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      「FP久本の株式情報!」 vol.181 2006.10.20
 
 

10月20日(金曜日) 基調判断


本日の日経平均は堅調な動きを見せました。NYダウが終値でも12,000ドル台で引けたことやソニーがショック安を演じなかったことなどで市場全体に安心感が広がりました。また、長期の波動が上昇トレンドを形成しているとするシナリオにも変更はありません。

新興市場は日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数共に下落しました。利益確定の売りに押されたもので、USENの赤字決算発表による影響が懸念されたものの、下げ幅は限定的でした。直近IPO銘柄はノバレーゼ、アクロディアなど上昇銘柄が目立ちました。

週末ということもあって積極的に上値を買い進む動きは限られたものの、来週から本格化する9月中間決算への期待感の強さを感じさせる一日だったようです。昨日のHOYAも落ち着きを取りもどし、ソニーも「織り込み済み」とばかりに小幅安が続きました。

ここでは再び物色の流れが1部市場の主要銘柄に戻ってきそうです。ここもと過熱感が強まっていた1部市場への手を休めて新興市場を見直そうという動きもあったわけですが、USENの決算発表で新興市場の業績への警戒感と会計不信が膨らみ始めています。

立ち直りつつあったところに冷や水を浴びせられたような格好となり、楽天、ヤフーなどネットの主要銘柄まで下落しています。単純に利益確定売りによるものであれば別ですが新興市場へ投資するリスクが再燃したことは一過性で解決しない可能性もあります。

12,000ドルの大台に終値で乗せてきたNYダウも天井をつけた雰囲気がなく、特別な悪材料も見当たらないだけに、まだまだ決算発表を手掛かりに値上がりする可能性が高く、来週も日米共に「主力銘柄」「主要指数」が共に強含みで推移する展開が予想されます。

日経平均も16日の16,732円を天井に11月第1週まで調整に入ったとするシナリオが完全に消滅したわけではありませんが、現時点では少なくともメインのシナリオではないでしょう。主力銘柄が復活してきたことで17,480円を目指すシナリオがメインと考えます。


相場を生きる!


〜 来週に期待残す 〜

日本はのんびりしてますが、北朝鮮が核爆弾製造に成功して、テポドンに搭載して、金正日が狂気したて、東京に飛びしたら、何十万人が10分で死んでしまうのですから、それは、核問題は実際には、大きな問題です。今は簡単には戦争にならず、ならずもの国家に対して、中国が鉱山資源を必要としているため、北朝鮮を擁護しているような感触ですが、裏で米国と中国が何かすれば、北朝鮮は、攻撃なく、崩壊する、という見方があります。イラクとは違う。核実験をしたことは、確実に金正日の崩壊を早めたことになると思います。

マインドの変化があり、今は上昇前の調整との見方であります。今後は不動産株、為替が安定すると再度ハイテク株が狙われる可能性が生まれます。個別株はその都度の浮上を利用して、下げた場合には、買わない、持たないこと。仕手的な株はその場で割り切ること。ときに株価倍増出ても、下げたら、一切持たないこと。

新興株は、目先一度売られてますが、短期で上げた利食い、資金の逃げも早いのですが、ここは、長い調整明けでメリルが新興株はこれから狙い、というレポート。これは効果があります。絶好の狙い。USENショックで本日は売られていますが、業績好転株は、今後新興株再度上げると見てよいと思います。

大切なこと、常に書くように、逆張りではなく、上げてからの順張りです。それで十分にとれます。100%の利食いを求めると、こけて利益なくなり、7割りの利益でよい、と考えれば、その日、利益が多く出来。全体の環境の見方が重要であり、今後は個別に業績好転株から値幅どりが出来る株も出ますからしっかり狙いましょう。

手的な銘柄では、8038 東都水産が天井つけて利食いされ、相場は終わった動きとなり、次なる株としては、8236 丸善に資金向かう可能性あり。ただし、博打です。あくまでも博打、損する可能性ありますので、スイング狙いの場合には、損覚悟、20万円損覚悟で、100万円狙う、というスタンス。実際にはかなり上がる相場を想定する場合には、空売りの踏み上げなくては考えられませんので、空売り禁止から本尊の強さがはっきりする、失敗する場合には損が出る可能性もあるので、博打と割り切る必要があります。

儲かる人は、真ん中の銘柄やり、みんなが買う株を買っている。
儲からない人は、端の株を買い、それはみんなが狙わない株で、日のめをみないことが多い。
損したくないから動きが少なく、リスク少ない株選択するけど、そのタイプの株は儲からない。
反面よく動く株は危険だけど、運用の方法次第では、。それが一番儲かる。
したがって、運用履歴みれば、その人がわかる。
儲かる人、簡素で的を得る。
儲からない人無駄に饒舌。

業界の人から聞いた話ですが、証券会社の店頭で、理論ばかり話し、毎日やってくるけど、まず儲かってない。毎日、投資とはなにかと、日々の変化の中で、哲学的なものを話している。反面、たまにしか顔出さない人は、妙に寡黙で、それでいて、話が簡素で的を得ている。しっかり儲けているとのこと。

まともな株では7203 トヨタ、目先、上げ下げあっても、結局、外国人からみたブランド力は天下一品。6752 松下電器も、売られている押し目。いくらでもいいんです。2500円でも2300円でも、結局、3000円以上になる株だと見ています。

9983 ファーストリテイ
証券会社の評価が今は低いので、株価は1万500円以下になるかも知れませんが、この株、長期でみると、1万5000円という見方。さらに上がるかも。スケール大きいこと、そして、現在のところ、100店舗作る大型店の評価はされてないからです。成功とも、失敗とも現在は見えない。ただし、実際に計画が具体化すると、評価する証券は発生すると見ています。外国人はスケールに対して評価する。

来週から、決算発表ラッシュです。日経平均は今月末までに1万7000円に接近する可能性あります。本日の例でも、上方修正、下方修正で明暗出ますが、今後、決算内容、格付け、さらに、外国人買い、仕手筋介入など、なにかと、買われる株が増えると思います。

8236 丸善 256円引け、14円高 5470万株の大商いでした。引け後、取引規制は強化ありませんでした。今後増し担保。次に空売り禁止という流れが待っている。もっとも、このままのペースでは、空売り規制になる前に株価は280円から最大で300円。近年 丸善が300円になる相場はありませんでした。また、このような数量の株が上がる背景は、自然体では無理です。

丸善は、空売り残高が1430万株と拡大しました。買い残高は2170万株。空売り1430万株の踏み上げは、どのようになっていくのか、むしろ、空売り禁止に早くなった方がこの株を大きくする可能性が生まれます。空売り規制から、本物か本物でないか、はっきりするでしょう。

8840  大京   694円   29円高
6951  日本電子 754円   18円高
4518  富山化学 655円   49円高
2712  スタバ  50600円 850円高
3107  ダイワボウ414円   13円高
6479  ミネベア 686円    1円高
4208  宇部興産 356円   11円高

予想より上げた株、予想より伸びなかった株、いろいろですが、来週も個別株を順番に狙う相場になると思います。駄目なもの、伸び悩むものは、損が少ないところでカットして、上がるものはほどほどでしっかり利食いして、トータル利益を作っていく。むしろ、儲けるより、いかにうまく損切りするか、それがポイント。

日経平均が上がる要素は、米国株の動き次第です。ここで、米国株しっかり、外国人の買いが日本株を買い越している。9月の海外投資家地域別株券売買状況、これによると、欧州は今年最大の4724億円を買い越しと東証が発表したことにも現れていると思います。

不動産関連株、さらに高くなる、外国証券はかなり評価しています。すでにマンション価格は上昇傾向、ゴルフ会員権も一流コースは右肩上がり、絵画も、価値あるものは売れ始めています。日本は間違いなくよくなります。日本株もしっかり上がります。ハイテク株、7203 トヨタ、6752 松下電器、決算時価を通過して、年末から浮上狙い。

新興株は、楽天が落ち着くと、目先本日は調整も、再浮上の可能性が生まれるでしょう。新興株の大きな調整は終わった、そんな見方あります。

大切なこと、日本株が上がるだけでは意味ありません。上げたときに、儲けていることが必要です。そのためにどうすれば良いのか、本気になって考えましょう。

それではよい週末をお迎えください。


相場トピックス


〜 いざなぎ景気超えの景気拡大 〜

来月11月にも戦後最長のいざなぎ景気を抜く日本経済ですが、専門家は今後の日本経済をどのように予想しているのでしょうか。本日の日経新聞に景気討論会の内容を掲載しています。総じて言えば、息の長い景気拡大が今後も続くとの見方で一致したようで、円高や米経済減速のリスクはあるものの、2007年度の実質成長率は2%を維持できるとの予想が大勢を占めているようです。

その主だった内容として景気が10月で拡大期間がいざなぎ景気と並んだのですが、その現状分析として、

景気はGDP(国内総生産)ギャップが解消し、回復から拡大局面に入りつつあり、雇用情勢は良くなり、設備投資も底堅さが続くとの見方となっています。しかし物価上昇率は1―2%という望ましい水準より低く、日本経済が正常な姿になったとはいえず、まだ緩和気味の金融政策が必要となります。

更に、いざなぎ景気に並ぶ長さといっても、今回の景気は企業主導の回復が長く続いた点で特殊となっています。今の景気は終盤ではなく、消費主導に切り替わる端境期をへて、後半戦をこれから迎えるところだとの分析です。

今回の景気は底が深かったので回復をなかなか実感できず、大企業製造業中心の回復で、所得や消費が伸びていないためで、更に価格が継続的に下落するデフレ状況から脱し、むしろ不動産などのバブルを警戒しないといけないと分析しています。

企業の利益率が高まる一方で、ここ3、4年に起きたのは賃金デフレで、グローバル経済の下での世界的な傾向といえます。景気回復は通常、離陸する飛行機の前輪のように企業部門が先行して上がるが、今回は所得、消費の離陸が遅れています。日本の潜在成長率は2―2.5%と考えればよく、その前後で成長を維持していくことが政策課題となりそうです。

問題はこれからの日本の景気の持続力を発揮していくかどうかと言うことになりますが、その点では米景気の成長ペースの鈍化を反映し、来年の春ごろまで一時的に軽い踊り場を迎える可能性があるとの見方があるようです。また、景気は失速せず、早ければ来年半ばに企業主導の回復が個人主導に変わるとの見通しもあるようです。賃金は上がりにくいのですが、デフレの終息で退職したシニア層の消費がまず立ち上がると見ています。タンス預金も動く可能性がありそうだと言うことです。更に成長率は高すぎず、景気拡大と言う意味では後半戦があるとの考えがあるようです。

但し、一方でリスク要因として挙げられるのが円高で、現在の景気を支えているのは円安で、この円高のリスクを克服できれば、あと何年かは2%弱の成長を続ける実力はあるとの見方が出来そうです。消費が回復の主役になるには雇用促進がカギを握るのですが、企業の人手不足が強まっており、賃金アップや正社員を増やす動きは始まっており、消費は拡大の方向に動くと予想されています。

総じて言えば、いざなぎ景気を超えた現在の景気拡大は直ぐには減速せずに来年に向けて持続性が保たれるとの見方が一般的となっています。為替相場や原油価格などの外部環境による影響も重要なポイントになりますから、楽観的な見方が出来るというものではありませんが、少なくも来年度初旬程度までの拡大は続くのではないかと見て良さそうです。


〜 米国株の今後 〜

原油価格の下落など商品市況が下げ幅を広げ、その影響から資金は商品市場から株式市場や債券市場にシフトする動きとなっています。その影響を素直に反映してNYダウは昨日終値で12000ドル台に乗せています。景気の減速を示す経済指標も出たのですが、企業業績の好調などを買い材料とした相場は底固い動きです。資金の流れがヘッジファンドなど投機的なものを中心にして株式市場に動いているのは鮮明であり、これが一時的なものであるかがポイントになります。原油価格は今年7月に原油先物の指標である米国産標準原油種であるWTIは史上最高値を更新し、1バレル78ドルをつけましたが、それから比べて現在は20ドルも安い57ドル台ま下げています。

この動きに危機感を持ったヘッジファンドが現在の株高を演出しているのですが、これまでのシナリオである原油価格の上昇から、インフレが強まり、金利が上昇、株、債券が下がるというものでしたから、これが現状は全く逆に動いて居る訳です。原油価格の下落で米国経済は緩やかに減速する、所謂心地よい景気の減速、ソフトランディング期待が強くなり、インフレ懸念が沈静化し、利上げ観測も後退するといったように株式相場を取り巻く環境は絶好調の様相となっています。問題はこの逆のシナリオが再度ヘッジファンドが目論んだシナリオに回帰するかどうかと言うことになります。石油輸出機構(OPEC)が19日に緊急総会を開催し、減産で合意した影響で昨日の原油価格は幾分上昇はしていますが、特に下落に歯止めが掛かる材料としては市場に受け止められていないようです。尤も現在の株高・原油安の逆シナリオが再度シナリオ通りの原油高・株安と言う流れにならないとは限りませんが、現状の分析で考えればその可能性は低いと言えそうです。

〜 引け後のニュースから 〜

4183 三井化学
9月中間期の単独業績で、経常利益を従来の70億円予想から前年同期比22%減の150億円へと引き上げました。コスト削減のほか、受け取り配当金の増加などが寄与したものです。連結業績と通期見通しについては11月10日に予定される中間決算発表時に公表するとしています。こちらについても上ブレ期待が高く、株価に対する好材料として注目です。株価は25日移動平均線をサポートに850円前後での推移が続いています。週足ベースでは13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現しており、好材料を受けて上値を追う展開が期待できます。


今日の推奨監視銘柄 (スイングトレード編)

ここでは、主にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を判断基準として銘柄を絞り込み、ザラバで仕込んでザラバで回転する超短期売買とは違って日中の株価が見られないスイングトレードで相場を手掛けている方向けにお薦めするコーナーです。基本的に仕込みから決済まで2〜3日を基本とし、最長でも1週間以内の投資を心掛け、仮に上がらなくても1週間以上は持たないことが原則となります。また、チャートを見て過熱感があるものが多いので、飛び乗りは禁物です。しっかり押し目狙いで取り組みましょう!また、日経平均が連続して上昇するような地合いが良好な時や、反対に地合いが悪い時など投資する環境は常に同じではありません。その時の相場の地合いの強さや弱さを判断した上で柔軟な姿勢で売り買いしていただくことをお願いします。

3405 クラレ
9月中間予想について液晶パネル部材の偏光フィルム材料が今春の値上げと数量増効果で収益を牽引する格好となり営業利益を増額修正、通期見通しに関しても若干期初見通しを増額修正する公算です(決算発表は11月2日)。決して割安感は感じられないとはいえ、長期的な収益拡大トレンドは必至であり、当面は株価1500円方向を予想します。

6305 日立建機
26日に決算発表を予定していますが、特に大きな問題はないと予想しています。今週に入ってから中国国家統計局が7〜9月期のGDPを発表し、建設投資の伸びが鈍ったことが報じられたことでコマツが売られる場面がありましたが、しかし、中長期的な見通しに大きな狂いはないと考えられます。来週の決算発表をジリ高が続くと予想します。

7203 トヨタ自動車
11月7日が決算発表のトヨタですが、ここで再び主力銘柄が浮上機運となり、NYダウがさらなる高値更新を演じるとすれば自然体で7000円乗せが実現すると考えられます。決算内容が期待以上であれば7000円以上も狙えそうですし、期待以下であれば7000円が一時的に天井となる可能性もありますが(期待以上の決算が発表されると可能性が高いと予想)、少なくとも7000円までは上値余地があると考えて良さそうです。

8570 イオンクレ
イオンがダイエー、マルエツと経営統合の方向に歩み始めていますが、イオンクレジットの現在値はまだまだ織り込んだものとは思えません。すでに5日の時点で急伸する場面がありましたが、イオンクレジットにとっては相当な商圏の拡大になることで同社の成長に弾みがつく可能性は極めて高いと考えられます。レシオ的にも割安感があり、高く買わなければ確率の高いトレーディングが狙えそうです。

9436 沖縄セルラー電話 
好調な親会社のKDDIと比べた出遅れ感を好感する動き。株価は7月の33.2万円高値を付けた後、200日線である30万円割れ水準で下値固目から直近で反発の動きだが、バリエーション的な割安感もあり戻り基調の動きが期待される。野村証券では投資判断を「2」としている。今年の10月から開始されるナンバーポータビリティ制度以降も同社の独自の強みが発揮でき、中期的な競争力が継続できると予想しており、今期以降3期の業績予想を上方修正している。

4293 セプテーニ
株価は年初の高値26.6万円から下押しの動きが続き、10万円台で値固めの動きに。特にバリエーション的な割安感はないものの、四半期決算の内容が評価材料となっており、徐々に下値を切り上げる動きに。野村証券では投資判断を新規に「2」としている。又、先日発表された10月1日付の持ち株会社体制移行に合わせて、2006年9月期末に200円の記念配当を実施するとの報道も材料視される。

5851 リョービ  
立花証券では投資判断を「強気」としダイカスト事業と印刷機器事業が好調で今3月期の業績は、再増額修正される公算が大きいと評価している。信用取り組み倍率0.42倍も妙味あり。ゴールドマンサックス証券では、自動車の軽量化の流れにのって、アルミダイカスト需要は年率5%前後の成長が続いており、ダイカスト専用最大手メーカーとして同社もその恩恵を確実に享受できていると高い評価をしている。大和総研では上方修正余地の大きい銘柄として同銘柄をリストアップしている。

3104 富士紡HD 
主力の不織布事業の好調、化学工業品事業の営業黒字転換などが業績に寄与し、経常利益が前年同期比88%増の7.9億円で着地。この段階で通期予想に対する経常進捗率は27%だが、通常は寄与度の低目の第1四半期の実績としては申し分ない水準。中間期に向けて、据え置かれたままの期初計画引き上げが期待されている。株価は10月12日安値228円から急速に切り返す展開に。戻りのピッチが早いことから、短期的には利益確定売りの出やすい水準ではあるが、出来高を伴って下降トレンドを抜けたことで押し目買いの局面にあるといえる。いったん動き出すと大きな値幅を伴う習性があり、市場全体に低位株の底上げムードが高まっている。さらに、連結PERは17倍台とバリュエーション的にも割安で、ここにきてMACDが陽転するなどチャート面でも心強い材料が示現した。9月8日の戻り高値296円を早期に奪回できれば、5月の年初来高値334円更新も時間の問題となろう。

3003 昭栄
前日19日発表の第3四半期決算は経常62%増益で着地。かつては村上ファンドによる敵対的TOBの標的とされた同社だが、これを契機に保有資産を有効活用する企業体質に変貌。すでに計画達成済みの中期経営計画では次期計画に不動産案件への積極投資を盛り込む意向を表明している。投資額は今来期合計で500億円以上を計画しており、収益性拡大につなげて行く方針。株価は戻り高値3860円を奪回し、年初来高値を更新。UBS証券では、「不動産事業が投資案件の積み増しや、賃料上昇などで回復傾向を辿る」と指摘。さらに有価証券事業で収益改善していることなどを考慮し、08年度のEPS予想を214円と予想。投資判断「Buy2」を継続中で目標株価を4500円としている。足元のPERは18倍台であり、過去の推移のなかでは割安感が強い水準だ。青空相場であるうえ、50万株を上限とする自社株買いも来年3月末まで継続しており、需給は極めて良好といえる。 


明日の上場銘柄


明日の新規上場銘柄はありません。



記載記事については、その内容において、正確性、信頼性、利益を保証するものではなく、原因のいかんを問わず一切責任を負いません。投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。市場内外部要因により株価は予想に反して下落する場合があります。当社及び情報提供者は、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにして下さい。

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