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     「FP久本の株式情報!」 vol.148 2006.09.01
 
 

9月1日(金曜日) 基調判断


本日の日経平均は前場こそ昨日の反動で安くなる場面がありましたが午後に入ると売り込みづらさを感じた売り方が買い戻しに転じてプラスになるなど底堅い動きを見せました。また、長期波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオも変更はありません。

前場の動きはほぼ想定通りでしょうか。昨日の急伸を受けて寄り付きから主力銘柄を中心に利益確定売りが拡大、一時16,000円割れを伺うような16,029円の安値を形成しましたのは大体想定通りの動きでした。それでも16,000円を簡単に割らないのが今の相場です。

16,000円は割らない、16,000円どころから16,100円台も易々と割らないという「株価の強さ」には感心してしまいます。それだけ外部環境が落ち着いてきていることと、今後の9月中間決算発表や通期の業績上方修正に大きな期待を寄せているからだと思います。

テクニカル的には依然として過熱感は残っており、「売りのシーズン」と呼んでも大きな間違いはない状態です。それでも昨年の9月相場のような上げ続けることも起きないとは限りません。週末のNY次第では16,244円を月曜日にでも更新する可能性はあります。

しかも、NYはレーバーデーで月曜日が休場となり、外部環境に変化がないことを手掛かりに再び先物に仕掛け的な買いが入って16,244円更新にとどまらず、次なる節目である16,500円にも近づくかもしれません。16,500円に乗せると地合いはさらに一変します。

以前にも申し上げましたが16,500円を回復すると次の大台の17,000円までは調整という調整を入れずに一気に上げてしまうと予想しています。それだけ16,500円は重要な節目であり簡単に達成できるものでもないが、達成した場合は上は大きいと考えられるのです。

本日は昨日の説明困難な想像以上の上昇の後であり、一体どのような動きを演じるのかを注目された一日でしたが結論的には「強い」ということが確認されました。呆気なく昨日の上げ幅を一気に下げていた場合は、今申し上げたような強気観測は否定されます。

昨日の動きと本日の動きとで「強さ」が確認され、冷め切っていない指数面の過熱感を振り切ってでも上を目指そうとしている可能性が高いことで(週明けの月曜日に16,500円は無いと予想しますが)、旺盛な物色意欲を背景に月曜日も強い地合いを予想します。

しかし、地合いは強くても弱くても狙いは個別株でしょう。好業績セクターの出遅れやチャートに整理感のある銘柄、あるいは業界の再編思惑によって高株価政策が期待できる銘柄などでしょうか。


相場を生きる!


〜 なんとも言えない強さ 〜

8月の2000円高も、ここでの先物、現物の強さも、オイルダラーや年金資金とか色々言われていますが、ズバリとした解説は、証券会社からも通信社からも出ていません。みんな、得体の知れない資金に振り回されています。昨日は月末のドレッシング買いとの観測なんですが、ここでの4週続けての外国人買いは、調整で1週は休んでも、日本株の先行きを知っているかのように、しっかり買っています。結局、日本株は、米国株が上がらないと浮上しません。また、外国人の買いにスライドして上げている事実があります。4週続けての買い越しと日経平均の動きが、直近ではそれを証明しています。過去もみんなそうでした。

新興市場株は楽天シッョクで、この2日は殆んど駄目でしたね。先週のソフトバンク、今週の楽天、IT寵児の会社に振り回されています。新潮記事が、どこぞの会社の陰謀であるのかないのか、何年かしなければ分からないでしょうが、株価が下げることは、楽天にとっては良いことではなく、困ったのは新興株全体に影響が出たことです。

UBSの年末18500円、メリルの来年3月末17500円。どちらでも、上がれば何も言うことなし。仮に、メリルの予想17500円でも最高です。日本株が、これから1500円も上がるなら、何でもOKです。みんな儲かる相場が来る。方針をしっかり持って、短期は短期、中期は中期の張り方をすることです。

ここでの傾向、かなり格付けに敏感になっています。また、業績変化、材料にも敏感です。電池開発で日本曹達が本日しっかり。格付けで、山九、カゴメ、材料で旭テック。ロイヤルベビーでピジョン。本日は、アームこと日本製鋼所も、三菱製鋼も戻してました。

9064 ヤマトHD
これからの動き、中期でマーク。中期でも、月一株となっても、下げたらカット。このルールは守ってください。1000万円以上の余裕があり、100円下げても買い増ししていくという長期戦略の方と、資金がない方の運用は違いますので、資金のない方が下げて持続することは回避しましょう。時間と株価の下げで、結局は売ることになる、それは過去の例でも見えているからです。

7522 ワタミ
即効性ありませんが、介護のワタミは押し目狙い。今後、焼肉店も展開。自社で作った牛を使用します。

8178 マルエツ
三菱UFJ証券が、600円目標を750円目標に修正しました。目先は上げてますから、利食い売りなど調整させて、その後の浮上狙い。つまり、目先調整時期の押し目を狙うことです。

8306 三菱UFJ銀行
三菱UFJ証券の評価は逆に低く、買われすぎとの見方があるのですが、三菱UFJ銀行の方は、外国人がこれから本格的に買うという見方があり、166万円突破という狙いが生まれそうです。

7201 日産自動車
外国人の狙いですが、この株の最大の妙味は、米国ビック3のうちの2社のどちらかとの本格的な提携です。市場が大きいだけに影響力がある。ただし、本決まりになるかどうか分からない。だから、株価は急騰しない。今は、思惑で買っている状況のようです。


相場トピックス


〜 売って初めて儲けが実現する 〜

昨日急落した楽天株は週刊誌に掲載されたインサイダー疑惑の記事に対して、その思惑情報を素直に売り材料として受け止める投資家が多かった事を物語った株価の動きとなりました。日経平均が急伸している中で大きく値を下げた訳で週刊誌に掲載されたという事実が売りが売りを呼んだ訳ですが、それが事実であれ、そうでなくともその思惑的な情報を投資の拠り所にしているのは間違いありません。材料株の場合には特にそうなんですが、思惑情報や噂話が得てして株価の変動要因になります。昔はその情報を利用して株価操作まがいに相場を弄ぶ輩も数多くいましたが、最近でこそ規制が厳しくなったようで随分と少なくなっています。一昔前までは「解体銘柄」としてしこり玉を高く売却するために営業マンに幾らかの口銭を渡し、市場に当該銘柄の買いを煽る為の偽の情報を流すという事を良くやっていたようです。それでもその偽情報で株価は幾らか上昇しますから、そのしこり玉はまんまと思惑通りに幾らかの高値で売却できるというものです。勿論、失敗することも数多くあり、そんなに悪いことは旨く続くものではないと言うことになるでしょうか。

いずれにしても市場に出回る情報と言うのはその情報がもっともらしければもっともらいしい程、偽物であると思った方が良く、業績の見通しやアナリストの投資判断が引き上げられたとのかのある程度の客観的な情報を別にして、「どこかの大物筋が買っている」だとか「近い内に大材料が出る」であるとか明らかに怪しい情報を信じることのリスクを十二分に認識する事が必要になると思われます。ネットの上においても同じような情報が流されることが多いようで、例えば掲示板などはそれこそ偽情報の宝庫と言うことになるのでしょう。確かに最近ではある銘柄が危ないであるとか、企業の存亡に関わるような風説の流布に関わる情報を流す事を厳しく規制されていますから、度の過ぎた情報はありませんが、それでも怪しい情報はまだまだ幾らでもあるようです。


本日も「カリスマ投資指南役」であるジム・クレイマーの書いた「ジム・クレイマーのリアルマネー」の著書の中の言葉を引用して行きたいと思います。

ルール6
 
売って初めて儲けが実現する

このルールはルール4「欲張って持ちすぎて損失に終わらせるべからず」をちょっと変形したものだ。個人投資家は往々にして帳簿上の儲けと本当の儲けを混同してしまう。本当の儲けとは、それを銀行に持っていって預金できるものだ。これに対して帳簿上の儲けは架空のもので、いつ何時消えてしまうかもしれない。また、多くの投資家は帳簿上は儲かっていても、税金を取られたくないという理由で、儲けを実現することを躊躇する。すべての投資家が何兆ドルもの帳簿上の儲けの上にあぐらをかいていた、あの2000年1月の状況をビデオの巻き戻しで見せることができたら、このレッスンをしっかり脳裏に焼きつけることができるに違いない。実現していない状態の帳簿上の儲けは、何かあればあっという間に消えてしまう。しかし、いったん実現した儲けは決して失われることはない。ただそれだけのことだ。私がとくにこのルールを強調したいのは、利の乗った銘柄は売らないで持っているほうがいいと、ほとんどの投資家が洗脳されているからだ。「売却は罪深いことだ」と。しかし私の考え方のほうが常識にかなっており、合理的で、唯一、株式投資で金持ちになる方法なのだ。

これはルール4「欲張って持ちすぎて損失に終わらせるべからず」の繰り返しの解説になります。日本の株式格言「利食い千人力」と言うことが重要であるという事を言いたいのでしょうか。なかなか実践することは難しいことですが、実際の利益を残す為には必要なルールとなります。


ルール7

損失の出ている銘柄に全力を注げ

「ノーテルのあの損失がなければ大きく勝っていたのになあ」とか、「ルーセントがこんなに下げさえしなければ、大きく儲けていたのに」と言って嘆くのを、何度耳にしたことだろう。実際、一つか二つの失敗で、ポートフォリオ全体が大きく傷んでしまうのだ。私はうまくいっている銘柄よりは値下がりしている銘柄に対して、何倍もの時間をかけて注意深く対処する。それは何も、私が生まれつきマゾヒストだからではない。株式というものはしばしば、近く値下がりするよというメッセージを送ってくるものだ。最近、かつてエンロンを数百株持っていたおまわりさんに出会ったところ、恩人とばかりにお礼を言われた。というのは、エンロンが20ドルだった時に、「今すぐすべて売るんだ」と忠告したからだ。エンロンはピーク時には80ドルにもなったのだが、その時点で彼に、「うまくいっている優良銘柄は放っておいても大丈夫だが、損失の出ている銘柄の処理いかんが全体の運命を左右することになるんだ」と忠告した。私の忠告に基づいて、彼はエンロンを直ちに手放したのだ。もしあの時そうしなかったら、エンロン以外の保有銘柄が生んだ儲けを、すべて食いつぶす羽目になっただろうと言っていた。このおまわりさんの話を紹介したのは、典型的なケースだからだ。株式投資の世界では、一つでも傷んだリンゴが混じっていれば、全体が駄目になってしまう。致命傷になる前に損切りすべきだ。「株価が戻るまでは売れない。いったん戻ったらそこで手放して、もう二度と手を出さないようにしよう」などと考えてはいけない。それは負け犬の発想だ。勝ち馬に賭けるべきだ。

これも正に言い得て妙なルールとなります。最後のコメントの「株価が戻るまでは売れない。いったん戻ったらそこで手放して、もう二度と手を出さないようにしよう」と考える個人投資家が何と多い事か。現時点で多くの投資家の方が同様の銘柄を保有しているに違いありません。「ソフトバンク株を4000円で買いました。このような値動きの銘柄は今後やりたくはありませんので、買値まで戻ったら売却したいと思います。今後の動きを教えてください」と言う質問を受けることがあります。まず、「買値まで戻ったら」と考える自体で株式投資を行う資質に欠けているということになります。株価は投資家が思ったり期待したりするようには動きません。投資家自身が株価を見て売買をどうするかの判断をしなければいけません。「買値まで戻ったら」と言う時点で自分で相場の動きを決めてしまっていることになります。株式相場は気まぐれなものです。自分自身の投資判断は株価の動向を見て決めるしかないと言うことになります。


〜 引け後のニュースから 〜

6825 パトライト
9月中間期及び3月期末に各10円の配当を行い、年間配当を前期から5円増の20円とすることを発表しました。1日終値から換算の配当利回りは1.7%となります。直近の株価は75日移動平均線を前に上値の重さが意識される展開で、同線を抜けるかどうかが今後の注目となります。

2593 伊藤園
伊藤園が第1四半期決算を発表、最終利益で前年同期比14%増を達成しました。主力の緑茶「お〜いお茶」の販売好調が奏功したものです。数量増のほか、広告宣伝費などの抑制も採算改善につながり、利益拡大に寄与しました。直近の株価は3900円台での小動きが続いています。抵抗ラインとなっている25日移動平均線と4000円の大台を抜けると、上値が軽くなります。


今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。また、チャートを見て過熱感があるものが多いので、飛び乗りは禁物です。しっかり押し目狙いで取り組みましょう!また、日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

6146 ディスコ
8月1日に好調な4〜6月期決算を発表して以来、下値を切り上げる堅調な推移が続いていますが、依然として上値余地を残していると予想します。すでに報じられたことですが半導体メーカーの積極的な設備増強を背景に主力の半導体切断装置や研削装置の販売がアジア向けを中心に拡大し、4〜6月期の連結営業利益が大幅に拡大。かつてのITバブル時には収益拡大と共に株価も大活躍した銘柄ですが、すでに受注高はITバブル期並みの水準にまで戻ってきており、株価には強い出遅れ感が感じられます(UBS証券では株価10,000円目標としている)。

6448 ブラザー
8月10日に通期の連結営業利益の増額修正を発表して大幅高(161円高)となり、その後も値崩れを起こさずに推移し、ここで再び一段高の様相を見せ始めています。すでに報じられていることですが、欧米でプリンターなどの情報通信機器が好調なほか、アジアでハードディスク加工用の工作機械などの販売が好調に推移していることなどから通期の売上高予想、営業利益予想、純利益予想をそれぞれ上方修正しており、依然としてPERも15倍台という割安状態であることから当面底堅い動きが継続すると考えます(ちなみにUBS証券が1600円目標で強気をしています)。

6857 アドバンテスト
強い地合いが続くと想定した場合、このあたりの値がさ銘柄は意識する必要がありますし、また、好業績を背景に押し場面には大口の買いも入りやすいと考えます。すでに報じられていることですが4〜6月期業績は主力の半導体試験装置の販売好調で大幅な増益となり、通期業績に関しても今のところ増収増益、来期についても連続増収増益が予想されており、買い安心感があります。ちなみにUBS証券が17,000円目標としていますが時価近辺から下値を買う分にはリスクはそれほど感じません。

7718 スター精密
21日に通期業績(2007年2月期業績)を上方修正したことで動意づきましたが、その後は横這いの動きが続いていました。しかし、欧米やアジア、及び国内でも工作機械事業への評価が高いことで、さらなる増額修正期待が燻っている模様です。下値では積極的に拾おうという動きが見受けられ、来週も底堅い動きが継続しそうです。

2389 オプト    
株価は年初の高値86.5万円から急落、75日線、200日線を割り込む動きに。同社社長のインタビュー記事が報道されており、電通との事業提携を通じて、2007年12月期に連結売上高412億円(前期推定比2.3倍)、経常利益33.5億円(同4.1倍)を目指す予定。メルマガ広告の新会社を設立したとの報道も材料視される。この電通との提携などから今期の会社計画が達成可能であり、同社の戦略的な施策が評価される。三菱UFJ証券では投資判断を「1」中期的な利益成長分をバリュエーションに反映させると、フェアバリューは53万円〜60万円と考えるとしている。UBS証券では投資判断を新規に「Buy2」と設定し、目標株価を63.5万円としている。75日線超えから50万円台を回復していたが、直近で再度下押す動きに。

9433 KDDI 
株価は5月に76.6万円の高値をつけた後上値の重い展開から200日線の60万円台前半まで下押したが、直近で年初来の戻り高値を更新する動きに。今後もシェア拡大の動きが続く事を評価する動きに加え業績の上方修正も加わり株価は反発の動きが想定される。三菱UFJ証券ではレーティング「1」。野村證券でも投資判断「1」としている。JCBと携帯クレジットで提携」との報道も好感される。

4293 セプテーニ
株価は年初の高値26.6万円から下押しの動きが続き、10万円台で値固めの動きに。特にバリエーション的な割安感はないものの、今回発表された四半期決算の内容が評価材料となっており、徐々に下値を切り上げる動きに。

3774 IIJ
大和証券がレーティングを「新規に1」としてきました。業績拡大トレンド、しかも割安銘柄。また、同社は前日、企業向け回線サービス「インターネットVPN(仮想私設網)」を米国など海外拠点向けにも提供を始めると発表、国内だけでなくグローバルな需要をも掘り起こしに動くことで今後の収益拡大を期待できる要因と言えます。

7902 ソノコム
みずほインベスターズ証券では今07年3月期の会社側利益計画に対する上振れの確度が高まったと判断し、投資判断を従来の「2+」から「1」へ格上げしたもよう。「今期は償却負担をこなし大幅増益となる見通しで、さらに来期は増益ペースが更に加速する」と予想している。来期予想PERは11倍台にすぎず、実績PBRでは0.6 倍と割安感は顕著。こうしたバリュエーションの良さに加え、不透明感の強かったジャスダック市場が、ここにきて落ち着きを取り戻してきたことも投資判断の格上げにつながったようです。

2695 くらコーポ
関西を中心に回転寿司「くら寿司」を展開。コスモ証券が投資判断を新規「A」とし、目標株価を時価を3割程度上回る40万円としたことから大幅反発。同証券では、今06年10月期の会社計画は、売上高が前年同期比14.6%増収、経常利益が同11.1%増益だが、昨年10月以降から既存店売上高が前年比プラスで推移しており、今期会社計画の上振れや国内の出店余地が大きいとの見方を示しています。また、同社の現在の出店地域は1都2府10県にとどまっており、未出店地域が多く、そのほとんどは関西が中心のため、国内での出店余地は大きいと見ているもようです。特に来期は40店程度の出店計画があり、今後5年程度で国内350店舗、売上高1000億円を計画しています。来期は米国進出の計画もあるなど事業展開が加速してくる期待も高まっています。株価は8月中旬より底這い傾向で推移していましたが、1日は出来高を伴う大陽線となり、トレンド転換した公算は高いと思われます。


今日の推奨銘柄(中期編)

中期狙いの投資を中心にお伝えしていきます。超短期の投資と違い、中期投資では、個別の銘柄の動向だけでなく、株式市場全体の流れも非常に重要な要素となってきます。株式市場全体の流れを知ることで、株式投資に対する多角的な見方を養うことができます。

7731 ニコン
1日付けの日経新聞が9月中間期及び今3月期について、業績上方修正の見通しを報じ、これを受けた株価は急伸しました。直近の株価は25日移動平均線をサポートに上昇トレンド継続、8月後半には25日・75日移動平均線がゴールデンクロス示現と好調に推移してきましたが、1日の急騰で、直近揉み合い圏を上抜け、続伸期待が高まっています。日経新聞報道によると、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラの半場が好調、対ユーロに対する円安効果が業績を押し上げ、中間期の営業利益で前年同期比41%増見通しとしています。通期業績に対しては、9月中間決算発表時に修正する例が多く、こちらについても上ブレの可能性が高いとの見方が広がっています。現在の会社予想から算出したPERでも21倍台と割高感はなく、好調なチャート展開と業績上ブレ期待から、2340円の年初来高値更新に向けた上昇が期待できます。


明日の上場銘柄


明日の新規上場銘柄はありません。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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