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本日の日経平均は朝方こそ下期相場に期待する買いに支えられて推移しましたが、午後は経済閣僚の顔ぶれを見極めたいとする見方や月末接近による様子見ムードが広がりました。一方、長期波動が上昇トレンドを描いているとするシナリオに変更はありません。
本日は9月中間の権利・配当落ち日であったため、その落ち分の63円を考えれば午前中の動きはむしろ「プラス」というものでしたが、やはり、上昇基調は長続きしません。期待通りに強さを見せる場面もあるものの、一方では予想外のもろさも見せる相場です。
9月は当初からオイルマネーがラマダーン月であるために日本株買いを見送る可能性が高かったことに加え、それを後押しするように原油価格も下落したことで、外国人買いを牽引役にした上昇基調は期待されていませんでしたが実際に9月は冴えませんでした。
特に外部環境が悪化しているとか国内要因に手掛かりが乏しいということでもありませんが外国人という牽引役が不在では日経平均も方向感が定まりそうにありませんし、9月末を控えて国内のディーラーも機関投資家も一段と見送り姿勢を強めそうな気配です。
日経平均も反発する場面があっても弱気を圧倒するほどの強さにならないため、このまま積極的な買いが入ることがなければ15,500円の節目を割り込むことや、場合によっては15,000円割れもあるのではないか?そのようなことがまことしやかに言われています。
15,000円も約束されたものではありませんし、何か「不測の事態」が発生すれば日経平均は最大で6月安値14,045円に対する「W底」といったことも起きないとは限りません。可能性はゼロではありません(極めて確率の低いことですが)。常に未知の世界です。
それでも考えられる確率の高いことを選択することが正しいとすれば、やはり、今は陰の極に近い場面と考えられます。テクニカル的にはすでに「買いの季節」に入っており、どこかで大きく立ち上がって、そのまま「反騰局面入り」となっても不思議はありません。
地合いは不安定、どちらかといえば依然として「着地点」を探しているようでもあり、日経平均の下値メドは15,500円を割った場合は15,190円、あるいは15,100円と引き続き予想します。そうした中での個別対応、出遅れ株物色であり、割安株狙いだと思います。
相場を生きる!
〜 まだまだ相場は調整モード さーて、そろそろ銘柄絞りの段階かな? 〜
プロ筋は、外務員もディーラーも、記者も運用だけのプロも、投資顧問も、多くが、目先絶望だが先は明るい、と思っているようです。また、現実に、年末、来年は明るい。その根拠は、米国経済と日本経済の実態からです。
米国株が上がらないと日本株は上がらない。これも分かっていることですが、3,4年前の土地は上がらない、どうなるか分からない日本、つまり、小泉内閣のスタートで日経平均が7000円台で不幸のドン底、ソフトバンクが1000円割れ、富士通が300円という時、あれが日本の株の下値でした。
経済は、それから1年で大底確認という意識が生まれました。株に底をつけ、経済が浮上する。株は選考指標です。そして、今日の状況、間違いなく日本経済は好転しています。実際に米国経済は失速といわれても、調整です。ソフトランディングの動き。反発期待の展開です。
ここまで復活した日本経済の動きが、ここで終わることはないと思います。株価操作してでも、日米ともに復活ありとなる、これも間違いないと思います。つまり、現在の相場の位置は上昇過程の中の調整である、ということです。今の状況があるから、株価の復活があるのです。
プロたちは、現状は辛いのですが、要するに、ここで無理して取引していません。首ギリギリでも、損しないようにされてるそうです。
ここは、徹底して、調整中であることを理解しておくこと。そして、次なる復活の場面では、予想よりも実際の兆候を見ることです。無理することはなく、損して投資する必要もありません。たとえ我慢して何もやらない期間があっても、大切なのは損しないことですから、ここをじっと我慢で通過することです。
米国でも、このような確率の悪い相場をどう損しないで通過するか、それがポイントとよく言われます。米国株は、実際には今はひたすら調整の時期でありますので、復活待ちの状況となっています。
本日は、楽天、ソフトバンクが前場戻り、新興株は全体にしっかりした動きでした。新興株も、狙いは1部の戻りと同様、安定が必要であり、調整完了から戻りに入ると、ジリジリと上がる展開が期待されます。ここでは、明確な切り替えしというよりは、日柄経過と共に気付いてみれば下値だった、というような推移を想定。段階的に浮上していくことになると思います。
先週から触れている50本の新興株や、ここで狙いたい株をご自身の好みで絞ることです。20本くらいに絞っておきましょう。そして、資金がない方は、今仕込みして下げ、さらに下げると持ち切れずにカットとなってしまいますから、ひたすら戻るのを待ちましょう。戻り確認からでも、さらに上げ幅はあると見ていますので、ここは慌てず、しっかり兆候を見ていきましょう。先日も、新興市場株の相場が終わらないことは解説しましたが、ここでは復活待ちになります。
1部も、実勢を見ていき狙いを絞りますが、今は手詰まりであり、スイング的に狙える、かつての4543テルモのような株がありませんので、もう少しタイミングを見ていきましょう。今は、ひたすら我慢、様子見となります。
8038 東都水産
明日から空売り禁止(9/27より実施 売り残高 3319 買い残高 3911 貸借倍率 1.18倍)
地場では、強気も弱気も、明日の寄付きにかかわるので、コメントは控え目。ここは買い方の動きを見たい、とのこと。買い筋強いと売禁は、踏み上げ。買い筋弱いと、値崩れと、はっきり、動きが出ると思われます。ここからある程度の相場に育ち、踏み上げに向かうか、失速して終わってしまうか、明日、あさってはポイントの日となりそうです。
相場トピックス
〜 外国人の先物売買 〜
8月以降、日経平均は16000円台を上値に頭の重い展開が続いています。特に9月の始めに16414円のザラ場の高値を付けた後はその傾向が強くなっています。更に市場のエネルギーの減少が続き東証1部の売買代金が2兆円を下回り、売買高が15億株前後とあっては相場が盛り上がらないの致し方ないところです。実はここ2ヶ月以前からもその傾向が出ていたようで、6月14日に14045円の安値をつけた後、7月から9月に掛けて14437円から16385円(終値ベースで)まで上昇する動きの中で、この期間の平均売買代金も約2兆円程度に留まっていると言う状況です。
直近でもSQ日を除くと2.15兆円であり、商いが膨らまない中、先物を中心とした動きとなっています。これを受けて、裁定買残は18億株台から9月7日には26.66億株と2005年以降で最大を記録しています。その後SQで減少したものの、9月15日現在でも23.49億株高水準にあり、裁定解消売りへの懸念が強くなっています。このため、今後の株式市場の動きを見る上では先物の動向を注視する必要がありそうです。
相場をかく乱する最大の要因となっている先物の売買ですが、それと合わせて外国証券の大口の売買の動きも注目されるところですが、その相場への影響度を如実に表した格好になったのが昨日のJPモルガン証券の誤発注です。日経新聞の報道によりますと、米系証券会社のJPモルガン証券が25日夜、同日午後の東京株式市場で日経平均株価に連動する複数銘柄の売り注文を出す際、誤って東証株価指数(TOPIX)に連動する複数銘柄の売り注文を出したと発表しています。海外関連会社からの自己勘定による注文で入力ミスがあったということだそうです。誤発注が発生したのは午後の取引が始まった直後の午後零時半過ぎで、複数の銘柄をまとめて売るバスケット売りが出て、TOPIXは一時、大きく下落する場面がありました。市場関係者からは「誤発注ではないか」との見方が出ていましたが、JPモルガン証券は誤発注が「市場へ影響を与えた可能性がある」としていますが、個別銘柄の価格には「重要な影響はなかったと認識している」というコメントを出しています。誤発注した銘柄名や総数、損益の状況など、詳しい取引内容については明らかにしていませんが、少なくとも思惑的な売買が加わったことに違いないようです。
ちなみにバスケット取引とは野村證券の証券用語の説明を引用しますと以下のような内容となります。
バスケット取引とは多数の銘柄をまとめてバスケット(=かご)にはいった1つの商品とみなして売買する取引。一般的には15銘柄以上かつ1億円以上の大口の取引で行われ、大口の投資家がまとまった銘柄を買いたい(売りたい)時に証券会社が執行コスト分を上乗せ(コスト分を割引)して売りむかう(買いむかう)ことにより約定を行う。立会外取引や店頭市場が使われ一般の市場が閉っている時間でも取引ができることから、前場の終了後に大口のバスケット取引が約定され、後場にそれを受けた証券会社の自己売買部門が市場で執行するといったことがしばしば行われる。
と言うことですから、お昼休みのバスケット取引の内容が後場の相場に影響を与えることがしばしばあるということになりそうです。例えば東証昼休み中の立会外で現物株のバスケット取引で売り決め(投資家の売り・証券会社の自己売買部門の買い)が優勢だったとすると、後場の株価指数先物などの売りに繋がる傾向にあるようです。実際にはバスケット取引は機関投資家がポートフォリオの中身を入れ替える目的で個別銘柄でなく、一定数以上の銘柄を同時に売買を行っていますが、この一括発注と言う意味では個人投資家においても似たようなシステムを持つ証券会社があるようです。カブドットコム証券ではバスケット(一括発注)と言う名称で複数の銘柄に対して、1つの画面から一斉に売買指示が出せる同証券ならではの注文方式を提供しているようでう。基本的には機関投資家の行うバスケット取引とは違うものですから単に似ていると言うことですが、自動売買したい銘柄を1つのバスケット(かご)に登録することで、複数の銘柄を同時に発注することができると言うメリットがあるようです。この発注方法によるメリットとして「あるでき事」を想定し、あらかじめ注文登録をしておくことができ、想定どおりのでき事が起こればいち早く行動を起こせ、バスケットを作っておけば、スムーズに発注できるということです。興味ある方は個別に証券会社に問い合わせて見てください。
バスケット取引の注目は昼休みの一時の取引ですが、それ以上にやはり注目するべきは外国人投資家の全体の売買が現状どうなっており、今後どのようなスタンスになるかと言う事が注目されることになります。9月に入ってからの外国人投資家の売買動向は新光証券の資料によりますと、9月第1週の外国人は現物では1479億円買い越していますが、先物では595億円の売り越しとなっています。更に、信託銀行も613億円売り越しています。9月第1週は日経平均株価が16134円から16080円と小幅下落しており、外国人と信託銀kロウの先物売りが寄与していたと考えられています。過去の外国人の売買の経緯を見ると、外国人は5月第2週から7月第2週まで1兆3550億円売り越しましたが、7月第3週から8月第5週では約1兆円買い越しており、買戻しがほぼ一巡したと見られています。更に日経平均株価は9月第1週(16385円9月5日)を直近の高値に9月25日には15633円まで反落しています。足元でも外国人が売り越していると推定され、今後の動きが注目されるところです。
来週から10月相場入りとなりますが、2003年以降の外国人の売買を月別に見ますと、10月は現物で買い越していても、先物では売り越しになっているケースが多くなっています。これは11月で決算期末を迎えるヘッジファンドなどの売買が影響していると考えられています。今年の例年同様に、買戻しがほぼ一巡していることもあり、10月は売り越しになる事が予想されています。最近の動きでは、先物で外国人が売り越していると、ベーシスの縮小から裁定解消売りを誘い、裁定解消が減少している場面が多く見られています。現状では、裁定買い残が高水準にあることから、当面は裁定解消売りが出易い状況で、相場はこの動きを睨みながら神経質な動きを想定する向きが多いようです。少なくとも需給面で見れば相場は戻り売りが厚いと言って良いかも知れません。
〜 引け後のニュースから 〜
安倍新内閣発足
安倍首相による新内閣の人事が発表されました。人事についての詳細な判断はこれから、と言うところですが、ひとまず、大きなサプライズはないというところです。金融関連についても大きな動きが見込みにくい状況で、株式市場のカンフル剤とはならない模様です。
内閣人事
<首相> 安倍晋三
<総務・郵政民営化> 菅義偉
<法務> 長勢甚遠
<外務> 麻生太郎(再任)
<財務> 尾身幸次
<文部科学> 伊吹文明
<厚生労働> 柳沢伯夫
<農林水産> 松岡利勝
<経済産業> 甘利明
<国土交通・観光立国> 冬柴鉄三
<環境・地球環境問題> 若林正俊
<官房・拉致問題> 塩崎恭久
<国家公安・防災> 溝手顕正
<防衛> 久間章生
<経済財政> 大田弘子
<規制改革・行革・公務員制度・地域活性化・道州制> 佐田玄一郎
<金融・再チャレンジ> 山本有二
<沖縄・北方・科学技術・イノベーション・少子化・男女共同参画・食品安全> 高市早苗
<法制局長官> 宮崎礼壹
今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)
ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。また、チャートを見て過熱感があるものが多いので、飛び乗りは禁物です。しっかり押し目狙いで取り組みましょう!また、日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。
2685 ポイント
9月20日の5300円安値は7月24日の5110円に対する2番底的な水準であり、テクニカル面からの投資妙味が膨らんでいます。そうしたことに加えて業績好調であることも見逃せない側面です。中間価格帯のファッションカジュアルの成長期待で2007年2月期も増収増益が見込まれており、来2008年2月期も高い業績変化率が予想されています。また、外資系UBS証券はターゲットを11,000円としていることも下支え要因として注目したいと思います。
4063 信越化学
目新しい銘柄とは違いますが、しかし、安心して安値が仕込めてシッカリとしたリバウンドが狙える数少ない銘柄の一つではないでしょうか。業績に関しては電子材料を始めとして全部門とも好調な状態が続いており、業績見通しは想定以上のペースで推移。その想定以上の好業績をさらに長期的に持続させるためにも積極投資を奨めており、先日も1200億円を投じて300ミリウエハーを月産100万枚体制へと拡充すると発表、一方では原料価格が値下がりしていることもあって内外の証券大手が強気の判断を示しています。
5192 三ツ星ベルト
物色の柱やテーマが見当たらないこともあって材料株物色が盛んになりつつありますが、この三ツ星ベルトは割安感も強く、テクニカル的にも切り返し局面に差し掛かっていると考えられ、注目すべきでしょう。主力の工作機械向けベルトや自動車用ベルトが共に堅調に推移していることに加え、収益を圧伏していた原料価格の値上がりが落ち着いてきたことも強気材料と考えられます。
6976 太陽誘電
先日はクレディ・スイスの強気判断が話題になっていましたが、配当落ちを埋めてシッカリする動きからも押し目が狙われている銘柄であるという一つの証左でしょう。クレディ・スイスが指摘したように主力の積層セラミックコンデンサーなどの受注が好調なことや生産能力の向上も計画していることなど手掛かりは豊富であり、今後の9月中間や通期見通しの発表を控えて底堅い動きが続きそうです。
4684 オービック
株価は1月末の高値27700円から下押し、200日線である20万円近辺で下げ止まり反発の動き。先の高値奪回を目指す展開に。クレディ・スイス証券では投資評価を「NEUTRAL」から「OUTPERFORM」に引き上げた。2008年4月からの施行が決定した日本版SOX法により、バックオフィス系業務パッケージソフトへの需要が今後、拡大する。目標株価は26000円。JPモルガン証券でも投資判断「オーバーウェイト」目標株価27000円としている。大和総研では注目銘柄として取り上げている。第1四半期業績は好調な着地で良好な業績モメンタムを考慮すれば更なる株価の評価も可能であると見ている。
6301 コマツ
株価は業績の好調を受けて、5月に2670円高値をつけたが、その後200日線下値にした動きから直近で米国景気鈍化の影響懸念からさえない動き、2000円を割り込む動き。KBC証券では投資判断「BUY」目標株価3000円としている。ゴールドマンサックス証券では投資判断を「アウトパフォーム」試算する今後12ヵ月の目標株価2800円は通過点となる可能性もあると解説してる。大和総研でも投資判断を「2」、値上げ+製品ミックス改善+シェアアップで2桁成長持続と評価している。野村證券でも投資判断を「1」継続。ドイツ証券では「グレーターアジア」における戦略に注目し投資判断を新規に「BUY」としている。突っ込み局面は狙い目に。
4182 三菱瓦斯化学
株価は5月に1610円の高値をつけたあと、下値200日移動平均線を割り込んだレベルで下げ止まる動きから再度反発の動きに。立花証券では今・来期ともに最高益更新を続ける見込みとの評価。CSFB証券が投資評価「アウトパフォーム」を継続、メタノール市況が足元で急騰、再び同社が投資対象として注目されてくると評価。メタノール上昇によって、少なくとも持分利益は30億円程度上乗せされる見通しとしており、今期経常利益は前述の通り会社予想の500億円に対して1割り上乗せされる見込み。目先第二四半期業績から急拡大、株価もその動きに沿った展開が想定される。又、同社は先日、200億円のユーロ円CBを発行すると発表。通常CBの発行は希薄化が嫌気され、株価下落することが多いが今回は、転換価額が時価を大幅に上回ることや、調達資金が設備投資に充当されることが好感されている。
1878 大東建託
賃貸管理戸数で業界首位。住宅9社の8月月次受注では5社がプラスとなるなど、住宅セクターの良好な収益環境が継続していることが確認されている。メリルリンチ日本証券では同社に対して「買い」の投資判断を継続しており、株価も8日安値5910円を底に下値を切り上げる展開となった。26日は直近までの戻り高値である6300円を上回り、中期上昇トレンドの持続が確認された格好となっている。業績好調な無借金経営企業として買い安心感があり、月末に設定される投信の買い需要も高いとの声も。賃貸アパートの家賃保証形式が一定家賃を保証のサブリース方式に切り替わることで収益安定性はさらに高まる期待もあり、連結PER20倍は割安。全般軟調な地合いだからこそディフェンシブ性も併せ持つ個別株が選好されやすく、出来高も増加傾向にある。当面は年初来高値6870円が意識されるが、メリルリンチ日本証券の設定した目標株価7600円も意外に早く到達する期待もあろう。
明日の上場銘柄
7826 フルヤ金属(ジャスダック)公開価格1万円:100株単位
工業用金属を製造・販売する企業です。設立時は貴金属地金の販売、宝飾品の制作・販売などを手掛けていたものの、現在は白金、イリジウムなどのプラチナグループメタルを加工し、エレクトロニクス、環境、医療などの工業用品を製造しています。特に下降の難しいイリジウム、ルテニウムなどに特化して大手との競合を避けています。特にイリジウムは携帯電話、半導体などの高機能化に伴って用途が拡大傾向にあります。問題は希少金属であるプラチナグループメタルの確保ですが、世界トップクラスの英国企業から安定供給を受ける契約を結んでいます。今6月期の経常利益は前期比28%増の10.4億円見通しとなっています。今期配当は20円を予定しています。上場に伴う調達資金約20億円はつくば工場の増強に充てる、としています。公開価格のPERは24倍台となります。同業他社と比較した割安感はそれほどないものの、比較的地味な業種であることが懸念材料となります。しかし、希少金属市況の上昇、関連銘柄に注目が集まっていることが支援材料となります。ベンチャーキャピタルの保有も大きくなく、需給面での不安もそれほど大きくありません。
初値予想:1万1000円〜1万2500円
記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。
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発行元:有限会社アシストライフプランニング
担当:ファイナンシャルプランナー 久本伸治
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