがって、今の相場で硬く運用する場合は、「買い」でも「売り」でも逆張り法で運用するより、利幅は減りますが、動き始めた電車に飛び乗り、下りに入ることが見える前に飛び降りる、という戦略が合っているのでしょうね。

スイングトレードをする場合につきましては、もう少し相場の安定を待つということになります。今の状態で持ち越す事は確率50%(それ以下かも)の博打に近いと思います。二番底が確認されて、米国株がさらに心配ない動きになった時、その時こそ買いとなります。良い株を一斉に買い、そこでリスクをとりましょう。

結局、トヨタも、松下も、私は上がると思っています。また、上がらないと日本株の浮上はありえません。ただし、これらの銘柄は短期では扱いづらいのが現実です。よって、金持ちしか出来ない銘柄だと思います。数年かけた澤上ファンド的な方針で狙うと美味しい株ですから、普通の資金の人は、長期投資の戦略ではなく、もっと効率よく回転出来るスイングか中期狙いとなります。銘柄も富山化学が800円から1400円になったように、一定期間かけて上がる株を利用しながら2〜3日で回転売買していけたらベストですね。

5631 日本製鋼所
3402 東レ
6674 GSユアサ
8002 丸紅
8830 住友不動産
7013 石川島播磨
7201 日産自動車  GM提携が決れば、さらに浮上するかもしれません。
5541 大平洋金属
7122 近畿車輛


一方、新興市場株は地獄から脱出するものなのかどうか、今後の展開に注目となります。新興株は崩壊した、まさに地獄を見て、妥当値そのものの基準が無くなった、とも言われています。その中で、本日、新興市場はザラ場中に一斉高となる場面がありました。それでも、市場の動きは、また急落の可能性があるだろう、という見方から、動きが止まると一斉に利食い売りがまわっているようです。

これから、中期的な新興株の動きは、8月に下値、もしくは9月に下値をつけた株が、秋から年末にかなり上がる。このような展開を想定している人が多いそうです。このように数ヶ月かけた中期狙いの手法で新興株をやる場合は、まず資金力がないと駄目だと思います。50万円の株が20万円になっている、そんな株が10万円になった。そこで打診買いで買ってみる。さらに8万円になったらさらに買い増す。反発の時期がくれば20万円から30万円になっている。そして、やがて50万になっている。このような展開なのでしょうね。


相場トピックス


〜 金利上昇に強いセクター 〜

景気拡大がいざなぎ景気にならぶ11月に向けて、株式市場も同様に景気拡大の恩恵を受ける格好で上昇基調を続けるとの市場のコンセンサスが強くなっています。好調な設備投資や、賃金上昇による消費拡大で持続的な景気拡大が可能になるという日本経済を取り巻く環境が今後株高を演出することになります。昨日まで2回に渡り、景気拡大の根拠、背景を述べてきましたが、10数年続いた「デフレ経済」から漸く脱却(政府は脱却とは言っていませんが)し、ゼロ金利解除でも分りますように、むしろ「インフレ」に向かうという流れになっています。景気が拡大し、物価は上昇、これまで経済を回復させる為に取られてきた、異常な金融政策である「ゼロ金利」はここで日銀が本来あるべき金融政策として解除され、機能し始めています。今後景気、物価の動きを睨みながら金利上昇の流れになるとの動きとなっています。

世界的に見ても金融引き締めへの動きが強まっており、その影響から株式相場の頭を抑える最大の要因となっています。勿論、株価を下げた要因が北朝鮮のミサイル発射やイスラエルのレバノン侵略など地政学的リスクを警戒する動きから、売りが加速したことは大きいのですが、ここまでの日柄でそれらの懸念材料は既に株価に織り込んでいるとの見方となっています。実際に個別の企業業績は最近の四半期決算発表では総じて好調であり、個別企業の収益で見る限りでは日本経済は好調であるとの確信を得ることが出来そうです。そもそも株価は企業カチを表すものです。日本企業の来期までの企業業績は6期連続の増益が見込まれており、景気や業績の拡大トレンドは市場が想定する以上に強いものになっているようです。目先の悪材料や、金利の動向に神経質になることによる影響で一時的に株価が下振れする局面が現状ですが、むしろ日本経済の状況を考えれば、この調整局面は絶好の押し目買いとなりそうです。

ゼロ金利を解除しましたが、これまで長期に渡ってきた歴史的な低金利が続いてきた影響で、企業の利払い能力への懸念は大きく低下していました。しかし、これが解除され、金利が長期的に上昇する傾向になれば、企業の利払い能力を意識した銘柄選別が必要になります。大和総研ではこの利払い能力を見る指標として、インタレスト・カバレッジ・レシオ(ICR)示しています。ICRは営業利益と受け取り利息・配当金の合計金額を、支払い利息・割引料で割って計算します。簡単に説明すれば、「企業が支払わなければならない利息の何倍を、本業を中心とした利益で稼いでいるか」を見るものです。ICRの倍率が大きい会社の方が、金利の支払い負担に対して利益が大きいため、優良な企業であると判断されます。

東証の33業種で検証した結果、ICRの高い上位の業種を見ると以下のようになっています。尚、特に利払い負担の安全性が最も高い業種は医薬品となっているようです。

直近の業種別インタレスト・カバレッジ・レシオ(ICR)値

1:医薬品
2:その他金融
3:鉱業
4:輸送用機器(自動車など)
5:情報・通信
6:その他製品
7:精密機器
8:鉄鋼
9:化学
10:食料品
11:機械
12:電器機器
13:小売業
14:サービス
15:繊維製品



本日、米国産牛肉輸入再開が決定されましたが、主な牛肉関連銘柄としては以下の通りです。


主な牛肉関連銘柄

2281 プリマハム
2282 日本ハム
2284 伊藤ハム
2286 林兼産業   
2292 S FOODS
2815 アリアケ   
8043 スターゼン
2702 マクドナルド
2688 レックスHD
2753 あみやき亭
7562 安楽亭
7622 焼肉屋さかい
7550 ゼンショー
7627 なか卯
9861 吉野家
9887 松屋



〜 引け後のニュースから 〜

2501 サッポロHD
サッポロHDは6月中間期業績を下方修正しました。最終損益で従来の27億円の赤字予想が39億円の赤字へと、赤字幅が拡大しました。ビール類の販売数量が減少、コスト削減でも補えなかったことが下方修正につながりました。通期業績に対しては、8月4日に予定される中間決算発表時に公表するとしていますが、最終益で40億円の黒字見通しが引き下げられる公算が高まっています。株価は本日の大幅高の流れで、抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を上抜けています。しかし、ビール不振が明らかとなったこと、通期業績に対する不透明感拡大もあり、調整基調への逆戻りが予想されます。


今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

4023 クレハ
同様の化学セクターのクレハ、決算発表は8月8日です。6月9日の481円、そして、7月18日の474円とでほぼ「W底」を確認、戻りの初動段階に現在はあると考えられます。日経平均が25日線の15,100円を回復しているのに対し、クレハは25日線の520円まで回復はしていません。業績見通しは樹脂フィルム、炭素繊維などの伸びに支えられて今通期予想は大幅な増益、来期に関しても増収増益予想であり、現状の株価水準には強い出遅れ感を感じます。

4676 フジテレビ
決算発表は8月3日。チャートが非常に下値不安の乏しい推移をしていることが分かります。6月8日の23.1万円、7月19日の23.0万円、その後は直近まで揉み合いが続いていますが、ほぼ23万円という水準が下値として固まった可能性が高く、なおかつテクニカル的にも出遅れ感が強い状態です。引き続き高視聴率番組を背景に好業績が続いており、時価水準を仕込んでおく分には大きな間違いはないはずです。

7701 島津製作所
決算発表は8月4日。業績には安定感があり、前期業績に続いて今通期、及び来期も増収増益が見込まれており、少なくとも来週の決算発表に向けて底堅い動きが続くものと予想します。相場全体の地合いは強気に傾いているとはいえ、物色の流れを見ると第一三共や武田といった「ディフェンシブストック」に資金が流れていることからも、同様にディフェンシブ性のある島津はマークしておくべきでしょう。

4307 野村総合研究所
株価は1月に15710円の高値を付けた後、200日線を下回る動きから反発。大和総研では投資判断「1」目標株価19100円としている。モルガンスタンレー証券でも「Overweight」目標株価16500円としている。JPモルガン証券では投資判断を新規「Overweight」に設定し、目標株価は15500円としている。今後2〜3年間は金融業界からの堅調な需要により恩恵を受ける可能性が高く、前年比7〜8%の増益を目指している。業績の上方修正を好感する動きが期待される。モルガンスタンレー証券では投資判断を「Overweight」目標株価16500円としている。

6756 日立国際電気
株価は業績の好調を受けて2月に高値1775円を付けたが、その後は25日線、75日線を挟んだ動きが続く。新光証券では同社の製造拠点である富山工場は繁忙状態が継続しており、過熱感のない安定的かつ継続的な受注が続き、この好調さは短期的な調整局面は迎えても、今来期と継続する可能性が高く、業績の安定成長が見込めると評価し、投資判断「1」としている。又、ゴールドマン証券でも、「アウトパフォーム」としている。「携帯電話各社の2006年度の設備投資額は今年度比2割近く増え、1兆6000億円を超える規模になる見通し」で同社への恩恵が考えられる。野村証券では投資判断を「1」としている。今2007年3月期は、事業環境の好転により、大幅な増収増収になると予想している。年内に、半導体製造装置の生産能力を現在の1.8倍に増強するとの報道も材料視される。10億円を投じ新棟を増設、メーカーの設備受注がさらに拡大すると判断される。目標株価を1800円に。

4684 オービック
大和総研では投資判断を「1」、成長路線回帰を評価している。ドイツ証券では同社のレーティング「Buy」を継続し、目標株価を2万7100円としている。課題の東京地区が回復基調を評価。株価は1月末の高値27700円から下押し、200日線である20万円近辺で下げ止まり反発の動き。先の高値奪回を目指す展開に。クレディ・スイス証券では投資評価を「NEUTRAL」から「OUTPERFORM」に引き上げた。2008年4月からの施行が決定した日本版SOX法により、バックオフィス系業務パッケージソフトへの需要が今後、拡大する。目標株価は26000円。JPモルガン証券でも投資判断「オーバーウェイト」目標株価27000円としている。大和総研では注目銘柄として取り上げている。第1四半期業績は好調な着地で良好な業績モメンタムを考慮すれば更なる株価の評価も可能であると見ている。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

4063 信越化学   
塩ビ樹脂、半導体シリコンウエハでは首位企業です。12日に第1四半期決算を発表300ミリウエハの好調を受け、最終利益で前年同期比33%増と好調な内容が確認されています。これを受け、新光証券では14日付けで、最上位の投資判断「1」を継続しています。新光証券では好調な第1四半期の進捗率から見て、通期業績見通しを上方修正、今期は経常利益で前期比22%増の2260億円、最終益で同21%増の1390億円を見込むと同時に、来期も2ケタ増益の見通しとしています。配当は連続増配で前期から15円増の年50円配予定となっています。配当利回りはそれほど高くないものの、積極的な株主還元の動きが評価されています。株価は6500円前後での横ばいが続くものの、サポートラインの25日移動平均線が上昇してきており、株価との乖離が縮小しています。また、25日・75日移動平均線の乖離も縮小、ゴールデンクロス目前となっていることも注目です。業績上ブレ見通しと好調なチャート推移を背景に、7000円の大台乗せに向けた上昇が期待できます。


明日の上場銘柄


明日の新規上場銘柄はありません。

本日上場銘柄の結果です。

3045 カワサキ(大証二部)公開価格2600円・100株単位

公開価格を20円下回る2580円の初値を付け、直後に公開価格の2600円まで上昇したものの、引けはストップ安の2180円で比例配分となりました。ドイツ製の高級なシェニール織を使ったタオル素材のハンカチやバッグなどを販売する企業です。自社ブランド「レイクアルスター」の名前で、百貨店、専門店と取引するほか、高級ホテルに直営店7店を展開しています。人気薄の大証二部への新規上場であることや、業種的にも成長性が見込みにくいことが、新規買いの手控えにつながりました。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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発行元:有限会社アシストライフプランニング
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